投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

 最近、相場全体が好調に推移する中、
 大きめの調整が来るのではないかと、
 心理的な不安が大きくなっています。


 一部の投資家の方も警戒されて、
 ポジションを落としているという方も出てきており、
 アノマリー的にも5月相場に突入するために、
 どうしても大きな調整が怖くなることは否めません。


 一方で、私はそんな心理面でポジションを落とすとか、
 アノマリーを恐れて必要性を感じていない取引はしないことにしています。


 とはいえ、やはり全体相場の調整が怖くないといえば嘘になります。
 ですので、少しでも自分を落ち着かせるために、
 過去の調整時の比較チャートでも眺めてみようと思いました。

 過去にはリーマンショックや東日本大震災など、
 いわゆるショック安などを経験してきた、
 保有銘柄の比較チャートをキャプチャーしてみました。

◆9787 イオンディライト
10年チャート_9787

◆3079 DVx
10年チャート_3079

◆2764 ひらまつ
10年チャート_2764

◆2686 ジーフット
10年チャート_2686

◆2352 エイジア
10年チャート_2352

◆1413 桧家HD
10年チャート_1413


 
 まず、リーマンショック時(2008年8月)では明確に暴落したのは、
 9787イオンディライトだけです。
 ただ、イオンディライトもその直近で大幅高を演出しており、
 それを打ち消す程度であり、その後に企業成長に従い足元では奪還しています。
 その他の銘柄ではひらまつなど一部に連れ安した銘柄ももちろんありますが、
 あれだけのショックでありながら、
 例えばジーフットやエイジアはなんら影響を受けていないことがわかります。


 また東日本大震災時のショックについては、
 リーマンショックに比べて影響は小さかったわけですが、
 ひらまつがやや影響を受けたかのようにみえますが、
 これだけの期間で見てみると、もう無視出来るようなレベルです。


 更に2013年5月の大きな調整時もこのチャートで見ると
 もうなんら影響は受けていないように見えています。
 確かに期間を短くチャートを描くと、
 週足ベースでは一時的に下落して連れ安している銘柄もありますが、
 結局月足ベースのチャート見れば、そんな調整などどこ吹く風という感じです。

 過去がこうだったというだけで、
 今後訪れるだろう調整で同じように影響は極めて軽微だと、
 高を括ることはリスキーでありますが、
 一方でそれを支持して無用な不安を台頭させる必要性もないのかもしれません。

 ただ、そういう大きな調整が不意に起こった時に、
 機動的に対応出来るようにするためにも、
 本来はもう少し現金を多く持っておくべきなのかもしれません。

 上昇相場である今の足元で、
 更にパフォーマンスを低下させることにもなりますが、
 下落リスクに備える意味では重要な考えだと思います。
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