十分な教育資金と老後資金のために


「評価」というのは移ろいやすいものですし、
曖昧なものだと感じています。
ですから、自らが評価をする時や、
周りの評価を参考にする時には、
その評価はとても儚いものであるという前提に立ち、
その判断の妥当性をチェックすべきだと考えています。


各銘柄についている時価の割安性の評価や、
今後の企業への成長性に対する評価、
市場の見通しへの評価など、
様々な立場で様々な評価がこの株式市場で交わされているわけです。

しかし、例えば時価への評価についてみてみると、
上げ基調の時の1000円と下げ基調の時の1000円は
まるで違った評価になりえることがあります。
(市況に流されない強靭かつ確固たるマインドがあれば別ですが)
少し前まで堅調に推移する中で1000円を上抜けた時は。
割安性も薄まってきてとても買い増しには抵抗がある評価だったはずが、
高値を追った後、今日のような調整局面で1000円に戻ってくると、
そろそろ底値が近いかもと買い増しも念頭に置いた評価となったり、、
周りのそういう評価に流されてしまいがちになったります。

また成長性の評価という面でも、ある人の評価が自分の評価に影響を与え、
それが波及的に広がることで、
過大評価又は過小評価になったりすることもあります。
実際に私も自分としては「中の上」程度の成長性評価を下していたものの、
その後、ある方がポジティブな評価をしたと知るや、
何かと理由を後追いでつけては自分の評価にも色がついてしまう、
そんな経験がこれまでに何度もあります。

市場への見通しの評価も様々な意見が聞かれます。
地政学リスク云々で様子見すべきという評価であったり、
こういうときこそ買いと煽る評価もあります。
この評価においても、前述のように声の大きい人の評価が、
ある人の評価に影響を及ぼし、
更にそれがより影響を広げ・・・というように
波及することになり、自分の評価も翻弄されることになります。


評価を下して意思決定をしていく中で、
この評価のプロセスはとても重要です。
しかし、それはとても儚く曖昧なものになる余地が多分にあり、
特に私のような未熟者であればあるほど、
よりその前提を意識して、
出来るだけ俯瞰し客観性に富んだ視点で望むことが肝要であると思います。


このように考えていくと当たり前のことなのですが、
「評価」とは自分が主体的にどう思うか、その1点に尽きます。
主体性を持って、自分なりの見立てに従ったプロセスを踏まえて
評価するからこそ、頑丈な意思決定を導き出せるわけです。



『自分がどう思うかが大事』
というのは何も株式投資に限った話ではありません。

少し毛色が異なる話になりますが、
例えば会社の中の人事評価制度についてです。

人事評価制度においても、
様々なステークホルダーの思惑が交錯する中で、
評価を下しますし、下されます。
自分が評価する立場であれば、
周りの様々な思惑(あいつは出世させたいとかけしからんとか)に
支配された雑音は一切無視して、
客観性を踏まえて状況を俯瞰した後は、
主体的に評価を下すべきだと思います。

また評価を受ける立場であっても、
真摯に耳を傾けるべきは傾けたとしても、
自分が自分を評価して自分のポリシーに従った行動が取れているか、
その点でセルフ評価をして自分の価値を推し量るべきだと思います。
高い評価を受けるために忖度を重んじた言動は、
他人からの評価を得るという目的としてはよいですが、
自分が真に価値ある評価を実感するためには
必ずしも妥当とは思えません。


個人投資家としての立場で見ても、
私も含めて承認欲求(高い評価を得たい)と考えている方が多いと思いますが、
これもそもそも高い評価とは何かを見つめるべきだと考えています。

高い評価とは、
驚異的なパフォーマンスを叩き出している事ではなく、
多様性、継続性、固有の着眼点など、
手法・プロセスに拠るものであると思いますし、
もっと複合的なものであるとも思います。

そもそも高い評価を得ることが目的のようになってしまっては論外ですし、
自分が貫くべき行動指針に基づいて行動できているかがまず大事です。
その上で、儚く移ろいやすい周囲からの評価は耳を貸す程度にし、
自分が大事と思う肝を押さえて今後も運用していきたいと思っています。


株式市場、とりわけマザーズ指数や私のポートフォリオに暗雲が立ち込める中で、
呑気にこんな一般論を展開している場合ではなく、
銘柄に対するコメントでもすればいいのですがね・・・。

ただコメントしようにも早々銘柄の価値に関する見立てが変わるわけではなく、
勝手に時価が右往左往しているだけなので、
コメントしようがないのです。

とはいえ、それでは退屈なので、
ツイートでは投機的な目線も含めて
好きなようにつぶやいているつもりです(笑)。
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