十分な教育資金と老後資金のために

 Face to faceでの対応はその魅力も欠点の双方を、
 より強く認識させてくれる機会となります。

 よくホームセンターとか東急ハンズなどで、
 実演販売がされていたりしますが、
 潜在ニーズが掘り起こされ、
 不思議と前から欲しいと思っていたという錯覚にさえ陥り、
 その商品がすごく欲しいと魅了されることも多々あります。

 当然、私のような貧乏人はその場で衝動買いということは、
 しません(できません(笑))ので、家に帰ってから、
 AMAZONで値段や口コミなどを見ながら、
 買うべきか、買わざるべきか悩むわけです。
 たまにバーゲンなどで最安値が切り下がったりして、
 益々購買意欲に火がついたりするものの、
 実際の財布の紐も堅く、妻からも厳しい一言で、
 泣く泣く諦めるというのが我が家の定石でもあります。

 なんとなくインターネットの情報やテレビなどを見ていて知りえた商品と、
 実際に自分の目でFace to faceで触れた商品とでは、
 その後の後ろ髪引かれる引っ張られ具合が違うものです。

 対面で触れることは、自分のイメージにも残りやすいですし、
 販売員の方と色々会話をする中で、
 親近感を覚えたりするものですから、より強く尾を引くことになります。

 このような日常生活の中でも経験する、
 実際に自分の目で触れ、人と会話をすることで、
 親近感を覚え、自分も欲しいと思うその心理状態は、
 株式投資の場に照らしても同じことが言えると思います。

 週末に参加した日経IRフェアなど、その最たるものです。

 こういったIRイベントでは、
 様々な会社のブースがあって、
 そこには魅力的な自社製品やサービス内容が散りばめられており、
 時には優秀な社長自らが、自社の優位性や成長性をアピールするわけです。
 これはホームセンタなどで行われているFact to face実演販売のようなものです。
 私はその銘柄(商品)のことを知らないケースも多いわけですが、
 そのFace to faceでの出会いをきっかけとして、
 自分の目で触れ、その会社の方、時には社長と会話をするわけです。
 どういう優位性があるのか、成長戦略はどうかなど、
 品定めの材料になる根拠を求めて色々質問したりしますが、
 そこで満足がいくと、もう自分がそれを所有していないのが不思議と思えるくらいの、
 錯覚に陥ったりします。

 そして家に帰って、AMAZONではなく、
 YAHOOファイナンスとかIFISとか見ていくわけです。
 AMAZONを見るより、財務知識などを駆使する必要があり、
 ほんの少し専門的な観点が必要でありますが、
 価格と口コミを見ながらビジネスモデル・成長性に着目していくという点で、
 本質的にはAMAZONを眺めながら、品定めをするのと同じですね。
 そんな中、相場が乱れてバーゲンセールになったりもしますね。
 いつそのバーゲンが始まるかもよくわからないという不確定さも、
 この時を逃すと、、、という心理状態となり、
 購買意欲が高まるきっかけになります。

 投資を始めたばかりの頃、こういったイベントで知り得た会社を、
 衝動買いしたことがありました。
 運が悪く(笑)、平日の開催だったため、その場で即買いが出来てしまったのです。
 こういったところに足を運んでいると、
 何かよい銘柄を見つけたいという前向きなモチベーションが働いています。
 ですから、ちょっとのエネルギーが加わることで、
 それに魅了されてしまい、過大評価をしてしまうことで、
 このような衝動的言動に繋がっており、当時は大変反省したものです。
 結果は多少の利益を出しましたが、その結果ではなく、
 プロセスは自分ではよくなかったと今でも反省しています。

 私は比熱が低い(つまり熱しやすく冷めやすい)ため、
 ちょっとのエネルギーですぐに、目がハートになってしまうのです。
 こういったイベントで出会ったからといって、
 たとえそれが魅力的と思っても、意識的に少し時間を置くように心がけています。
 少し間をおいて、時間を置いて考えても魅力的と思え続けるようであれば、
 それは本当に自分にとって必要なのものだと判断するようにしています。

 時間を置くことで機会損失になる可能性もありますし、
 そもそも本質的に魅力の有無は時間を置くことで変わることはないのため、
 時間を置くこと自体は合理的ではないのですが、
 そういった非合理的な部分があったとしても、
 そのように行動することを意識しています。

 ですから、コンドーテックについても有望と思って、
 記事まで書きましたが、即買いはしていません。
 (もっともこれは現在のPFの状況も影響していますが)
 この判断がどうなるか、それは株価という結果論では優劣が自ずと決まりますが、
 結果論だけでない、プロセスでも自分を律することが出来たかどうかという尺度でも、
 自分の中では評価をしていきたいと思います。

 ついつい、Face to faceで接するとご縁があるような気になって、
 様々な観点において、少し下駄を履いた評価となってしまうことがありますので、
 自分自身で意識的にコントロールして冷静な判断が出来るように、
 今後も心掛けていきたいと思います。
 
 Face to faceで銘柄を知れる、そしてその魅力を享受できる点で、
 今後もIRイベントへの参加は積極的に足を運んでいきたいと思いますが、
 事後の対応について冷静に、冷静にを心掛けていけるようにしたいと思います。
コメント
この記事へのコメント
 私もIRイベントが大好きで良く行くのですが、初期の時はまるのんさんと同じように内容に感化されて「即買い」していましたが、最近ではブースで話している内容ではなく、その内容を話している社員や役員(特に役員だと良い)の表情を確認するようにして、その会社の社風や成長意欲を感じ取るようにしています。そのような部分は定性的でなく第六感的な部分も多分にあると思いますが、その勘はおおむね間違っていないなというのが私の印象です、
 説明会レベルで話される内容など今や会社のHPで確認できるレベルのことしかないので、そういった部分にこそIRイベントの価値があるのだと思います。

2014/09/02(火) 20:38 | URL | ぺんぎん #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/09/02(火) 20:44 | | #[ 編集]
>ぺんぎんさん
こんばんは、ぺんぎんさん。
ご自身の経験に基づいた貴重なコメントを頂きましてありがとうございます。

表情を確認するということは、確かになんとなくは意識していましたが、
その点によく注目してというところまでは出来ていませんでした。

私もプレゼンをする社長や、ブースでQAに応じる社員の様子で、
その企業の状況を推し量れるという点は大いに賛同します。

なんとなく雰囲気というのが出ると思うのです。

先日記事にしたアサンテは、私にとってはその観点で、
覇気がなくがっかりしたのです。
(あくまで私が感じただけですので、もし保有されていても気分を害さないで下さい)
私の中では原稿を読み上げるプレゼンを社長がするというのは、
その時点で日常的な営業活動などの質そのものを疑ってしまいます。

ブースでも社員の質で大きく印象が変わります。
たまたま私が出会った社員の質で読み誤ってしまうこともありますが、
それも縁ですし、致し方のないことですからね。

シビアに対応してくれた社員や役員の方の素行を見て、
活字からは読み取れないファンダメンタルズを理解していきたいと思います。

これまでのぺんぎんさんの経験で、そういった第六感が概ね間違っていないというのは、
同じ考えを持つ私にも勇気を与えてくれます。
ありがとうございます。

2014/09/03(水) 00:03 | URL | まるのん #-[ 編集]
>ぺんぎんさん
銘柄分析依頼の件、まずは、ご心配やご配慮を頂きましてありがとうございます。
このように気にかけて頂ける読者の方がいることを誇りに思います。

頂いた内容について私の率直な感想を申し上げます。
なお、包み隠す必要のないことですから、
コメントの返信ということで記載させて頂きます。
もしぺんぎんさんに対してご迷惑をおかけするようであれば、
この返信のコメント自体を削除しますので、遠慮なく申し付けて下さい。

まず、銘柄分析については、
私は自分の勉強のためになると前向きに捉えるようにしています。
最近このような書き込みを頂く機会も出てきて、
私のような初心者に分析を求めるても仕方ないのにな、と思う一方で、
光栄に思うべきだなとも感じています。

中にはよい銘柄もあるかもしれませんので、
色々な銘柄に触れるきっかけとなる、
ひとつのチャネルとしてみていきたいと考えます。
ただ、自分の興味のない銘柄までをも画一的に対応するつもりはなく、
あくまで分析をするのは自分の興味を持てる銘柄に絞って対応しようと思います。
そういった意味では、私は分析の依頼について、
その依頼を受けるか受けないかは自由であるわけで、
自分の興味に従っているだけですので、
たまにはいいネタを頂けるかもしれないという気持ちでおります。

そしてこういう分析を繰り返すことで、
自分自信のスキルアップにもなると思いますので、
前向きに取り組もうと考えています。
但し繰り返しになりますが、無理はしません。


なお、自分の考えが全く記載されていないのは、
確かにあまり気持ちのいいものではありませんね。

その方がどういった点に注目されたのかわからないと、
どの点にフォーカスを当てて分析をすればよいのかもわかりませんし、
議論も深まりませんからね。

逆に考えた結果を添えて頂くことで、
自分自身の学びにもつながる可能性があり、
それはそれで、自分のためになるので、歓迎したいなと思います。

それから分析した後で、一言、ありがとうございました~というのは、
もっと残念ですね(笑)。

私の導き出した結論に対して、その方の考えとどこが合致していて、
どこが相違しているのか、せめてそれ位のことは教えて頂いても、
罰は当たらないのにと思います。
理想はその議論に第三者の読者の方も入って、
ああだこうだいう中で、その銘柄がどうかだけでなく、
その業界のことを深堀出来るような場にしていけるといいなと思います。


いずれにせよ、私はキャパシティにも能力にも限界がありますので、
無理はしません。
そして自分が無理をしないという割り切りをするので、
相手にもあまり高いものを求めないようにします。
ただ、そうはいってもマナーは守って建設的な場になるといいなとは思います。
それは運営者である私の人徳に依存するのかもしれないとも思いますので、
これからも精進したいと思います。

こういったことを考えると、
全ての銘柄分析依頼に対応しているすぽさんは本当に
分析能力がある方なのだなと思います。

私も日々頂くコメントなどを通じて成長して、
よい投資家になれるように頑張りたいと思いますので、
これからも応援をよろしくお願いいたします。
2014/09/03(水) 00:39 | URL | まるのん #-[ 編集]
ネットサーフィンで、貴ブログをみつけました。

私が保有し、ブログでご紹介している銘柄と重なるものもありますし、
投資する上で検討されていることや、
心の葛藤がたくさん書かれており、非常に参考になります。

応援しております。
2014/09/03(水) 15:06 | URL | オサム #-[ 編集]
>オサムさん
はじめまして、オサムさん。
励みになるコメントを頂きまして、ありがとうございます。

オサムさんのブログも少し覗かせていただきましたが、
既に大きな資産を築かれているようですね。

カテゴリーを拝見すると、
ちらほら私の監視銘柄にあがっている銘柄もありました。

私のブログは心の葛藤を醜い感情も含めて公開し、
自分の戒めとしつつ、皆様から貴重なご意見を頂きながら、
議論が深められればと考えています。

今後もお時間が許す限り、
オサムさんのスタンスから見た感想や疑問をぶつけていただき、
叱咤激励していただけると嬉しいです。

明快な何かはここにはないかもしれませんが、
今後もお付き合いいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
2014/09/03(水) 21:41 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/261-3b7261da
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り