十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+21.2%(2017/8/18時点)



 私の今年の投資目標は年利で15%です。

 前々からも記事にしている通り、
 PFがこの目標感に整合しているかの観点は正直甘い所があり、
 あくまで目安となってしまっていることは否めません。

 そして、ここ最近の相場全体の上昇にも助けられ、
 私のPFもこの目標というか目安というかの
 15%に近づきつつあります。

 多くの投資家の方から比べれば出遅れていますし、
 この15%という目標が低いラインに感じてしまいますが、
 まぁそれはご愛嬌です。
他人と比べるからストレスになるし、
欲が出るし、自分はできていないというネガティブ発想になるしで、
よいことなどありません。
目標でも目安でもなんでもいいですが、
自分が決めたラインに近づきつつあることを絶対評価として、
きちんと自分を認めてあげたいと思います(笑)。


 さて、この15%に達した時点での自分が取るべき行動についてですが、
 大きく2通りのスタンスがあると認識しています。

 1つ目は、全銘柄の損益を確定させ、
全体としての15%利益を確定させることです。

2つ目は、何も行動せず、今まで通り淡々とやり過ごすことです。


たぶん多くの方が何も疑わず2つ目のように行動するでしょう。
目標でも目安でもある15%達成というのは、
あくまで通過点であり、これを超えたからといって、
当たり前のことですが、保有銘柄の期待収益に変化はないはずだからです。
その時点で継続保有の自信がなくなった銘柄が、万が一あれば、
それは手仕舞うべきですが、
それは、パフォーマンスの達成有無とは全く関係なく対応すべきことです。
ですからこの通過点に差し掛かったとしても、
何も行動軸をブラすことなく、
淡々とやり過ごすのが当たり前だと思います。

また、税金や手数料のことを挙げる方もおられると思います。
頻繁に取引を行うことで税金や手数料を多く支払うことになります。
このような諸経費のことを考えても、
安易に取引を実施するのは控えた方がよさそうです。
ですからやはり2つ目の方策のように静かにしておくのが良策と思えます。


と結論ありきの話題なのですが、
1つ目の一旦確定させるという方策はやはり却下なのでしょうか。

まず、なんといっても自分の目標としていたラインに対して、
今行動することで確実にその果実を手に取ることが出来るのが魅力です。
例え、年末までの数か月の間に相場がどうなろうと、
一旦確定してから、
年末まで投資資金の全額を短期定期預金にでもぶち込んでおけば、
その銀行が倒産しない限り、必ず15%は確定出来ます。
いや、倒産してもペイオフで守られますね。
このように投資の世界で付きまとう不確定というリスクから、
資金を逃せることが出来るのです。

当然相場が更なる上昇を続け、継続保有していれば、
おまけがついてきたかもしれないものは諦めなければなりません。
しかし、結局このまま上昇するのか、下落するのかなど、
明日地震があるかもしれないし、どこかで戦争が始まるかもしれないし、
どこかの国が破綻する煽りを受けるかもしれないし、
結局どうなるのかなどわからないし、それは結果論でしかありません。

このような不確定というリスクを、
おまけのために取り続けていくのかということです。

この観点はこの方策を一生懸命に肯定しようとしているため、
不自然に聞こえるかもしれませんが、
ある意味で目標達成ということに対して合理的な判断ともいえます。
極端な話、年初から目標達成に向けて取組んだ結果、
1月の1ヶ月で驚異的なパフォーマンスを得て、
いきなり15%のパフォーマンスを達成したら、
残りの11ヶ月何もしないことがその年の目標達成の一番の近道です。

実際に投資家の方の中には、
自分の年間の目標を達成すると、「無理をしない」方はおられるでしょう。
それを極端にすれば、この方策だって、
頭ごなしにありえないと斬れないかもと思いました。


税金や手数料のことも確かに負担は増えるのですが、
ある意味これを自分を試す診断料と捉えてみるのも面白いと思います。

ある銘柄Aを保有していて、幸運にしてこの銘柄個別にみると
年間で50%の上昇をしているとします。
もし全銘柄を利益確定をさせるこの方策を取れば、
この銘柄Aも利益確定を行います。税金も払い、手数料も払います。
例えば継続保有の方策を採用した場合は、
当然、この銘柄Aは今後もまだまだ上昇余地があり、
魅力的であるという判断をしているわけですから、
であるならば、仮に一旦利益確定したとしても、
魅力があれば買い戻せばよいわけです。

この時に本当に買い戻せるかどうかです。
新たな手数料が必要ですが、手数料のことより、
既に50%上昇をしている銘柄Aを、
本当に改めてPFに組み込むほどの魅力があるのか考えてしまうかもしれません。
ここで自ずと自らの考えを試されることになるわけです。

客観的に見れば魅力があると判断している銘柄Aを、
一旦売却して再び買い戻すとなると、少なくても手数料を無駄に要しますので、
非合理的なわけです。

しかし、一方でこの非合理的な支出は、
実は自分の継続判断が本当に強い意志の下で下されているものか、
大きな含み益を残しておきたいとか、更なる上昇をなんとなくイメージしていて、
実はどこかに惰性のような要素が入り込んでないのか、
このような自分自身への診断料のようなイメージでとらえると、
実はそこまで高価な支出ではないような気もします。


こういった目標達成という年に1回あるかないかのタイミングで、
このような方策により、一度精算を行い、
自分自身の判断の強さを確認するという意味で、
1つ目の方策も捨てがたいような気もしました。

2つ目の方策が当然と私も思っていますが、
1つ目の方策だって、ようよく考えると表面的には非合理的であっても、
捉え方によっては面白い面もあるなと思いました。


とはいえ、私は、やはり「継続性」というのは重要だと考えています。
確かに、今年の目標を達成することにより重きをおくのであれば、
一旦精算もありえますが、私は来年も再来年もその先も30年は少なくても、
ずっとパフォーマンスを上げていかなくてはなりません。
ですから、例え、今期の目標を達成したとしても、
次年度以降に少しでも貯金を残せる期間をもらえたと認識し、
常に変わらぬスタンスで相場と対峙し、粛々とアクションをしていくべきと思います。

ですから、仮に本当に目標達成という瞬間があっても、
むやみに損益確定を出さずにいたいと思います。

ただ、相場の状況やPFの期待収益度合から、
無理をした深追いはしないことは念頭に入れてはおきたいと思います。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは。
いつも楽しく読まさせて頂いております。
3280エストラスは如何でしょうか?
一時ゆうゆーさんも持ってたようですが。
よろしくお願いします。
2014/09/24(水) 20:22 | URL | いちごう #-[ 編集]
>いちごうさん
こんばんは、いちごうさん。
エストラストのご紹介ありがとうございます。

多くの個人投資家の方に人気の銘柄ですね。
あまり新鮮味のある結論にはなりませんでしたが、
早速、5分チェックを実施しました。
(今回は少し参照資料が多く15分チェックになりました)



まず、当社の魅力ですが、大きく2点あると考えます。

1つ目は将来への成長性に関するものです。
当社はマンション供給業者として、
地盤の山口でブランド力を高め、
これを九州地域へ進出することにより成長していく戦略を取っています。
特に大都市圏の福岡は人口の増加が継続しており、
マーケットとしては魅力があると考えます。

実績としても、山口では当然シェアトップ、
九州地域を含んだ販売戸数もTOP10圏内で、
順調に展開が進んでいることが伺えます。

このように販売エリアを拡大していくことで、
これまで築いてきた山口での信頼性が開花していっているのです。
成長性として大変魅力的だと考えます。


2つ目は、過去の業績の安定性に関するものです。
売上、利益共にきれいに右肩上がりです。
ポイントは当社は不動産という景気敏感銘柄でありながら、
リーマンショックも東日本大震災もどこ吹く風、
きちんとその時代に即したビジネス展開を行うことで、
安定的に成長を続けてきているのです。


というわけで、過去と将来を見渡すと安定的成長という
キーワードが見事に当てはまる銘柄で大変魅力的であると感じます。



一方ネガティブな部分にも目を向ける必要があります。
ここでは、安全性に関する点を挙げておきたいと思います。。
まず、自己資本比率の低さが気になります。
どうしてもマンションを造るためには、
土地を調達し、資材を仕入れ、職人を雇い・・・
と、多額の資金が必要となります。
ですから借入金も多いです。
このことが自己資本比率の低さになって表れています。
ここまではまぁ業態的にそうだよな、となるのですが、
更に気になるのは、融資金利です。
有報によると、当社の長期借入金利率は2.16%です。
これは私の感覚では高い、
つまり銀行側もリスクを見ているということだと考えます。
もっとも、この部分は1部指定&増資等の資本増強による信頼性向上で、
今後は改善するかもしれませんが・・・。
キャッシュフローを見ても営業CFがマイナスが続き、
そんな中でも投資CFも支出超過ですから、
不足分はすべて財務CFによりファイナンスしていることになります。
理想は営業CFの収入の範囲内で投資を支出するのがよいわけですが、
見た目はリスキーなCFの姿となっています。
こういったことも銀行の判断に影響を与えていると思われます。



ここまでのことを改めて整理すると、
安定成長銘柄であるものの、成長していくためにも
財務面では相応のリスクを負っているということになります。

1部指定替えがあったものの、
時価総額でまだ50億にも満たない小さな会社です。
こういった会社はまだまだ成長するために、
相応のリスクを取る必要もあると考えられるため、これはこれで仕方ありません。


足元で業績は増税反動減からも脱却しているようで、
今期は最高益を見込んでいます。
1Qでは収支計上のタイミングの問題で赤字になっていますが、
これは物件の受渡しベースでの収支計上によるものであることが明確で、
元々計画上も1Qはこのような結果になることはわかっていたので、
特に計画上進捗上、問題はないように思います。
但し、計画より若干売上面は上ブレしている一方で、
利益面は若干下振れしているため、
つまり計画上の利益率が悪化しているわけですが、
このことには少し気にかけておいて、利益率が継続して低下していないか、
当社の魅力のひとつでもある高採算性というストーリーが崩れていないか、
ここには注視が必要と感じます。

増資による希薄化も相まって、
株価はPERで7倍台と低い評価です。
これを割安と飛びつく水準かというと、ここは悩ましいとも思います。

元々、ハウスメーカーも含めて同セクターの銘柄は、
PER10倍割れが当たり前の世界ですからね。


成長率は前述の通り強気で見てOKと思います。
成長率は16%~18%程度は見込めると思えるため、
平均的な成長率を17%と見たいと思います。
これをストレートに評価すればPERも15倍~18倍位と捉えられますが、
財務的なネガティブリスクが存在する点は大きくマイナス評価せざる得ません。
更に、確かに長年山口で築いてきたブランド力は偉大だとは思いますが、
一方で、マンションデベは大手も含めると競合がひしめいています。
可能性がどこまであるのかわかりませんが、
野村、三井、三菱というトップブランドはもちろん、
それ以外のシリーズも進出による競争に晒されることだって、
ないわけではないと思います。
参入障壁は以外と低いのかなとも思います。
いや、それとも長年やってきていることで情報パスが優れていて、
よりよい土地を仕入れられるということもあるかもしれませんから、
障壁だって案外高いかもしれませんがそれもたかが知れていると考えます。

これらのことを考慮するとPERは12倍位かなと考えます。
(この根拠が毎度甘いのですが、ご容赦ください)
今後資金調達手段として新たな公募だってあるかもしれませんから、
まぁもろもろ考えると成長率の高さのみに着目して、
15倍、20倍とはいけないかなと思うわけです。

EPSは今期四季報予想ベースで97ですから17.2期での予想EPSは、
17%成長の継続を前提として、133となります。
これにPER12倍をかけると、約1,600となります。

というわけで、2期先の目標株価は1,600円ですから、
現在の株価は大変魅力的だと思います。

私も今すぐ買いたいとも思いますが、
若干不動産セクターに偏ったPFになっているため、
ここから新たな銘柄を仕込むわけにもいきません。

理屈から言えば、現在保有している銘柄より
期待収益率が高いと思えるため、
乗り換えも考えるべきところですが、
ひょいひょい乗り換えばかりしたくもないので、
様子見したいと思います。
こういう非合理的な結論を後から振り返ってきちんと反省もしたいです。

新規もしくは不動産セクターへの投資を考えるのであれば、
魅力はあるかなと感じました。

以上、表面的な見立てとなりますが、ご参考になればと思います。

私自信も勉強の機会になり大変ありがたいです。
2014/09/24(水) 22:49 | URL | まるのん #-[ 編集]
ご無沙汰しており申し訳ありません。円安が一段落したとは言え為替の急激な変化は好ましくない状況であり、投資における悩みの種となっております。

さて、ひとつの銘柄が15%上昇した場合の対処法についてですが、私個人としては、仮に成長途上の銘柄であったとしても一概に言えないと思っております。売却のタイミングは非常に難しく、失敗を続けている私でありますが参考までにコメントさせて頂きました。

私は基本的に確定ベースで利益を考えております。極端ではありますが、30%の含み益よりも15%確定益が勝るという考え方です。利食いは遅く、のセオリーがありますが、この遅くというのは何時まで待つのかが重要です。私は株式投資においては複利効果を考えると、時間軸が非常に重要だと思います。

今回まるのんさんが記述されなかった点を挙げるとすれば、地合い、個別銘柄のチャート、貸借比の推移、出来高の推移、決算のタイミング、関連の国策や法案施行までの進捗、比較銘柄の株価状況、新規投資候補銘柄との比較、等があると思います。どれを優先的に考えるかはケースバイケースであることが悩ましい点であります。

さらに掘り下げて記事を書かれた際には、またコメントさせて頂ければと思っております。私個人的には、まるのんさんの投資、購入は合理化されているように思いますので、売却タイミングについて勉強されるのは良いと思います。
2014/09/25(木) 00:11 | URL | 素人投資家A #-[ 編集]
>素人投資家A さん
こんばんは、素人投資家A さん。
大変示唆に富んだコメントを頂きましてありがとうございます。

為替の急激な動きに株式相場が過敏に反応している現状は、
私も危惧しています。
そもそも目まぐるしく外部要因のボラティリティが大きくなることで、
ネガティブな要素も出てくることを念頭に置いて、
冷静に相場を見ていく必要がありそうですね。

含み益と確定益の重要度ですが、
私も含み損益に一喜一憂せず、確定損益のみで評価すべきと考えた時期もありました。
週間でパフォーマンスを掲載していますが、
これも確定損益ベースにすることも考えました。

ですが、長期投資においては利食いは自分の見込む期待収益に鑑みて、
合理的に判断する必要があると考えます。
とすると、自分の見立てがよく自分の満足するパフォーマンスを
継続的に長い息で成長してくれる銘柄に出会った場合、
(常に期待収益が一定レベル以上を維持している場合)
それを適正に評価出来なくなってしまいます。

まさか確定損益ベースのストレッチのために、
利益確定を出しておくというのも本末転倒です。


利食いを根拠もなくなんとならダラダラ保有継続するのは、
明らかに間違っていると考えます。
素人投資家A さんも仰るように、資金効率の回転を意識して対応する必要があります。

自分の期待収益をUPDATEかけていき、
常に一定の期待収益を確保できると見込めれば、
それは回転も含めて継続保有が妥当と判断出来ます。
逆に期待収益とのGAPが小さくなったところでは、
他の銘柄で相対的に期待収益に魅力的な銘柄が見込まれる場合は、
とっとと利益確定を出して、新たな銘柄に乗り換えることで、
回転も意識したよい取り組みになると思います。



その他、素人投資家A さんが挙げてくださった様々な観点については、
優先度や自分の見立てを今後整理していきたいと思います。
よい勉強の題材を頂けて大変ありがたいです。

売りのタイミングは買いのタイミングよりはるかに難しいですから、
自分のスタンスを多角的に捉えて整理しておきたいと思います。

また、今後も勉強になるコメントを頂ければありがたく思います。

貴重なお時間を割いて、長文のコメントを頂きまして、
重ねて感謝申し上げます。
2014/09/25(木) 01:32 | URL | まるのん #-[ 編集]
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