十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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2139 中広 名証2部 【サービス】

 岐阜県を基点として、
 地域密着系の広告代理店業を営む2139中広についてです。

 元々2376サイネックスで、
 初めて2倍高で利益確定したことを思い出します。
 その頃に当社も比較対象として良い会社だなと認識していました。
 当社もサイネックスと方向性としては似ていますが、
 よりドミナント色が強いという点で特色があります。
 現在の状況からでも十分買えるのではと思いましたので、
 確認してみることにしました。 

 超概算でのメモレベルでの記事ですので、
 分析とまでいえない内容で申し訳ありません。

 なお、リンク先のすぽさん投資ぶろぐ様でも取り上げられているようです。

1.事業内容
 メディア事業と広告SP事業の2事業で、
 規模感はほぼ半々といったところでしょうか。

 地域みっちゃく生活情報誌と銘打って、
 各地域に適合したフリーペーパーを作成して、
 原則全戸へ配布しています。
 収入は広告収入です。
 配達は主にシルバー人材を活用しているようです。
 ということで、よくよくIRを見ていくと役所とのタイアップも多く、
 双方にとってよいモデルが構築出来ているのかなとも推測されます。
 この辺りは行政誌を基点とするサイネックスと同じですね。

 またユニークなのはVC(ボランタリー・チェーン)展開という発想です。
 自社で新たな地域へ営業をかけて、
 その地域で発刊して拡大していくのが従来の考え方で、
 ぱどや地域新聞社などもこの形態がメインだと認識していますが、
 当社はフランチャイズのような考え方で拡大していく点が、
 非常にユニークだと感じます。
 厳密にはぱどはFC展開もしていますが、
 どちらをコアとするかの違いがあるように思います。
 地域の発信したいというニーズをきちんと形とするサポート側に回ることで、
 じわじわと確実にエリア拡大していくことが想像され、
 実際、岐阜・名古屋のお膝元だけでなく全国各地に展開されています。
 最近では埼玉県ですから、首都圏にも来ているねと確認出来ます。
 数値面で見ても、12年3月期で180万部程度だったものが、
 14年3月期で360万部超ですから2倍になっています。
 VCの比率が高いこともあり、
 単純に売上や利益が倍になるわけではありませんが、
 それでもここ3期の業績はきちんと伸びていることが確認出来ます。


2.成長性について
 成長性については、何よりまだエリア拡大の余地が大きいと考えています。
 確かに地域毎に見ていくと、サイネックス、ぱど、地域新聞社など
 競合も多いわけですが、
 当社が得意とする中核都市手前規模の20万~30万人都市は、
 まだ相応の余地があるというのが実態です。

 サイネックスが発行部数では群を抜いていますが、
 こちらはどちらかというと行政誌の代替という趣旨ですが、
 当社の発行内容は、地域密着さがより強く、
 クーポンなど商法広告も多い点で完全な競合とは考えていません。

 現時点でも着々とエリア拡大が続いているので、
 当面はこのエリア拡大の戦略が続くと思います。

 その根拠にはなりませんが、
 少なくてもこのページを見るとまだまだ中核市程度の地域は
 沢山あり、進出余地は沢山ありそうです。

 現在の発行部数を見ていても、
 発行部数は現在の倍の700万部は十分射程と思いますし、
 四季報では16年3月期で1000万部目標とあります。
 空白地の大阪・京都もありますし、
 首都圏もまだこれからという印象です。
 (千葉は地域新聞社がありますが・・・)

 すると、これまでの利益率の好転トレンドも続いて、
 規模のメリットもより効いてくるでしょうから、
 現在の利益をざっくり倍になることも想定出来るかなと思うわけです。

 
 3.株価水準について
 現在の株価は500円です。

 時価総額:34億
 PER(14.3期実績):11.8倍
 PER(15.3期会社予想):10.2倍
 PBR:3.1倍
 ROE(14.3期実績):26.2%
 ROE(15.3期会社予想):30.4%
 配当利回り:1.4%
 ※優待なし

 ROEが高く魅力的ですが、
 ROAもそこまで悪くなく、
 インスタントガバレッジレシオを見ても27倍程度ですから、
 十分健全性があるように思います。

 前期末の有報から借入金の利率は長期で0.79%です。
 銀行も安心して貸していることからも、
 財務面での心配はないと判断出来ます。

 4.リスク要因
 第一に名証銘柄ということで、流動性が低い点が挙げられます。
 当社は東証への上場についても積極的という情報もありますから、
 このあたりの現実性についても見守る必要があります。
 東証にいけば少しは注目されるかもしれません。
 しかし、これだけ流動性が低いことを考えると、
 PFの中での比率はあまり高められません。

 それから参入障壁、競合耐性が低い点もあります。
 ただ、勝ち組がはっきりしているわけでもなく、
 逆に当社のように地元での成功を皮切りにじっくりやっていけば、
 十分ニッチでの生き残りも可能と考えます。

 また不況時は広告業界は落ち込みも激しいでしょう。
 ただいわゆるTVコマーシャルに代表されるマスでの影響は甚大でしょうが、
 地域密着系の広告はそこまで影響が出ないのではとも思います。
 むしろ、地元地域にダイレクトに効果的な広告が打てるという意味で、
 マスではない広告のあり方も意義があるというようにならないかなとも思います。
 とはいえ、不況時には一定の影響を受けそうですから、
 この点も留意が必要です。

 最後にこれはリスクなのか?と思われるかもしれませんが、
 IR姿勢に対して決して情報開示等が積極的でない点です。
 私はIR姿勢は非常に重視しています。
 かつて電話一本の対応で愛想をつかして即売却した銘柄もありました。
 やはり会社やIRの対応は重視していますので、
 その点、もう少し積極的になって欲しいなと考えています。

 とリスクもそれなりにありますので、
 成長性の根拠の曖昧さも残る中で投資をすべきかは悩みどころだと思います。

 5.目標株価について
 12年3月期から14年3月期で利益は92%増となっています。
 14.3期は増税前駆け込み需要もあったようですから、
 今期は増益幅が控え目です。
 更にFC化の推進を進めておりこれは一種のM&Aでスピードを買うという要素もあると思い、
 その影響で増益幅が控え目になっている要素もありそうです。

 ですから、私は16.3期以降は比較的楽観的に見ています。

 上記は2年で92%増ですが、
 向こう3年の平均で見ると20%程度成長と見れば、
 3年で73%程度です。
 これくらいもありうると思いますが、
 少しかために見て平均成長率は15%程度します。

 EPSは18年3月期予想で75とします。

 評価PERは15倍と見ます。
 前提として東証への上場があることを前提とします。

 以上から、目標株価は1,125円となります。

 仮に東証への上場がなく名証のままだっとして、
 PER10倍でも750円です。

 これでも3年での平均年成長は現在の株価500円から見て、
 約15%となりますから、十分私の投資目標ラインでOKとなります。
 

 6.サマリ

 マクロで時価総額で競合他社と比べてみます。

 2376サイネックスはふるさと納税関連で買われていることもあり、
 ちょっと群を抜いています。

 が2139中広はそれを考慮しても非常にいい頃合いの印象です。
 倍になっても時価総額で70億程度ですから、
 今のサイネックス位です。

 2139 中広 34億
 2164 地域新聞社 8億
 2376 サイネックス 69億
 4833 ぱど 19億


 名証銘柄ということで人気がなく、
 流動性も低く放置されている印象がありますが、
 事業としては堅実で地固めをしつつも、
 FC化推進でエリア拡大もスピード感を持っている印象もあり、
 成長と安定のバランスもよいように思います。

 というわけで、早速週明けの今日、打診買いをしました。

 これで今年のNISAを使い切りました。
 NISAの残枠のために当社を買ったわけではなく、
 あくまで、結果的にちょうどその株価だったということにしておきます(笑)。
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