十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+12.0%(2017/5/26時点)


【決算精査】 9414_日本BS放送(16年8月期_1Q決算)

銘柄分析シート


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

BS放送での広告費は12%超の成長を続けており、
外部環境は引き続き堅調さが見られるようです。
そんな中、素材となる魅力ある番組を自社で企画して制作し、
新たな番組改変を通して認知度向上や視聴者のパイをより広げようと、
地道に活動されているようです。
定量数値面でも懸念すべき事態はなく、
むしろ早速計画比上振れ着地が期待されるような動きになると思われる。

私は同社への成長性は概ね10%程度を想定しており、
今四半期もその水準での増益幅となっており、
想定通り順調な進捗であることが確認できた。

以上から、総合判断はニュートラル(想定通り)の「3」を付与します。



2.定量数値の確認

2桁の増収増益決算となっています。
9414_決算短信表紙(16年8月期_1Q)



(1)売上の推移
9414_売上推移(16年8月期_1Q)

スポット収入、タイム収入共に堅調に推移しており、
会社側の番組の付加価値向上策が進捗しており、
それに伴う広告枠の単価向上の効果が見られます。
なんの違和感もない想定通りよい結果だと思います。


(2)費用の推移
9414_費用推移(16年8月期_1Q)

費用は大きく原価要素と販管費要素とに分かれます。
同社、決算説明資料によると、番組や放送に要するものは原価要素で、
広告や販促費は販管費要素ですが一般的な区分かと思います。

決算説明資料から数字を広い、
原価要素側には粗利率をプロットし、
販管費要素側には営業利益率をプロットしています。

いくつかの区分けがあるわけですが、
大部分を占める要素を見れば、
同社は魅力ある番組制作を自ら行い(外部調達の比率は低い)、
それを広告宣伝費を投入して認知度を向上させることで、
トップラインである主に広告収入を増やしていくというモデルであることがわかります。
そして各費目の推移はこれまでのトレンドと大きく差異はありません。
広告宣伝費が直近四半期ではやや低下気味ではあり、
当社の生命線である認知度向上策にブレーキがかかりはしないかとも思いますが、
それでも過去から見れば水準としては高い広告宣伝費を投入継続していることがわかりますので、
そこまで気にはなりません。


(3)利益の状況と今後の見通し
営業利益ベースで評価します。

上期会社予想から、2Qでの単期の予想は以下の通りとなります。

 売上高  :2,383百万円
 営業利益 :  291百万円 (12.2%)

銘柄分析シートのP2に過去の四半期数値を拾っていますが、
これまでの営業利益率が20%を割っていることはありません。
各期において広告宣伝を強く打つ月とそうでない月などあれど、
概ね20%超の営業利益率はコンセンサスだと考えています。
となると、据え置かれている会社予想については、
2つのシナリオが考えられます。

 A)2Qに大きな支出や収入面で端境期となる合理的なリスク要因が内在している

 B)単に保守的に見積もっている


今回の決算で気になった所を敢えて指摘するとするとこの部分です。
とういうわけで、早速IRへ電話で確認します。(念には念を入れて)



<まるのん>
本日開示の決算については、従来から継続して好調だと認識している。
一方で、据え置かれている上期業績予想から2Qの予定収益を逆算して求めると、
過去に例のないくらい控え目な利益率に落ち込むことになる。
これは2Qに特別な支出や収入面で落ち込むリスクを想定してのことなのか、
それとも単に保守的に策定していると理解すればよいか。

<会社IR>
もちろん、2Qにおいても広告費や制作費など必要な箇所へ
資金を投下していく活動は行っていく予定である。
一方で、特記すべきような大きな支出や収入減の予定はなく、
どちらかといえば保守的に策定ということになろうかと思います。
但し、繰り返しになるが、必要な設備投資や施策対策や広告費については、
資金を投入していくこともあり、結果的に見通しは現時点では据え置いている。

<まるのん>
では2Qでこれといってこれまでと異なる水準感の費用支出の予定はないと理解したが、
その認識でよいか。

<会社IR>
その通りに認識頂いて構わない。





はい、とういうわけで、念のため確認してよかったです。
すっきりしました。



(4)その他
銘柄分析資料のBS状況を見ても、
BSから流動比率などのレシオを計算してみた結果を見ても、
とにかく岩盤な財務です。
キャッシュフローも安定しており、現金で60億を突破してきて、
いよいよ前向きでない、既存維持のために必要となる、
この程度の資金を使って投資するわけですね。

それから短信上で、新たな番組が発表されています。
しかし、個人的にタイトルをチェックしてみましたが、
どれもこれもつまらなそうでこれはアニメに興味のない私が
アルファポリスを見守っているのと同じ種類になりそうですね、

IR照会結果も含めて、安心の決算でまずはよかったです。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/661-c7233e8e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り