十分な教育資金と老後資金のために
「考えること」と「行動すること」はどちらが優先されるべきでしょうか。


 今の私は株式投資においては、意図的に「考えること」を優先しています。
 頭で考えても未来の業績は予測出来ないし、
 投資行動を起こさないことには何も始まらないではないかという声もありますが、
 大事な資金を振り向けるわけですから、どこかに妥協があっては
 後々後悔するネタになってしまうと考えています。
 ですから「考えること」に妥協がないように心掛けています。


 投資家の方々は個々に「考えること」と「行動すること」のバランスは
 自分にとっていい塩梅というものがあると思うのですが、
 私はまだこの部分に迷いがあります。

 そして迷いがある時には、結局保守的と考えている立場が優位となり、
 結果、様子を見るということで行動を伴わない結果となることが今は多いです。


 そもそも、行動しないことが保守的なのかという気もしています。
 行動しないことで機会損失もあるでしょうし、
売り時の判断が遅れれば損失を拡大してしまうことにも繋がります。
ですから考えを深めるということも当然必要なのでしょうが、
一方でどこかで折り合いをつけて決断するというスキルも必要なのだと思うのです。

 今の私はとにかく「考えること」を優先しているわけですが、
 そこにスピード感や決断をするということに対する意識が欠けているとも思います。

 考えることは制限時間はなく、
1週間でも1ヶ月でも半年でも考え続けるのは自由です。
 しかし、一方でどこかで考えたことに対する結論を出して決断をする、
それも自信が一定ラインを超えないから様子を見るという暫定対処ではなく、
その事象に対してどうアクションを取るかの本格対処を決定していく必要があります。
私は個人投資家ですので、
ファンドのように一定期間でのパフォーマンスを
常に上げ続けなければならない環境にはありません。

ですからある程度考える時間を長くとってもよい自由な裁量があるわけですが、
一方で考えてばかりでなかなか行動が伴わないと、
結局何をやっているのかわからなくなってしまいます。

休むも相場とも言われますし、
実際足元の株価水準を見るとなんとなく上昇基調で、
周囲の雰囲気もどこか楽観的な雰囲気があります。

こういった時に、新たな買う材料を見つけてきて、
ちょっと妥協をして買うと痛い目に遭うのだと思います。

 行動を伴わないとダメだという今回の思考も、
 どこかで自分のポートフォリオをいじりたくなっていたり、
 遅れているパフォーマンスを挽回したいとか、
 そういう雑音の中から生まれてきているとしたら、
大いに注意する必要があるわけですが、
それにしても、「考えること」ばかりに重きを置いていても、
パフォーマンスは得られないので、
うまく深い思考を行った後できちんと意思決定が出来るように、
自分自身を律していけるようにしたいものです。


なお、株式投資以外の場面、例えばサラリーマンとしての日常などでは、
どんどん意思決定をしています。
ビジネスの現場で考えるよりやってみる
というのが尊重される雰囲気もあると思います。

実際にそこで失敗しても、
試行錯誤の中で全体感の中でよい方向へいければ会社としてもよいわけで、
そういったことを許容してくれる雰囲気もあります。

もちろん失敗するにも、きちんと考え、チームで議論した上で、
意思決定を下していることが前提ですが、
いつまでも問題を先延ばしにして結論を出さないことは、
サラリーマンとしてはNGなわけです。

サラリーマンとしては、考えた上でどこかで結論を出せる、
しかし株式投資では考えた上でなかなか結論を出せない、
それぞれスタンスが変わってしまうのは、
やはり自己資金がもろに影響を受けるか否か
というところで決まるのかもしれません。


いずれにせよ、私も株式投資と対峙する中で、
自分の「考えること」と「行動すること」の
いい塩梅を見出していきたいものです。
コメント
この記事へのコメント
東洋ゴム最高益で円安。どうでしょうか?
2014/09/18(木) 21:02 | URL | 銘柄診断希望 #-[ 編集]
>銘柄診断希望さん
こんにちは、銘柄診断希望さん。
銘柄のご紹介を頂きましてありがとうございます。

早速、5分チェックを行いました。
結論から申しますと、私は投資しません。
但し、目先は有望だと感じます。


まず時価総額が2000億円超ということで、
私が投資する対象から考えると1桁多い大型株になります。

そして、簡単に言えばタイヤの会社ですが、
当然自動車業界全般が堅調に推移している中で、
当社も足元では大変好調な業績で推移しています。

また、仰るように為替も動いておりますから、
ドル円で考えると、
100円想定に対して下期平均で107円と考えると、
上方修正後に経常利益ベースで21億は上ブレする可能性があることになります。

ざっくり当期純利益で今期300億も射程と考えます。
EPSで240位まではいきそうですね。(四季報では228ですが)

すると予想PERは7.6倍と割安水準といえるでしょう。

一方で当社の強みですが、低燃費タイヤとして
独自の技術である「ナノバランステクノロジー」があるようです。

但し、私はタイヤについて詳しくないのですが、
正直最大手であろうブリジストンだって技術力には定評がありそうですし、
当社ならではという差別化要因がないように感じます。

当社のタイヤはトラックやバスといったところへ比較的強い印象があり、
その領域でシェアを拡大していると思います。
四季報を見るとSUV向けも好調とありますが、
これは他社でも同様の流れがあるようで、
要するにSUV車のニーズそのものが世界的に伸びているのだと思います。

天然ゴム安がタイヤ業界に一種の特需的なものをもたらしているようにも思います。
自動車の復調、為替、原料安とまさに足元では3拍子揃った状況です。

しかし、私の中でこの3拍子が長期的に継続するかどうかわからない点が、
一番長期投資を躊躇させます。
過去の業績などを見ても、景気に大きく業績が左右されています。
リーマンで世界経済が収縮した時は一気に赤字転落しています。

また国内市況は頭打ちで成長エンジンは米国や新興国など
海外の自動車に対するニーズに支えられているように思います。

自動車部品関連銘柄は、その多くが同じようなPERで評価されていますし、
タイヤ業界を見ても、最大手のブリジストンですら、予想PERは1桁です。
上方修正を織り込むと、ブリジストンでも同じような水準です。


ということで、敢えて当社を買う理由が見当たらないのです。
ブリジストンも魅力的ですし、地い証券番号でいうと、
ホース大手の5184ニチリンなども魅力的だと感じています。

ただ、当面は自動車業界全般は堅調に推移するでしょうから、
予想PER240に対してPER10倍程度までは
近い将来に買われる可能性もあると考えます。
すると2,400円位までは案外早く到達するのかな、と思いました。

ただ、不確定要素が多いこと、当社でなければならない明確な理由がないこと、
このあたりで私は投資は出来ませんが、
足元の状況を踏まえると有望だと感じました。

すみません、殴り書きのようになってしまいまして、失礼いたしました。
2014/09/18(木) 23:07 | URL | まるのん #-[ 編集]
分析ありがとうございました。来期予想はもっと良いのと12月一括配当なので、そこまで目標株価までいけばリリースするつもりです。景気循環銘柄は長期では持ちたくないので。
2014/09/18(木) 23:18 | URL | 銘柄診断希望 #-[ 編集]
>銘柄診断希望 さん
稚拙な回答で申し訳ありませんでした。

今のまま米国が堅調に推移し、
かつゴム価格、為替が当社にとって好調に推移すれば、
来期も期待出来そうですね。

そもそも今期再度の上方修正もあるでしょうし、
今はそれを織り込む値動きになっているのではないでしょうか。

8/11の上方修正はで出尽くしで一旦売られましたが、
ここはよい買い場だったようですね。

長期でないという割り切りであれば魅力的だと感じます。

と私も自分のスタンスを曲げて
ちょっと手を出したくなりますが、我慢したいと思います(笑)。

よい成果に結びつくとよいですね。
2014/09/18(木) 23:40 | URL | まるのん #-[ 編集]
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