十分な教育資金と老後資金のために

 私のPF主力株の2352エイジアの決算発表がありました。

 内容は増収減益ということで、
 第一印象がっかりな決算でした。
 いつも開示資料を開く時にはドキドキするものですが、
 数値を見た瞬間に目の前が一瞬真っ暗になりましたよ(笑)。
 って、笑いごとではないのですが、定性情報に目を通すも、
 全く理由がわからないので、早速IRへ電話しました。
 私も混乱しながら電話したので、
 支離滅裂だったのですが、
 相変わらずIRの対応は極めて丁寧なものでした。
 20分程度電話でお話をしたでしょうか。
 結果としては、目の前が真っ暗になるほどではないという感覚です。
 とはいえ、うん、問題なしと言い切れるほどではありません。

 ということで、売却するかどうかは個々の判断でしょうが、
 それなりに売り物は出るでしょう。
 特に足元で株価が少し回復していたので、余計に下落幅も大きそうです。

 感覚的ですが、1000円前後をうろうろしていて、
 私の含み損も10%程度で推移していた頃が、
 今のこの実績を織り込んでいたのでしょうか。
 市場はこの程度の苦戦は予想しており、
 ずっと横ばい水準だったところに、
 トヨタの事例リリースが出て、瞬間的に回復したということで、 
 再び1000円前後までいくのかもしれませんね。
 がっかりにがっかりが連鎖して再び3桁もあるかもしれません。
 ということで、まぁ10万を超えるマイナスが襲来しそうで、
 1月に築いた含み益がちょうど吹っ飛びます(笑)。
 まぁ、またゼロからのスタートですね。
 (ゼロからスタート出来ればいいのですが・・・)

 会社(IR)とのやり取りの中で主な点かつ、
 差し支えない範囲で記事に残しておきます。
 なお、概要で記載していますし、
 聞き手の私の主観的な解釈が入っています。
 ですので、以下は基本的に私の戯言として捉えてください。
 会社側の公式なスタンスについて気になる方はご自身で確認されて下さい。
 

 まるのん
  「なぜ減益になったのか?」

 会社
  「足元で売上がついてこなかった。
   当社は主に小売業を中心としたB2B2Cのモデルであり、
   当社から見た顧客は多くが一般消費者向けのビジネスを展開しているが、
   全般的に増税反動減の影響を受けており、
   顧客の投資意欲が想定していたより軟化しており、それが足元の停滞に繋がっている。
   このため、利益水準として人件費の増加を吸収するに至らず、このような結果となっている」

 まるのん
  「2Q時点では計画対比上限値で着地しているが、この時期に増税反動減となるのは、
   完成基準での収支計上のため、やや遅れてその影響が顕在化するためと認識すればよいか」

 会社
  「はい、その認識の通りである。」

 まるのん
  「では、この3Qでの落ち込みは計画上はどのように見ていたか。計画対比での進捗はどうか?」

 会社
  「計画より軟化していると認識しており、数値上でもやや計画対比で下振れしている。
   また、一部2Qに前倒しで収支計上された案件があったこともあり、
   3Q単期で見ると数値がより低めに出た。」

 まるのん
  「では、レンジ開示としている通期予想を修正しなかったのはなぜか」

 会社
  「計画対比の下振れ幅については、具体的には控えるが、
   4Qでのリカバリが十分可能という算定を行っている」

 まるのん
  「具体的にはどのようなリカバリとなるのか」

 会社
  「4Qは顧客側の予算消化の兼ね合いで引き合いが増えることもあり、
   特に今期は年度当初からの投資抑制の動きもあり、
   その動向が読めないこともあり、まだ諦めたくないという思いである。」

 まるのん
  「前期の3Q実績と通期実績を比べると4Qに予算消化の動きがみえないので、
   心配しているが・・・」

 会社
  「確かに前期は4Qでは特に予算消化の駆け込みが支配的ではなかった。
   こればかりはなかなか読めないところがあることも事実である。」

 まるのん
  「足元での数値の軟化については長期化する懸念についてはどう認識しているか。」

 会社
  「顧客側のニーズは増勢を極めている中、
   世の中の増税による消費落ち込みに対する危機感が大きく、
   投資意欲が慎重になっているという認識である。
   これが3Qという面で見ると大きく影響をしていると考えており、
   当社商品の優位性が損なわれているわけではない。
   従って、世の中の増税反動からのなお立ち直りによって
   回復してくると考えている。」

 まるのん
  「当社は、今期に30人弱の採用をしているが、離職者は現時点で何人か。」

 会社
  「1人です。」

 まるのん
  「新規採用者の現場における貢献度はどのような状況か。」

 会社
  「大卒採用者はまだ1人称で主体的な戦力とはなりえていないものの、
  OJTを通して着実に来期以降に戦力になるものと認識している。」

 まるのん
  「当社は上場後10年経過に伴う、本則市場の選択を行うことになるが、
   そこに向けてどのような認識で取り組んでいるか」

 会社
  「当然、マザーズで終わる気はなく、東証1部を目指している。
   だが、形式要件を満たすには株主数、利益水準共に足りないため、
   この点は会社側も課題と認識している。
   またまずは2部へスライドという選択もありえる。」

 まるのん
  「当社は現金を多く保有しており、
   株主数の充足という意味でも株主還元策を期待するが、
   その点、どのような方針で取り組まれようとされているか。」

 会社
  「適宜検討しており、必要があれば開示します。」

 
 混乱の中、私が聞けたのはこんなものでした。

 さて、改めて業績を見てみます。

2352_15年3月期3Q比較
2352_15年3月期3Q時点の推移


 これを見ると、売上がついてきていないことがわかります。
 そしてそれだ問題だということもわかります。

 利益率に着目すると
 当期純利益率で20%以上、営業利益率で30%前後ということで、
 過去も推移してきていますが、
 今期も1Qで低下はあったものの、3Qでも維持していますし、
 回復基調であることがわかります。

 ですから、当社の競争優位性に毀損はないという点は、
 なんとなく合点がいきます。
 そしてこの利益率が維持出来ているという点は、
 私としては着目ポイントになりました。

 また売上が伸びていない点ですが、
 これは判断が難しいです。
 そもそも成長企業の場合、利益はともかく売上が伸びていれば、
 利益がついてくるという考え方もあります。
 しかし、当社の場合、明確な優位性のある商品・サービスを持っています。
 当社を新興の成長企業とみるのであれば、
 売上が伸びていないことは致命的でもあるかもしれません。
 もし、優位性が損なわれて売上が伸びていないとすると、
 シェア率などに変化が出るでしょうから、
 通期決算時の説明資料には従来通り開示があるでしょうから、
 そこで確認する必要があるかもしれません。

 数値的には残念ながら、
 今期予想の下限またはそこから更に下に触れる可能性を考慮する必要もありそうです。
 但し、利益率を維持出来ている点と、
 売上の停滞の背景を総合的に考えると、
 時間はかかるかもしれませんが、
 長期的な成長シナリオが崩れたという結論にはなりません。
 現時点で当社側によろしくない事態が起こっているというより、
 外部環境によってこのようになったと、
 今の時点ではこのように捉えたということです。

 と同時に来期の予想についても判断が難しいですね。
 IRとのやり取りの中で、上記では割愛しましたが、
 10%への増税の影響についても十分見極めていく必要性を話されていました。
 今期の投資抑制を鑑みて、強気な予想を出すのか、
 今期を踏まえて弱気に出すのか、全く読めません。
 全く読めない銘柄を保有していていいのかというのはあるのですが、
 長期的なトレンドとして成長していくことには変わりないと見ていますので、
 それに株価は一喜一憂してジェットコースターになりそうですが、
 評価を変えないのであれば、黙ってホールドです。


 最後に、改めて記載しますが、
 当見解は大いに見誤っている可能性がありますし、
 だいたい私の判断とは結果は逆に出る事も多いので、
 私がホールドするということは、売却される方が正しいかもしれませんね。
 いずれにせよ、万が一保有されている方がおられれば、
 判断はご自身でお願いします。

 またその際にもし見解があればぜひお寄せ下さい。

コメント
この記事へのコメント
記事ありがとうございます。

IRとのやり取りは大変わかりやすく、ためになりましたm(__)m

外部からの影響によるものがあったのと、内部費用の計上が負担になったのでしょうね。

これが単に売り上げ大幅減とかなら原因を探ってそれ次第では撤退も視野にいれるところですが、しばらく様子見になりそうです。

せっかく株価も1100円台に乗っていたのに、また割り込みそうなのは残念でなりませんが(^_^;)

まあ日々の値動きを気にするあたりが、まだまだだなと自分の未熟さを痛感しています。
私も主力級の銘柄すので、早く鞍替えしてほしいです。
2015/02/01(日) 18:03 | URL | komomo #-[ 編集]
拝見しました。まるのんさんの記事と決算を見ますと、3Q期では各企業の消費の軟化と、エイジア自身の人件費増が顕著に露呈した形となったということでしょうか。

大型契約による挽回が可能かどうかですが、4Q期で5億を売り上げたとしても予想利益値の到達は難しい状況と言えるかもしれません。会社側としては予想利益下限値ギリギリの決算なら下方修正しないことも考えているかもしれません。

一方で、各企業の消費活動が軟化する中で売り上げが増えていることはエイジア商品の新規のシェア拡大が想定されます。今後、消費活動が活発になってきたとき、売り上げの伸びしろは大きくなることが期待できるかもしれません。また、一期や四半期単独での落ち込みはどの企業でもあり得ることですので、ビジネスモデルに変化がないのであれば、中長期目線では慌てる必要は無いのかもしれません。

個人的には、株主はかなり入れ替わっており、株価の下落は一時的で、1100円台にはすぐに戻すかな、ただ下方修正がでた時は三桁まであるかな、と今回はこのように感じました。
2015/02/01(日) 23:04 | URL | 素人投資家A #-[ 編集]
>komomoさん
こんばんは、komomoさん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

今回の失速は、人件費の上昇という理由が明確な内面的なものもありつつ、
それだけでなく、外部要因にも影響を受けたということですね。

そして、内面的なものは、人材育成がきちんと進捗していれば、
徐々に戦力として収支貢献をするはずです。
ですから、育成面での感覚も知りたくて、
後半に書かせて頂いたような質問をしました。
ただ、これは定量的に評価することが難しいので、
質問力が試されるなと痛感しました。

一方外部要因の影響はどこまで続くかは、
顧客側のビジネス状況に左右されると考えておりますが、
当社は確かに小売中心ではあるものの、
例えば不調が続く、通販専業会社だけが相手ではなく、
業態・業種も様々なので、全体としては徐々に回復してくると思います。

ただ、それがいつなのかとか確実に回復してくるのかは、
当社だけでどうなるものでもないので、
一定のリスクがあることは確かだと感じています。

私にとっても、主力銘柄のひとつですので、
残念でなりません、仰るように明日、来週の動きだけで、
失敗、成功を判断しないようにしたいと言い聞かせています。

鞍替えについては、
どこまで真面目に対応しようとしているかわかりませんが、
まず優待新設からでしょうか。
当社は議決権行使でクオカードとか、
株主総会出席でお土産などもあるので、
こういうものを正式に優待として還元するのは、
すぐにでも出来そうに思いますからね。

今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
2015/02/02(月) 01:00 | URL | まるのん #-[ 編集]
>素人投資家Aさん
こんばんは、素人投資家Aさん。
コメントを頂きましてありがとうございます。

まず前半の2行に記載頂いた点はその通りの認識です。
非常にわかりやすいまとめをして頂き、ありがとうございます。

下方修正をしなかった点でやり取りしていた時に、
レンジ開示の際の開示について東証基準の説明を丁寧にして頂きました。
利益で30%以上、売上で10%以上のブレの際に、
開示を必要とするルールですが、
この基準説明と当社としての考え方を説明を受けましたが、
かなりスラスラと説明頂きました。
もちろん当社のIR担当者は大変丁寧ですし、
東証ルールもきちんと日常的に認識しているので当然とも思えますが、
なんとなく、修正の検討はされ、
その基準について事前に十分調査をされたのではと勘ぐってしまいました。
いずれにせよ、下限ぎりぎりか、下振れもありえるかもしれませんね。

ビジネスモデルそのものに変化がないというのは、
私も重要な評価観点だと思います。
ビジネスモデルがしっかりしていれば収支もついてくるものですが、
そこはあくまで原則論で、仰るように四半期毎でみていけば、
浮き沈みもありますし、
当社の場合少なくても人件費の件はマイナス要素としてあったものなので、
そこまで慌てることはないと認識しています。
だからこそ、目の前が真っ暗位になる程ではないという表現をしました。

株価を予想すること自体は意味のないものとはいえ、
やはり保有していてこのような状況になれば気になるものですからね。
私は既に下方修正を織り込む動きを取って、
出来高も少ないですから、一気にストンといくのではないかと思います。
問題は3桁に落ち込んだ時に買うかどうかです。
堕ちる銘柄、かつ収支の悪化がみられた今回のケースでは、
セオリーからいえば、買い増しなどありえないとも思いつつ、
ビジネスモデルが変わらず、中長期で自信が継続しているなら、
買い増しもありかなと考えています。
いずれにせよ、よくPTSがこの水準で留まったなという印象です。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



2015/02/02(月) 01:15 | URL | まるのん #-[ 編集]
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