十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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【決算精査】2384_SBSHD(16年12月期_1Q決算)

銘柄分析シート

今回の銘柄分析シートより、様式を大幅に改定しています。

作成する負担を軽減するために、
開示資料を単純転記することで可能な限り自動描写出来るようにしました。
また、これまでの経験に基づいて情報を取捨選択しました。
といっても情報過多な点は否めませんが、従来より少しはすっきりさせたつもりです。

また、この改定に伴い、決算精査記事も少しずつライトにしていこうと思います。



1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

2桁の減収減益決算で、当期純利益に至っては70%減益となり、
ぱっと見は極悪決算となりました。

とはいえ、これは理由が全て明確にある上に、
むしろ業績の上方修正がセットで開示されており、
開示後の株価はストップ高となったようです。

元々前期のM&A失敗からの大幅赤字を受けて、
前回IRへ照会した際には今期は保守的に予想を立てていると聞いており、
それが1Qの推移を見て物流事業でも上振れ、不動産譲渡も想定より上振れと、
ポジティブな方向へ動いたことによるもののようです。

個人的には、上期の修正のみで良かったのではないかと思いますが、
このタイミングで通期を修正したのは、
余程自信があるからなのか、調子に乗っているのかよくわかりません。
いずれにしても不動産譲渡は、毎期計上出来る確約があるものではなく、
私は次期の見通しも上方修正するのは現時点では見合わせますので、
特に見立ては変わりません。
主業である物流事業で増収増益基調が更に強まれば、
景況感との兼ね合いを十分留意しながら中長期見通しを精査したいと思います。


以上から、上方修正も含めて、特に見通しは変わりませんので、
総合評価は「3」(想定通り)とします。


2.定量数値の確認


2384_SBSHD(16年12月期_1Q)四半期単計収支



(1)売上の推移

売上の減収はインド子会社の譲渡による収支剥落と不動産計上が今期にはなかったためです。

国内物流事業はどうかなと思っていましたが、
短信にきちんと明記してくれており、国内物流事業でも20億程の増収となり、
事業そのものは順調です。

不動産は今期は川越の施設を売却予定ですが、
これの計上が2Qに予定されています。
これはタイミングの問題なので、特にどうでもいいです。
ポジティブなのは、想定より高く譲渡出来たようです。


(2)利益の推移

物流事業ではのれん償却など費用が抑えられたことで、
利益率が改善しており増益を確保しています。
荷動きが鈍いものの業容拡大とあり、
良い面、悪い面双方が読み取れますね。
値上げ効果というのは、今期もまた値上げしたのでしょうかね。
前期も値上げしていてそこまで余地はないと認識していましたが、
利益率が今後改善してくれる余地かもしれません。
ガソリン代もジリ高なので油断を許しませんが。

不動産事業は今期は売却がなかったので、特にコメントはありません。
その他事業はそういえば、人材派遣ビジネスはどうなったのでしょうかね。

会社予想から見れば、全般堅調ということなのでしょう。


(3)業績予想修正

2384_SBSHD(2016年5月13開示)上方修正

修正の理由については、以下の3点です。

不動産事業の譲渡額の上振れ+ 物流事業の上振れ + 税金精査

このうち、不動産と税金はふ~んでいいでしょう。
物流事業の上振れがどの程度のものだったのかが気になります。

1Qの開示についても荷動きが鈍いというネガティブ要因がありつつも、
業容拡大というポジティブな要因もあり、
こちらが勝っているということでしょう。

関西地域への進出というエリア拡大の効果もあるでしょうし、
最近よくSBSのトラックを見るようになっているので、
引き合いもそれなりに多いということなのでしょうから、
期待は出来ますがそれがどの程度の寄与度があるのかは、
もう少し推移を見守りたいと思います。
同社がこれを一因として通期予想まで修正しているので、
期待は出来そうですが安易な期待も禁物ですし、
そうはいっても不動産の譲渡益上振れの方が寄与度が高く、
次期以降の見通しを変えるまでには至らないので、
特にこの上方修正は良かったね~位にしか思いません。

なんでストップ高になるのか、全く理解出来ませんが、
自分の理解を超えた所で株価は動くのでそういうものかとも思います。
ただ、後述の株価推移を見ればそろそろ上がってもいい頃合いだとは思っていたので、
その通りの動きが継続してくれるといいなと思います。



3.株価推移情報

今回の決算精査資料の中から入れるようにしました。(7ページ目です)
以下にキャプチャも添付しておきます。

点線で階段状に表記しているのが、その時点の予想EPSを元にして、
PER8倍、PER10倍、PER12倍水準を描写したもので、
実践がその線型近似線となっています。
黒色線が株価推移です。
私の目標株価算出時の評価PERは12倍ですので、
紫色の線を超過するとその時点では売り時かなという印象で、
茶色の線を割り込んでいる現状は少し割安ではないかという
ざっくりとした印象です。
ただ、これはあくまで形式的な概要ですので、
当然ながらPER水準だけでは割安・割高を評価出来ないので、
参考程度に今後活用してみようと思います。


2384_SBSHD(16年12月期_1Q)株価推移情報



4.その他

今回の荷動きの低下はやはり気に留めておく必要があるでしょう。
景況感が低下していることもあり、
今後の推移は注視が必要でしょう。

同社も丸和運輸機関と同じく食品物流を得意としています。
ただ、丸和運輸機関は小売り店から個配にも力を入れていますが、
同社はどちらかというとメーカから小売りへの法人取引が主体と理解しています。

例えば同社の主力取引先のひとつは牛乳メーカーですが、
景況感が悪化しても牛乳の消費量が激減することはないでしょう。
景況感の動向の影響がどの程度かは蓋を開けてみないとわかりませんが、
四半期毎の動向はきちんと確認するようにしたいと思います。

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