十分な教育資金と老後資金のために

ジーフットから東証鞍替え上場と
増資+売出のIRが開示されています。

待ちに待った東証鞍替え発表なのですが、
それが事実となると不思議と冷静なものです。

ただこれは当たり前の話で、
私は需給やこういった材料を主目的にして
売買をしているわけではないのです。
業績面の成長期待を第一に売買をしているわけです。
数年後に市場からどのような評価をされるかという、
一要素としてそれが東証なのか名証なのかが影響しますが、
それは直接的には業績成長期待には直結はしません。
(信用力の向上等の面で間接的には影響はあるでしょうが・・・)

ジーフットの件も私は目標株価を算出するに当たり、
東証鞍替えを前提として目標株価を算出していますので、
この事実自体は通過点なわけです。
ジーフットの目標株価は1,361円ですが、
18年2月期の予想EPS97.2に
評価PER14倍を掛け算しています。
この評価PER14倍が東証上場の前提となっています。
名証のままだとこの評価が少し目減りするわけですが、
やはり大事なのは、市場の心理でいかようにも変化してしまう、
評価PERを気にするより、EPSが大事というのが、
私の見立てです。
ですから、18年2月期にEPSで約97の水準に
達するかどうかが最も関心があることであり、
東証に行くとか行かないとか、
もちろん通過点として期待はしていましたが、
それはあくまで通過点なのです。
ですから、冒頭にも書いた通り、案外冷静なのかもしれません。

ちなみに16年2月期のEPS予想は約76です。
ですからCAGR(年平均成長率)は約13%としています。

私が注視せねばならないのは、
概ね13%程度で平均的な成長をしていけるのかです。
例えば来期は都市型店舗拡充の投資期とかいって、
一時的にブレーキがかかるかもしれませんが、
そういう浮き沈みがありながらも、平均すれば13%の成長を、
平均的にしていけるのかをよく観察することなのです。

東証に行ったが1部なの?2部なの?とか、
東証の形式要件を満たすためのイオンの売出が、
需給にどれだけの影響を与えるか不安だとか、
そういうことは全て短期的な思惑だと割り切って、
注視すべきことに集中したいと思っています。


とはいえ、今回の増資や売出を全く無視するのも極端なので、
簡単に状況だけは整理しておきます。


【調達資金の使途】 ※まずはここが一番大事ですね
・店舗新設
・改装のための設備投資
これらにより収益性を高め、事業拡大に備えた財務体質を強化

→この部分は特に違和感がありません。
 積極的に成長及び安定のために無駄なく使って欲しいです。
 特に都市型店舗の拡充はどんどん推進して欲しいです。


【公募増資】
    516,000株

【株式売り出し(イオン)】
  2,720,000株

【株式売り出し(野村證券)】
    485,000株(上限)


当該増資+売出において株式価値の希薄化は
約2.4%が上限となり、希薄化による価値の目減りについては、
ほぼ考慮は不要ではないかと思います。

一方で東証での形式要件のため、イオンの売出は避けられないわけで、
この売出による需給については私はよくわかりません(笑)。
私の妄想としては、これまで名証単独上場だったが故に買えなかった方々が、
これをきっかけに買いに入ってくれるといいなと考えています。

増資後の発行済株式総数に対するイオン売出分の
比率は約6.4%となります。
ABCマートやチヨダのようにファンドが
もっと注目してもおかしくない水準だと思いますし、
年金も一部は保有されていますが、
東証に来ればもう少し買えるようになるのではないでしょうか。

需給が一時的に崩れたとしても
長い目で見れば落ち着くところに落ち着くはずという見立てで、
それより価値が目減りする希薄化が限定的であったことが、
本当によかったと認識しています。


最後に今回開示のIR資料の中に、
資金使途の補足説明に、
今後の設備投資計画の内容が出ています。

◆出店計画
<16年2月期_出店>
 投資予定金額       :931百万円
 出店計画         :76店
 1店当たり平均投資予定金額:12.3百万円

<17年2月期_出店>
 投資予定金額       :1,000百万円
 出店計画         :50店
 1店当たり平均投資予定金額:20.0百万円

◆改装計画
<16年2月期_改装>
 投資予定金額       :697百万円
 出店計画         :38店
 1店当たり平均投資予定金額:18.3百万円

<17年2月期_改装>
 投資予定金額       :500百万円
 出店計画         :30店
 1店当たり平均投資予定金額:16.7百万円


出店の1店当たり平均投資額が12.3百万円から20.0百万円に、
大きくあがっていることがわかります。
敷金、保証金を含んでいるということですから、
このあたりで都市型店舗の拡充が予定されているように感じます。
今期の1.6倍に当たりますから、
イオンモール内から都市型立地への展開があるのではと感じます。

改装費は除去費用が入っていないようですが、
それでも相応にお金のかかるものなのですね。
この改装がどの程度、収益向上に貢献するのかわからないので、
投資回収の妥当性を読みにくいのが辛いです。


今回の東証上場は、
ジーフットの各ブランドの認知度向上等の面で
企業価値向上に資するものだと思いますが、
これはあくまでファンダメンタルズ上は補助的な材料です。
本質的にEPSが伸長し、財務が安定している優良企業へと
一歩ずつ成長していってほしいと思います。
それを期待して株価の動向に一喜一憂せず、
今後も変わらずスタンスで見守っていきたいと思います。
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