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 想像力は投資パフォーマンスを挙げる上で大事な要素です。

 想像力は世の中の流れやあるニュースから
 どのような市場変化が起こるのかを想像して、
 投資判断をしていくわけです。

 想像力による投資判断は、
 多くが思惑の中での取引となりますから、
 実際にその思惑が外れることもあり、慎重さも求められます。

 そして相場参加者の多くはこの想像力を働かせており、
 日々の相場はこの日々の思惑で形成されているといってもよいと思います。
 あくまで「日々の相場は」ということですが。

 私も中長期的視点に立った投資スタンスであり、
 様々な世の中の長期的な時流などに想像力を働かせて、
 日々銘柄発掘、考察をしています。
 これは日々の思惑ではなく、
 もっと本質的な変化を期待した想像の先にあるものです。

 「想像」を辞書で引くと以下のようにあります。


 「実際には経験していない事柄などを推し量ること。
   また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。」


 未経験のこと、存在しないことが顕在化した時に、
 そのことを株価が織り込むことで、
 パフォーマンスが得られるわけです。
 顕在化していないものが顕在化する確率は決して高くないわけで、
 そこに不確実性がありそれがリスクです。
 このリスクに対して投資するわけです。


 誰も知りえないことを「想像」して
 そのGAPを狙うことは確かに投資において重要です。

 しかし、「想像」だけに頼った投資は本当に正しいのでしょうか。


 私は、想像力を磨こうと日々アンテナを張ろうと努力していますが、
 最近改めてそのこと自体を修正する必要性も感じています。

 つまり、「想像」も大事だけど、「洞察」も大事だということです。


 「洞察」を辞書で引くと以下のようにあります。

 「物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。見通すこと。」


 「想像」と違うのは、「物事を観察して」という前提が付いていることです。
 もちろん「想像」でも観察した上でのことだと思いますが、
 「洞察」はよりこの観察することが重視される印象です。

 観察をして、そこから得られた情報を元に、
 見抜く・見通すことが重要ではないかということです。


 開示資料や決算説明資料など誰しもが目に出来るファクトの情報をきちんと観察し、
 その情報を分析する視点がなおざりになったまま、
 もっとマクロに広い視点で推し量り、思い描くといった
 「想像」だけが先行してしまっているように思うのです。

 もっと今ある情報をよく観察して、
 その本質や奥底をきちんと洞察することこそ基本だと認識する必要があると思うのです。

 もちろん、「ある新商品が絶好調で収支に貢献」などという文言があったとしても、
 これはもう「洞察」する域ではありません。
 しかし、「マーケットの状況認識を踏まえて研究開発を推進している」などという文言があれば、
 それを基点に「洞察」していくことが出来ます。
 全く状況認識すら示されてもいないのに、
 自分が主観的にきっと今後こういったものが必要なはずだ、と想像することは、
 確かに必要な視点ではありますが、コアにするには危険です。

 もっと「想像」だけに頼るのではなく、
 そこに事実から「洞察」することにも着目して基本動作を徹底したいと思いました。
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