十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+20.8%(2017/8/10時点)


シュッピンの株主総会に出席しました。

DSC_0064.jpg


毎年参加させて頂いており、
新宿のマップカメラ店舗近くのオフィスビル内の会議室が会場です。
さすがに地図がなくても行けるようになったお馴染みのビルです。

9時前に到着するとまだ受付前でした。
開始1時間以上前に到着していたのですが、
中計の資料などをタブレットで再度眺めて、
質問事項を整理しています。
同じく早く到着した株主と思しき方が、同じ場所にいますが、
どうやらイライラしているようでした。

受付が設置させ、準備を進めていると、
その株主の方が受付が遅い、というか受付開始時間書いておけよっ~と
受付の準備に追われている社員に大声で絡んでいます。

まぁ確かに受付開始時間が招集通知に記載されていないのはその通りで、
不親切なのかもしれませんが、
9時前に到着してそのように絡んでもそりゃ、、、

そして特別に受付をしてもらったのか、
それと引き換えにお土産をもらったかと思うと、
そのままお帰りになられました(笑)。

お土産目当ての是非は論じても、
それは人それぞれの価値観によるものだと理解していますが、
自分の感情の思うがままに、
また自分の都合のみを考えて、
吠えてお土産をもらう目的だけを果たして
礼も言わずに立ち去るその姿はいかがなものかと思いますよ。

まぁ私自身も人様の言動を批判する程、
立派ではないわけですが、さすがに閉口します。


私は、逆に待っていることで準備をされている社員の方々に、
気を遣わせてしまっていることにちょっと申し訳ない気持ちと、
一方でどんな風に社員さんが対応されているかなと
会社の中の雰囲気を感じられる良い機会とも思って、
様子を見ていました。


しばらくすると、役員の方が会場入りします。
もう役員の方の名前と顔をこちらは記憶しておりますが、
ありがたいこと先方も私の事を認識して下さっているようで、
立ち止まって声をかけてくださいます。

いつもお電話等でお世話になっているIR責任者の辻本さんも、
取締役に昇格されまたひとつ風格が立派になられた印象です。

最近お電話いただく機会が少ないので、
寂しく思っていましたと仰っていました。

まぁ社交辞令半分とはいえ、
こういう配慮は嬉しいです。
もっとも最近は月次や決算に渡り、
特にIRの方のお時間を頂いてまで
確認すべきこともないので、電話をかけるのも遠慮していましたが、
寂しいとまで言われてしまうと、
何かネタを探して電話をかけないとな、と変な使命感にかられます。

ようやく受付が開始され会場入りします。
入って右手にコーヒーサーバーとペットボトル飲料が置かれているのも、
例年と同じです。


着席し、コーヒーを頂ながら、
株主総会と第二部の中計説明会の質疑時間とで質問することを、
それぞれ整理します。


10時ぴったりに議長役の社長が登壇し、
開会宣言し、監査報告といつもの流れです。
事業報告はナレーターによるものです。

80人程度の席のうち30人にも満たない株主席では、
静かにそのナレータを聞いていますが、
この程度の規模であれば、
社長が自ら説明してもよいのではないかなと思いました。
(細かな事なのでリクエストまではしませんでした)

決議事項も配当と監査役選任(重任)ですので、
まぁ形式的なものですね。

質問時間ではもちろん、質問をしましたし、
他の株主の方からも数問出ました。

せっかくの機会なのでという社長(議長)の呼びかけも、
そこまで長く質疑は出ることなく、決議を行い閉会です。
トータルで50分程度の総会となりました。

10分の休憩を挟み、中計の内容説明で、
こちらは任意参加です。もちろん、これが本番みたいなもんなので、
私は出席ですが、ここで数人が帰られました。


中計の説明は小野社長が通しでプレゼンされます。
株主総会の進行も含めて、
そこまできれた洗練さはありませんが、
スムーズな語り口でストレスなく参加していられます。

こちらの質疑応答でも質問は出ましたが、
やや説明時間が伸びてしまい、ちょっと短かったです。
ただ、少ない人数の参加者で、
質問もすぐに枯れましたので、結果オーライでしょうか。
最後の質問と切られたものの、
なかなか最後の一人が出ず、結局私がくだらない質問をしました(笑)。

役員一同が帰り際に一人一人見送ってくれます。
私は時間がなくて、そこではゆっくり話せなかったので、
御礼を済ませて会場を後にしました。


さて、会場でやり取りされた質疑応答の様子について、
私が書き留め、理解したことを、
私の独自解釈・編集に基づき記録しておきます。
(判断は自己判断でお願いいたします)



鈴木会長、小野社長体制となり、
実質通期で経営された初めての期だったかと思います。
小野社長はこれまでの営業畑で見てきた時から立場が変わり、
どのような手応えと課題を感じ、ご自身の変化と捉えていますか。
また、鈴木会長は小野社長にバトンを渡す判断をされて、
より俯瞰する立場になられた時に、
現状に対する満足・不満についての現状認識、思いを教えて欲しい。



(鈴木会長)
小野社長に社長のバトンを渡した経緯は、
以前から説明してきており繰り返しになるが、
周囲の外部環境やITの急速な変化に対して、
自らの力の衰えを感じており、
一線を後進に譲った方がよいと判断したためである。
もちろん、私も大株主としても創業者としても、
現経営には目を光らせ、きちんと会社が成長していく
ために日々頑張っているところである。
小野社長は従来にない発想、企画が出来る人材であり、
(あまりほめ過ぎるのもよくないが)
単なる販売柱ではないと強く感じた一年でもあった。
Everybody×Photographer.comの立ち上げなどの企画は、
カメラを使うシーンにおける充実化の発想でもあり、
ITと組み合わせて立ち上げた遂行力は素晴らしいと感じている。
メルカリやヤフオクなど既存中古販売プラットフォームを持つ企業とも、
嗜好品というニッチに特化したことで、うまく棲み分け、差別化が図れている。
(以後、鈴木会長がどんどん脱線して、自らのソフマップでの多店舗化からの教訓や、
あるべき中古販売EC企業の理想話が続く、もちろん、私は勉強になるからOK。
最後は自分で質問で聞かれていないことを
大演説でもやったらという感じになりました(笑)。自分でも仰っていました)

(小野社長)
私自身も含めて好きなカメラや時計などを扱う仕事を出来ていることの喜びを
社内でシェアして仲間意識を持って取り組めている点がうまく機能している点は、
経営としても嬉しく感じている。むしろ私より趣味に没頭している社員からは、
新しいサービス等の企画を議論している時に、
社員が私の意思決定を後押ししてくれることも多く、
充実して楽しくやっている。
それから単なる販売という域ではないより俯瞰すると、
ITシステムの可能性やそれによるビジネスモデル機会があって楽しい。

Q
配当性向20-30%と方針を変更されています。内部留保との兼ね合いや
今後の将来的な配当余地の考え方について教えて欲しい。

A
事業を行う上で、同社が上場していることがとても重要であることは、
改めて実感しているところである。
多くの中古品販売業者の中で、東証1部に上場している会社が、
ワンストップで対応するという点で顧客の安心感を得られるし、
それが大きな顧客からの選択ファクターになっている。
そして、上場している責任として、株主還元は重要であるとの認識から、
今後も配当性向を高めてきっちり還元出来るように邁進していきたいと考えている。


Q
会員数の伸長が従来の2000人台から3000人台にひとつレンジがあがっているし、
毎月安定的に上昇傾向になっているのはマーケティングシステムなどが
機能していると考えている。
どうしてこんなに安定的に毎月前年比を上回り上昇を続けられるのか、
会社側としてどのような現状認識と、課題認識を持たれていますか

A
長年の経験からするとシンプルなのだが、
便利なものを提供すると安定的に評価を受けて増加をする傾向にある。
ユーザー登録をすると、欲しい物リストに登録した入荷情報が
自動で配信される仕組みを用意したことで、
こういった利便性のために登録する機会が増えているものと捉えている。
日々3万アクセスがあるサイトで、嗜好性の高い商品を求めるお客様が、
単に閲覧するだけでなく、自分のより志向に合った商品の情報を欲していることで、
それが新規の会員登録に繋がっており、
取引のきっかけとなっている。
また増加する会員の年齢別の構成も広い世代で評価頂いている。
20歳台が売上の18%、30-40歳台で25%、それ以上の世帯でも相応%の比率を占めており、
世代広く浸透してきている。


Q
マーケティングシステムの構築に当たり、
Phase3のパーソナルリコメンドは行動分析をAIで処理することで、
より個人の潜在ニーズにリーチする施策であると理解している。
一方でこれらの技術は日進月歩で進化しており、
そのトレンドから遅れることがないようにする必要があると考えている。
当該システムの構築に当たって、
内製化で進めているのか、
それとも最新トレンドを捉えたIT企業と連携して構築しているのか。
例えば、単にRDBで行動分析するだけでなく、
XMLデータを活用してより深度の高い分析システムを期待したい。


A
まず当該システムは自社開発ではなく、
あるベンチャーIT企業と戦略的な協力を得て進めている。
最新技術には貪欲で、当該ベンチャー企業も
他業態も含めた実績を融合してより高度なものつくりに
大変こだわりがあるため、うまくその協力体制を意識して取り組んでいる。
「ないものをつくる」という視点で相互で協力体制を敷いて取り組んでいる。
なお、一連のシステムを構築するにあたり、
有用なAIシステム構築にあたっては、
パッケージソフトでの対応も考え選定を行ったものの、
結局我々のやりたいことを隅々までやろうとした時に、
スクラッチでベンチャーと組んでやるのが最適と判断した。
またシステムの構築論の説明に終始したが、
最後はいままでにないシステムを作るという気概と熱意をもって取り組むことが
大事であると考えているので、使えるシステムを構築していきたい。


Q
海外戦略についてeBayやAmazonのプラットフォームを介すことで、
コスト高になるものと考えているが、
どのような展望を持っているか。

A
当社の扱う商材は、多くがワールドワイドで有効なものと捉えている。
しかし、国によりプラットフォームが限られたり、
文化によって中古に対する意識の違いがあったりで、
まだまだ今後の話と考えている。
北米では比較的環境が整っているので、
まずはeBayやAmazonのプラットフォームでやってみたいと思っている。
最終的には現地で仕入、現地で販売するというモデルを作りたい。


Q Everybody×Photographer.comは魅力的であり可能性を感じる一方で、
例えばGANREFのようにデジタルカメラマガジンという雑誌を起点とした
類似コンテンツサービスも存在している。
これらの類似サービスとどう差別化し、
更にカメラ愛好家以外も含めた認知度向上策についての考えを教えて欲しい。

A
当サイトは位置情報を持っている事で様々な可能性を秘めていると考えている。
本物のカメラで撮った超高画質の作品は
単に愛好家の間だけで共有するだけでなく、
そのコンテンツは観光情報やグルメ情報などとしても活用できる。
そういった可能性を秘めている中で、
そうはいってもまずは愛好家の間で当初目論んでいた、
撮影地など有効な情報の共有を込めたところにフォーカスを当てた
認知度向上を図ることが先決だと考えている。
その上で、オリンピックなどで海外旅行客が増える頃に、
当該アプリから位置情報を備えた写真を起点として、
観光やグルメ情報へリーチ出来るサービスを立ち上げた際には、
一般向けやインバウンド向けなど明確なターゲット先の
認知度を高めることを考えていきたい。
なお、GANREFなど類似サイトとの差別化は、
やはりそこで機材を売っているという我々の認知力とシナジーの在り方と捉えている。
機材を買おうとしている方に直接リーチして利用頂ける機会も多く、
ものを扱っているという点で差別化は可能と考えている。


Q
カメラは嗜好性の高い商品にも拘らず、なぜネットで売れるのか。
高額なものなのにネットで完結する売り方が通用するのはなぜなのか教えて欲しい。

A
嗜好性の高い趣味だからこそ、情報の多いネットが有効であると考えている。
その上で、ネット取引の怖さという点でC2CではなくB2Cである
当社スキームが評価頂けていると認識している。
嗜好性が高く、高額な商材だからこそ、
メルカリやヤフオクのようなC2C形式に取って替わられることなく、
当社の信用の上で事業が出来ていると考えている。


Q
従業員の離職の状況、とりわけ生産性やモチベーション維持が出来ているのか、
いわゆるブラック起業となっていないか気掛かりだ。

A
新しいことをやる時には、
常にその業務でどれくらいの効率性が追求できるかを
念頭に置いて事業に当たっている。
それを現場社員ともコミュニケーションを取りながら一体で追求している。
なお、残業管理や福利厚生面では十分に社員のモチベーション等に配慮している。
個人ノルマも課しておらず、無理がない範囲でチームとして目標達成出来るような
雰囲気を醸成している。
なお、そもそも当社社員はカメラや時計などを趣味にしている者が多く、
自分の好きなもので仕事が出来ているので満足度が高いという
雰囲気が社内にはある。


Q
マーケティングシステムの今後のリリース予定の時期を詳細に教えて欲しい。

A
Phase3のリリースとしてまずはTOPページへの導入は2Q末を予定している。
その上で、商品詳細ページなど全部に渡って適用するのは3Qであるが、
機械学習のために一定のデータ収集が必要なので、
一部のアクティブユーザーに対して先行し、
その後、全ユーザーへの適用は今期末目途となる見込みである。

Q
Everybody×Photographer.comの権利についてはどういう扱いになっているか。

A
当社に著作権を頂くことに承諾いただくことになっている。



Q
マルウェアやセキュリティ対策は当事業では必要不可欠と認識しているが、
どのような対策を打たれているか。

A
まず詳細については、セキュリティそのものに係ることなので、
回答を控え概要の回答とさせて頂きたい。
まずセキュリティ対策は当然のことながら対策済である。
また最近脅威となっている標的型やランサムウェアに侵されるリスクは、
それぞれ特化型の対策ツールを導入している。
また脆弱性チェックも定期的に模擬アタックによる検証を行っている。
このような対策もあり、これまでに被害にあったことはない。


Q
カメラの市場は年々マーケットの減少の影響から
カメラ―メーカーは苦戦している。
このような影響をどのように捉えているか。

A
カメラ市場のマーケットは2015年に出荷額で2400億に対して、
2016年は推定で2100億まで落ち込んでいる。
台数ベースでは200万台近くの減少となっている。
これには熊本の震災の影響もあるが、
その主因はコンパクトデジタルカメラがスマホなどにシフトしていることによる
市場縮小であると考えられている。
当社のメインターゲットである、ミラーレス/一眼レフは減っていないし、
その中で当社取扱いのシェア率が上がっていることが、
当社の成長の起因となっている。
中古品を扱う当社として、製品サイクルが概ね5年という中で、
その製品の中古流通を活性化させることで、
まだマーケットはあるし、その中で認知度向上による
シェア向上余地があると考えられる。


Q
議決権行使をネットから出来るようにしないのか。

A
貴重な意見。今後検討する。
但し、対応のためにコストも要することから、
慎重に検討を行う。


Q
メルカリやヤフオクなどC2Cの台頭による影響はどのように考えているか。

A
C2Cであることから、
高額品が故の保証の問題が懸念される。
実際、補償が曖昧な個人から、
高額なカメラや時計を買うかということである。
出品そのものは容易であるが、
実際売却までいかないのがほとんどのケースと考えている。
また、例えばメルカリであれば取引手数料として10%が差し引かれるため、
これを考慮すると当社のワンプライス買取とさほど変わらない。
売り手、買い手共にメリットが薄まり、
高額品、嗜好品だからこそ、当社に優位性があると考えている。
また愛好家からすると、先取制度の存在も魅力的だと思われる。

また、当社は買取した中古品の動作チェックやクリーニングを徹底し、
必ず1年保証をつけている。
在庫を回転させその効率を上げることはとても大事なことで、
それを追求している一方で、外注も選択肢として
動作チェック、クリーニングの品質向上を徹底している。


Q
自転車事業は相変わらず赤字が続いているが、
どうするつもりか。

A
まず、自転車が好きな従業員がいるので、
数値目線だけで即座にリストラということはやりたくない。
その上で、(採算性追求のために)ネット重視の販売戦略を取っていたが、
よくよく購入データなどを分析すると、
ネットで見て、店舗で取引されるケースが多いことがわかった。
相対的に自転車事業の店舗運営はやや手が回っていないところもあったため、
こちらを見直し、店舗で満足行くお買い物ができるような体制に
シフトしている。この方針転換の動向などもみながら、
収益化を図っていくので、株主には理解をしてもらいたい。



主な質疑応答について、記載しました。

全般的に小野社長は意欲的に回答されていて、
頑張っていることがよく伝わってきました。


お土産はもみじ饅頭と思い、中を空けたら、
中身は違いました。 → これですね。

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