投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

【決算精査】 9466_アイドマMC(18年3月期_2Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

1Q同様に四半期決算で特に特筆すべきこともない平凡な決算です。


増収増益決算ではありますが、
利益面はほぼ横ばいということになります。

同社は半期決算の見通しを開示していませんので、
結果をどう受け止めればよいかと悩ましい気もしますが、
そもそも足元の業績の可否へ投資しているわけでもなく、
可もなく不可もなくという感じでしょうか。
一応四季報の予想数値から見るとやや強い印象もありますが、
誤差の範囲でしょうか。

短信の記載もやる気が感じられる淡々としていますので、
論点があまりないのです(汗)。

キャッシュバックアプリの展開についても、
今後メーカー向けに頑張ります的なコメントです。
一応IRにも照会した所、ゆっくりと展開が進んでいる点、
それが計画通りである点を確認しているので、
まぁとりあえず足元の減損リスクもなさそうということで、
今後のメーカーへの展開動向は一応横目でみておくということでしょうか。

盛岡支局の開設もこの1Qで始動していますが、
こちらも目新しい動きはありません。
まぁ薬王堂も引き続き好調ですから、
ドラック分野ということで利益率は押し下げ要因かと思いますが、
トップラインの拡大には貢献するでしょうかね。


全般想定通りの内容で、想定通り「3」の評価となります。


2.定量数値の確認


(1)売上の推移

■2Q累計
9466_アイドマMC(18年3月期_2Q累計)売上推移

2Q累計では、+6.8%の増収ですが、
2Q単計では、+8.4%の増収ということで、
まぁトップラインは順調ではないでしょうか。

収益モデルからみて、いきなり極端な販売施策を打つということもないでしょうし、
そもそも同社リソースで対応出来ることも限られるため、
こんなもんでしょう。



(2)利益の推移

■2Q累計(営業利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_2Q累計)営業利益推移

利益率が2Qでやや下がっていますね。
内訳をみると粗利率が2%弱悪化しているのに対して、
販管費率でカバーしていて、
営業利益率はほぼ横ばいです。

まぁ敢えていえば、粗利率の微減トレンドが続いているため、
この辺りをもう少し注視してどこかでIR照会してもよいかなとは思います。
直ちに必要という感じでもないと思います。



■2Q累計(純利益)
9466_アイドマMC(18年3月期_1Q累計)純利益推移


1Qに続いて、特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。
1Qの時に、BSに有価証券が計上され、
それによるものと思われる受取配当金による営業外利益が計上されています。
純利益の増益幅はやや強めに出ているのはこれに税金効果などもあるようですね。



(3)下期予想について

会社予想から逆算すると、
下期の売上は3,946百万円、営業利益は421百万円となります。

これは前期比でみると、+4.4%増収、+11.1%の営業増益ということになります。
この時の営業利益率は10.7%となります。

印象としては、売上は余裕があるものの、利益は足りませんね。

下期で6-8%程度の増収、つまり7%程度と皮算用すると、
売上は4,045百万円位までいくでしょうか。
その際の営業利益率を10%とみると、営業利益は405百万円です。
この場合の通期着地は売上8,100百万円、営業利益は864百万円となります。
通期の営業利益達成のためには営業利益率が10.4%あればいいことになります。

つまり、売上が今のペースにならって増収トレンドが継続出来れば、
営業利益面でも概ね計画通りの着地ということになりそうかな、
そんな印象の決算です。

サプライズはないでしょう(笑)。
そういう銘柄です。


(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。


3.IR照会

決算開示直前にIR照会しました。
前々から気になっていたのですが、
IRページのカレンダーがずっと前期の予定記載のままだったり、
IR開示姿勢がだいぶおとなしいので、
苦言を呈する意味と、ちょっと会社の雰囲気を改めて認識したく、
電話しました。

対応は丁寧ですが、
びびっと感がなくてどうも時間の流れがゆっくりな印象を受けました。
最近では、IR姿勢も大きく改善している会社も多く、
私はその尖ったよきものを期待したいという気持ちも強く、
少し物足りなく感じました。

この辺りの感覚というのはどうしても結果的に不安を増長させることに繋がります。
ストックオプションの設定など野心的なものも垣間見れるのですが、
足元の活動の状況や、決算も平凡になる事も想定でき、
少し比率調整をしたいと考えていたのを
まさかの開示直前に対処するということになりました。

今の水準は、自分の目標株価の設定上や指標面からも売るところではなく、
黙って放置しておくところなので、
この取引は後で後悔しないためとはいえ、反省が残る内容でした。

やはりIRの姿勢は特に重視する性格であるということを
改めて自認したため、今後の投資行動を取る上で、
より大事にしていきたいと思いました。



4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。
(10/31終値ベース)

9466_アイドマMC(18年3月期_2Q)株価推移


チャートも1部昇格後はヨコヨコですので、
イマイチピリッとしませんね。
やはり決算前の売りの水準は下手くそすぎますね。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~


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