十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+20.8%(2017/8/10時点)

 ファンダメンタルズ投資を心掛ける身として、
 外部要因に振り回されることなく、
 その企業の本質的な価値に目を向け続けることが重要です。

 本質的な価値とは、2面あると考えていて、
 ひとつはその企業が持つ財産に関するものです。
 これは数値を見ればすぐにわかります。
 現金がいくらあって借金がいくらあってといった具合です。
 これは「財産価値」としてBSから拾って算出します。

 そしてもうひとつは事業価値です。
 これはその企業が事業活動を通して、
 どの位の利益を創出するか(したか)を評価したもので、
 これは「事業価値」としてPLから拾って算出します。
 
 私がその企業の価値について大雑把に評価をする際には、
 この「財産価値」と「事業価値」を足し合わせます。
 これが現在の株価から導き出される「時価総額」と比べて
 高いのか低いのかによってまずは評価が出来ます。
 
 
 「財産価値」の算出では、棚卸資産をどのように加算するかとか、
 保有する固定資産や有価証券をどこまで掛目でみるかなどは、
 大いに恣意的になりますがそれでも出来るだけ、
 自分の目で見た時に自分にロジックが通るように計算します。
 
 「事業価値」の算出では、
 当期純利益を使う場合と営業利益を使う場合などどの利益を使うかは
 その企業の事業形態によって異なりますが、
 やはり本業でも儲けを示す、営業利益で見るのがよいと考えています。
 ただ営業利益をそのまま加算するわけにはいかず、
 少なくてもこの部分に40%程度の税金はかかるでしょうという前提です。
  
 このように算出されたその企業の本質的価値に重きをおいて、
 私は投資をするように心掛けているわけです。
 (実際に出来ているかは別問題ですが・・・)


 さて、最近にわかに相場は怪しくなってきました。
 アメリカでは量的緩和が10月にも終わり、金利上昇局面へ転換します。
 円相場も黒田さんが国会に招へいされると1円円安へ、
 その後、安倍さんが一般論として「円安によって悪影響を受ける企業もある」と発言すると、
 1円円高に振れるというような神経質な動きになっています。
 そしてその動きに振り回されるように株価指数も荒い値動きになっています。

 更に、日銀短観では強気が継続されているものの、
 生産面では一部弱さに対する示唆も示さたり、
 IMFが日本の見通しを大幅に下げたり(実は内容を見るとそこまで悪くないのですが)、
 変動リスクが大きくなりつつあるように思います。

 こういう局面では、真っ先に投資家心理は冷え込み、
 私のような弱小投資家はすぐにそろそろアベノミクスも終わるのかなとか、
 一旦売って様子見かな、等と考えを巡らすことになります(笑)。

 こういう時に冷静に上記で挙げた「財産価値」と「企業価値」に変調をきたさないか、
 その点を考える必要があります。
 当然買い付けを行う際には、不況時の耐性についても念頭に置いていますから、
 もしポジションを縮小するとしたら、
 そういう耐性が低いと判断しているものからになるでしょう。

 そのように考えた時に、確かに為替の影響を受けて利益幅が縮小するとか、
 景況感の落ち込みで消費が落ち込めば売上が落ちるかもとか、
 常にそういうことを念頭に置いておく必要がありますが、
 一方で大事なことはそれが一過性のことか、
 そうではなく長期化するのかが重要です。


 今という時にあって、市況が転換して、
 ここからは問題が長期化するかもしれないのですが、
 その転換は、結局後から振り返って初めてそこが転換期だったという結果論です。

 ですから、今を真剣に悩み、考えあぐねても、
 それを読むことは出来ないのです。

 では、どうすればいいのか、私はまだ明確な解(スタンス)を持っていません。
 だから、右往左往してしまうイケてない投資家なのです。

 個人投資家の方の中には、比較的細かくポジションを調整される方もおります。
 それもひとつの解であるようにも思いますが、
 一方で振り回されるリスクもあると思います。
 だからといって、では例えば為替が110円、115円、120円と進んでいったとして、
 円安がネガティブに働く銘柄を、ナンクルナイサと保持し続ける判断が、
 気が付くと事業価値が毀損されていたということにも繋がりかねません。
 そもそも為替の影響で価値が大きく毀損するような銘柄を選ばなければよいわけですが、
 どの銘柄であっても、外部要因には多かれ少なかれ左右されますから、
 それを無視することは禁物です。

 いい具合にスルーしつつもそのリスクをきちんとコントロールする必要性は
 強く認識しているのですが、
 一方で、その手法やスタンスが定まっていないのが悩みです。

 それにしても最近の経済指標はパッとしないように思いますし、
 これから更なる増税も控えています。
 金融緩和という切り札や政策に依存した体制で、
 どこまで今の経済がもつのか不安を感じつつあります。
 が、これもメディアの影響をよくない形で私が受け取ってしまったり、
 自分のスタンスが明確でない不安が混在しているだけで、
 本質的なリスクが見極められていないのかもしれないな、と思います。


 結論や方法論がない記事で恐縮なのですが、
 こういった悶々とする経験も、投資家としての成長のためには
 必要なことなのかもしれません。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは。
私も外部要因に振り回されがちです。
私の解としましては、やはりCPを高めることに尽きるのかなと思います。
ただ、それに囚われると上昇基調時の恩恵を逃すことになりかねませんので、ある程度柔軟さをもってCPを変化させたいのですが、難しいですね。
考え続けるとぐるぐる回りで、いかんともしがたいです(^_^;)
2014/10/08(水) 22:50 | URL | komomo #-[ 編集]
>komomo さん
こんばんは、komomo さん。
本当に悩ましいですよね。
CPを高めるとは、
つまり、細かなにPFの保有比率を調整されるということですよね。

仰るように恩恵を逃すリスクもあるわけで、
ぐるぐる回りますね。

ぐるぐる回るものの、
自分はこうするというスタンスをブラさないことが大事なのだと思いますが、
実施にそれを貫くのは言葉で表現する以上に難しいことですよね。

私もこういうときだからこそ、
自分の自信度と目標株価とのGAPを鑑みた、
期待値の大きさを改めて評価するようにしたいと思います。

共感できるコメントを頂きましてありがとうございます。
2014/10/09(木) 00:36 | URL | まるのん #-[ 編集]
深夜に失礼いたします。
日経が200円下げた中、東1部は2兆円超えの出来高ですのでそこそこ売られたのでしょうか?ニュースでは暴落と書かれていましたが、、、引き続いて2000円下げたら、確かに暴落と言えるかもしれません。明日あたり、買いのチャンスがあるかもしれません。

外部要因によるポジション調整、売却は、正解がなく難しいですね。私は、保有株の上昇度合いにもよりますが、基本的に今回のような場合は絶対に売りません。日経の数百円下落時のナンピンのタイミングを考えることはあります。通常、買値から10%下落でナンピンを考えますが、変更して15%下で指すことがあります。当然ですが、ナンピンは買値が安いほど効果がありますからね。

決算や単発のIRがない以上、ビジネスモデルが変化したわけではないので買いの一手ですね。15%より下で刺せた経験がありませんので、刺せると嬉しく思います。
2014/10/09(木) 01:53 | URL | 素人投資家A #-[ 編集]
>素人投資家A さん
こんばんは、素人投資家A さん。
相変わらず激務で返信が遅れまして失礼しました。

本日も午前中は比較的強かったようですが、
新興を中心に崩れていますね。

今日も保有株は上昇したものもありましたが、
やはり下落の方が支配的で、今日も相場の下落とお付き合いとなりました。

このように相場が乱高下している日々ですと、
ちょっとした下落で急に不安になってみたり、
逆にナンピンのチャンス!と買いを検討してみたりと、
情緒も不安定になります。

昔のようにすぐに行動に移すことはなくなりましたが、
それでも相場にもてあそばれているのは確実です。

こういう日々の株価の動きなどには目をくれず、
ファンダメンタルズをきちんと見て、冷静な判断をしていきたいと思っています。

私はナンピンには明確なルールもなく、
その時の現金比率やポートフォリオのリスク度合いを鑑みて、
自分の基準で一定の割安さがあると判断したものを購入するようにしています。
が、結局この判断そのものが、感情に大きく左右されてしまう現状を考えると、
ひとつの目安として%をみていくのも選択肢のひとつなのかもしれませんね。

参考になるコメントを頂きましてありがとうございます。
2014/10/10(金) 01:02 | URL | まるのん #-[ 編集]
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