十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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定型か非定型かという視点を大事にしています。

これは投資においてもサラリーマンとしての仕事においても、
あるいは子育てなどの家庭のシーンにおいても、
今取り組んでいることに対して、
どちらの範疇のことかを意識するようにしています。

定型と非定型に優劣はないですが、
両社をバランスよく複合的な力を付けることが大事だと思います。
そして、個人差がありますが、
定型より非定型の方が取っつきにくく、難解なことが多い印象です。

従って、バランスを取るためには、
定型だけでなく、非定型のことをいかに扱うかということが、
自分の総合力を養う上では不可欠な要素になります。


例えば投資においても、
一般的な指標に照らしてルーチンの判断を下していくことは、
定型的な要素が強いです。
テクニカルの買いサイン/売りサインをチェックしたり、
PER指標から割安/割高判断を下したり、
あるいは、自己資本比率から財務安定性を判断したりと。
こういったことは、一定のものさしに照らした定型的な判断です。

これはこれでとても大事な定点チェックなのです。
しかし、定型的なものだけで判断が出来ることは、
その判断の固有さが浅くなり、言葉は悪いですが、
結論が画一化してしまいます。

ですから、チャートやレシオ、PERや自己資本比率だけでは表現されない、
その銘柄特有の観点に照らした非定型要素の深堀りは
結論の固有さが深くなり膨らみを持つものになると思います。


仕事でも定型的な業務はミスをしないこと、
効率的にやることが大事でそこまで判断を求められないものです。
従って、場合によっては、そのオペレーション自体を外注したりもします。
これに対して、創造的な業務はゼロベースでの思考が求められ、
非定型の観点が強くなります。
イメージとしては、既存のエクセル表にひたすらデータをUPDATEかけていく
定型的な業務に対して、
白紙のパワポに事業戦略を整理していく非定型な業務があり、
これは優劣の問題ではなく、
会社員としてどちらも大事な業務ですし、
双方を手掛けられることが、
定型から気付きを得て、非定型で創造する総合力が業務に役立てられます。



子育てでも同じです。
小学校入学を控えるわが子にも、
最近は人並みにドリルとかを買ってやらせてみています。
毎日足し算の準備のような数字のドリルや、
書く練習をするひらがなのドリルなど、
毎日コツコツ短い時間でも一緒に机に向かう習慣をつけることも
大事なことだと思って取り組んでいます。
これは完全に定型的な取り組みです。
一方で、そのドリルをやるプロセスで話を脱線させて話を膨らませて、
数字やことばの勉強がなぜか世界の国や天気の話になったりして、
そんな脱線話をホワイトボードに書いて子供と盛り上がったりします。
これは非定型な取り組みです。
進学校である灘高の国語の授業で有名な話ですが、
「銀の匙」を3年かけて脱線しながら読むというものがあります。
毎日読み続けること、そのものの定型要素と、
その文中から徹底的に脱線して総合力を養う非定型要素とが、
複合することで知見が広がるわけです。



投資を始めて私も3年目なので、
指標の基本的な見方やその中で自分がどういったものを
相対的に重視してモニタリングしていくかは、
だいぶ慣れてきました。
定型部分の基礎は出来上がりつつあります。
また、エクセルを使ってソースの自動収集や、
よりわかりやすい表記方法を工夫したりと、
「定型部分の効率化」に足を突っ込んでいますが、
これはあくまで定型要素の深堀りです。

私はどうしてもそちらの方が取っつきやすいので、
定型部分の深堀に注力しています。
為すべきことがエクセルで工夫をするとか、
データ連携を模索するというわかりやすさがあるからだと思います。
別にこれ自体は悪いことではないのですが、
前述の通り、非定型とのバランスが大事なのです。

非定型の部分は具体的に何をすればよいのか、
わかりにくいのですよね。
業界のことを調べたり、マクロ経済から独自の視点で考察をしてみるとか、
財務諸表に表れない人材や固有ノウハウなどの
非定型要素を見極めるなど、抽象的なのです。
そして抽象的でとっつきにくいから、
この部分に一定のバランスで考慮出来ることは、
今後自分が投資家としてやっていく上で大事なことだと捉えています。

この非定型の部分をとっつきにくいからといってなおざりにして、
定型部分の延長で、一生懸命に指標をこねくり回して、
エクセルに頼るばかりの分析だけでは、
限界が来るような気がしています。
(もちろんその深掘りを究極的に突き止めることで
十分優位性を見出せるとも思いますが)


私が相互リンク先として
いつも勉強させて頂いている方の多くの方が、
この非定型の部分の考察に特に優れているなと感じます。

すぽさんの成長やビジネスモデルという
非定型的な要素が強くなる軸をより重視している点や、
ゆうゆーさんのようにタイプ別に成長シナリオを分けて、
その範疇の中で外部環境も踏まえた構想を描く非定型プロセスなどです。


スクリーニングでも定型分析より非定型分析が
より自分色の選別が出来ますし、
最近流行りのビックデータからのAI技術も、
定型から非定型の流れが加速しています。

定型の方がとっつきやすく、
為すべきこともわかりやすいので、
ついついそちらの深堀りばかりに追われてしまうのですが、
非定型の部分で何をすべきかというところからモヤっとしている部分に、
積極的に手を出してチャレンジしてみたいなと思います。

コメント
この記事へのコメント
まるのん先生!

難しい話題であり、まるのん先生ほど深く考えておらず論点がずれているかもしれませんが個人的な感想を下記します。

(非定型への対応)
私は将棋が好きで(と言っても棋力はなく、週末NHK将棋トーナメントを見るくらい)将棋で考えると、定跡と言われる場面が長く続いても未知な場面は必ずきます。そこでの対応が勝負を分けるのことが多いと感じます。

但し、定跡の部分をきちんと対応していないと最初で負けてしまいます。

受験で言えば「暗記」と「応用」どちらも大切という印象です。

将棋は非常に難解ですが、それでもルールがあり、選択肢は有限です。

一方、日常生活では予知できないことばかりです。好きな人に告白してどんな反応があるかは予想できないでしょう(笑)その意味では仕事でも日常生活でも未知への対応は大切になってくると思います。

(定型(暗記について)

一方、定型(暗記)も大切ですね。
また、努力が成果につながる分野でも
ありますね。

大学受験時に日本史が好きで時間があり、所謂基本問題だけで偏差値がいくつになるか試算したことがあります。
確か偏差値「60」は取れると記憶しています。

反対に言えば世の中の大半の人は勉強していないということになります。

株式市場でも同じで基本的な継続的な努力でも「ある程度」の利益は得られると思います。(勿論、先生のような圧倒的な努力は「かなり」の利益が得られ、四季報を立ち読みしている自分は言わずもがなです(笑))

雑文になり申し訳ありませんでした。







2016/09/24(土) 06:46 | URL | ゆったり #-[ 編集]
>ゆったりさん
こんにちは、ゆったりさん。
こちらの記事にもコメントを下さり、ありがとうございます。

将棋の例でも受験の例でもそうですが、
定石や暗記と応用の双方が大事だと思い、
その意味で、私も定型と非定型の両方のバランスが大事だと考えています。

優秀な投資家の皆様はそれぞれに定石(定型)を踏まえた上で、
それぞれの方の応用が実践されており、
そういう確立されたご自身の手法が明確な方は、
やはり長い目で見た時にきちんと成果を挙げられていると感じます。

私も少しでもそれに近づけるように、
定型を大事にしつつも非定型の部分をもっと視野を広げて
何が出来るかをよく考えたいなという自省の念を込めて、
記事にしました。




2016/09/25(日) 22:52 | URL | まるのん #-[ 編集]
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