十分な教育資金と老後資金のために

 アルファポリスの決算説明会の動画がアップされています。

 こちらです
 ※自動で再生されるようなので、音に留意ください


 実は昨日アップされていたので、
 深夜に一生懸命聞いていたのですが、
 途中までおもしろく視聴していたのですが、
 体が疲れていたのか、
 そのまま自分の書斎の席にうっつぶして眠っていました。
 やはり疲れが溜まっているのでしょうかね。

 というわけで、先ほど帰宅して続きを視聴しました。


 ぐだぐだ書くのはやめて、一番印象に残ったのは、
 最後の、当中期計画の定量目標について、
 チャレンジングでありながら決して実現不可能なものではない、
 塩梅のいい水準だという趣旨の説明がありました。
 それをサッカーの日本代表がWカップ1次リーグを突破するくらいと
 例えられていました。

 面白い例えをするなと思いました。
 私はサッカーには疎いですが、
 確かに日本代表がWカップ本予選の1次リーグ突破は、
 チャレンジングでありつつ、なかなかチャレンジングだとも思います。

 いやーそもそもアジアの予選を突破できるのか?という問題もありますが、
 それでもアルファポリスの業績はきっと
 順調に推移してくれると信じています。


 決算説明会動画に沿って話を聞いていると、
 概ね違和感なく推移していることを確認出来ました。

 前期の着地については、やや下振れを想定していましたが、
 刊行数も大きく伸び、結果的に予想比上ブレでの着地となっています。

 漫画事業が目覚ましい成長を続けています。
 こちらは当社の目論見通りに推移しており、
 一時は疑われたものもきちんと結果で示してくれた点はよかったです。

 またライトノベルで新シリーズが5作品ということで、
 これが今期に次作の発刊による収益の継続性を生むという点で、
 期待が持てます。
 また説明の中で、2巻、3巻と進むにつれて、
 徐々に発刊数は収束してくるというわけで、
 やはりどんどん新作を出し続けていることが、
 成長には欠かせないものだと改めて実感しました。

 ですから、その新作が出続けられるかが
 当社の現事業における成長の肝になります。
 そのことは、当然会社も認識しているわけで、
 だから投稿コンテンツのボリュームを殖やす、
 そのために、ユニークユーザ数や投稿インセンティブなど、
 仕組みを入れてそれを定量化してコンテンツ確保に努めているのだと思いました。
 また今期に更にコンテンツ増に結びつく
 スマホアプリの新サービスを計画しているようで、
 今後の開示が楽しみです。

 投稿インセンティブ制度は、
 その仕組みが他社に比べても使いやすいようで、
 実際この仕組みの導入後の投稿コンテンツ数の動向を見れば明らかです。
 もちろん今後の動向にも留意が必要ですが、
 このプラットフォームが早々にデファクト化されることにより、
 ボリュームと質を確保したコンテンツが確保できると思います。


 また、随所の説明に精緻さと野心が伺えます。
 これは社長のWILLでもあるのかもしれませんが、
 例えば今期の出版事業の各セグメントの売上高のポートフォリオは、
 精緻に積み上げていることが伺いしれます。
 漫画事業は前期9.5%が今期18%となっており、ほぼ倍増ですが、
 既にこれはもう見えているという発言がありました。
 もちろんその利益がどういう水準になるのかとか、
 そもそも当てが外れるというリスクだってよく見ていかないとなりません。
 しかし、中期目標でもリスクバッファを見込んでいたり、
 説明の中で、今回の開示資料上の数値より社内目標は
 更に上に置いていると明言されており、
 なかなか投資家への期待も持たせてくれるなと感じています。


 月次のIRニュースのメーリングリストを開始というのも、
 それだけ自信の表れなのかもしれません。
 私はIRに積極的であることはとても重要視していますので、
 大歓迎です。

 中計についてはまずゲーム事業のことをどう捉えるか、
 まず基本的なことですが、スマホゲームなど既にレッドオーシャンで、
 かつ当てれば大きいものの失敗リスクが高いということを十分認識されているようです。
 この点は当たり前の分析と感じますが、そのような前提で検討されていることは安心です。

 イケイケドンドンのゲーム新興系の中には、
 ヒットできることを前提に事業計画を策定しているのでは、
 と感じることもありますので、そうでないだけ、まともだと感じます。

 そして正直、現時点で当社が成功するのか失敗するのか、
 まだ見極めは難しいです。
 ただ、会社説明にもありましたが、既存事業である漫画やライトノベルの愛好家と、
 ゲームの愛好家とは親和性が高い点、
 また既にヒットしている漫画やライトノベルからゲーム化することで
 より利用者にリーチがしやすいという点で、
 参画リスクはだいぶ低減は出来ると考えます。
 
 ここはもう少し時間をかけてモニタリングしたいと思います。
 少なくても、ゲーム事業開始で株価は上昇しましたが、
 あまりに稚拙な動きだと思いました。

 インターネットのメディアパワー強化について、注目は海外展開でしょうか。
 FY2016までは国内成長が原則のようですが、
 FY2017は海外配信開始とあり、ここでも急激な上昇を見込んでいます。

 確かに日本の漫画は海外ではとても人気があると聞きますからね。
 現時点では期待できるとしか言えませんが、
 今後の海外展開動向にも気を配っておきたいと思います。

 またFY2017はTVCMを打つということで、
 認知度向上施策もより加速することになりそうです。

 
 定量目標はリスクバッファを考慮して売上100億、経常利益25億です。
 FY2014実績では売上26.6億、経常利益7.7億です。
 単純計算では利益水準は3.2倍です。
 期間3年で3倍超ということですから、意欲的な計画です。
 ただ特にゲーム事業の失敗などリスクが大きいことも事実で、
 リスクバッファだけで吸収できず未達となる可能性だってあります。

 ですから話半分で見ないといけないかもしれませんが、
 社長の説明を聞いていると、個々に要観察と判断するものもありますが、
 直ちに否定しなければならないような説明もなかったように思います。

 私は現時点ではCAGRは15%、18.3期EPSは172、
 評価PER22.5倍とした目標株価3,870円は変更しません。
 今後のゲーム事業の動向など、最終的に中計の信憑性が高まり、
 そして四半期決算で実績も確認しながら
 目標株価も精査していきたいと思います。

 なお、現時点で完全に中計を信じた場合のEPS想定は3年後に約340となります。
 PERを同水準の22.5倍とした場合7,650円となります。
 この場合、現時点から3.4倍の上昇余地となります。
 これは完全に現時点では水ものですが、皮算用しているとワクワクしてきます。


 当社は認知度向上による成長とプラットフォーム型を活かした成長に加えて、
 海外を視野にしたエリア拡大戦略、
 そしてゲーム事業に代表される新商品・サービスによる成長と、
 様々なファクターが存在しており期待が持てます。
 もちろん各内容を見ていくと、小売業などのようにわかりやすさとはかけ離れており、
 不確定要素によるリスクも高いですが、うまくそれと付き合っていけるようになりたいものです。


 
コメント
この記事へのコメント
お疲れ様です。
まるのんさんの記事を見て、私も早速動画を見てきました。といっても要旨はまるのんさんの記事にほとんど載っていましたが。やはり魅力的に映りますよね。
実は私、月曜日に2500円でジャンピング打診買いをして、そこからナンピンで計400株、含み損は約6万円です。慣れないことはするもんじゃないと思いました笑
さて、中期投資派の私として気になるのは、1Qが計画だと前期比微増収・減益となることです。現状株価がいまいちなのは、需給の問題もありますが、1Q決算の悪材料出尽くし待ちもあるのかなと思っています。
しかし買付余力はたっぷりあるので、ここからまだ下がるようなことがあれば、ナンピンを続けるつもりです。もしかしたら長い付き合いになるかもしれません笑
2015/05/21(木) 22:14 | URL | 近藤 #-[ 編集]
>近藤さん
こんばんは、近藤さん。
短期的な含み益か含み損かは、あまり気にしません。
(といっても含み損だとそうそう割り切れないですよね)

私は今でこそ若干の含み益ですが、
私が買った直後にお約束のようにだらだら下げて、
買値より10%下げ、それでも止まらず20%下げ、
結局28%位まで下げて切り替えしてくれました。

これまでの私であれば、さすがに不安になって安値で
損切りしていたことでしょう。

仰るように1Qは刊行タイミングや広告費の投入バランスなどで、
前期比で増収減益の可能性が高いですね。
ただ、私としては既にそのような計画について、
今回の動画でも明らかになっているわけですから、
既に織り込んでいるはずと認識しています。

しかし、このように開示されている内容であっても、
実際の決算で「減益」となっただけで機械的に売られることが多くて、
合理的な動きとならないことが多いですよね。


最近でも保有銘柄で被弾しています。
サンセイランディックという銘柄では、
1Qは大きく失速することは、
その理由も含めてはっきりしていたわけですが、
それでも決算後には売られています。

日本管理センターという銘柄では、
前期に一過性の特需案件による収益があり、
その反動分により減益になることも、
短信を読んでいれば誰にでもわかることです。
しかし、実際にその影響分今期が目減りした決算とみるや、
もうだめだ~、と掲示板などで売り煽られ、
実際に相場でも売られるわけです。

もっともこういう銘柄は、
本質を見てくれる投資家によって
きちんと戻ってくると思いますし、
今もそれを信じてガマンしているところです。


アルファポリスの話に戻りますが、
1Qの結果を受けて不合理に売られることも実は想定しています。
その時には値段にもよりますが、買い増しをしたいと思っています。
もちろん現金の問題などで実際にアクションを採れるかは別の話ですが。

コンテンツやゲームなど不確定要素も強く、
事業のリスクも高いわけです。
当たるか当たらないかわからないということですね。

ただ、当社のモデル上、当たる確率が相対的に大きいと思っていて、
それが投資妙味に繋がっています。
もちろんその一定の期待値が今のPERにも表れていると思います。
この水準で買いを入れるのは私にとっては大変な勇気と覚悟が必要ですが、
それに余りある期待と夢がありますね。

ただ、そういうものに踊らされず、
そのリスク分量に応じて適正なポジションを持つようにはしておきたいですね。
どうしても銘柄そのものに視野が奪われると、
どんどんポジションを取りたくなってしまいますからね。

お互いに期待通りに成長してくれることを見守っていきましょう!







1Qの決算が出てそこで減益を見るまでは安心できないという構造
2015/05/21(木) 22:40 | URL | まるのん #-[ 編集]
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