十分な教育資金と老後資金のために

 先週末にひらまつの優待フェアに行ってきました。

 本丸のレストランひらまつに行きたかったのですが、
 前回の優待フェアの予約は出遅れてしまい、
 結局キャンセル待ちが出たことで、
 縁あって、丸の内のサンス・エ・サヴールさんにお世話になりました。

 東京駅前の丸ビルの35階という立地ですが、
 実は周りのビルも再開発の影響もあり同程度の高さがあるため、
 そこまで一面絶景!ということはありませんが、
 それでも高層ビルから見下ろす都会の街は素晴らしい景観です。

 この日は、雨も降っていて、
 少し靄が掛かっていたので、景色は全く期待していませんでした。
 しかし、妻も口にしていましたが、
 その靄が雨の滴る都会の街はとても幻想的で、
 東京タワーがボヤけてやさしいオレンジ色の光を滲ませているあたりが、
 真冬に見るくっきりとした「夜景」とは違った趣を感じさせるものでした。


 雨も強く、この日は車で出かけました。
 従って私はひらまつのその厳選されたワインを口にすることはできません。
 というか、実は私、アルコールが苦手でほとんど口に出来ないので、
 さて、そんな私にどんな提案をしてくれるのだろうと、
 楽しみにしていました。
 レストランとしてのホスピタリティがどんなもので、
 そしてそれが主観的にみて、優位があるものなのか、
 そんなことを実感出来ればいいなと思っていました。


 開場時間よりやや早く到着したのですが、
 お店の方が出てきてくださり、
 株主の方ですかと確認をされ、
 本日の訪問についての感謝の言葉と共に、
 中に招き入れて頂きました。

 預かる手荷物の確認を受け、
 最初に決済をということで、カードを差し出します。
 その場でサインを求められるかと思いきや、
 席までお持ちするので早速どうぞ、と席に促されます。

 居酒屋とかだとスキミングとか気になりますが、
 さすがにそんな不安を抱くことなく、中に通されました。

 2~4人位の席数枚に円卓がセットされ、
 そこには、これでもかという位のグラスと、
 カトラリー類がセットされています。
 私は妻と2人席ですが、どの席も相席ということはなく、
 グループ毎に席がこしらえてあるようでした。
 そういえば、卓には生け花などがありませんでしたが、
 会場にはいくつか大きな生け花が置かれており、
 その華やかな雰囲気が演出されていました。

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 早速メニューに目を通して、そのおいしさを想像します。
 
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 ①法蓮草のチュロス 豚足のクロケット ツナとケッパーのケークサレ


 ②北海道産帆立貝とサマートリュフのフレッシャー
  根セロリのクリームとトリュフヴィネグレットのハーモニー

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 ③沖縄県玉蜀黍のエスプーマとシャンピニオンのヴルーテ
  フランス産フォアグラのフォンダン オニオンと生ハムのタルティーヌ

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 ④知床半島羅臼漁港より旬の魚 その魚に適した調理法で
  埼玉県小川町より初夏の有機野菜
  愛媛県産宇和ゴールドとレモンビネガーソース

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 ⑤鹿児島県産特選薩摩牛のロティ 丸茄子とトマトのピューレ
  ジャガイモとジロール茸のガレット モンペリエバターとレフォールの香り

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 ⑥初夏のマンゴーのデクリネゾン
  ~プリン・春巻き・ソルベ~3つの体感温度で~

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 ⑦カフェ・ミニャルディーズ





 席に着くと早速、スパークリングワインの登場です。
 なお、私はワインには全く造詣がなく、
 色々丁寧に銘柄や産地、特徴などを説明して頂くのですが、
 頭に入ってきません(笑)。

 しかし、聞いていると、明らかに店員は自信を持って、
 かつその豊富な知識を魅力的に伝えようとしてくれているので、
 きっとそこそこワインに造詣がある方には、
 たまらなく面白いのだと思います。

 実際に席によっては、珍しいとか、共感を呼ぶような
 そんな店員さんとのやり取りがみられ、
 これがファンを惹きつける魅力なのだと再確認をしました。
 ワインは、嗜好性が高く、かつお金を惜しまない方が多いように思え、
 ひらまつはその受け皿として十分な資質を備えていることが、
 素人ながらに実感出来ました。


 また、アルコールが頂けないことを私はここで宣告するわけですが、
 その時の対応も、慣れたものでした。
 きっとそういう方が多数おられるのでしょう。
 事実そういう方は机上のワイングラスを撤収されるのですが、
 (これは誤って、アルコールを出さないためのサインだと感じました)
 そういう方が他の卓にも複数いらっしゃいました。

 さすがに、オレンジジュースとかウーロン茶を
 勧められることはないだろうと思いましたが、
 では、ソフトドリンクでオレンジジュースやウーロン茶なども用意しています。
 と聞いた時に少しびっくりしました。
 居酒屋ではないよね、と思ったのです。

 ただ、その直後に、
 もちろん、ノンアルコールで各種カクテルなどを
 お任せでお作りすることも出来ますと。

 早速その提案に乗っかることにしました。

 しばらくするとアールグレイ(紅茶)と何とかシロップを混ぜて、
 紅茶の香りとそのフルーティーなシロップのハーモにを楽しめる、
 それをスパークリングさせた、ノンアルコールカクテルの登場です。

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 これがなんともうまいのです!
 がぶ飲みしてしまいたい衝動に駆られつつも、
 どんどん進んでしまい、あっという間に
 シャンパングラスは空に。
 すると同じものにするか、また違うものにするかと聞かれ、
 あまりのおいしさに同じものをおかわりすることに。

 そんな中で①のフィンガーフードが運ばれてきます。

 チュロスは法蓮草の香りが口の中に入れた瞬間に、
 ふぁっと広がるサクサク生地のもので、
 その塩みが、スパークリングと相性抜群です。

 そしてクロケットは中に豚足が入っているのですが、
 これがコリコリでジューシーでかつコラーゲン質な部分もあって、
 食感もジューシーさも手伝い、もう一口食べたくなる一口サイズのクロケット。
 スパークングで口の中を爽やかにしてくれて、
 食後もくどくありません。
 そしてケークサレはケッパーが効いていてスパイシーです。
 ツナが練り込んであるので、サクという食感よりかは、
 肉質のある食感です。
 スパークリングがケッパーのスパイシーさを増強され、
 ピリっとした印象にさせてくれます。


 全テーブルに着席が済んで①が終わるころに、
 当レストランの支配人、取締役の服部氏、また料理長からのメニュー紹介の時間です。

 支配人や服部氏のあいさつでは、途中冗談なども織り交ぜ、
 楽しいひと時を過ごしてもらいたいという、
 ホスピタリティを意識した発言が多くみられました。

 取締役のあいさつの中では、
 お約束なのか、ここにいる方は全て株主の方と思いますが、
 もし、現時点で手放してしまったという方がおられれば、
 まだまだ成長しますので、本日の宴席がよいと感じたならば、
 ぜひ買戻しを!とだいぶリップサービスもされていました。

 料理長はメニューを単に読み上げるだけでなく、
 各産地から取り寄せた姿勢やその魅力度、
 食材の説明など、これから楽しめる心踊るメニューを、
 エンターテイメントのように紹介してもらえることがよかったです。

 
 その後は、白ワイン、赤ワイン、も数種類、その料理に適したものを
 チョイスして、妻のグラスに詳細な案内と共に注がれていきます。

 料理の提供も過剰はサービスはないものの、
 適格なタイミングで提供され、そして下げられていきます。
 途中、妻が空調を寒がっていたのですが、
 何も言わずともブランケットを用意してくれたりもします。

 途中、服部取締役が各テーブルをラウンドして、
 個別にあいさつにきてくれます。

 株主として伊勢の開業は間に合いそうもありませんが、
 よい材料で今後が楽しみですね、とお話したのですが、
 洞爺湖を例に、サミットとして注目されると
 その後の観光も好調に推移する傾向があるということで、
 そういったものをうまく取り込めるよう、
 鋭意企画中だということも伺いました。

 またワインの小売りの件もお話させて頂きましたが、
 ひらまつ=ワインという程、ブランド化されつつあるので、
 魅力的なものをどんどん拡充してラインナップしていきたいということで、
 会場だけ見ても、配られた優待のチラシをみて、
 あちらこちらで買いたいという発言があり、
 やっぱり我々と違い、富裕層の方はこういった嗜好性の高いものでも、
 消費意欲は旺盛なのだなと実感した次第でした。


 料理は当然、群を抜いておいしいのですが、
 総じて、ワインを楽しむことを意識されていると感じました。

 例えば④などは柑橘類の酸味と香りとても強く、
 誤解を恐れずいれば、やや苦味すらも感じるものですが、
 これも白ワインとの相性を考慮してのものと思われます。

 ⑤のメインでも赤ワインとの相性を十分考えられているようで、
 妻も感激していました。

 また、私は魚料理からはカクテルではなく、ノンアルコールワインを頂きました。
 白と赤の両方を頂きましたが、
 どちらもとてもおいしく、店員の方からも、
 実は原価はワインと同等で、製法も酵母を入れるか入れかの違いで、
 熟成度合も含めて遜色ないという案内を頂きましたが、
 本当に素晴らしいものでした。
 当たり前ですが、高級ブドウジュースとは一線を画すもので、
 いくらでも頂ける代物でした。

 白、赤で合計6杯頂きました(笑)。
 


 随所で見られたことですが、
 株主=顧客を意識しているのだと思いますが、
 レストランのファンになってもらい、
 株主として応援してもらうことに加えて、
 最高のサービスで今後も贔屓にしてもらいたい、
 そういうひらまつファンを作りたいという思いが旺盛でした。

 ビジネスとしては大変よい戦略だと思います。
 投資家は私のような弱小個人株主はともかく、
 富裕層の方も多く、
 そういう方々のコミュニティの中で、ひらまつブランドが形成されれば、
 それが利用率のUPに繋がることになるわけです。

 ひらまつ社長のあいさつが聴けなかったことは残念でしたが、
 それでも1万2千円の価値は十分にある、
 そんな宴席でした。


 なお、私はノーネクタイのシャツ(上着なし)にチノパンというカジュアル、
 妻はバーバーリーのワンピース(もちろんアウトレットで購入したもの(笑))の
 一張羅で参加しましたが、どなたもあまりかしこまった方はおられず、
 極端なことをいえば、Tシャツジーパンでも問題ないと思えます。
 まぁせめて襟付きシャツ位にしておいた方が無難かもしれませんが。



 ※写真が携帯で撮影したもので粗いものですみません。
 (レフを持ち込む勇気はありませんでした・・・)



コメント
この記事へのコメント
素晴らしい記事を読ませていただき、大変ありがとうございましたm(__)m

私はフェアや株主総会に時間的にも物理的にも出ることが不可能なため、こういった記事を書いてくださる方がいると、本当にありがたいなぁと思ってしまいます。

丸和の株主総会も記事を読むだけで会社の雰囲気が伝わってきて楽しかったです(^^)
体育会系100%って感じですねw
2015/07/02(木) 21:39 | URL | komomo #-[ 編集]
>komomoさん
こんにちは、komomoさん。
感謝のコメントを頂きましてありがとうございます。

私は出来るだけこういう機会には、
積極的に時間を作って足を運びたいと思っていて、
せっかくそういう機会があるのであれば、
自分のために整理をしています。
それが読者の方にもこのように多少なりとも参考になり、
楽しんでいただけているのであれば、
それは大変嬉しいことです。

私はいつも殴り書きで書いて出し状態で、
推敲もしていないので、読みにくい文章で、
かつ文才もないのでお恥ずかしい限りですが、
今後もこういう機会があり、
読者の皆様に楽しんで頂けるのであれば、
記事にしていきたいと思います。

これからもまた励みになるコメントを頂けるよう、
記事を書いていきたいと思いますので、
応援して頂けると嬉しいです。
2015/07/02(木) 23:27 | URL | まるのん #-[ 編集]
まるのんさん こんにちは〜

待ってましたよ。ひらまつフェアの記事(^^)

いやぁどれを見ても美味しそうですね!

やはりワインには、かなり力を入れているようですね。少し前にも優待内容を拡充させていますし、またフェアでの配慮といい

株主=重要な顧客と位置付けている姿勢が伝わってきますね。

私の住む地域は近くにひらまつの店舗がないのですが、何か機会があれば利用してみたいと思いました。

(ドレスコードかと思いきや、結構カジュアルな格好でも大丈夫なんですね...なるほど)

そういえば

まるのんさんは、あまりお酒飲まないんですもんね。私も強いほうじゃないんですけど...

ワインやウイスキーが好きなので、そんな風に説明が始まると思わず便乗してうんちくを語ってしまいそうですσ(^_^;)

それにしても...普段の詳細な分析記事もさる事ながら、食レポもこなせるとは恐れ入りました(笑)

写真付きの感想が想像力をかき立てて、朝からお腹が鳴ってますよ(^^;;

奥さんと2人で優雅な時間でしたね。

うちもたまには贅沢して、いいお店で食事したいなぁ(笑)と思っちゃいました。
2015/07/03(金) 06:54 | URL | カイト #-[ 編集]
>カイトさん
こんにちは、カイトさん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

お待たせしてしまったようで申し訳ありません。
しかし、こうやって待って頂ける方がいて、
本当に励みになります。ありがたいことです。

写真は携帯で撮影しているので、
明るさや画質もイマイチですが、
その時の臨場感が少しでも伝わればと思います。

ワインはひらまつの生命線とすら思います。
料理の説明の際も、実はワインの説明の方が長かったようね・・・。
それだけ自信があるということなのでしょうね。

ドレスコードはあまり気にしなくてよさそうです。
ボロボロ系のジーパン(?)とかだと
浮いてしまうかもしれませんが、
ジャケット必須とかそんな雰囲気ではありませんね。
気軽に行ける感じでしたね。

ぜひ、カイトさんもご家族でひらまつ系列に足をお運び下さいませ(笑)。

カイトさんの食レポシリーズのブログも
楽しみにしていますね。
2015/07/03(金) 23:13 | URL | まるのん #-[ 編集]
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