十分な教育資金と老後資金のために
 2686 ジーフットを購入しました。
 昨日のアルファポリスに続き、PFをスリム化と逆行しており、
 どこかで大きな反省をすることになるでしょう。


 当社は、個人投資家の中で保有されている方も多く、
 その影響もあり、今年初めてのパクリ投資です。

 私はパクる側なのでこの行動自体にとやかく言う立場にありませんが、
 自分の指標に照らしてシナリオを考えて行動する場合には、
 積極的に活用したいと考えています。
 当然のことながら、責任は自分で全てを負うことになりますし、
 今後の意思決定も全て自分の思考の中で対応していくことになります。
 私の大事にしている納得感を損なうような言動にならぬよう気を付けたいと思います。
 
 色々自分で分析したものもありますが、
 事業内容や会社側見解のIRレポートなどは以下の記事が非常に参考になります。

 (他の方を頼ってしまっては、もはや私の記事の付加価値はなくなってしまい、
  自己否定になってしまいますね・・・)

 21世紀投資さんの記事

SyncHack.com絵空事


 ABCマートが当該事業ではパイオニアでありリーダー企業であります。
 収支構造も店舗展開戦略も秀悦であり、
 市場評価も高いものになっています。

 ABCマートは1等地にドミナント展開しており、
 例えば近場の店舗同士でサイズ違いの在庫などを融通し合うなど
 工夫を凝らしているようです。

 それに対してジーフットの店舗展開は郊外地が多いようです。
 そしてイオングループに参画したことで、イオングループ店舗内に展開が進んでいます。
 そういえば、小売りの盟友であるイオンとヨーカドーは
 店舗戦略や流通戦略で大きな差異があることは有名ですが、
 店舗戦略においては郊外型が多く、
 イトーヨーカドーは駅近などの1等地が多く、
 店舗展開戦略に大きな違いがあるようです。
 店舗戦略においてジーフットはイオンと方向を同じにしていたのですね。
 たまたまかもしれませんが、うまくシナジーが合うのかなと思います。

 ただ、ダイエーはイオンが兼ねてから欲しかった駅近1等地の店舗が多く、
 イオンの弱みを補完する期待もあるという面もあると考えます。
 ジーフットがこういう場所にも展開することでどのような化学反応を示すのか興味があります。
 そうえいば、四季報にも大都市路面店への積極侵攻とありますね。
 当社の経営サイドは上記で紹介させて頂いた記事からも、
 分析型の経営をされているようですから、
 きっと勝機があっての戦略推進をしているように思います。
 (経営者であれば当たり前のことなのですが)

 そもそもイオンももダイエーも既存店はボロボロですから、
 むしろジーフットのようなテナント(?)が集客するための店舗として扱われるとすると、
 グループ内での地位も向上するのではという妄想も働きます。
 (本当にただの私の個人的妄想です・・・)

 いずれにせよ、当社はリーダー企業としてABCマートが存在している中で、
 典型的なチャレンジャー企業であります。
 そしてチャレンジャー企業の基本戦略はシェア拡大戦略ですから、
 この積極店舗展開施策は非常に理に叶った王道の経営のようです。
 もちろん単に店舗展開だけでシェアを取るのではなく、
 PB開発や提携などで、自社の強みを最大限生かしつつということなのでしょう。

 
 さて、業績を見てみたいと思います。

 2686_売上高(15年2月期_3Q)

2686_営業利益(15年2月期_3Q)

2686_純利益(15年2月期_3Q)

 利益率が向上しているのは、PB拡充のためと考えてよいでしょう。
 また店舗拡大の状況を踏まえるとやや売上の伸長率が低いように感じます。

 この理由も上記の記事でIRとのやり取りにヒントがありました。
 なるほどです。

 そして今期の業績についてですが、
 会社の通期予想到達のために必要となる、
 4Qの成果は以下のものを求められます。

 <会社予想>
  売上高 28,274
  営業利益 1,492百万円
  当期純利益 224百万円

 一方で私の予想は以下の通りです。


 <まるのん予想>
  売上高 24,977百万円
  営業利益 1,199百万円
  当期純利益 599百万円

 売上高は月次動向の推移を見て、
 12月-2月の全店売上ベースは105%程度とみます。
 もちろん大雪などの影響次第ではありますが・・・。

 すると、売上高は会社予想で未達となるとみます。

 利益では前期の4Qで利益率が低下していますから
 営業利益ベースで3Qの利益率から0.5%程度悪化すると仮定しました。
 人件費高騰などの影響もより顕在化しそうですからね。

 一方、当期純利益は会社予想では0.8%明らかに低すぎます。
 会社側が何か特損などを見込んでいるわけでないのであれば、
 3Qから低下はするでしょうが、ここまで低下ということはないと思います。
 利益率は2.4%程度とみて(営業利益と同様3Q対比で0.5%悪化)みました。

 上記を踏まえて通期業績は以下のようになります。

 <会社予想>
売上高 107,000百万円
営業利益 5,500百万円
純利益 2,500百万円

 <まるのん予想>
  売上高 103,703百万円
  営業利益 5,207百万円
純利益 2,875百万円

 ということで、EPSは15%上ブレということで、120×1.15=138と予想します。

 私の現時点の買付は1,250円ですから、PERは9倍です。
 リーダー企業のABCマートのPERは17.5倍です。

 収益率や財務安全性など総合力で差はあるわけですが、
 それにしてもジーフットの評価は低い、つまり割安であると感じます。

 この理由のひとつとして今後の成長性について考察する必要があります。 

 当社の中計は、17.2期にEPS240です。
 今期EPSが138となった場合、向こう2年で30%の平均成長となります。

 もちろんこの信憑性は疑ってかかった方がいいでしょう。
 通期業績についても今期は当期純利益こそ上ブレしそうと感じますが、
 売上や営業利益ベースでは未達となりそうです。

 ちなみに前期も未達項目があり、
 過去の予実を見る限りも、
 当社の予想は強気であると言わざる得ません。

 小売業ということは、店舗数がまず成長の原動力です。
 店舗数の推移は以下の通りです。(2Q決算補足資料より抜粋)

 12年1月 675
 13年2月 673
 14年2月 735
 14年8月 792

 地域別も出ていますが、
 ここで気が付くのは地域毎に大きく差があります。

 関東や九州ではそれなりの増加となっていますが、
 中国地域では減少していますし、四国や北海道もほぼ横ばいです。

 つまり、それだけ出店余地があると思います。
 もちろん、他社とのガチンコですが、
 靴は生活必需品ですから、一定のパイはあるはずです。
 チャレンジャー企業としてシェア拡大に努める上でまだまだ国内だけ見ても余地があります。
 中国などへの展開はまだ本格収支貢献はずっと先とみます。

 店舗数から1店舗当たりの売上高を出していく必要がありますが、
 大きくPB化を進めていたりする中で、
 結局パーヘッドの収支の分析をしてもあまり傾向が見て取れないのが実情でした。

 1人当たり売上高なども出してみると、
 ABCが圧勝ですが、一方でジーフットもコンサルタント育成にも積極的で、
 PB比率にもう一段改善余地があり、
 販売力においてもまだ魅力向上策が残されているジーフットは、
 成長余地をより残していると考えることが出来ると考えます。

 会社開示の年率30%の成長は無理でも20%や15%程度はいけると思います。
 店舗展開が進むでしょうし、PB化も進むでしょうからね。
 そして3Q決算でインバウンド消費に対応するために、
 免税店認定を拡大している旨も記載がありますから、
 一定の成長原動力になるのかもしれません。
 そういえば、ABCマートの短信内でも言及されており、
 かつ、ABCにとっては収支に具体的に貢献しているような記載ぶりです。

 会社目標のEPS240を20%未達と仮定すると、
 17.2期のEPSは192となります。
 今期EPSを138とすると2年で39.1%、年平均では18%の成長率となります。

 15%から20%の間とみると、そんなに悪い数値でもないように思います。

 ですから、17.2期EPSをきりよく190としたいと思います。

 評価PERですが、東証への昇格があるでしょう。
 これにより流動性リスクは低減すると思われます。
 また、成長率が本当に18%を維持できるのであれば、
 今のままPERが6倍台まで下がっていくとは考えにくく、
 どこかで訂正が入ると思います。

 自己資本比率がやや低く、キャッシュフローも不安定です。
 安全性という面でややリスクがあるでしょう。
 この部分はイオンが主要株主におりますから、
 直ちに顕在化することはないと認識しています。
 あとはイオングループであるということがプラスのシナジーを出すこともありつつ、
 負のシナジーも顕在化するかもしれません。
 要するに、親会社の意向などで変化に富んだ経営が困難になることで、
 大企業病にお付き合いする、そんなリスクもなくはありません。

 成長性とそれに対する様々なリスク、昇格期待などを総合的に見込んで、
 評価PERは13倍程度とみます。

 目標株価は2,500円としておきます。
 PERはやや保守的、EPSはやや強気ということでニュートラルですが、
 どちらかというと自信あり側の評価です。
 総合的には自信度Bと設定します。

 足元で株価は上昇基調で、
 昨年のうちに買えればよかったのですが、
 今年のNISA枠として突撃出来てまずはよかったです。
 と同時に現金比率を下げてしまったことは悩ましい問題です。
コメント
この記事へのコメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/01/17(土) 01:15 | | #[ 編集]
>Mc.Nさん
コメントを下さりありがとうございます。
また、当方のブログより勝手にリンクを張らせて頂いた点、
事前のお断りもなく失礼いたしました。

今後もMc.Nさんのブログも参考にさせて頂きます。
Mc.Nさんのブログの方へメッセージをお送りしようとしましたが、
ツイッターアカウントもなくうまくお送り出来ませんでしたので、
当コメントにてお返事させて頂きました。

私信宛のコメントに対して公開のコメントでお返ししまして、
失礼をお許し下さい。


また色眼鏡の部分も含めて自分で判断して、
自己責任で今後も対応してまいりますので、
その点もよい形で上級者の方のスキルや見方を吸収したいと思います。

ありがとうございます。
2015/01/17(土) 22:00 | URL | まるのん #-[ 編集]
リンクはお気遣いなく。自由にしてもらって問題ないです。過疎化している私のブログで珍しく今回の記事が人気が出てまして、見直してみるとテンション高かったかなとやや反省してます。

以前、シンプロメンテと言う銘柄を調査していた時にこっそり参照させてもらってます。3Q決算も引き続き外注費高騰の影響を受けているようですが上手い事、価格転嫁出来ればと思って引き続きヲチしてます。
http://inv.synchack.com/2014/11/3181-6086-2164.html

それでは =)
2015/01/18(日) 12:36 | URL | Mc.N #C6R2gQ3k[ 編集]
>Mc.Nさん
こんばんは、Mc.Nさん。
ご返信頂きましてありがとうございます。
またリンクの件、ご理解頂きましてありがとうございます。

自分の主張が強い時に限ってロジカルさを損なってしまう点、
いつも私は反省していますから、
お気持ちは十分お察しいたします。
ただ、今回のIRレポートは非常に貴重な記事で、
私も個人的に大変参考にさせて頂きました。
もちろん、これを自分なりにどう咀嚼するかは、
100%自己責任ですから、特に反省など不要だと私は思います。
むしろ、このような興味深く、
また足を運べなかった立場からすると、
本当にありがたいと感じています。
改めて、御礼申し上げます。

シンプロメンテの件は、
確かに私は2点において不安が先行して、
買付開始後たった3日で売却するという失態を犯してしまいました。

1点目は、人件費高騰懸念に対する認識・対象方法に対する疑問でした。
こちらが売却のメインです。
メンテナンスキーパーという専門性を持った人財力が全国網羅的に配置されて
事業がなされている点に魅力を感じました。
しかし、人件費高騰懸念の認識がどうも甘い印象があったのと、
それを多くの発注先へ分散するという点が、
真の対策であるのか?という疑問を持ったのです。

2点目は電話対応の部分ですが、
こちらはMc.Nさんの記事でもコメントを頂いている通り、
確かにこれだけの少数精鋭部隊で事業されている中で、
仕方がないという見方もできますね。
私はこの部分が追い打ちをかけるという判断をしましたが、
確かにこれを決定打としてしまうと、
機会損失に繋がるリスクも認識しておく必要があるのかもしれませんね。
今後の参考にさせて頂きます。
重ねて、ありがとうございます。
今後もどうぞ、よろしくお願いいたします。

2015/01/18(日) 23:02 | URL | まるのん #-[ 編集]
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