投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

 監視銘柄のひとつの2751テンポスバスターですが、
 子会社でステーキレストランを展開するあさくまの
 食事券がもらえる優待の権利落ち日でした。

 結局私は手を出さず傍観していましたが、
 結果的に権利落ちなどなんのこと?といわんばかりに
 前日比プラス引けとなりました。
 しかも3%に迫る強い動きとなりました。

 権利落ちといえば、配当や優待分を超えるマイナスとなることも、
 往々にしてあって、私はそんな洗礼を受けるのが常なのですが、
 このような動きになることもあるのだなと改めて思いました。

 一方7605フジコーポ―レーションのように
 権利落ちがストレートに影響して(?)、
 5%を超えるマイナスとなる銘柄もあります。

 結局権利落ち後にどのような動きになるのか、
 これは予想出来ないですし、
 そこに一喜一憂しても仕方ありません。

 ファンダメンタルズが強ければ、
 権利落ち日の1日や2日は短期的に値下がりすることがあるのでしょうが、
 それも長期になればもう揺らぎレベルの誤差になるのでしょう。

 そういう意味では、私はテンポスバスターについて、
 優待権利を取るかどうか悩んでいましたし、
 その悩みが短期的な権利落ちを恐れて
 値動きを皮算用している自分はどうも自分のスタンスに非合理的だなと感じます。


 原点に立ち返ってその会社が長期で投資するに値するか
 否かのみで判断すべきなのでしょう。
 優待などは本当のおまけなわけですから、
 そこに踊らされずにいることが大事だと思いました。

 結局権利落ちにどう動くかなどわかりませんから、
 そこでなんとか損を出さずに優待だけ取るようにと知恵を絞るのも、
 時間がもったいないですから、ステーキに浮気せずにいきたいと思います。

 
 
コメント
この記事へのコメント
お疲れ様です、
テンポスバスターズもフジコーポも権利日持越しを行ないましたが、もっと下がると思っていたのに下がらなかった前者に対し、あまり下がらないと思っていた後者はドーンと下がるという、短期の値動き予想の困難さを改めて認識させられました。
私の4月の(優待)権利取得は好奇心によるものが大きかったのですが、本来投資家には不要な売買だったなと思う自分がいるのも事実です。
企業の業績、成長性を分析し、実際の株価との乖離に着目し保有を行なうことが第一とは考えていますが
忘れた頃に送られてくる優待が、株式投資を続ける上での多少のモチベーションになるのは事実ですね…。
勿論、手段と目的がいつの間にか入れ替わっていては本末転倒ですから、自分自身の行動をを客観的に分析、判断することが必要なのだと思います。
駄文失礼しました。
2015/04/28(火) 07:48 | URL | 遅咲きの桜 #-[ 編集]
>遅咲きの桜さん
こんばんは、遅咲きの桜さん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

仰るように短期的な値動きの予想など、
難しいですし、やはりそこにエネルギーを使うのは
もったいななと思います。

といいつつも私はいつもこの短期の値動きに、
一喜一憂しているわけですが。。。

優待や配当を獲得するようなスタンスは、
例え自分のスタンスとは異なるとはいえ、
そのことをきちんと認識して、
資金配分にも配慮されたものであれば、
私もモチベーションのためにも許容してもよいかなと思っています。

その証拠に私もテンポスバスターの権利を取ろうと、
本気で検討しました。
もともとテンポスバスターは私の投資スタンスに照らしても、
保有しても不自然はない優良銘柄と捉えていますから、
完全に割り切って優待を取るというものではありませんが。

そういう意味で、遅咲きの桜さんの仰るように、
常に自分を客観的に捉えることが大事なのでしょうね。

貴重なコメントを頂きましてありがとうございます。
2015/04/28(火) 23:05 | URL | まるのん #-[ 編集]
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