十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+12.0%(2017/5/26時点)



 シュッピンの3月月次が発表されました。

 結果的に前年3月にやや届かない結果となり、
 YAHOOの掲示版やツイッターなどを見ていると、
 失望されている方もおられるようですが、
 私なりの判断のため、通期業績予想を踏まえて、
 結果を見てみたいと思います。

 まず、実績の数値の振り返りです。
 (単とはそれぞれの四半期の3ヶ月分として標記しています。)

 【1Q単実績】
  売上  :3844百万円
  営業利益: 119百万円 (3.10%)
  純利益 : 74百万円 (1.93%)

 【2Q単実績】
  売上  :4703百万円
  営業利益: 223百万円 (4.74%)
  純利益 : 137百万円 (2.91%)

 【3Q単】
  売上  :5535百万円
  営業利益: 346百万円 (6.25%)
  純利益 : 219百万円 (3.96%)


 それぞれ3ヶ月間の単期での実績値です。
 ()内は各利益率ですが、
 いずれの期でも増収増益で順調に会員数の増加などで、
 成長をしていることがわかります。
 また3Qはボーナス商戦などの需要増もあって
 特に堅調な推移になったのだろうな、 
 これ位のことを念頭に置いて、
 今回の月次の数値を見てみたいと思います。


 【4Q単(月次数値)】
  売上  :5094百万円(前年同期比:+16.8%)


 3Q単比で見ると、▲8.0%となっていますが、
 これは前述の通り、ボーナス商戦などがあった
 特異的な期間との差なので、
 あまり意味のある比較ではないかもしれません。
 3月の月次が前年比で▲1.6%という結果になりましたが、
 3ヶ月という期間で見れば16.8%という増収結果ですので、
 「3月」ということだけを見る近視眼的な視野をズームアウトしてみると、
 十分満足できる数字なのではないでしょうか。

 それから私はこれまでも当社のインバウンド効果の成長は、
 あくまでおまけだと認識しており(おまけにしては効果絶大なのですが)、
 Eコマースでの成長を期待しています。
 ですから、Eコマースの成長についても確認が必要です。

 月次資料から昨年の4Q期間の累計額(1-3月)と、
 今年の4Q期間の累計額(1-3月)を比較します。


 H26年1-3月累計月次売上:2355百万円
 H27年1-3月累計月次売上:2677百万円 (前年同期比:13.7%)


 はい、やはりEコマースの売上についても、
 10%を超える着実な成長が見られます。
 この部分が鈍化してくると、インバウンドの下支えはあるでしょうが、
 当社のコアの部分での成長余力に不安を感じますが、
 今の所、問題なく推移していると思います。

 また当社の場合、特に時計事業が高額品が多く、
 前年の駆け込み需要が大きく影響すると考えていましたが、
 それにしては、この結果は私の中では大健闘だという感じです。

 市場がどの程度を想定していたか私にはわかりませんが、
 私としては十分満足できる内容に感じます。

 さて、これを基に通期業績についても簡単に予想をしてみます。


 まず前提として月次売上高は、
 これまでの決算短信の売上高と比較すると、
 やや下ブレする傾向があります。あくまで月次売上高は概算値なので・・・。

 ということで、月次売上4Qの累計(1-3月)は5094百万円ですが、
 決算上の数値予想としては5000百万円としてみることにします。

 さて、短信の話になりましたからこれまでの実績を基点に考えます。
 (累とはそれぞれの四半期を累計して標記しています。)


 【3Q累実績】
  売上  :14082百万円
  営業利益: 688百万円 (4.89%)
  純利益 : 430百万円 (3.05%)


 以上から、通期(4Q累)の予想売上高は、

 14082+5000=19082百万円 となります。


 次に利益ですが、こちらもまずは4Q単での利益を捉えてみます。
 売上高と利益率から推察してみたいと思います。


 【1Q単実績】
  売上 3844百万円  営業利益率3.10%  純利益率1.93%
 
 【2Q単実績】
  売上 4703百万円  営業利益率4.74%  純利益率2.91%

 【3Q単実績】
  売上 5535百万円  営業利益率6.25%  純利益率3.96%


 これを横軸に売上高、縦軸に利益率をとってプロットしてみます。
 わずか3点しかありませんが、これに対して線形近似線を引いてみます。

 なお、なぜこのように考えてみたかということですが、
 まず今期の各期においてはインバウンドによる消費は平準化されており、
 新品率の多いことによる利益率の低下についても、
 既に平準化され反映されていると考えました。
 そこでややこしいことを考えず、
 固定費は変わらない前提で、
 売上高が伸びればその分、
 利益率は向上するという考え方に則ってみました。

 このことから、4Q単の売上を5000百万円としているため、
 利益率についてはそれぞれ以下のようになるのではないでしょうか。


 営業利益率:5.1%前後
 純利益率 :3.2%前後


 この利益率を採用すると4Q単の利益は以下の通りとなります。


 営業利益: 5000百万円×5.1% = 255百万円
 純利益 : 5000百万円×3.2% = 160百万円



 以上から、通期(4Q累)の業績予想は以下の通りとなりました。
 今回の捉え方ですと、やや利益率が強気な気がしていますが・・・。



 【通期(4Q累)予想】
  売上  :19082百万円
  営業利益: 943百万円 (4.94%)
  純利益 : 590百万円 (3.09%)
   ※()内は各利益率です


 やや保守的に見積もった、前回記事の予想は以下の通りでした。


 【通期(4Q累)予想 <前回記事の予想>】
  売上  :18927百万円
  営業利益: 862百万円 (4.5%)
  純利益 : 541百万円 (2.9%)
   ※()内は各利益率です


 前回予想と比較すると、
 売上が+0.8%、営業利益が+9.4%、純利益が+9.1%となります。
 これを、会社通期予想と比較してみます。



 【通期(4Q累)予想 <会社発表の予想>】
  売上  :17828百万円
  営業利益: 800百万円 (4.49%)
  純利益 : 499百万円 (2.80%)
   ※()内は各利益率です


 会社予想と比較すると、
 売上が+7.03%、営業利益が+17.9%、純利益が+18.2%
 とそれぞれ上ブレすることになります。

 東証の開示ルール上、まず売上は+10%を上ブレることはなさそうです。
 また利益についても+30%を超えることはなさそうなので、
 ルール上は、上方修正はないものと思われます。
 但し、会社判断でされる場合はあるかもしれませんが、
 予想の利益率がやや強気であることから、
 実際にはもう少し上ブレ幅が抑制されることを考えると、
 上方修正の開示がされるかどうか、微妙なラインだと思います。


 まぁ、上方修正があろうがなかろうが実はどうでもいいことです。
 少なくても今期も計画に従い、
 順調に着地しそうであることは明白になりましから安心いたしました。
 上期の期中では、利益未達をある程度覚悟していたところからすれば、
 よく健闘してリカバリしてくれたなという印象です。


 なお、単純に計画上ブレ分を予想EPSにかけてみると、
 EPSは49.28となります。
 本日の終値が1523円ですから、PERは30.9倍となります。
 う~ん、とてもドキドキする水準です。
 仮に次期に20%成長してもPERは25倍超ですからね。

 今回の月次をご覧になってどんな印象だったでしょうか。
コメント
この記事へのコメント
ブログの更新を楽しみにしてる者です。

良いですよね(^o^)
2015/04/12(日) 13:51 | URL | 沖縄から #-[ 編集]
>沖縄からさん
はじめまして、沖縄からさん。
いつも当ブログを楽しみにして頂いているとのこと、
ありがとうございます。

シュッピンは私の感覚からいえば、
足元では十分な評価を受けている認識ですが、
長期的にはまだ成長が続くと思いますので、
一部の保有数を私も残す判断をしています。

今後も、また気になる記事がございましたら、
気軽にコメントを頂けますと嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

2015/04/12(日) 23:27 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/487-ab60204c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り