十分な教育資金と老後資金のために


現時点で現金比率が20%そこそこなので、
新たな銘柄を組み入れる余地などありません。
いや、むしろ今複数銘柄に分散されている状況も、
本来であればもう少し銘柄を絞っていくべきと認識しています。

ですが、一方で来年以降の種まきの観点からも、
継続的に年利15%を目標とするわけですから、
監視銘柄もフレッシュにしておき、
その時その時で最良と思えるポートフォリオを
構築する必要があります。

そのためにも監視銘柄をフレッシュに保ち、
更に視野を広げるためにも多くの銘柄に触れることが
肝要であると考えています。


私は監視銘柄候補となる銘柄を探す際には、
IRフェアなどで出会った会社や
他投資家の方々が注目されている会社を参考にしています。
また、優良なファンドの月次レポートなどにも目を通して、
そこで新たな銘柄がないかをチェックしたりもします。
そして現ポートフォリオへの組入れのきっかけとなった、
少し前のIPO銘柄をチェックするようにしています。

丸和運輸機関、アルファポリス、ダイキアクシスなどが
この選定フローで購入に至った銘柄です。

IPOで当選することは至難の業なわけですし、
初値やその形成間もない間というのは、
往々にして常識外れの評価がなされます。
つまり相当に割高な状態と感じる水準となります。

もちろん、そんな警戒感を押しのける程の
増益を開示したり度肝を抜くような材料で、
そのまま高値を継続する銘柄もあります。
そんな銘柄ははっきりいって縁がなかったということになりますが、
実は、初値形成後、しばらくは盛り上がったものの、
その後はジリ安となって公開価格水準またはそれを割り込む位に、
割高状態が是正されてくる銘柄も多いわけです。

成長性に陰りはなくとも、
上場フィーバーでももてはやされた後に小康状態になった時に、
ありがたく頂くというのは、
私にとってはとてもわかりやすいものだと感じています。

もちろん、初値から大きく下げたと思って買っても、
まだまだダラダラ下げていき、
含み損が広がるという大きなリスクも付きまといますが、
長い目で買えると思って買ったものは、
いつかは報われるものと信じているわけです。

アルファポリスなどこの型にはまった好例だと認識しています。
公開価格2200円で初値は4250円でその後4320円の高値を付けてからは、
1564円まで一気に下落しています。
この時の下落率は64%と大きな下落になっていて、
公開価格もあっさり下抜けています。

私はこのプロセスの中で公開価格を割り込んだ2100円程度で買い付けを行い、
更に1900円位でナンピンしています。
概ね取得単価は2000円程度ということで、
安値をつけた時には20%以上の含み損を抱えていました。

しかしこの時のEPS予想などからPERは17倍程度、
目標株価までは大きな上値余地があり、
いつか戻るだろうと損切りなど考えもしませんでした。
(ここが大きく成長した部分だと自負しています)


その後、特に好材料が出ているわけではなく、
会社見込み、そして私の見込み通りにサプライズこそなくとも、
きちんと成長を遂げてくれていて、
一旦は過熱感があり再び4000円をうかがい、
しかし調整して今は3000円付近をうろうろしています。

私はその後、一旦利益確定をしつつも、
再び買い戻すなどして、
今はだいぶ買い付け単価もあがってしまっていますが、
IPOのセカンダリ投資としてよい勉強が出来ていると考えています。


となると、過去2年くらいにIPOした銘柄のうち、
有望なものが他にないか、
改めて確認しようというモチベーションが働くわけで、
ひとつひとつ銘柄をチェックしています。

ちなみに私はIPOの過去の銘柄は以下のサイトを活用しています。

http://96ut.com/ipo/list.php


公開価格、初値、現在の値が確認出来るところが面白く、
またこれを眺めていると、
初値形成後、大きく明暗を分けていることが伺い知れますね。
分割して何倍になっている銘柄も多い中、
公開価格を大きく下回っている銘柄は、
上場後様々な問題を起こした銘柄も多いですね。
これらを正しく見破ることは至難の業ですから、
一定程度失敗はつきものと割り切りつつ、
その企業の底力や成長性を正しく見積もることで、
とても有望な選定フローになると期待して、
これからもこの手法でチェックしていきたいと思います。


ちなみに、現在、やはり割高感が目立ち、
なかなか魅力あるなと感じつつも、
PER40倍、50倍というのがザラで、
なかなかよい銘柄は見当たりませんね。
そんな銘柄があったら、とっくに買われていて、
結果高くなっているのだと思います。
もう少しこまめにチェックして初動を捉えられるようになりたいですね。

とりあえず2015年上場案件で、
気になったのは主に以下の銘柄です。

6173 アクアライン
3139 ラクト・ジャパン
6171 土木管理総合試験所
3461 パルマ
6049 イトクロ
7812 クレステック
3137 ファンデリー
6046 リンクバル
6044 三機サービス
7813 プラッツ
3223 エスエルディー

5分程度で短信とホームページをさらって、
株価水準を見ただけなので、
ここから更に深掘りしようかと思っていますが、
既に株価水準か成長性で妥協が求められそうなことは、
既にわかっていることなので、どうもモチーベションが高まりません。

こういう時に、
自分は本当に無理をして買おうとしていないか、
強く欲しいと思う銘柄がなければ、
そっと何もしないという判断も立派な決断なのだよと、
自分に言い聞かせ、無理のない計画を立てたいと思います。

コメント
この記事へのコメント
特に今はなかなか割安な銘柄ってないですよね。
今は相場は不調ですが、逆にバリュー株が増えると言う観点では良いかもしれませんね。
2015/12/09(水) 21:17 | URL | ムルムル #-[ 編集]
まるのん先生こんばんは。
原油安などで不安定な相場が続きますね。
IPO後の暴落ではあんしん保証に注目しています。
チャート的も底値だと思われ、また、ビジネスモデルも良いと思います!

常に勉強、研究しているまるのんさんを見習わなくてはいけませんね。
2015/12/09(水) 22:03 | URL | ゆったり #-[ 編集]
>ムルムルさん
こんばんは、ムルムルさん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

割安な銘柄がなかなか見つからない中で、
どう行動するかはそれぞれだと思いますが、
初心者を自覚しているので、
安易に妥協してポジションを持つようなことのないように、
定型様式などで敢えてこしらえて、
それを通すという手間をかけることで、
思い付きで取引することを抑制する効果も狙っています。

相場は不調ですが、
それでもまだ日経平均は1万9千円円台であり、
確かに日経平均PER的にはそこまで割高感はないわけですが、
しかし警戒はしていますし、
それはもっと大きなリスクを考慮してのことです。
欧州経済や中国経済の実態がより悪化してくると、
欧州などは特に今の株価水準ではいられないのではないかと思います。
中国経済も周辺国に影響が出るでしょうし、
そういうことをトータルで考えると、
個別銘柄を選別して買うと共に、
全体のリスクは抑制させておきたいとの思いです。

今のレベルの調整具合では、
バリュー株といえるレベルにはなかなか到達しませんが、
ショック安などが来て、
瞬間風速でも暴落した時に、
自信を持って見られる銘柄のコマを増やしておくことが、
チャンスを大きくさせてくれるものと信じています。
2015/12/09(水) 22:07 | URL | まるのん #-[ 編集]
>ゆったりさん
こんばんは、ゆったりさん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

あんしん保証は私の5分チェックでは、
特に深掘りしようとは思いませんでした。
(あくまで個人的な見解ですので聞き流してください)


まず利益が安定しておらず、
EPSを元にしたPERでのざっくりとした
水準として35倍程度となっていて、
割安性を認識できなかったということです。

また事業内容が家賃保証という
手間がかかりそうなところにフォーカスを当てているので、
当然利益率が高い代わりに、
各種コストが生じやすくもあり、
大手金融機関や不動産管理会社との強いパイプが
必須のようにも思いますが、
これといったアライアンスもざっと見た感じでは
認識出来ませんでした。

むしろ、アイフルが親会社ということで、
ノンバンク系列の資本が入っているとなると、
勝手なイメージですが、色々ややこしそうだなと思いました。


ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、
一方で自己資本比率も高く、
リスクが高いが故に、
現状では利益率もそこそこ高いかなとは思います。

住宅ローンの保証という点で、全国保証に最近改めて注目していますが、
これと同じような成長を遂げてくれる可能性はありますが、
住宅ローンと賃貸家賃保証とは、
それを利用するシーンや顧客層などを考えると、
どこまで同じような成長軌道が描けるかが不透明でした。
可能性はあると思いますが、それがPER30倍超程、
確信を持てるものかというとそこで私には扱えないと思いました。

全国保証のように、
信金信組や地銀に加え、
メガバンクや系統金融機関などの子会社から
リスク分散の観点で仕事を増やせるとすると、
大きな可能性を感じますが、
賃貸の家賃保証はそれを使うのは不動産管理会社であり、
メガなどを含む金融機関とは性質が異なります。

全国保証は大手金融機関を取引先に持っており、
保証リスクについても高度なシステム化がなされていて、
随時に各支店や各営業マンがどれほどのリスクを背負っているか、
統計データが取得出来るような
リスク管理システムを導入しているようですが、
あんしん保証の保証は、
ぱっと見た印象では、信用情報機関からの情報を
単純スライドさせてスコアリングしている程度と認識し、
差別化要素がどこにあるのかもよくわかりませんでした。


改めて全国保証に注目している矢先だったので、
少し辛口なコメントになりましたが、
私の個人的な直感としてコメント回答させて頂きました。

なお、ゆったりさんが有望と思っていらっしゃるようであれば、
ぜひそれを貫いていって頂ければと思います。
あくまで個人的な見解ですので・・・。







2015/12/09(水) 22:35 | URL | まるのん #-[ 編集]
まるのんさん、初めてコメントさせていただきます。ゆうゆーさんのところから来ました、南郷と申します。

ぼくはまだ株を始めて1か月もたってない素人ですが、ゆうゆーさんやまるのんさんのコメントやブログからたくさん勉強させていただいています。ありがとうございます。


ところで、ぼくは三機サービス(ゆうゆーさんのツイートで知った)に興味があり、最近企業分析していました。

三機サービスは空調メンテナンスとトータルメンテナンスを二本柱にしており、パナソニック空調のメンテナンス受注をほぼ独占(パナソニックのメンテナスシェア首位)しており、磐石とした収入源はあるものの、空調メンテナンスだけでは業績が頭打ちになってきたため、ここ10年ほどでトータルメンテナンス事業に乗り出してきています。

同じくトータルメンテナンス競合としてシンプロメンテという企業もあるようですが、シンプロメンテと三機サービスの違いは、トータルメンテナンス全国対応の方法としてシンプロメンテは全国に散らばる協力業者を使うのに対して、三機サービスは従業員を内製(三機の正社員)を全国の支店に配置しています。アウトソースではなく正社員を使うという理由から、サービスの質という面では、三機サービスのほうに軍配が上がりそうです。

とはいえ、従業員をアウトソース調達しているシンプロメンテに対して、三機サービスは従業員を持ってしまっているので、人件費が固定コストとして大きくのしかかってくるのかな、と思っています。もしうまくトータルメンテナンス事業の契約個数が取れなかった場合、人件費でジリ貧になるのではないか?という懸念もあります。


だらだらと書いてしまいましたが、まるのんさんは三機サービスの「競争優位性」はどこにあるとお考えでしょうか?

ぼくは、シンプロメンテに対する三機サービスの明確な競争優位性が見出せなくて、投資を踏みとどまっている状況です。

2015/12/11(金) 10:35 | URL | 南郷 #MMIYU.WA[ 編集]
>南郷さん
はじめまして、南郷さん。
ゆうゆーさんの優良ブログとは異なり、
こちらは雑然としていて恐縮ですが、
コメントを下さり、嬉しく思います。

私もゆうゆーさんから多くのことを学ばせて頂き、
またこのブログを通して、
多くの読者の方から様々なことを学ばせて頂いています。
南郷さんのブログも立ち上げられて間もないようですが、
今後のご活躍をお祈りしています。

さて、三機サービスの件ですが、
私も当記事のIPO精査の前から監視銘柄には入れていました。
というのも私はシンプロメンテを保有していましたし、
それと比較して色々有望だなと感じていました。
(といってもたった7日で売る失態を犯しましたが)

ですので、改めて機会を見て
分析記事を書こうと思っています。
(時期はいつになるかお約束出来ずに申し訳ありません)


といって終わってしまうと、あまりに失礼なので、
つたない私の直観で現時点の認識だけ簡単に書いてみます。


私はシンプロメンテと三機サービスは全く異なると思います。
コメントでもご指摘の通り、
アウトソースか自社施工かの違いです。

シンプロメンテは全国各地の協働者と提携して、
顧客のサービスに当たっていますが、
やはりその体制には不安定さは否めず、
人件費の高騰という形で前期に業績を圧迫させていました。
今期はさすがに同じ轍は踏んでいないようですが、
いずれにせよ、業績に不安定さがあり、
それは季節要因ともなり、四半期毎の業績に偏りがあります。

一方で三機サービスは四半期毎の季節要因は
あまり目立たずパナソニックという
大きなメーカーのメンテナンスを請け負うということは、
メーカーのサポート的な役回りで
ストック性が高いのではないかと思います。

決算説明資料をさらーっと見た感じでも、
ストックという文言もありますしね。

ちなみにシンプロメンテは以前に社長とお話をした時に、
ストック比率を高めなければならない課題は認識していましたが、
具体的な策はあまり具体化されていませんでした。
恐らく、今の協働者をいかに回して、
目先の仕事をガツガツと対応していくかで
いっぱいいっぱいなのではないでしょうか。
今は外食中心に好調なので、
きっと仕事は多いのでしょう。

三機サービスはコンビニやホテルなど
中小型ビルメンテまでをパナソニック製品を携えて対応しています。
また注目しているのは、介護施設にも導入されています。

パナソニックはパナホーム事業の延長で、
介護施設事業にも今後展開されてくると認識しており、
この部分は大きな成長余力となると感じます。

もちろん、どこまでパナソニックの仕事を
三機サービスがもらえるのかも不透明ですが。



また三機サービスは品質も意識していて、
独自の研修所を建設していて、
ちょうど今日、新たな開示が出ていますね。
人材育成にも注力していて、
プロパ社員で質の高いサービスというのも、
パナソニックと連携して対応する上でも必須ですから、
このような大きなバックボーンを持っていることは、
基本的にはポジティブだと思います。


これから分析記事を書いたりするうえで、
深掘りしていくつもりで、
今は表面的なことしかわかっていないという前提ですが、
纏めると以下の通りです。


・プロパ社員が質が高いサービスを安定的に提供可能
 そのために研修システムにも積極的に投資。
 シンプロメンテはメンテキーパーによりばらつきあり
 しかも本社側でコントロールが難しい。
 この点、三機サービスは自社でコントロールして
 技術力向上は社内でいくらでも努められる。
 実際会社側はこれが一番の強みと認識している模様

・正社員化による人件費は仕事のストック型で安定収益を狙う
 パナソニック製品のサポートという強みを活かしてストック型を狙う

・業態が現状で既に多岐に渡っている
 シンプロメンテは現状は飲食中心で景況感に影響を受けやすい

・パナソニックという大きな看板
 介護など今後参入本格化が想定される部分で、
 うまく連携していけることで大きなチャンスはある。
 ただパナソニック自体が構造改革中という観点から、
 不確実性は高い


良い面中心に書いていますが、
一定規模の大きな施設のメンテナンスという点では、
既に日本空調サービスや高砂熱学工業など優良企業が多く、
イオングループではイオンディライト、
マンションや他商業施設でも大手や子会社が入っていて、
中小型施設が中心の戦場となると思われます。


ですので、今後中小型施設が増えるのか減るのかは不透明な中、
そもそもパイが限られる可能性はあるかなと感じます。
コンビニもどこまで増えるのかなとか・・・。

全体として私はシンプロメンテよりは有望だと感じます。
今の水準もPER12倍位と今の市況を考えると、
そこそこ買いやすい水準ですね。

私はもう少し練って来年銘柄としてNISA組入れを検討しています。


かなり乱文になりましたが、
その点は私の器量の問題ですので、
ご容赦くださいませ。

また機会があれば、分析記事をUPしたいと思います。
(お約束はできませんが。。。)


今後もぜひ、コメントお寄せ下さいませ。
一緒に初心家投資として頑張りましょう!








2015/12/11(金) 23:20 | URL | まるのん #-[ 編集]
まるのんさん、丁寧かつ貴重な情報盛りだくさんの返信をいただき、ありがとうございます。

過去にシンプロメンテを保有されておられ、しかも社長と会話もされたのですね。


まるのんさんに言われてみて、三機サービスの競争優位性は「サービスの質の高さ」なのかも?と思いました。

シンプロメンテのように他社の人間を使うよりも、三機サービスのように社内の人間を研修センターで鍛えたうえで使うほうが、あきらかに統一感のある質の高いサービスが提供できますよね。経営理念や会社への忠誠度も、後者のほうが高くなりそうですし。

研修センターの業績への好影響というものは、半年や1年で目に見えてくるとは思えませんが、5年10年後というスパンで見れば、サービスの質の差として、CSという形で見えてくるのかもしれませんね。

う〜ん、もう少し精密な分析が必要ですね。精進します。


まるのんさん、このたびは手厚いコメントをいただきありがとうございました。


※このコメントへの返信は不要です。
2015/12/12(土) 01:41 | URL | 南郷 #MMIYU.WA[ 編集]
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