十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+4.4%(2017/2/24時点)


【決算精査】 3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


前期実績は既に修正開示が出ていたので、
そのガイダンス通りの着地となっています。
特にサプライズもありません。(当たり前)

一応簡単に振り返っておくと、
売上は未達ながら利益は上振れで着地ということで、
特に4Qの巻き返しが強烈なものとなりました。

元々会社予想達成のためにはそのような計画でしたので、
今4Qもヒヤヒヤものでしたが、
終わってみれば順調な結果となりました。

売上と利益の兼ね合いについては、
元々居抜き物件の比率が高まることで、
利益率には限度があるという見立てだったようですが、
その居抜き物件の引き渡し時期の兼ね合いと、
利益率が確保しやすい底地が想定超に推移したことで、
売上未達ながらも、利益は上振れということになりました。

また、利益面でハードルがあがった状態での今期予想ですが、
またまた激しい下期偏重になっていますが、
きちんと増収増益を予定したものとなっています。
特に増収率は高く引き続き居抜き物件の比率が高まるとの予測の下、
増益率はマイルドではありますが、それでもハードルがあがった中で、
増益を確保している点は評価出来ます。

同社の業績を見る上での先行き指標である仕入状況は、
引き続き苦戦をしている印象ですが、
一方で年明けから仕入環境も改善がみられているようで、
実績として大型案件もいくつか仕入が進んでいるそうです。
(IRに電話で確認しただけですが)
また、同社の仕入から販売までのリードタイムは概ね半年なので、
今上期の仕入が肝になりますし、
それを踏まえた下期増収傾向の見通しは、
私は明るいものだと判断しています。
但し、なぜ年明けから仕入環境が好転しているのか、
その根拠には曖昧さもあり、単に偶発的なものと見ることも出来、
その点を今後注意深く見守ると共に、
短期的な優劣と構造的(社会情勢面での)な方向性とを
混同しないように長期でゆっくりみていきたいとも思っています。


前期の利益計画の超過とそれを受けての今期増収増益基調の維持、
そして増配による還元姿勢も見られる点、
そもそも想定通りにEPS成長も遂げている点は評価出来ます。
四半期毎の業績のブレなど相変わらずヒヤヒヤさせられますが、
全般想定通りに成長が継続しているものと認めます。

以上から、総合評価は「3」(想定通り)となります。




2.定量数値の確認

前期実績について一応確認しておきます。


(1)売上の推移

◆4Q累計
3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q累計)売上推移




◆4Q単計
3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q単計)売上推移



売上は計画未達でした。
居抜き物件の販売(引き渡し)が期ズレしたことが主因のようです。
まぁここはしょうがないですね。




(2)利益の推移

◆4Q累計(営業利益)
3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q累計)営業利益推移




◆4Q単計(営業利益)
3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q単計)営業利益推移



営業利益は底地の比率が増えたこともあり、
堅調に推移しています。
利益率も特に4Q単では18%と高水準となりました。
純利益についても同様のトレンドです。



◆4Q累計(純利益)
3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q累計)純利益推移




◆4Q単計(純利益)
3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q単計)純利益推移




(3)今期予想について

18%の増収
3.4%経常利益増益
8.9%の純利益増益
となりました。

内訳として上期の減収減益ぶりが半端ないですね(笑)。
前々期(15年12月期)の業績予想が出た時を彷彿とさせます。
確かあの時も驚いて一気に売られたものの、
最後は通期で増収増益できちんと着地を合わせて
株価も一時的に動意づいた記憶があります。

■今期(17年12月期予想)
3277_サンセイランディック(17年12月期予想)


■前々期(15年12月期予想)
3277_サンセイランディック(15年12月期予想)




もちろん今回も前々期と同様にこの下期V字回復を実現してくれる保証は、
どこにもありませんから、
やはり四半期でここまで不安定になることを許容できないとも
みられますね。今後の推移が楽しみです。



(4)セグメントの状況


不動産事業のセグメント利益率は25%と高いのもさることながら、
建築事業の利益率も一部長期化しているとはいえ、
前期比でも向上しています。

3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q単計)セグメント収益推移


仕入と販売の状況も貼付しておきます。

3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q単計)仕入状況推移

仕入はまだ十分とはいえませんので、
引き続き頑張った方がよいですが、
底地の仕入も回復しているようにもみえます。
件数が減っている割に仕入金額が向上しているので、
この辺りからも徐々に大きな案件が獲得し始めているという
IRのコメントともなんとなく整合している気もします。
まだ確固たるトレンドは出ていませんがね。


3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q単計)販売状況推移


販売も底地の金額が伸長しています。
一方で居抜きは一部引き渡しが伸びた影響もあり、
確かに伸長度合いは控え目ですね。


3.IR照会

直近の前期業績予想修正の際にも
IR電話していますが、
そのことも踏まえて、改めて今回IR照会しています。
最近IRに電話する事が多いですが、
毎回、忙しい中、真摯に丁寧に対応して下さり、
本当にありがたい限りです。

なお、記載内容は私の主観に基づいたものですので、
会社の見解から曲解されている可能性もありますので、
参考程度にお読みください。



まるのん
下期偏重傾向となっているが、
特殊な事情によるものではなく、
前期仕入の状況と足元の仕入状況を加味して、
このような結果になっていると認識すればよいか。
イメージ的には、前々期の状況に酷似しているが、
同様の状況と理解してよいか。

IR
その通りの認識で構わない。
前期の仕入は決して苦戦したわけではないが、
一時的の高水準の状況と比較すると
様子見モードになっていたところもある。
前期から引き渡しが伸びた比較的利益率の低い
居抜き物件などの収支計上の予定もあるが、
前半は販売は落ち込むことになる。
一方で仕入環境は改善しており、
大型案件の仕入も進み、下期に向けて玉込めをしている。

まるのん
利益率で見ると、通期の営業利益率が減少することになるが、
これは単純にポートフォリオの構成見合いによるものか。

IR
その通りである。特に特殊な収益悪化傾向があるものではなく、
仕入販売の案件として居抜き物件の比率が高くなるという前提で、
業績予想を作成している。

まるのん
今期予想は開示されている中計の2017年数値目標に達していないが、
これはどのように理解すればよいか。
中計の数値目標は諦めたということか。それとも目標としては掲げるものの、
「業績予想」としては現実的なところで置いたとうことか。

IR
中計の数値目標は当然諦めたわけではないが、
現時点でまずは出来る数値という意味で置いたものと理解頂きたい。
中計の推移については、社内でもストックオプションの行使条件を満たせるよう、
従業員一同鋭意努力を行っていく所存である。
経常利益46億を満たせるようにと考えている。
(前期、今期、来期の経常利益で42億で75%行使、46億で100行使)
※前期13.3億、今期予想13.7億なので、来期は15億~19億!?

まるのん
相変わらず、下期偏重のヒヤヒヤな内容だが、引き続き応援している。

IR
いつもありがとう。今月下旬に東証IRフェスタに出展するので、
ぜひお越し下さい。引き続き、よろしく~


特に新たな発見があったわけではないのですが、
ストックオプションの行使条件を強く意識している点は、
印象的でした。この行使条件を満たすために、
モチベーション高く従業員の方が活躍されるのは、
株主である我々にも恩恵のあることなので、
ぜひチャレンジしてもらいたいと思います。
42億水準でも来期は15億必要なので10%近い増益が求められ、
ハードルは高そうですがね。




4.株価推移

株価の動向ですが、
直近で現金比率の問題もあり売却していますが、
この推移表を見る限りはだいぶ下手くそな取引です。
まぁルールに照らして取った対処なので後悔はありませんがね。

3277_サンセイランディック(16年12月期_4Q)株価推移




5.さいごに

私は同社の目標株価算出において、
18年12月期予想EPSを121円で、
評価PERを12倍として1,450円としています。

今期予想EPSである114円を達成したとすると、
来期伸長率は6%程度となり、
元々の想定CAGR7%とほぼ同一です。
今期予想EPSの伸長は8%程度ですから、
まさに慣らすと7%程度になりますね。
というわけで、本当に見込み通りに成長を続けてくれています。

またまだまだ配当余力が低いながらも、
自己資本比率も少しずつ良化してくる中で、
気持ち配当性向も上げてきたようにもみえます(たまたまですね)。
今は配当より成長、また安定のために内部留保をして、
効率的に事業へ投資してもらいたいと思いますが、
四半期ブレをうまく乗り切りながら
のんびりと保有を続けていきたいなと思っています。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~



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【決算精査】 3076_あいホールディングス(17年6月期_2Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


上期計画が未達となり、
足元の株価の停滞感を反映したような決算です。

カード機器販売の販売落ち込みや情報機器の為替影響などが主な要因のようですが、
前者は元々四季報などでも言及があり、
今後の回復が待たれます。

為替の影響は止む無しですので、全部が悪いというわけではないですが、
一部のセグメントで販売低迷や販管費の上昇が見られるようですから、
このあたりの対処は今後注目だと思っています。

特に足元の状況のサマリはあまり変化がないので、
論点もありませんが、同時にストレージ会社との業務提携が開示されています。

足元でやや鈍さが見られるものの、
大きく構造的な問題が主因というわけでもないため、
想定通りの内容ということになります。



2.定量数値の確認


(1)売上の推移

◆2Q累計
3076_あいHD(17年6月期_2Q累計)売上推移


◆2Q単計
3076_あいHD(17年6月期_2Q単計)売上推移


2Q単では減収ということで、
足元ではやや弱さが見られる内容です。
1Qからその傾向があったのですが、
そもそも足元の状況で投資をしているわけではないので、
とりあえず静観です。



(2)利益の推移

◆2Q累計(営業利益)
3076_あいHD(17年6月期_2Q累計)営業利益推移



◆2Q単計(営業利益)
3076_あいHD(17年6月期_2Q単計)営業利益推移


利益面では、利益率が向上しており、
売上で弱さが見られるものの、増益を確保しています。
ただ、そうはいっても増益幅は小幅でもう少し力強さが欲しいですね。
もちろん、今というより、今後のMA含めた政策に期待しているため、
今の足元は参考情報程度に捉えています。

純利益も同トレンドです。


◆2Q累計(純利益)
3076_あいHD(17年6月期_2Q累計)純利益推移


◆2Q単計(純利益)
3076_あいHD(17年6月期_2Q単計)純利益推移




(3)利益の状況と今後の見通し

足元の状況云々は割愛します。


(4)セグメントの状況

銘柄分析シートにセグメント情報を貼付しています。
サマリに記載の通りですので、詳細は割愛します。


3.IR照会

今回は実施していません。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

3076_あいHD(17年6月期_2Q)株価推移



5.さいごに

同時リリースのストレージ関連の会社(米国)との業務提携を開示しています。
こちらの方がよっぽども詳細を調査する意義がありますが、
まず、米国会社ということもあり、情報量が少ないです。

まず会社名を調べてみると、
日本オフィスが同社のIoT推進室となっています。
というか最近株主になったせいか、そんな気の利いた推進室があったのか、
とちょっと驚きました。
同社のことをIoT関連と捉えている雰囲気は感じていなかったので、
ちょっと意外でした。(良い意味で)

提携先の会社の説明ですが、以下の通りだそうです。

ProphetStor 社の製品は、使用できるシステムが特定ベンダーに限定されないため、複数ベンダ
ーのシステム間の統合や汎用サーバーの利用が可能であり、また、人工知能(AI)を利用した処理
の効率化、自動化、情報の分析、システム故障の予知の機能を有しております。



マルチベンダーであるだけでなく、
既存のベンダー間の統合化や汎用サーバーにも対応が出来る点は、
活用シーンが大きいと思われます。
加えて、マイニングなどの分析エンジンも備えているようで、
この部分はどの程度使えるエンジンかということはまだわかりませんが、
時流を踏まえた方向性であることは良いことだと思います。

最近ではよくクラウド化が流行りですが、
クラウド化の前提としては、
大量のストレージを備えたサーバーが必要なわけで、
かつそこでの処理能力や分析等の付加価値が、
クラウド提供事業者からは求められる点も必然であり、
これらの要求に対して、米国内で基盤分野の特許を持った会社であることから、
一定の技術力もあるものだと推察できます。
もっとも、特許を持っているから優位性があると結論付けるには浅はかなのですがね。


いずれにせよ、このリリース文からですと、
市場環境としては記載のある通り
成長分野であることは変わりなく、
有望だなという第一印象です。
ただ、競合状況における優位性やポジショニングがまだ、
わからないこともあり、現時点では評価が難しい感触です。

今後、少し勉強しないといけませんね、、、

いずれにせよ、佐々木社長の嗅覚が反応していると思われるので、
今後を楽しみにしていきたいと思います。


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