十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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【決算精査】3277_サンセイランディック(16年12月期_1Q決算)

銘柄分析シート
(2016/5/16に新様式に更新)

1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


PF上位のサンセイランディックですが、
四半期単位でまだ安定した業績にはならず、
物件の販売状況によって凹凸が出る事は前期にも勉強しました。
そしてその凹凸を身て株価も大きく乱高下しますが、
そういう表面的な凹凸だけを見て、楽観悲観している場合ではないので、
主力銘柄ではありますが、さらっと終わらせます。

大事なポイントは仕入状況と販売用不動産の状況だけといっていいでしょう。

業績面ではまぁいいんじゃないでしょうか。
仕入状況などについてIRにも電話しましたが、
特に変調はないと判断します。

総合評価は、「3」(想定通り)の決算だと思います。

なお、優待拡充でパン祭りになるようですが、
この評価は直接的には何も見通しを変えるものではありませんが、
社長はかねてから安定株主になって欲しいと呼びかけられていたので、
それに少しでも報いるためにも良い施策だと思います。
個人的には、3年賞味期限のパンが追加されたのはありがたいです。


2.定量数値の確認(実績)



(1)売上の推移

3277_サンセイランディック(2016年12月期_1Q)売上推移


ふ~んという感じです。
前期の後半で販売用不動産が積み上がったままに推移していたので、
それなりに増収は予想していましたが、
これも計上がどの期になるかはわかりませんし、
今の断面だけを見て良し悪しがいえないのです。というわけでスルーです。


(2)営業利益の推移

3277_サンセイランディック(2016年12月期_1Q)営業利益推移


とりあえず赤字でなくてよかったですね(笑)。
前期は赤字でみんながびっくりして株価も暴落したことは、
今でも鮮明に覚えています。
そしてそこを買った時のドキドキ感も忘れられません。

よく進捗率で良し悪しが語られますが、
前述の通り期の偏りはその時の在庫の状況で変わるので、
進捗率でどうこういえません。
こちらもスルーです。ふ~んです。

(3)純利益の推移

3277_サンセイランディック(2016年12月期_1Q)純利益推移


特にコメントはありません。


(4)仕入・販売状況

短信内に仕入について、
区画数は増えたものの金額は減っています。
もちろん前期の今頃は前期の下期にリカバリをするために、
仕入を頑張ってた時ですし、居抜きで高単価の物件もあったので、
金額のハードルが元々高いので、減ること自体はやむ得ません。
ただ、下のグラフにしてみると、減り方がちょっと大きい気がします。
販売用不動産の積み上がり状況は依然高いままなので、
上期の所には影響はないはずですが、
仕入の低調が続くと下期に影響します。

◆仕入の状況
3277_サンセイランディック(2016年12月期_1Q)仕入推移

◆販売の状況
3277_サンセイランディック(2016年12月期_1Q)販売推移

というわけで、IRに電話です。


まるのん
仕入の状況についてですが、前期比で金額面で仕入が減っていますが、
会社としてこの件をどのように認識されていますか。

IR
件数自体は伸びているのですが、
金額が落ちたのは、1Q期間中の仕入物件が小粒の案件が多くなりました。
また、前期には居抜き物件で大型の物件仕入もあり金額面で
前期が高い水準だったことも一因と捉えています。

まるのん
小粒の物件を多く仕入れたというのは、
結果的にそのようになったのか、元々そういう戦略・方針だったのでしょうか。

IR
結果的にそうなったということです。


まるのん
小粒物件の場合、私の認識では利鞘も小さくなりがちと捉えています。
そのため、今回仕入れた小粒物件が収支計上される際には、
想定したより利益を下押しするように感じますが、そのあたりはいかがでしょうか。

IR
小粒物件とはいえ、社内規定で定められている適正な利益率を元に、
買付を行っており、特に利益を下押しする要素にはなりません。
物件毎に厳格に利益率を予め管理してマネジメントしています。

まるのん
販売用不動産の推移を見ると依然として高い水準を維持しています。
資産の回転面でやや低下しているというような事象は出ていませんか。
今回の仕入が少なく、販売もそこまで強いわけではないと認識しており、
販売用不動産の資産回転について変調はないでしょうか。
半年くらいで資産が回転することを考えてどうでしょうか。

IR
特に変調はなく、従来通り商品化して販売する交渉・準備を進めているところです。
居抜きの物件が多く、居抜きの場合、更地にして販売するわけですが、
更地にするまでの調整や更地化など商品化するまでに、
一定の時間を要する点も考慮する必要があります。
いずれにせよ、現時点で仕入から販売までの活動に変調は出ていません。

まるのん
測量の作業で期がずれるなど前期にもありましたが、
そういう事態も特に出ていないと理解すればよいですか。

IR
はい、現時点では懸念はありません。

まるのん
前々期にも他者が仕入に参入してきて、
一時的に仕入が軟調となることで、
前期はハラハラドキドキの推移になったわけですが、
今回の仕入の減少は何か理由があるのでしょうか。

IR
一時的に相場全体が高く推移しており、
今の在庫の積み上がり状況などを踏まえて、
選別して仕入をしていることもあり、無理な仕入をしない方針で対応したこともあります。
他者が積極的に仕入をして脅威ということは特に実感はなく、
タイミングの問題で物件情報がやや少なかったのと、
相場が高く、当社の基準では積極的に仕入れるものではありませんでした。
但し、3月後半位から再び当社の仕入基準に合致する情報も多数出てきており、
懸念はないものと考えています。
但し、2Qから3Qにかけて仕入が軟調になるようであれば、
次期などに影響が出ないとも限らないので、
その部分は今後も注視して対応していきたいと考えています。



というわけで、現時点では問題ないでしょう。
ただ、これまでもそうでしたが、
やはり仕入の状況はきちんと把握・確認しておくのは必須だと思います。
今後もこの部分にフォーカスを当ててチェックしたいと思います。


今後、底地に本格参入を表明しているエリアリンクなどが参入することで、
仕入等の状況にも影響が出る可能性はありますからね。

その時にサンセイランディックは何で勝負するのか。
これまでも精度が高いと感じている物件毎の利益率の設定を変えて、
要するに利益を削っていくのか、
無理をせず、規模拡大を必ずしも第一にせず、
社訓のひとつである「不断」の精神で邁進してくれると認識しています。



4.その他

優待拡充が発表されています。
株数と保有期間で重み付けをしたものです。

毎回どこかしこからパンいらね~という声を聞きますが、
私はアキモトパンを応援したいという思いで始めた良い優待だと思っていました。
今回新たにこのような重み付けをすることで、
安定株主を得たいという社長の思いでしょう。

社長とIRセミナー後にお話させて頂いた時にも、
とにかく長期的に見てほしいと盛んに訴えていらっしゃいました。
それはまだ会社の規模も小さく短期ではブレが大きいので、
心配をかけるけど、心配せず応援して欲しいという
社長の思いを乗せたものであるとも理解しました。

いずれにせよ、ヤマザキのパン祭りならぬ、
サンセイランディックのパン祭りになりそうですね。

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