投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +41.5% となりました。
前週比は +0.4% で推移しました。


20171229_パフォーマンス推移表




2.全体所感

いやー1年が終わりました。
色々振り返って整理しておきたいことも、
記事にだらだらと書きたいこともあるのですが、
とりあえず、この記事は週間パフォーマンス記事なので、
サクッと定点観測として残しておきたいと思います。
この後、月間定点の記事の後、
年間の振り返りも記事にしておきたいと思います。
全体所感としては、
2017年は結局最後まで波乱がなく終わったわけですが、
最終週も堅調な動きとなりました。
特にマザーズの値がさ株の動きもよかったようで、
個人投資家がいかに勢いがあるかを
象徴するような動きだったと感じます。
一方で最後までいい所がなかったと思われがちな、
日経平均ではありますが、週間でこそ微減ですが、
結局12月も月間では微増であり、
年初来も20%近い推移となっており、
やはり全体相場がとても恵まれていたということを
改めて実感するものでした。
ただ、これは年間の総括でも整理をしておきたいところですが、
今年は私にとってはとても難しく悩ましい1年となりました。
ということで、これについてはまたあとで。




3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20171229_ポートフォリオ内訳



本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。
今週は受渡しベースでは、2017年と2018年を跨ぐ週ということもあり、
少しだけポートフォリオに手を加えました。
というか時限的に迫られた感も大きかったわけですが・・・。
まず、2017年のNISA枠の残りを最後まで維持してしまったこともあり、
最後はNISA枠を捨てることも本気で考えましたが、
長い視点で見た時にはやはり損になるだろうということで、
比率を上げておきたいステップとルネサンスを購入し、
準主力手前まで比率を上げました。
一方で、割高感の強かったシュッピンを売却しました。
会社の更なる成長への期待や優待という誘惑もあって悩ましかった所に、
分割というありがたい儀式もあったことも大きなきっかけでした。
単元まで落とすことで、割高感が相対的に強かったシュッピンの保有比率を下げ、
前述のNISA枠の消化と相殺して現金比率を維持出来る目論見もあり、
想定通りの資金シフトが出来ました。
また主力銘柄のうち、日本管理センターを一部売却しています。
ファンダメンタルズに特段の変化を認めたわけではありませんが、
保有比率が15%を超えてきていたことが主因です。
当銘柄の現時点のイメージは保有比率が10-15%程度ということもあり、
比率調整の一環での売買です。
目先は不動産市況というか金融面での逆風が、
同社にも影響を及ぼすことは必至で、
様々な手立てを打って対策はされるでしょうし、
長期的に見た時にはなんら心配はしていないのですが、
今の状況を総合的に鑑みると、保有比率15%以上を安易に
静観するというものでもなくこのような対処を行いました。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。


保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20171229_保有銘柄一覧(週間騰落)


アイドマMCがやや大きく上昇したでしょうか。
地味な銘柄ですし、業績面の数値も渋いのですが、なんかあったのでしょうか。
よくわかりません(笑)。
ソーシャルワイヤーもまぁ上昇していますが、
こちらはボラティリティも大きいため、気まぐれということでしょう。
丸和運輸機関は10倍株になったぞ!と調子に乗ったので、
当然の調整ですね(笑)。
今でも割高圏だなと戦々恐々としていますが、
これはもうどうしょうもないですね。
ホクリヨウも上昇が大きいでしょうか。
北海道で切迫した大地震の可能性なんて言われているのですが、
株価は高値圏で推移しているのですが、大丈夫なんでしょうかね・・・。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。


20171229_保有銘柄一覧(指標)


ポートフォリオの整理から、
ポートフォリオPERはやや低下しましたが
依然として16倍です。もう少しなんとかしないとならないかなと感じてはいます。



4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、
コメントを残しています。
■ソーシャルワイヤー
社長の年末挨拶がUPされています。 → こちら
様々な面でうまくいったこと、今後の課題が述べられています。
トップラインの劇的な向上にはまだまだという感覚がおありにあるようで、
今後が楽しみですね。
今年は確変が起きたと評されておりますが、
株価はまだ確変が起きているものではないのですが、
株価がこれ以上確変が起きると、
私の投資スタンスからは益々買い増し(というか買い戻し)機会を逸してしまうのが、
悩ましいところではありますが、これも嬉しい悩みなのでしょう。
役職員への言葉の節々に
やはりベンチャースプリットのようなものを感じて、
安定というより、自己成長や自己実現を自らの手で見出す、
というような強い個への意識付けが強調されており、
きっと社内で働くと厳しい事も多そうですが、
その分、成長もできそうな会社なのだろうなと感じます。
私のように生ぬるい会社でのほほんとやっているのとは、
わけが違うのですが、いずれにせよ、今後の更なる発展を応援したいと思います。


5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。
20171229_資産残高推移表


年間の振り返りでも触れますが、
年末時点のブログで公開している運用資産としては、
1,378万円となりました。
2014年に開示している運用来では、775万円の増加となり、
ようやく本業の年収に近いところまでを、
この4年間をかけて殖やしてこられたこととなります。
元々運用当初の長期資産シミュレーション上での
計画では1,008万円としていたため、
やはり急ピッチな増加ですね。
うーん、やはり悩ましいです。



6.雑記

年末のご挨拶は、1年の振り返りの記事をもって
改めてさせて頂きますが、
まずは1年間、当ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
中にはコメントやツイッターで応援して下さる方もおり、
そうでなくただ読んで頂けているだけのROM専の方もおられると思いますが、
全ての方に御礼を申し上げます。
私は当ブログはあくまで自分の思考の整理のきっかけや、
吐露することによる感情の制御という意味で、
自己中心的な運営をしておりますので、
そんな中でも長文で読みにくいブログに目を通してください、
また応援して頂けること、
またその中で、様々なヒントや思考の切り口を与えて下さる方に恵まれ、
本当にありがたいと感じています。
2017年もあと2日となりましたが、
お体を大事によい年が迎えらるとよいですね。
私はこれからまだ書いてない年賀状を書き、
ふるさと納税をいよいよ決めて決済し、
その後に、振り返りの記事をUPしたいと思います。
なんとか年内に全て片付くといいのですが・・・。




コメント
この記事へのコメント
これからバタバタしますので、一足先に年末のご挨拶を。

年間パフォーマンスの数字の素晴らしさもさることながら、まるのんさんのブレない投資哲学に裏打ちされたものであると思います。おめでとうございます、というのも変ですね(笑)

私の年間パフォーマンスはミジンコ投資家の身には過分なほどでした(数字にするとすぐ調子に乗ったり、変に焦ったりするので、数値化はしていませんけれど)。

ただ、内容は反省すべき売買が多く、ひとえに相場に助けてもらった1年だったなという印象です。来年は売買ルールをもっと厳格に適用し、少しでも納得感のある売買の割合を増やせるよう精進したいと思います。

まるのんさんのブレない投資哲学に、すぐにブレちゃう私は大変助けていただきました。これだけの文章を書かれる方のブログに、ミジンコの僕がコメントすることはだいぶ躊躇しましたが、丁寧に対応いただき、大変光栄でした。本当にありがとうございました。

今年1年お疲れ様でした。よいお年をお迎えください。



2017/12/30(土) 09:44 | URL | コー #-[ 編集]
初めまして。いつもブログを読んで勉強させて頂いています。今年も素晴らしいパフォーマンスで羨ましい限りです。もしお時間あればですが、以下の二点に関してご意見伺うことができますでしょうか。

1. まるのんさんは、株価の割高・割安の判断としてPERを重視されている印象ですが、財務レバレッジの影響を調整するためにEV/EBIT(あるいはEV/EBITDA)あたりはご覧になりますか。

2. PEGレシオはEPSの成長率が分母に来る分、低成長企業の評価にネガティブ・バイアスがかかる指標だと個人的には思っていますが、PEGレシオの解釈や適用範囲に関して気をつけていることは何かありますか。【追記】PERを解釈する上で成長率も加味したい趣旨自体はわかっていますが、PEGレシオに従うと、例えば成長率ゼロの会社はどんなにPERが低くても無限に割高となって買えなくなってしまいます。

年末年始お忙しいと思いますので、面倒な質問でしたら無視してくださって結構です。これからもブログの更新を楽しみにしております。
2017/12/30(土) 16:13 | URL | 葛西雅人 #SFo5/nok[ 編集]
>コーさん
こんにちは、コーさん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

年間パフォーマンスの結果は周囲の敏腕投資家と比すると
平凡な結果ですが、私のスタンスからすれば、
十分すぎる推移となりました。
ただ、振り返りをしているところなのですが、
決してやったぜ!ウェイウェイという感じではなく、
むしろこの結果も逆に色々考えさせられる一年となりました。

そのように色々悩んでしまうことからも、
哲学といえるまでに昇華できているわけではなく、
まだまだ自分の投資へのスタンスは軟弱なものだなと、
実感したところでもあります。

ただ、軟弱ではありながらも、
そこから大きく乖離するような言動がなかったことは、
及第点を与えられるものかなと評しています。


私のブログは、完全なる素人でビビりな私の
雑感をただだらだらと連ねているだけなので、
何も身構えることなく、気軽にコメントを頂ければ幸いです。

今年も1年お世話になりました。
また、来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
2017/12/30(土) 22:30 | URL | まるのん #-[ 編集]
>葛西雅人さん
こんにちは、葛西雅人さん。
コメントを頂きましてありがとうございます。
またツイッターの方でも丁寧にコメントを頂けた旨、
丁寧にメッセージを頂きまして重ねて御礼申し上げます。


ご質問の件ですが、
あまり満足いく回答にならないかもしれませんが、
以下に私なりの感覚を踏まえて回答させて頂きます。


割高・割安の判断についてですが、
確かに私はPERをメインにしています。
ご指摘のEV/EBITDAあたりは特に設備投資により、
償却費の影響が大きくEPSベースでは誤認するケースでは、
気にかけたりはしています。
ただ、私の投資先は設備投資による償却費によって、
年によってEPSを毎期補正かけてみないとならない事情が
あまりないことから、結果的にあまりこの指標を取り出して
評価をすることがないといったのが実態です。
(過去に遡るとシードの時はこの指標を気に掛けていました)
※なのにその後の業績回復、
株価急拡大の恩恵を受けられていませんが(汗)

ちなみにEVについては、負債を差し引いた企業価値の観点で、
事業で今後獲得するだろう事業価値をDCF法で加算し、
時価総額との対比をするというような基本的なことも、
特に資産株の場合ではやっていたこともあり、
おおっずいぶん安いんだな、
なんてウキウキすることもありました。
ただ、私の投資スタンスが成長株へシフトする中で、
この視点で資産性をごりごり計算して、
ということはあまりやらなくなりましたね。
ただ今でも新規の銘柄を見るときに、
BSを見てEVがどの程度かなということは
なんとなく横目ではみているといった感じです。
すみません、この点はあまり真面目に定量評価をしていないのが、
実態となっています。

また話は戻りますが、
そもそもPERをメインに使っているのはなぜかということですが、
単純にとっつきやすいからです(笑)。
ROEやらPBRやらあるいはROICなどまぁ様々な指標がありますし、
それぞれの指標はそれぞれに意味があるわけですが、
逆に総じて言えることは各指標がいくつだと割安で、
いくつだと割高かなんてデジタルな評価は下せないものでもあります。

ROEが20%を超えていても実は財務レバレッジが高く
ROAがすごく低いだけとか、
PERがすごく低いけど、今期だけ特益が乗っていて
EPSが押し上げられていただけとかですね。

投資を始めた頃は、出来るだけデジタルに判断を下そうと、
血眼になってスクリーニングをしていましたが、
今は徐々にその定量面だけで、判断せぬようにと
心がけています。

ただ、何も拠り所というか分析の切り口がないのも不便なので、
一番取っつきやすいPERを見て、
まず大局的な雰囲気を感じるようにという感覚で使っています。

従って単にPER30倍を超えたから割高だとか、
PER10倍割れだから割安だというような判断はしておらず、
その状態を見たうえで中身をみて判断をしています。

私が課題かなと思っているところは、
この中身を見て判断するものがその時の主観に委ねられ、
流動的な評価になりがちな点であります。
ただこれがデジタル化出来てしまえばAIでいいわけですから、
ここは試行錯誤をしながら感覚を
育てていく領域なのかなと思っています。


そして2つ目の質問についてですが、
ご指摘の通り、PEGレシオを成長性の異なる全ての銘柄に
同じように出してみても、そのデータだけみても
あまり意義ある判断根拠にならないというのは、
その通りだと思います。
そもそも予想成長率も、10%とするのか15%とするのか、
恣意的なものですし、PERも前述のとおり、
EPSの特異的な変化に敏感であるために
それを除算しているPEGレシオは益々有意な何かを示せていない、
そんな風に思っています。
では、なんでそんな指標を使っているのかということですが、
こちらも先ほどと同じで取っつきやすいからです。

曖昧ではあるものの何かしらの前提で算出されたPERに、
見込める曖昧さのある成長率を除算して出てきたものが、
どの程度のレシオになっているのか、横目でみて、
なんとなく導入の雰囲気を感じるためです。

算出結果が1.2と1.5で圧倒的に1.2の方が妙味があるとはなりませんし、
0.3とか出てくると、PERや成長率に特異的な点があるのだろう、
なんてイメージが持てたうえで、銘柄分析の中身に移行できます。

結局、PEGレシオはその程度の認識でしかないということです。
ですが、それをもとに割安性の評価の一部に使っているわけなので、
そこから導き出される割安性評価も、
低いからNGとか高いからOKとデジタルな評価はしていません。


お二つの質問に共通することですが、
私の中で、指標というものはあくまで導入の際の
最初の印象を与えてくれる程度のものであり、
分析に着手するための事前情報くらいの認識となっています。

指標である程度の有意な判断ができるのだとしたら、
それはAIやファンドに任せておけばよく、
私は自らの視点を養い、企業の成長を期待して納得感を持つことも
とても重視していることもあり、より指標に依らない運用を
目指していきたいと考えています。

そのような観点で、来年の投資方針には、
より曖昧さを備えた「組織力」の観点を重視項目として
明確に組み入れるつもりでおります。
このあたりは改めて年初に投資方針として
開示させていただきますので、
また率直な感想でもお寄せ頂ければ、
私も思考を深めるよい機会になりますので、
大変うれしく思います。


葛西雅人さんのようにファイナンスの専門家でいらっしゃり、
かつ運用経験を重ねている方に、
このようにご質問頂き、私も胸を借りるつもりで、
回答をさせていただきましたが、
意図にお答え出来た回答となっていますでしょうか。


私はまだまだ素人の域を脱せずにおりますが、
今後もマイペースに、
自分の納得感を得ながらやっていきたいと思いますので、
また叱咤激励も含めてコメントいただけますと幸いです。

来年も良き一年となりますよう、お祈りしております。

2017/12/30(土) 23:20 | URL | まるのん #-[ 編集]
まるのんさん、

まず私の不躾な質問に大変ご丁寧な回答を頂き、大変恐縮です。

私自身も個別株投資を行う中で、PERやPBRなどの指標はあくまで分析の切り口に過ぎないということは痛感しております。ファンダメンタルズ分析に基づく個別株投資において、何より重要なのは「その会社のビジネスを深く理解すること」であって、分析が個別具体性の強いものになることは必然的な要請だと思っています。そして、こういった個別具体的な分析こそが、株価の情報的な効率性向上を通じて、アルファを継続的に生み出す源泉になりうると理解しています。

一方、兼業投資家として痛感するのは、時間や注意力の制約です。全ての銘柄を深く分析することは現実的に不可能なので、何らかの方法により分析対象を絞っていく必要があります。PERやPBRなどの指標はこういった目的で有用だと思いますが、絞り込みの程度やステップは、個々の投資家が試行錯誤しながら決めていくものだと思っています。私自身その点まだ試行錯誤中でして、これが今回の質問の背景でした。

新年より「組織力」が重要項目に加わるという点、大変興味深く思います。今後ともブログを通じて勉強させて頂くことを楽しみにしております。
2017/12/31(日) 00:14 | URL | 葛西雅人 #SFo5/nok[ 編集]
>葛西雅人さん
こんにちは、葛西雅人さん。
ご丁寧に返信頂きましてありがとうございます。

私も投資1年目のころは、指標命、的なところがあって、
指標を第一にして銘柄を見極めようと頑張っていました。
そこから3年が過ぎて、今年はようやく指標に頼らず、
むしろ指標は入り口としての参考情報として、
銘柄のビジネスモデルの分析や、成長シナリオの確認など、
定性的な部分に重きを置くようになりました。

指標はデジタルに序列が明確になるので、
一見すると合理的な判断ができている気分になるのですが、
実際にはそれでは浅い投資にしかならないのだと思います。
少なくても今のようなボーナスステージでは通用しないですね。


兼業投資家として、また子育て中という立場からしても、
時間的な制約というのは私も痛感しています。
一方で最近は網羅的に銘柄を眺めてそこから絞るだけでなく、
今認識できている銘柄を深堀して真に自信の持てる銘柄を
見極めるだけでもいいのかなとも考えています。

私はスイング投資家でもないため、
常に指標や状況を踏まえてぐいぐいと入れ替えながら
攻める投資というより、
じっくり待って育ってもらう投資でもあるため、
日々スクリーニングしていく必要性も感じてないわけです。


だからといって怠けて時間をかけなくてよいというわけではなく、
四季報を読んだり、日常の生活でもアンテナをはっておく
そこから視野を広げてみるのも楽しいですからね。


組織力は定量的に評価できない項目をあえて入れて、
私が会社を好きになって、
そこに投資しているんだぞ、という意味合いからも、
主観的なものですが、組み入れることとしました。


今後もどうぞよろしくお願いいたします。

2017/12/31(日) 08:57 | URL | まるのん #-[ 編集]
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