十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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 ドル円の為替レートが105円台にタッチしています。

 外債購入に積極的な塩崎氏が厚労大臣になれば、
 我々の年金運用においても重きが置かれ、
 ついてはドル需要が高くなるということですね。

 それに加えて、前々から話題になっている米国の利上げ観測も、
 ドル高基調に寄与するために拍車をかけているようです。

 しばらく膠着状態にあって出番のなかった為替アナリストは、
 こんなそれらしい要因を並べて、
 ここぞとばかりに、108円だ、110円だと言い始めています。

 為替の動きは私は予想が非常に難しく、
 しかも株式以上に合理的でない動きをすると認識しており、
 FXトレードには手を出したことはありません。

 ドル建てとユーロ建てのMMFで一時期為替ヘッジだ~とかいって
 少額運用していましたが、納得性のある結果に結びつかないことに違和感を感じ、
 すぐにやめてしまいました。
 利益が出ていても、減っていてもなぜそうなったのか振り返る術すらないのですからね。

 為替ヘッジ―だ~というなら、素直に通過取引をすればよいですし、
 そもそもヘッジが必要な位、外部要因に依存してしまう銘柄など、
 取引しなければいい(正確に言うとリスク許容度に応じて保有すればよい)と思います。


 よく為替レートの前提が100円で通期予想が作られていて、
 足元が105円だから5円分の利益上ブレがある「隠れ」上方修正銘柄だということが言われます。
 実際にその通り上方修正に至ることも多いですね。
 前期にはよくそういう修正発表が目に留まりました。
 しかし、これは「隠れ」銘柄なのですかね。
 既に為替レートの前提など、為替影響の大きい会社は短信にすら明記されています。
 とすると既に「隠れ」銘柄ではないはずなのですが。

 余談はさておき、私の保有銘柄は円安はどちらかというとデメリットになります。

◆3079 DVx
 海外からの輸入に頼る虚血事業(全体の10%台程度の規模)で
 円安がデメリットになります。
 1円当たりどのくらいとは評価していませんが、
 そもそもそこまで大きな影響にはならないと考えます。

◆3179 シュッピン
 円安は海外旅行者が増えることから、当社の店舗販売にポジティブに働くと考えています。
 ですから円安メリットかと思いきや、例えばブランド品の高額時計などは
 海外から仕入れるため輸入ビジネスですね。
 ということは、円安はデメリットになり、実際に1Q決算で大幅減益の要素として、
 時計事業の落ち込みが激しかったですが、これは増税反動減に加え、
 前期の商品仕入れが円高時に仕入れられていたためであることがわかっています。
 つまり円高であれば時計事業では仕入コストに影響があることがわかります。

◆7743 シード
 レンズの輸入があることから、円安がデメリットになります。
 ただ、こちらも為替予約などで自社内で相応のリスクヘッジをかけているように思います。
 前に社長の説明会の中でも為替に影響されない体質については意識が置かれているようですので、
 そこまで懸念は不要と判断しています。


 ですが、為替の動きでファンダメンタルズに変調をきたすようであれば、
 それは本質的な企業価値が投資に見合わないということだと思いますので、
 そのような要素がないかこれからもモニタリングを欠かさないようにしたいです。

 逆に冒頭に記載したように、為替という不可抗力(?)で利益構造が変わり、
 利益がよく見えるものは、本当にファンダメンタルズが好調なのか、
 冷静に見極めて投資判断を下すようにしたいと思います。

 現在は為替が円安に振れ、マクロのトレンドをみても大型株が動きやすいとなると、
 製造業の大きな会社をついつい目先で追いかけてしまいそうにもなりますが、
 私は中小型株の安定成長が望める会社を中心に投資していますので、
 為替の動きを見て、となりの芝生が青く見えて、軸をぶらすことがないようにしたいものです。

 それにしてもこの円安の享受をほんの一部保有している
 海外投信でしか享受出来ないので、残念にも感じますが、
 これでいいと自分のスタンスを貫きたいと思います。

コメント
この記事へのコメント
ご指摘されているように、

シュッピンにとっての円安メリットは
「外国人観光客向けの免税販売が伸びる」。

シュッピンの円安デメリットは
「輸入品仕入れ価格の上昇」。

これは間違いないところです。

しかし、
輸入品価格が上昇する→
新品の買い控えが起こる→
シュッピンにとってネガティヴ
と一概に言えるわけではないと思います。

新品価格が上昇すれば、
顧客から見て相対的に中古品の魅力が高まります。

中古品の粗利益率は新品より高いですから
売上が一定であれば中古販売の比率が高まる方が利益は伸びます。

IRに円安について問い合わせたところ、
基本的にポジティヴであるという返答をもらいました。

ただ、外国人観光客の購入品の大半は新品なので、
外国人観光客が買えば買うほど
粗利益率は下がる傾向が強いそうです。


色々なことを勘案しますと、
個人的には、円安は当社にとって中立という気がします。

投資家として出来ることは、
月次を注視しつつ、四半期の粗利益率を注視するしかないですね。
2014/09/04(木) 19:00 | URL | まりも #-[ 編集]
>まりもさん
こんばんは、まりもさん。
シュッピンの件で、非常に参考になるコメントを頂きまして、
ありがとうございます。

私はシュッピンにとって、
為替はメリットデメリットの双方があると認識していましが、
記事にもした通り、
どちらかというと円安はデメリットと捉えていました。

しかし、まりもさんのコメントを拝読して、
自分の浅はかさが恥ずかしくなりました。

新品の価格面での魅力度が下がることで、
中古品の魅力度が相対的に上がるわけですね。

新品の価格が為替の影響を受けて価格転嫁される場合、
新品の価格的な魅力度は下がりますから、
中古品の価格魅力度はより高まりますね。
その点で中古販売を手掛ける当社にとっては追い風ですね。

ただ、長期的に見ると、価格転嫁された商品もいずれ下取りされるわけですが、
その時の調達コストも上がるのではとも思い、
結局この部分はイーブンになってくるのかなとも思います。
(間違っていたらご指摘願います)

私が円安で調達コストが高まるというのは、
1Qの決算で時計事業が前期比で大幅減になり、
その要因が為替影響とIR回答があったからです。
IRに問い合わせた際に、前期の調達コストは相対的に円高時に仕入れられていたが、
今期は円安水準での仕入れであり、
利益率が悪化した結果収益悪化が見られたと回答がありました。
ですから、海外旅行者の方が増えるという点は、
売上高の規模は間違いなくポジティブですが、
利益面ではどちらかというネガティブと捉えました。

外国人観光客は多くが新品を買っていく、
かつ旅行先で下取りに出すわけではないでしょうから、
結局、単純に新品販売部分の底上げに貢献しているというわけですね。
利益率は悪くても、ボリュームが増えて、
絶対額として利益も積み上がるのであれば、
店舗などの追加投資を行わない限り、
一定の利益の積み増しが期待できるわけですね。

EC比率の向上による利益率改善要素と、
外国人観光客向けの店頭売上向上による利益率悪化要素とが、
相殺する形なのでしょうかね。

いずれにせよ、外国人観光客への販売向上というトレンドが継続し、
新品販売も伸びて結果的に利益率が悪くなったとしても、
この外国人観光客への新品販売向上が、
既存の中古品ビジネスへ悪影響を与えることはないと考えており、
全体で利益率の推移を見ても、
あまり適正に評価出来ないかもしれないと思いました。

中古品販売の利益率には引き続き注視が必要ですが、
全体としての利益率は本来は重視してチェックすべきですが、
変調を来したとしても、冷静に分析する必要がありそうですね。
その点に気が付けただけでも大変勉強になりました。

しかし、会社として基本的に円安はメリットという見解であることには、
少々驚きました。
1Qで為替の影響で時計事業が影響を喰ったという実績があるのに、
どうしてこのような見解になったのか、興味を持ちました。

また、まりもさんのお時間が許す限り、
今後も、色々貴重なご指摘を頂けますようお願いいたします。

2014/09/04(木) 23:35 | URL | まるのん #-[ 編集]
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