十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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【決算精査】 9414_日本BS放送(16年8月期_4Q決算)

銘柄分析シート

決算説明資料


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


前期着地は毎度のことながら利益が上振れしています。
売上は過去もほぼピッタリなのに対して、
利益が上振れするのが同社の特徴です。

今期は売上が2桁伸長で順調なのに対して、
利益は横ばいで、特に上期で大きな減益予想となっています。
これが相変わらず、同社の常套手段である保守的なものなのかどうか
気になるところですが、
そもそも上期が減益になっている背景はきちんと確認しておくべきかもしれません。
放送設備の増強や認知度向上のための販売費の上昇、
更に魅力的な番組編成のための直接原価の上昇など、
利益を押し下げる要因は目白押しですからね。

決算開示前の今期予想EPSは84に対して、
会社予想ガイダンスは82ですから
確かに若干見通しより下ではありますが、
特に見立てを変える必要性は感じていません。
従って、総合判断はニュートラル(想定通り)の「3」とします。


2.定量数値の確認



(1)売上の推移

9414_日本BS放送(2016年8月期_4Q)売上推移

売上は順調に伸長しています。
過去3期の平均伸長率は約14%ですから、
十分な成長を続けてくれていると認識しています。
決算説明資料で、タイム収入は計画通りでスポット収入は計画超過とありますが、
それでほぼ計画通りの着地ということと整合しないのですが、
ここはどういうことなのでしょうかね。


(2)利益の推移

営業利益について、以下の通りです。
9414_日本BS放送(2016年8月期_4Q)営業利益推移

利益は前述の通り計画をいずれの期も上振れしています。
また過去3期の伸長はCAGRで11.6%となっており、
私の期待する10%成長とほぼ同じとなっています。

一方で利益率が右肩下がりになっています。
以前として20%水準を維持しているのでそもそも高い水準でありますが。
細かく見てみると、粗利率は51.5%→53.1%→54.7%と期毎に向上していますが、
販管費率が30.0%→31.0%→34.0%と年々上昇しています。
つまり粗利で稼いだ利益を認知度向上などのために利用していることになります。
実際広告宣伝費は5億→6億→10億と3期で倍増していますからね。
同社の一番の課題であり認知度向上のために必要な施策ですから、
これはまぁよいことだと理解しておきます。



なお、純利益の推移は以下ですが、
概ね営業利益と同傾向です。
9414_日本BS放送(2016年8月期_4Q)純利益推移



(3)今期予想の状況

一番の肝かもしれませんが、今期予想についてです。

さて、売上はタイム収入、スポット収入共に伸長の計画となっており、
特に問題はありません。同社を成長企業だと思えれば、
ここで及第点ということになります。
ただ、やはり利益の中で特に上期の減益予想の根拠が気になります。

設備投資のためとなれば、こんなに短期的かつ規模で済むはずはないと
考えていましたし、いきなり上期に特化した広告宣伝費でも投入するものであれば、
それが一過性と捉えるべきなのか。。。


IRに電話しました。
ですが不在でなかなか会話が出来なかったので、
またその内容は別日にここに記載したいと思います。



今期予想の中で利益項目が上期において大幅な減益となる計画であるが、
従来から番組制作における魅力度向上などの取り組みは継続されてきており、
今上期だけが大幅減益になる理由がわからないので教えてもらいたい。







前期売上について決算説明資料では、
タイム収入は計画通り、スポット収入は計画超過とありますが、
売上全体で見ればほぼ計画通りであったことから、
整合しないと思うのですが、
タイムが計画より弱かったということか、
スポットの計画超過は限定的であったということか
売上の構造について詳細の説明を教えて欲しい。







御社の理想とする自己資本比率はどの程度の水準を意識しているか。
一般的に見て自己資本比率は低すぎるのは論外ですが、
高ければよいというものでもないと認識している。
特に金融市場で調達が比較的容易だといわれる環境を考慮し、
今後の投資を鑑みたとしても今の水準は保守的過ぎると考えますが、
どの水準を目指されているのでしょうか。






今後4K8K対応の大型投資がなされる事と認識しているが、
資金は自己資本のみで対応するつもりか、
借入金や市場調達も検討されているか。
また、その時期についてはどの期から本格化する予定であるか。








以上、既に優待分のみの保有となっており、
中途半端なポジションになっていますが、
とりあえず本決算ということもあり、決算精査を行いました。
といってもかなり浅い表面的な内容ではありますが。

成長率を15%以上で見られるなら安いといえますが、
私のように10%程度で見ていると案外割安性もそこまで高くなく、
PFのメリハリの意味では一旦手放してもいいかなとも思っています。
ただ長期優待の権利を失うのもな~と本質から外れた
思考を巡らせています。


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