十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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魅力的な株式を適正な価格で買うことが重要です。

書籍などを通して私もよくこのような趣旨の文言を目にします。

「魅力的」とは、私にとっては成長性があるということです。
成長を遂げるためには、強固なビジネスモデルが確立していることが必要であるため、
結局は良質なビジネスモデルを持ち、事業の成長を遂げている企業が投資対象になります。
最近の記事の中では、その成長性の確からしさを高まるために、
従来に増して過去の業績を重視し、
その成長が今後も「安定的」であることも大事な要素ということになります。
当たり前のことなのかもしれませんが、
私にとって魅力的な銘柄は、「安定的」に「成長性」を保てると考える企業ということです。


では、「適正な価格」とはどういうことでしょうか。

私はこれまで割高でないことのみを注視していました。
ある企業の業績の「安定性」、「成長性」を評価した際に、
現時点の時価が割高水準でないかは確かに大事です。
安定的に今後20%の成長をしていくと考えられる企業があったとして、
PERにして20倍だとすればそれは概ね適正な価格でしょうし、
逆にPERが40倍とか50倍とか、
もっと大げさに言えば100倍とか、そういうバブル状態になっているものは、
適正な価格ではないため、手を出すことは危険なわけです。
これも当たり前の話ですが、「安定性」や「成長性」に夢を見て、
割高な価格と思っても許容してしまうようなことはあってはならないわけです。
(もちろんPER40倍でも50倍でも買い向かうスタンスもあるので、
それを否定するものではありません。あくまで私のスタンスとしての話です)

上記の例で適正な価格がPER20倍水準として、
では時価でPER10倍で極端に割安な銘柄があったとき、
そのような銘柄に対してどのようなスタンスを取ればよいのでしょうか。
いわゆる適正価格以下の時価であれば、
それはバーゲンのようなものでお買い得と飛びついてよいのでしょうか。

冒頭の文言を改めて確認してみると、
「適正な価格」で「買う」ことが重要なようです。

適正価格より極端に割安なその価格は「適正な価格」ではなく、
明らかに「適正な価格以下の価格」なのです。
従って、文言を杓子定規に捉えると、
そのような銘柄には手を出すべきではないということになります。

私のような投資初心者の場合、
適正な価格より極端に割安で、●●%割安だから買い時だ~といって飛びつくのですが、
この行動は冒頭の文言には反しているということになります。

このような場合、本当に●●%も割安でテンバガーも夢ではない位の銘柄かもしれませんが、
それより遥かに高確率で、そもそも適正価格を読み違えているケースが考えられます。
つまり、投資初心者の私は往々にして適正価格を読み違えますが、
相場はなんだかんだいって合理的に時価を反映していると思うのです。

本当に「安定的」に「成長性」を保っている銘柄が、
極端に割安な水準で放置されることは、
中にはお宝が眠っているかもしれないので、全くない話ではないのでしょうが、
そればかりを追いかけようとすることは限界があるとも思います。
そしてむしろ当てが外れた時のリスクも大きくなるとも思います。

「適正な価格」よりちょっと割安なレベルであっても、
「安定的」かつ「成長性」を伴って業績が推移してくれると確信を持てる銘柄で、
テンバガーは無理でも長期で2倍、3倍は望める銘柄へ投資していき、
それを継続していく方が確実性も高まると思います。

そういった意味で、やはり冒頭の「適正な価格」で買うとは
概ね正しいと思います。
適正な価格「帯」で買うことが重要であり、
それは極端に割高でないことは当然ながらも、
極端に割安でないことも重要なのかもしれません。


何言っているの?安ければ安いだけいいじゃん、とも
思わなくもないですし、これまではそのような思考だったのですが、
極端に割安な銘柄を前に、
私はそんなお宝を発掘出来る天才だと自惚れるより、
いやいや、何か訳ありに違いないと疑ってかかり、
適正な価格でない理由を精査すべきなのです。
(って今さら気が付いたのかといわれそうですが)

そして市場でそれなりにきちんと評価を受けていて、
それが今後も評価され続けていく中で、自分の利益も上げていく、
そのような思考にシフトすべきなのかなと最近考えています。

適正な価格をPER20倍として、
適正な価格帯はPER18倍~PER22倍とした場合、
PER15倍の銘柄AとPER10倍の銘柄Bがあった時、
これまでなら迷わず銘柄Bを買っていました。
もちろん自分の中ではどちらも20%成長に一定の自信がある前提です。
しかし、銘柄Bを買うことは、
冒頭の文言である「適正な価格」で買うということに反しているわけです。

仮に1年経って銘柄Aは市場からの一定の評価の裏付けもあって、
無事に20%成長したものの、銘柄Bは市場からの評価の通り、
期待通りの成長とはならず10%成長に留まりましたといったケースを考えます。
(結果論で考えれば当然の結果がこの後出てくるわけですが・・・(笑))

銘柄Aを1500円で購入し、
1年経ってPER20倍という適正水準になった場合、
20%成長を加味すると2400円になります。
1年間で+60%のパフォーマンスになります。

銘柄Bを1000円で購入し、
1年経ってPER10倍という適正水準になった場合(実質評価は変わらず)、
10%成長を加味すると、1100円になります。
1年間で+10%のパフォーマンスになります。

ちなみに銘柄Bが運よく20%成長を果たした場合は、
PER20倍まで訂正が入ると2400円になりますから、
パフォーマンスは+120%になるわけです。
銘柄Aとの差の60%をどのように捉えるかです。


これは極端な例ですし、そもそも算出モデルも概算ではありますが、
要するに市場からそれなりの評価をきちんと受けており、
適正な価格帯で買うことが、確実性という意味でも期待値という意味でも
今の私にとっては合理的なのではないかということが言いたかったのです。

銘柄Aの+60%の利益より、
銘柄Bの+120%の利益を狙いにいきたい。
これは自然の考えです。
ですが、それは双方の期待値が同じ場合です。
つまり20%成長に対する期待値が同じ場合です。

その時に投資をする「私」が分析を行い、
同じ期待値だと判断をしたのであれば、銘柄Bを選ぶのが合理的ですが、
まだまだ分析手法に不安がある今の私にとっては、
確実性という面で市場からの評価についても配慮し、
銘柄Aを選ぶ方がトータルで考えると安定したパフォーマンスを得られるのかなと感じたのです。

冒頭の文言を書籍で目にして、このようなことを考えました。

もちろん、銘柄Bを自信を持って選択出来るようにありたいと思いますし、
それが自分で導き出した結論に従った行動であれば、納得性も高まりますので、
そのように行動できることが理想ではあるとは思います。

釈然としない読者の方もおられるかもしれませんが、
こんなことを考えているんだ~と思って頂ければと思います。
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