十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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【決算精査】 9466_アイドマMC(17年3月期_4Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


3Qまでの進捗で先行投資がない皮算用で
売上77億、営業利益9.5億水準で計画より若干の上振れを想定していました。
一方で先行投資なども考慮すると、結局計画線での着地となるシナリオでしたが、
全体感を見るとその通りの印象の着地となりました。
一応会社予想や四季報予想などから見てもやや上振れということで、
サプライズもないですが悪い印象も与えない
(上方修正を期待している立場では失望でしょうが・・・)想定通りの内容となりました。

中身の取り組みも、九州地方や東北地方でそれぞれ地場ドラッグストアとの
取引開始などの成果もあり、バロー一辺倒から徐々にでも幅出しを見る内容として、
総じて評価出来るものと感じています。
但し、ドラッグストアとの取引においては、
従来のスーパーとは販促手法が異なることもあり、
マーケティング力の付加価値創造型の高利益率なビジネススタイルというより、
即時性や省力性によるコスト優位性のための低利益率なスタイルの要素もあり、
収益貢献が線型的に見えてくるわけではない点には留意が必要です。

実際、新規顧客の立ち上げがありながらも、
今期予想が増収増益でありながら、
2桁成長ではないあたりからも納得出来る見通しと感じます。

還元面でも配当は記念配当がなくなるものの、
総額の配当は維持する計画である点と、
短信内でも、当該配当を基本として、
実際の業績に応じて調整される旨の記載があり、
色眼鏡で見ると、やや保守的な計画で、
更なる増配余地があるようにも読めます(笑)。
ただ、この表記の方法だと、単純に利益が下振れした際には、
配当も減額される可能性があるとも読めるため、
結局あまり考察すべきではないでしょう。
そもそも配当目当てではありませんからね。


事業環境においては、スーパーやドラッグストアでの広告を使った販促活動は、
今後も継続されると考えています。
その上で、昨今の働き方改革の時流もあり、
効率化への要請も強いため、
同社の広告作成の効率性向上や、
折込自動化取組など一応はマッチしていることになると思います。

スーパーでは、バローが圧倒的規模であり、ライフも徐々にという感じですが、
同社の独自のマーケティング活動のサポートという付加価値を付する活動では、
相応の手間をかける必要もありその稼働面から見て、
急拡大はないと思いますが、
事業基盤として安定的かつ徐々に右肩上がりに推移することが期待出来ます。
ドラッグストアでは、九州や東北(コスモス薬局や薬王堂)における開拓が、
徐々に進むと思われますのでまずはこれらを順調に立ち上げ、
拡大に向けた礎を作る活動になると思いますし、
同様のニーズは業界全体に見られるため、
同社のサービスがデファクトのようになっていってくれると嬉しいですね。

全般、事業環境やその成果として見える数値の状況、
更に還元姿勢や今後の活動の方向性など網羅してみると、
どれも驚きもない平凡な活動の連続ではあるものの、
想定通りのシナリオだと感じます。

以上のことから、本決済については想定通り「3」の評価となります。


2.定量数値の確認

既にあまり論点がないことが見通せたのですが、
一応本決算ですので、
前期実績について確認しておきます。


(1)売上の推移

◆4Q累計
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)売上推移


◆4Q単計
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)売上推移


比較が前々期との2期なのであまり参考になりませんね。
4Qはやや他の四半期と比べると控え目の売上ですが、
そもそも前々期からみれば増収となっているので
この程度なのかもしれません。
小売りにとっては2月は消費が落ち込む時期と言われますが、
その時期、つまり同社でいう4Q期間は
販促費は抑えるのか、敢えて消費が落ち込むから販促費を投入するのか、
そこはよくわかりませんが、
恐らく全社なのかなと数値面ではみえます。



(2)利益の推移

◆4Q累計(営業利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)営業利益推移




◆4Q単計(営業利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)営業利益推移


4Qは前述の通り、売上が減少する傾向のようで、
営業利益率も四半期単位で見ればその通りです。
累計としては前述の通り計画超過となり特に違和感があるものではありません。
新規開拓やO2O投資などもある中で、
前々期から見ても営業利益率0.8%向上しており、
徐々に売上規模が拡大する上で効率化が上がってきているのかなと思います。



◆4Q累計(純利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q累計)純利益推移



◆4Q単計(純利益)
9466_アイドマMC(17年3月期_4Q単計)純利益推移


特に営業利益と異なるトレンドは見当たりません。


なお、償却費を定額法へ変更していることで、
若干ですが利益の押上げ要素となっており、
たまたまですが、この効果を除くと、
ほぼ当初の業績予想通りであったことがわかります。



(3)今期予想について

元々、同社への投資を検討する中で、
IR照会した際に、CAGR10%は保守的なラインであり、
また既存ビジネスの延長上で実現できるものである
という見解でした。
今回の増益予想は純利益ベースで概ね10%であり、
この点からもやや保守的なのかなと根拠のない想定をしています。





(4)セグメントの状況

同社は単一セグメントであるため、
特に記載することはありません。

今後、スーパー事業やドラッグストアという業態別や、
東日本、西日本などの地域別など、
複数の軸で数値が出てくると嬉しいですが、
まだバロー一色で実態は見えてこないかもしれませんね。



3.IR照会

今回は本決算ではありますが、
特に違和感がある内容でもないので、IR照会は不要と考えました。
本当は細かな事で聞きたいことは沢山あるのですが、
(例えば、投資有価証券の取得のこととか、キャッシュバックアプリの状況とか・・・)
お忙しいIR担当の方も考慮すると、
優先度として低いと思いますので、遠慮することにしました。


4.株価推移

株価の動向ですが、想定PERを元に仮想株価を引いた表は以下の通りです。

9466_アイドマMC(17年3月期_4Q)株価推移

赤色が買い、青色が売りですが、
やはり予想PERで15倍位は買いたいなと感じているのは、今も同じです。
一方でPERが20倍を超えてくると、
今の状況だと売りたくなるという典型的なチキンで
腰の座っていない感じであります(苦笑)。

今の市場の雰囲気からすると
同社の成長率を鑑みれば、
別にPER20倍超なんて全然割高にはみえないのですが、
冷静に考えてみると、
PER20倍超というのは、相応の利益成長がないと
私は正当化されるものではないと考えています。
(元々PER10倍以下が投資対象と認識してた位です…(これの是非は脇に置いておいて))
現状の予想PER20倍水準は株価にして835円くらい、
つまり直近で株価がスピード違反と感じて売っている青色がPTSで840円ですから、
まぁやはり妥当な判断だなと今振り返っても感じているところです。

但し、3年後業績目安を元に独自に算出している目標株価は1200円に修正しており、
その事も視野に今の保有比率とも相談しながら対応を検討していくことになります。

なお、目標株価の算出は以下の概算で算出しています。
(すみません、いつもながらかなりザックリいい加減ですね)

・想定EPS(20.3期)
45.86×1.14×1.14≒60
・評価PER
20倍
・目標株価(20.3期想定)
60×20=1200円 →時価総額想定 約160億(現状98億)



5.中計について

同社は中計の開示はされていません。
今後、策定及び開示に期待したいところです。



~なお、当記事は私の主観に基づき記載されていますので、
投資判断をされる際にはご自身の尺度で十分検討を行って頂くようお願いします。~


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