十分な教育資金と老後資金のために

丸和運輸機関が好調な決算を受けて、
売られるだろうなとはなんとなく覚悟はしていましたが、
ここまで下がるとは思いませんでした。
過去の自分であれば、
これを悶々と考えあぐねてしまっていますが、
やはりそこまで気にはなりません。
下を向いている場合ではありません。


さて、今日はひらまつから上期決算が開示されています。
また、決算と同時に今後の開設する、
レストラン・ホテルの詳細についても開示がありました。
どれもパース絵はとても素敵な感じです。
熱海の景色はさぞかしきれいなのだろうな・・・。
でも客単価●十万では全く手が出ないです。
またNTT都市開発とホテルリゾート事業のための
資本業務提携のIRも同時リリースです。


まずは肝心の決算ですが、
売上高は四半期速報データに沿った形です。
2Q累計期間として増収とはなっており、
新規開設した施設の売上寄与、
特に「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」の滑り出しが好調であり、
ホテル事業は順調な船出とアピールされています。

よしよし売上はまぁいいかと終わらせたいところなのですが、
実は、2Q単計の売上高は2,628百万円と前期の2,691百万円から見て、
2%程度の減収となっています。
なぜこの期間で減収になったのかは、よく見極めが必要だと思いました。
というわけで、IRに照会しています(笑)。
結論から言うと、夏場に天候不順などもあって、
パーティキャンセルなども発生したもので、
外部要因による一過性の事象
であるということでした。
本当に一過性なのかは引き続き注視が必要ですが、
足元で弱さがあるとか、懸念があるということはないようです。
(あったとしてもそんなこといちいち説明しないのでどこまで信じるかはありますが)
ただ、実際、この足元のこの秋の予約状況は極めて好調ということでした。
どこまでが真実なのかわかりませんが、
まぁそんなものかなと思います。


次に収益性ですが、
減益決算となっています。
売上がそこまでついてこなかったので、
ある程度覚悟はしていましたが、
理由としては、円安による輸入食材のコスト増と、
新規施設運営に向けた人員拡大によるコスト増の2要素です。

食材のコスト増は概ね原価側に影響し、
新規施設に向けた先行投資は販管費でしょう。

減益の構成として、
粗利率が前期比で3.7%のマイナス、
販管費率が1.6%の増加ということで、
いずれも利益にはマイナス要素となっています。
また1Q比で見ると、
粗利率が1.5%のマイナス、
販管費率は4.4%の増加ということです。
1Qではすでにユーロ高は進行していたので、粗利率への影響は限定的ですが、
販管費率はだいぶ上昇しています。


IRの照会をした際には、
粗利率(為替影響)の部分は、
なんともしがたい
のだろうという印象ですが、
先行投資部分は極めて前向きな印象でした。
来期以降の大きな成長のために、
きちんとコントロールしてやっていることで、
計画比より膨らんでいるのは、
陣容拡大の進捗もよく、
むしろ早めに人をアサインしている効果であるようです。
いずれにしても人材の先行投資はよくある減益理由なので、
あとはこれがきちんと長期的に花が咲くのかどうか、
ここが重要なポイントなのだろうと思います。


進捗率など数値を色々こねくり回していると、
いくら足元で好調の様相を呈しているとはいえ、
通期業績予想の達成は微妙なラインでしょう。
下方修正まであるとは現時点では思っていませんが、
今期はホテル事業の進出などで元々投資期になっています。
この投資を安易に許容してしまうのもよくないですが、
だからといって5年や10年後といったスパンで、
高級ホテルが寄与するようになることを夢見ています。
ですので、今少し販管費がぶれたとか、
外部要因の為替がどうこうなど、
チェックは必要なのでこのようにIR照会等を通して確認はしますが、
いちいち過剰反応などせず、トレンドが誤っていなければOKです。

こういう状況なので、優待を楽しみにしつつ、
ポジションも少ないので呑気にいきたいと思っています。


ちなみに決算の内容はニュートラルな評価から、
要因はさておき計画未達ということもあり、
ややネガティブ視されると思います。

一方でNTT都市開発との提携は、どうなんでしょうか。
NTT都市開発はそもそも商業施設やオフィスビルに強みがあります。
リゾートホテルやレストランはこれからの中計で、
戦略的に取り組まれるという構想があるようで、
その戦略をスピード感とシナジーを活かすという意味で、
この提携になったようです。
元々どちらが声をかけたのかわかりませんが、
一方でひらまつにとっての利点はどこにあるのでしょうか。

一応、NTT都市開発の手掛ける、
商業施設やオフィスビルを運営してきたノウハウを
活かせるとありますが、
そんなノウハウがどこまで活きるのか、
冷静に考えるとよくわかりません。

ひらまつは元々自社でレストランを展開してきています。
元々趣向が似ている
レストラン→オーベルジュ→ホテルということで、
ある程度ひらまつが一人称で対応していけたのではと、
素人ながらに思うのですが、もう少し時間を置いて、
色々考えてみたいなと思います。
どこにシナジーがあって、
ひらまつの戦略にとって何が恩恵となりえるのか。

IRに照会したのですが、
恐らく声の感じから服部さんが対応してくれたようでした。
役員でありIR責任者です。
ちょうど、前にフェアにお伺いした際に、
お話をさせて頂いたことがあります。
真摯な対応に感謝です。
コメント
この記事へのコメント
 まるのんさん お久しぶりです。

ひらまつはずっとウオッチしている銘柄なので、こうやってまとめてくださってありがたいです。

 NTT都市開発との提携ですが、ひらまつは将来的にレストラン事業とホテル事業を本体から切り離してREITを組成したいのかなと想像しました。

http://www.nttud.co.jp/business/fund/

 ROAに関心のあるひらまつ社長ならばそこに興味を持ちそうかなと思いました。自社で不動産を持つと金利負担やBSの拡大などリスクが大きくなりそうですからね。
 
2015/11/05(木) 10:08 | URL | ぺんぎん #-[ 編集]
>ぺんぎんさん
こんばんは、ぺんぎんさん。

ひらまつは私にとってはPF下位なので、
どうしても粗末な内容なのが申し訳ないのですが、
それでもこのようにお読みいただき嬉しく思います。

NTT都市開発の件ですが、
仰るような視点はありませんでしたが、
確かにそのようなことを考えておられるのかもしれませんね。

リスクを下手に広げるのではなく、
本業に関わるところで、適正なリスクをとって、
それ以外のリスクはうまく分散するというのは、
経営判断としては面白いですね。

今回の件、大変参考になりました。
ありがとうございましす。

それにしてもひらまつの株価は特に反応はなかったですね。
今の状況ではなかなかPF比率を上げる判断にはなりませんが、
楽しみな銘柄だなと思っています。

今後も優待を楽しみつつ、
応援したいと思います。
2015/11/05(木) 23:21 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/621-ca0ecc1f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り