十分な教育資金と老後資金のために

 私は根っからのネガティブ思考です。

 これはこのブログからも伺い知れるかもしれませんが、
 常によくないことがあれば、更によくないことになるかもと考え、
 よいことがあっても、すぐに状況が悪化するかもと考え、
 いずれにしても悪くなることを念頭に置いています。

 悪いことを予め想定しておくことで、
 本当にそれが顕在化した時に、
 平穏を保っておきたい、
 そういう姿勢が、そうさせているのかもしれません。

 また、よいことを期待して、それが顕在化せず、
 がっかり失望する、そんなことで平穏な心に乱れを生じさせる、
 そういう落差を味わいたくないということもあるでしょう。

 いずれにせよ、常に悪さを想定しておくことで、
 どこかで平穏を保てる拠り所としているところがあります。

 これは投資の世界ではよいことなのでしょうか。

 よく経営者は、ネガティブな方がよいとも言われます。
 あらゆるリスクを想定しておくことで、
 堅実な経営に寄与するということだと思います。
 しかし、孫さんのように思いっきりポジティブ思考ですね。
 なにせほらを吹くことを重視しているくらいです。

 ポジティブ思考を前面に出し、
 敢えて開示しながらコミットしていくことで、
 ポジティブ路線を組織一丸となって統率していくために真剣に考えるようになり、
 それが目標へ近づけられるエッセンスとなるわけです。

 経営者という面でいれば、
 少なくても表向きはポジティブさを前面に出し、
 経営者個人では、
 常にネガティブリスクを想定してマネジメントするのがよいのでしょう。
 ポジティブ思考とネガティブ思考の両面を、
 うまく使い分ける素質が必要なのかもしれません。


 では、株式投資をする個人という面で考えるとどうでしょうか。
 経営者と違って、敢えてほらを吹いてコミットメントをする必要はありません。
 自分の目標として年利●%などはあるかもしれませんが、
 組織を統率するような目的は必要ありません。
 ですから、どちらかというとネガティブ思考の方がよいのかなと思っています。

 しかし、これは印象値ですが、成績が好調な方のブログを見ていると、
 ポジティブさが前面に出ているように感じます。
 成績が好調だからポジティブなのか、
 ポジティブ思考がよい成績へ繋がる可能性が高い要素なのか、
 どちらが先なのかわかりませんが・・・。

 もしかすると、私の課題はネガティブ思考からの脱却かもしれません。

 もちろん、ポジティブ思考になったからといい、
 リスクに目を瞑ってよいということではありません。
 しかし、思考を変えることで、見えてくる景色が変わることもあります。
 仕事でもそうなのです。
 やはり前向きに考えていれば事態は進展します。
 状況を悲観しているだけでは、そこから生まれるものも、
 たかがしれているのです。

 投資の経験の中でも、
 心理面は大きくパフォーマンスを左右します。
 心理面での強さを鍛えることも、
 今後の長期の投資経験の中でも、必要なスキルになるはずです。

 問題はどのようにこびり付いたネガティブ思考を
 変えていくかだと思います。
 が、当然それがわかれば苦労はしません。
 これは長年の経験の中で少しずつ身に付くものかもしれません。
 少なくても、たかだか1年、2年の投資経験で身に付くものではありません。

 これからそういう自分の思考を変えるという点にも
 意識をしていきたいと思います。
コメント
この記事へのコメント
エイジア、ひと安心ですね。おめでとうございます。
着実に戻してくるでしょう。
明日は通期の見通しを示して欲しいところです。
時間がないため要件のみにて失礼致します。
2014/10/30(木) 12:58 | URL | 素人投資家A #-[ 編集]
お久しぶりです。
ネガティブ思考が投資家にダメってことはないと思います。
ネガティブ過ぎるのは、考えものですが。逆も然りですね。

ただし、それが一番難しい…日々反省しております

一意見なので、流して下さい。
2014/10/30(木) 13:38 | URL | たろ #-[ 編集]
>心理面は大きくパフォーマンスを左右します。

おっしゃる通りですね。
その心理面を支えるためにファンダ分析を確実にし、自信を持って銘柄を保持したいですね。
私は投資を始めた当初はテクニカル派だったので、毎日株価の動きに心を乱されていました(^_^;)
2014/10/30(木) 21:58 | URL | komomo #-[ 編集]
昼間は失礼しました。
保有、未保有に関係なくできるだけ多くの銘柄を監視するようにしておりまして、エイジアの情報を見てコメントさせて頂きました。

2Qの利益に関してはレンジの下限値より少し下でもポジティブ視できると思っておりましたが、上限値まで到達するとは恐れいりました。下限値の想定は中型案件の受注可否を含めた固い予想だったと思われます。
会社の株価を意識した的確な予想とまるのんさんの分析は素晴らしいと思います。

3Q以降は売り上げ、利益ともに値幅が大きいようですので、下期偏重とはいえ売り時を再考察する良い機会かもしれません。またの分析を楽しみにしております。
2014/10/31(金) 00:05 | URL | 素人投資家A #-[ 編集]
>素人投資家Aさん
こんばんは、素人投資家Aさん。
お時間がない中でも、
コメントを頂きましてありがとうございます。

エイジアはなんとかレンジ上限付近ということで一安心ですね。
明日の短信で中身もよく精査したいと思います。

売上はレンジのほぼ真ん中だったのに対して、
利益は上限ということのようです。
この部分はイマイチぴんと来ないのです。

通期もまだ保守的のようですね。
もともと株主総会で質問していた時にも、
このレンジは固めのようだったの、
保守的な見積もりをされているのでしょうね。

通期がどのようになりそうか、
明日の短信でまた妄想を膨らませたいと思います。

株価は1Qでの未達懸念の下落分くらいは戻してほしいですね。
が、それもどうなるかわかりませんから、
気長に保有継続していきたいと思います。

それにしても、
やはり発表前はどこかに不安な気持ちがあったはずなのに、
いざこうやって結果が出ると、やっぱり思った通りだった(大丈夫だった)、
と急に強気になるのですから、
心理面のコントロールは改めて難しいと思いました。
2014/10/31(金) 00:15 | URL | まるのん #-[ 編集]
>たろさん
こんばんは、たろさん。
貴重な一意見をお寄せ頂きましてありがとうございます。

極端に偏っているのがよくないというのは、
本当にその通りだと思います。

私はそういう意味では自分の自信のなさが故に、
少し極端と言えるほどにネガティブになりがちなので、
そこをうまくコントロールしたい、
というのがきっかけでこの記事を書きました。

ネガティブ=悪ではないと私も思います。

そのちょうどよい塩梅で平穏を保つことが本当に難しいですよね。

私にはまだ当分平穏は来ないと思うので、
では平穏でない状況とどううまく付き合っていくか、
つまりその時々のネガティブ、ポジティブという感情に
引きずられることがないように留意したいと思います。

貴重なご意見をありがとうございます。
2014/10/31(金) 00:19 | URL | まるのん #-[ 編集]
>komomoさん
komomoさん、こんばんは。
共感頂けたとのコメントを頂きましてありがとうございます。

まさに自信を持つことが重要ですね。

間違っていてもよいから、
その時の自分が一番合理的に分析した結果を、
きちんと信じられるか、自分との戦いですね。

素人投資家Aさんの回答にもちょっと記載しましたが、
私の保有株のエイジアという銘柄で、
少々決算不安があったわけですが、
一方で最近もIRへ照会をしたり、過去の見立てを見れば、
大丈夫という結論も持っていました。
これをきちんと信じていられればよいわけですが、
実際には、あぁ金曜引け後にげんなりするのかな、と
見えない不安と戦っていました。

こういうことで、まさか下手に取引をしてしまうと、
仰るようにパフォーマンスに影響します。

心理面を強固にする、
つまりきちんとベストを尽くして、
その結果を信じてあげる、
間違っていたら反省する、
この繰り返しで試行錯誤しながら心理面を鍛えていくしかないですね。

テクニカルは本当に奥が深いというか、
判断指標も多く、テクニカル一本で投資を継続されている方は、
本当に尊敬いたします。
私には絶対に無理だなと思います。
2014/10/31(金) 00:25 | URL | まるのん #-[ 編集]
>素人投資家Aさん
素人投資家Aさん、こんばんは。
ちょうどお昼に頂いたコメントをお返しした時に、
このコメントを頂いていたようですね。
重ね重ね、コメントを頂けて幸いです。

今日は少し早かったとはいえ、
帰宅してからコメントを纏めてお返ししているので、
逆にお昼に頂いたコメントのお返事が遅れてしまい申し訳ありません。


私は、不安こそありましたが、
レンジ内の上側を予想していました。
まさかごくわずかとはいえ、上限を超えてくるとは思いませんでした。


株主総会で社長にお話を伺い、
1Q結果後にIR責任者の方と電話でお話を伺い、
その中でこのレンジの下限はそれなりに堅そうだという感触を得ていたので、
大丈夫と言い聞かせていました(笑)
実際、そのような結果になってまずは一安心です。
(1Qがあまりにも小さくてびっくりしましたからね)

明日の短信を見ないとなりませんが、
売上が利益に対してレンジの真ん中に留まっています。
今回の2Qはたまたま原価・販管費のコントロールが奏功した結果であり、
実はビジネスの展開そのものは想定真ん中ということなのか、
それとも、
収支計上の期ずれも含めて3Q以降に売上がシフトして増えていき、
原価・販管費コントロールも継続され、3Q以降に吹き上がるのか、
両面が考えられると思います。

前者であれば、引き続き3Q以降のビジネス展開により注視が必要ですし、
後者であれば、比較的楽観視できるかもしれません。

もちろん、現時点でちょっと考えてみただけなので、
また短信を読んでいくと色々な仮説が思い浮かびそうなので、
またIR行になるかもしれません(笑)。

その時はまた記事に出来ればしたいと思います。
(すみません、約束はできませんが・・・)


どうぞ、よろしくお願いいたします。
2014/10/31(金) 00:37 | URL | まるのん #-[ 編集]
まるのんさん
ご返信ありがとうございます。

利益率の高さに関しましては、発表にあるように業務の効率化により支出を軽減したことが要因と素直に受け止めてよいと思われます。

私はチャートやIRを見ているだけですが、この会社は非常に株価を意識しているように感じられ好感がもてます。キャッシュが潤沢なわりに現時点の配当率が低い点も、これから毎期に上げていきますと言わんばかりです。その他にもいろいろ…

業界的には他社に新しいアルゴリズムやソフトで出し抜かれた場合が懸念材料ですね。

投資家心理も株価と同じで揺らぐものですね。投資と書いて不安と読む、くらいの開き直りも必要かもしれませんね。その不安を少しでも減らすのがまるのんさんの分析であり経験であると思います。
2014/10/31(金) 00:48 | URL | 素人投資家A #-[ 編集]
>素人投資家A さん
こんばんは、素人投資家A さん。

仰られるように効率化による利益の上限側の着地は、
私も素直に好感しています。
本当によかったです。

売上については、短信でビジネス進捗状況がどうかをきちんと見極めたいです。
売上は利益の源泉だと考えていますから、
利益の上ブレに対して売上が控え目であった点は、
評価したいと思います。
といっても十分レンジ中央圏内ですから、
直ちにこれがダメだ~とはなりえないです。
いずれにしても、十分な成果だと感じています。

株主思いかどうかは大事な姿勢です。
株主総会に足を運んだ時、
本当に少ない参加人数でしたが、
きちんと総会後に会社説明会を実施してくれました。
質問にも真摯に答えて頂きました。
こういう株主のことを考えている企業は、
やはり応援したくなりますよね。


それから私も競合については想定はしていますが、
一方で楽観視しています。
既にシャアが高いこと、大手に入って行っている実績、
業態・業界に広く浸透していること、
技術力が高く性能面がトップクラスというような理由です。

敢えて他社が追加投資をして、
ガチンコしてくるということがあれば、
それは相当勇気がある決断だと思います。

しかし、マーケティングは長い期間でもって、
ようやくノウハウが蓄積されるわけで、
スイッチングコスト(金だけでなくノウハウも)が高いと思っています。

自分の分析力を高めて、不安からいい意味で開き直れるようになりたいものです。

どうぞ、これからも変わらず、応援頂ければ嬉しいです。

2014/10/31(金) 01:51 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/332-c130ae3f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り