十分な教育資金と老後資金のために

日本管理センターの株主総会に参加しました。

株主総会後に、株主懇親会の場をセッティングして頂き、
ざっくばらんに役職員の方とお話させて頂く機会があり、
大変良い機会でした。

もう少し時間も欲しかったですが、お忙しいお時間を割いて頂いたわけで、
役職員の方々には大変感謝しております。

コミュニケーションさせて頂く事に忙しく、
提供頂いた帝国ホテルからのケータリング(?)の
サンドイッチが食べられなかったことが不徳の致すところです(笑)。
※会場に用意されたナプキンが帝国ホテルのレストランのものだったので、
 ケータリングも帝国ホテル製と勝手に解釈しました(違っていたらすみません)。


株主総会においても活発な質疑がなされていましたが、
ここでは個々に取り上げることは割愛いたします。


私が一番興味を持っていたのは、
買収や新たな成長エンジンとしての事業化を推進していく上で、
武藤社長の強力なリーダシップにどの程度、依存されているのかという点です。

新たな発想をしてその発想を事業化して推進していく上で、
人材がどこまで育っているのか、そういう高い能力を持った人材が、
武藤社長とも対等に議論して会社全体がポテンシャルの高い状態になっていけるのか、
その点が今後の中長期的な成長には不可欠だろうと考えているのです。

事業も多角化してきていますし、
規模が大きくなってくると、いくら武藤社長が優秀過ぎるとしても、
全てが武藤社長に依存されている形で運営されていると、
人の問題で成長鈍化するというのが懸念として生まれてくるわけです。

これに関連して、株主総会、またその後の懇親会でも質問してみました。

結論から言えば、満足です。
武藤社長はご自身が自分は独裁者ではないと答弁してしまうと、
胡散臭くなると軽い笑いを取りつつ、
他の役員の方にも話を振っておられましたが、
その時の様子を見ていると、コミュニケーションも良好であるように感じましたし、
実際に、若い役員の方とも懇親会でお話を伺った際にも、
忌憚なく社長とも議論が出来ているとイキイキと話されていたので、
その印象からすると活発な事業戦略に関する議論がなされていると認識しました。

ただ、一方で本質的な課題が解決しているわけでもありません。
社長も語られていましたが、人材育成とは一朝一夕に形になるものではなく、
時間がかかるし、そう簡単に出来ることではないと率直なコメントも頂きました。
だからこそ、人材育成のことは配慮しているし、
自分もまだ若いし、健康にはなりにより気を付けて、
10年先の次世代に引き継ぐこともよく意識されているように感じましたので、
さすがに長期投資先として安心出来る会社だと改めて実感しました。

武藤社長が既成概念に捉われない新たなアイデアを発想し、
それを具現化して同社の事業として形にしていく組成力を右腕である専務に任せ、
その具現化に至るプロセスとして財務を含めた管理部門の長として右腕の上席執行役に任せ、
両輪の優秀な取締役を従えて今後も良好なスパイラルを継続していくことで、
面白い事業展開が望めそうです。

このことが改めて実感できただけでも、参加して良かったです。



このほか、前期の業績について一時的な停滞感の要因なども質問に上がりました。
こちらも答弁を伺っていると、
大きな枠の中でコントロールされた範疇での対応であったと理解しました。

また今回、取締役の報酬枠の上限の改定の議案については、
複数の疑問の声が上がりました。
今後の成長に伴い、取締役の要員数を増やすなどの事態にも備えるもので・・・
ということで上限枠を今のうちに変えておくとのことで、
それは要因を増やす時に併せてやればよいではないか、
配当より報酬額が多いのは好ましくないなどの声がありました。

ただ、同社は株主も納得の成長実績をきちんと出していますし、
背景もそういうことであれば大きく反対の声というより、
そんなに焦らなくてもよいのではというトーンだったと理解しています。

私は個人的には、報酬は上げればよいと考えています。
これだけの成長性を継続して経営に当たるのは、
並大抵のことではないと考えていますし、
あくまで上限であるという点、
また今後の事業拡大をより確実になしえるために寄与する仕組みである点、
トータルで考えてよいことだと思いました。

というか、今回の説明を受けて、近く取締役も増やしていくんだなと
よいメッセージももらった気がしました。
取締役の要員数ばかり増やしても意思決定フェーズが複雑化したり、
スピード感が損なわれたりというリスクも出てきますが、
同社は無駄なことはあまりしない印象ですから、
本当に事業拡大に伴って必要なら適正に配置すべきと思います。


このほかサブリースの保証の率の仕組みや売買の手数料の両手取りの批判への対応など、
やや個別の質問も続きましたが、この部分は私は極小的な議論に感じ、
あまり興味を持って聞きませんでした。

数値の精度については予実管理の仕組みを刷新していて、
現場の持つ予実数値と財務数値とが連携出来るようになっており、
これを月次で管理しているようですので、精度には自信があり、
サプライズのない決算ということになっているようです。
本来、仕組みだけで本当に大丈夫なのか?という疑問が湧くところなのですが、
実際問題として実績で精度が十分高いので、こちらも良い傾向だと思います。

このほか、四半期配当したらとかもありましたが、
これは個人的にはどちらでもいいですね(笑)。
「貴重なご意見、今後の参考にさせて頂きます」のコースでした。
それから、さすがに優待くれ~は出なかったですね。
サンドイッチだけ食い〇げ(失礼・・・)している方が多数いたようですが(笑)。


武藤社長の立ち振る舞いは惹きつけられるものがあります。
話し方というかプレゼンテーションスキルが高いという点、
それから受け答えにとても気さくに対応されており、
自信があるのだろうなと思うと共に、
自分だけが前に出てというより、
周りの役員や若い方にも話を振っておられる姿勢を見て、
自分が働きたくなってしまいますね(笑)。


さて、良いことばかり書きましたが、
ひとつだけ悪いことというか、実態がよくわからなかったのが、
女性の扱いについてです。

役員の方に女性がいないというのはやむ得ないのかもしれませんが、
社内で女性がどういう形で活躍しているのかは聞きたかったです。

今回の総会でも受付や事務局の進行係の方で
女性の社員の方がおられましたが、
営業の現場もしくはプロとしての管理部門の中で、
どのように活躍しているかは興味を持ちました。

というのもこの業界はいわゆる昭和のような「女なんて」という古い考えを持つ、
オーナーさんもまだ存在していて男性社会なのかなと思う一方で、
女性のきめ細かさや抵抗感を下げるという意味で、
逆に近年受け入れやすい部分もあるのではないか、
活躍できるフィールドは広がっているのではないかと感じ、
人事畑で苦労された武藤社長に突っ込んでみたかったです。

昨日のサンセイランディックでは、
底地や空き家のルート営業などでは
むしろ女性が足を運んだ方が、商談に乗るケースも多いというようなトーンの話も聞き、
十分活躍できるのではないかと思いましたし、
国策的にもそのような姿勢も大事でしょうから、
積極的に登用して、男女の良い部分をうまく経営に生かして欲しいなと思っています。


最後にいつもお電話でご対応頂いている上席取締役のIR担当の方とも、
改めてお話をさせて頂くことが出来て大変光栄でした。
短信の次期予想の部分もきちんと自分が責任を持って書いていると仰っていて、
今期もきっとやってくれると最後はあまり根拠のない感性のような話になりましたが、
他にも様々な話(ちょっとここには書かない方がいいようなこと)をばっくばらんに
お話が出来て、自分の想定と近いことが多くて安心しました。









コメント
この記事へのコメント
第一四半期の決算発表ですね。
1月の管理棟数か非常に良かったので
すね。ここの決算は管理棟数との相関関係は強いのですか?
2016/05/05(木) 12:53 | URL | たき #mQop/nM.[ 編集]
>たきさん
こんにちは、たきさん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

1Q決算もあと少しですね。
私は同社に対して、特に気掛かりな点はありませんが、
転居が旺盛なこの時期に客付け費用をどれだけ要しているか、
それからCM放映を開始していますがこの辺りで
広告宣伝費がどの程度増えているか、
この辺りがネガティブ要素として気になっています。

ただ、いずれも直ちに同社の成長性を疑うものではなく、
むしろそのような一過性と認識出来る要素で、
表面上の数値が悪くて買い場が来てくれたら、
それはそれでウェルカムです(笑)。
もちろん、それが一過性と思えるかどうかに依りますが。

管理戸数との相関については、
あるともないとも言えないと考えています。


2014年12月期累計の増収率は+11.7%、
期中の平均管理戸数の伸長率は前期比+14.1%です。

2015年12月累計は増収率が+16.2%、
管理戸数伸長率は前期比+18.4%です。


ただ、同社のトップラインはインベスト事業によるものもあり、
単純なストックの積み上がり状況だけでは説明が出来ないと考えます。
そのうえ、管理戸数に対して入居率がどの程度か、
またそれに要する費用までを見て初めて利益が出てくるわけです。

サブリースによるトップラインはざっくりいえば、
管理戸数×入居率で決まると認識していますが、
管理戸数の伸長はトップラインの成長の前提のようなもので、
これが順調であれば、問題なしとも言えないわけで、
特に最近は管理戸数はある程度積み上がりはハードルが低く、
どちらかといえば、入居率をなんとか高水準で維持していることの方が大事であり、
こちらがどうなっているかが論点と捉えています。
更にいえば、CM放映も含めて費用面でどの程度適切にコントロールされているか、
このあたりも見て、最終的に利益の評価が出来ると思います。


長くなりましたが、
結局相関はあるようなないようなそんな感じで、
それだけで予測不能なので、あまり考えないようにしています。
同社についてはPF上位にしているので、
中長期的に見れば現時点では有望と認識しています。
あくまで、私の見解ですが。
2016/05/05(木) 22:47 | URL | まるのん #-[ 編集]
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