十分な教育資金と老後資金のために


昨年に続いて、サンセイランディックの株主総会に参加してきました。

昨年とは会場が異なり東京駅からすぐの丸の内界隈の会議室での開催です。
昨年は神田駅から少し歩いた会議室でしたが、
本社を丸の内に移転したこともあり、
本社のすぐ隣のビルの会議室での開催です。

通勤客に混ざりいつもは通過している東京駅で下車して、
総会に出席するために会社とは違う所に向かうのも、
少しワクワクするものですね。

会場のビルまでプラカードを持った案内の方がおりまして、
迷うことなくビルに到着してエスカレーターを登ります。

すると底地くんが出迎えてくれます(笑)。
昨年はおりませんでしたので、今年デビューですね。

3277_soukai.jpg

社員の方が一緒に写真をお撮りしましょうかと
お声掛け頂きましたが、
それはなんとなく固持し(笑)、受付の様子という事で撮影しました。

中にはペアで撮ってもらっている株主さんもおられましたね。
いきなり癒されますが、
同時に開場から開会までの1時間余りの間、
着ぐるみに包まれた中の人は大丈夫なのかな、と
変なところが気になってしまいました。


会場のに入ると、まだ誰も来られていなくて、
とりあえず席を確保して荷物を整理していると、
いつも懇意にして下さっているIR担当の方にお声掛け頂きました。

というか、早くないですか~とかフランクで楽しくお話をさせて頂いていると、
社長もマイクの調整や確認などで会場にお越しになったので、
一言ご挨拶をさせて頂きました。


そういえば、優待クロスに忙しかったので
株主総会での質問事項をきちんと事前に整理出来ていなかったので、
入り口のホワイエコーナーの椅子で復習をすることにしました。

セルフサービスで無料のコーヒーを頂きながら、
短信や決算説明資料を再読し、
自分の決算精査記事などにもざーっと目を通します。

ただ、直近で東証IRフェスタ2017
相当な時間ブースに入り浸り(笑)、
色々勉強してきた後だったので、新たな観点はなく、
確認くらいかなという感じです。


いくつかメモを取っているうちに、いよいよ開会です。
株主数は昨年は70人位の印象でしたが、
今年は少し増えて100人弱程度でしょうか。(数えたわけではありません)


事務局席に朝お話させて頂いたIR担当さんも着席されており、
その後、役員が入室されて、10時の時報を待ちます。
事務局から開会宣言があり、定款の定めにより議長は社長という
いつもの案内で進んでいきます。


事業報告については映像ですが、ここはだいたい理解しているので、
復習のつもりで耳を傾けます。
対処する課題については、映像ではなく、社長が自ら説明ですが、
無難さを優先しているのか、招集通知記載の内容をトレースするものです。
元気で早口なのはいつものことですね。

この辺は昨年同様にさらっと流れていきまして、いよいよ質疑です。

去年の総会も感じたことなのですが、
QAに対して事務局席のメモ提供の速さですね~。
こちらが質問して一通りしゃべり終わった頃には、
既に手書きのメモが社長に手渡されているのです。


というわけで、やり取りで私のつたない記憶と、
冴えない解釈に基づいてメモを残しておきます。
なお、出来るだけ時系列で記載している点と、
他の株主さんの質問でよくわからないこともあったので、
メモの言葉でいまいちなんのこと?というのも含まれる点、
ご了承下さい。


【Q】
2020年に向けた営業方針は?

【A】
次期中計(来年開示予定)策定で検討しているところ。
既存の拡大と新規ビジネスのバランスをみて、
着実な成長を実現できる方針を策定中であるため、
来年の開示をお待ちいただきたい。


【Q】
不動産バブルはいつはじけるのか?

【A】
オリンピックまで待たずにシュリンクしてくると考えていたものの、
現状を見るとなんだかんだいって
オリンピックくらいまではもつのかなという印象。
但し、オリンピックの前後では確実に調整局面が来ると感じており、
これは不動産に限らず、
経済全般に調整局面が来る前提で捉えるべきと考えている。
なお、これらはあくまで私見として述べたものである。


【Q】
相続についてはどうか・・・
(何を聞きたいのは私には理解できず・・・)

【A】
相続税の対象者は4%から8%に大幅に拡大し、
その対象者が増えることは、
様々な面で当社の活躍フィールドが広がると認識している。


【Q】
前期末で従業員が3人の純減となっているが、
人員確保は生命線とも認識している。
減少の背景として何か働きにくさなどの諸問題が背景にあるのか、
その原因についてどう認識しているか。
また、人材獲得競争が激化する中で、当社の今後の状況はどうか。

【A】
前期末で離職した社員はいずれも個人的な都合である。
(雰囲気的には家業を継ぐとか結婚や子育て起因のような)
構造的な問題ではないものと認識している。
また足元の人材獲得の状況では特に新卒採用を積極化しており、
今年も5人を採用している。
丸の内に移転していることや東証1部上場による知名度向上が、
確実に獲得競争にプラスに働いていると実感している。
また人数の量より、質を重視しており、
教育をより重視していく方針である。


【Q】
2022年問題として生産緑地の宅地化の増大について、
当社の底地ビジネスなどへの懸念する面と、
新たな事業機会と捉えてチャンスと見る面と双方あるのではと思うが、
現状で脅威や機会としてどのような認識を持たれているか。

【A】
生産緑地の対応においては専業でやられている会社が存在している。
(へぇ~そうなんだ~~知らなかった)
当該会社からも様々な提案を頂いている最中である。
総論としての認識は、
今の不動産のニーズの状況や生産緑地の立地を踏まえると、
直ちに大量の宅地化が進むと捉えておらず、
従って現状の地価等に与える影響は限定的だと理解している。
この問題よりも、不動産ニーズそのものの動向という意味で、
少子高齢化が進むことの方によほど対策立案が求められることと思う。


【Q】
今期業績予想は、現中期経営計画の最終年度の目標額と比較すると、
下押しした業績予想となっているが、
これは株主としてどのように捉えたらよいか。

【A】
中計の数値を諦めたわけではなく、ここを目標にやっていることに変わりない。
業績予想はかなり保守的に策定しており、
それを必達しつつ、中計数値達成までをやり遂げられるよう努力していく。


【Q】
木密地域の打開に向けた対策は急務であると感じているが、
当社のようなノウハウをぜひ横展開してビジネスにすることはできないのか。


【A】
一番大事なことはやはりその木密地域にお住まいの方々の
意識だと感じているところである。
またその意識下にある要望を具現化するためにどうあるべきか、
それを深堀するために、
対象住民に対してヒヤリングすることに着手するつもりである。
一方で行政も当該問題に過大は感じているものの、
何から手を出してよいかわからないと混沌とした状況のようで、
すぐに形にはならないかもしれませんが、
行政をどこまで巻き込んで本気でやれるかを見通していくつもりである。


【Q】
民泊は法整備などの問題もありやはり難しいのか。

【A】
エアビーは法律上、現行法に照らすとグレーゾーンとなる。
当社はあくまで合法でやり遂げることを標榜するため、
最近では当社と近しい立場の百戦錬磨さんと
色々な面で連携する機会が増えたそうです。


【Q】
認知度向上や株式市場での存在感を確率するための整備をもう少し検討出来ないか。
例えば弁護士ドットコムのように会員制として
会員数の増減によって業績も変わり株価も騰落するが、
そういう会員数みたいな指標を例えば開示するなどどうか。
IRの積極化などでもう少し株価対策を検討してもらいたい。

【A】
株価対策としては原点である企業価値を高めて、
安定的な利益成長にこそ注力すべきことだと認識している。
そのためにも一義的には利益成長を確実に達成していくことと、
認知度向上のためにIR活動機会をより充実させていきたい。
この他、広告出稿なども踏まえて認知度向上も課題と捉えている。


【Q】
One'sLife社の赤字が前期にも足を引っ張っているように思えるが、
当該子会社をどう立て直すつもりか。

【A】
売上も16億計画に対して13.9億と未達となっており、赤字決算となっている。
今後の対策としては注文住宅の引き合いは依然と比べても強い事を踏まえて
そちらへの注力に沿うようにしている。
また物件仕入から施工、管理までを一気通貫して対処することも考える。
そのためにも親会社である当社とのシナジー発揮をどうするかを勧めていく。


【Q】
取締役の増員を検討しているようだが、
今回3名が新規で選定されている。
新たな役員を登用し、事業もより多角化していくとすると
本業がなおざりになるなどの懸念も気にしている。
今回新規登用の方のスキルは何であるか。

【A】
名古屋支店長の長を西日本を統括する立場となる。
また横浜支店長を首都圏の営業全般の立場。
コンサル他社ノウハウを社内に展開し、既存改革に長けた自分である。

前提として新規事業をやる→役員増ではなく、
役員増はあくまで「営業戦略の強化」が趣旨である。

多角化は原則やるつもりはないが、
不動産のシナジーが生まれやすい場合、
不動産という枠組みの中で新たな種を見つけていきたいとは思っている。
その過程では女性登用による女性のアイデアをぜひ活用したい。
その事も意識して定款を変えた要素もある。
(定款修正メインは民泊ではあるが・・・)

【Q】
定款の追記で「特定会社への出資」が挙げられているが、
何か具体的な案件を見据えたものか。

【A】
現状では石巻地域での復興再開発案件が大詰めであり、
今後特定目的会社の設立が必要になるかもしれないという点で、
今回のタイミングで追記することとした。
この他では特に現状具体的に検討している事実はない。

【Q】
機関投資家向けのIR活動は実績はいかがか。

【A】
Q2とQ4の後の決算説明会の場を設けている。
ちなみにそれ以外では個別に通期で44回の実績がある。



実は株主からの質疑応答を受ける前に、
仕入、配当、に関する質問が多いため、
先に回答案の説明がありました。(これは効率的ですね)


その後は、決議と新任取締役の照会があり、散会です。


去年は定規のお土産がありましたが、
そういえば今年は何もありませんでした。
私は全く気にしませんが、
株主からお土産がないという指摘がなかったことに安堵しました。


皆様にご挨拶を交わしてビルを後にしました。


※ここまで書いておいてなんですが、
特に見立てを変える新たな材料はありませんでしたが、
こうやって経営者と顔を合わせて議論するのはよいですね~

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