十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+21.2%(2017/8/18時点)

 過去実績の積み上げは、
 何物にも代えがたい説得力のある材料だと思います。

 以前の記事の再掲のような記事で恐縮なのですが、
 今後の自分にとって、とても大事なことなので、改めて記事にします。

 なお、結論として、この過去実績の積み上げトレンドを評価することは、
 私の今後の投資判断の際の重要な判断ポイントとしたいと思います。
 その際に過去の実績を自分のロジックで補正をかける時には、
 慎重に慎重を重ねて対応することとし、
 その際も補正ロジック前のありのままの実態は必ず評価するようにしたいと思います。




 私は、銘柄分析を行う際に、過去の業績についても当然目を向けています。
 しかし、それは将来を予想するための参考程度にしか現状では捉えられておらず、
 しかも利益率など細かな数値を計算してその推移を定量的に見るということで、
 肝心のマクロのトレンドという当たり前のことの確認を軽視していたことになります。
 そんなことはないと否定したくもなりますが、
 それは現時点の保有銘柄の過去の収支推移を見れば自ずと実態は露呈されます。

 ※すみません、冗長になりますが、文末に保有銘柄のPL数値の情報を貼付します。
 (GMOクリック証券から出力出来る財務分析データを引用しています)


 まともに順調と文句なしに自信を持っていえるのは、3079DVxと9787イオンディライト 位でしょうか。

◆3079 DVx
3079.png

◆9787 イオンディライト
9787.png


 3179シュッピン、3276日本管理センターは多くの個人投資家にも支持されている通り、
 こちらも順調そうに見えますが、まだ期間が短い点が懸念されます。


◆3179シュッピン
3179.png
◆3276日本管理センター
3276.png


 そしてそれ以外の銘柄については様々な事情が個々にあるとはいえ、
 やはり凸凹しているわけです。

 この過去の実績に対して、いやいやこの年はリーマンショックだったしとか、
 この年は事業改革による投資が増えていたしとか、
 色々な一過性の特殊事情を持ち出し、補正ロジックを自分なりに組み立てて、
 この凸凹している業績を安易に受容するロジックを働かせていたように感じます。

 リーマンショックがあろうが、先行投資があろうが、
 きちんと安定的に右肩上がりの業績を挙げられている企業は、
 実際にイオンディライトやDVxのように存在しているわけです。

 これは、逆に言えば、
 凸凹企業は、外部要因の影響を受けやすく、
 成長のために一時的に大きく修正バランスを崩してしまう程の投資を要するビジネスモデルだといえます。
 このような環境変化に相対的に弱い会社は結果的にビジネスモデルが脆弱だから、
 ちょっとした変化、競争に対してもろく、影響されやすいのだと考えるべきなのでしょう。

 にもかかわらず、自分のロジックでその凸凹業績を安易に正当化し、
 そこから夢物語の成長シナリオまでを無責任に描いたりしているわけです。

 例えば7743シードなどです。
 自分なりに分析を行い、将来的に利益がついてくるだろうという未来志向の議論を自分の中で重ねていく過程で、
 どこまでこの過去の実績トレンドを踏まえたのか、
 やはり改めて自問するともう少し慎重に判断してもよいのかもしれないとも思うわけです。

 過去10期増収増益基調であれば、きっと11期目も増収増益だろうと言われますが、
 これはそれだけ長きに渡って堅調さを維持できるということは、
 それだけ確固たるビジネスモデルを有しているということであり、
 それが生かされ、11期目もきっと好調さをキープするだろうということです。

 この逸話と全く逆のことも言えます。
 つまり凸凹を繰り返している企業に対しては、
 逆に安定的に収益を伸ばせるだけの岩盤なビジネスモデルが実はないのかもしれません。
 (ないと、とまで言い切るのはどうかとも思いますが、極端な話という意味です)
 自分のロジックでは問題なしなのですが、本当にそうなのか、
 多角的に踏み込んだ分析が必要なのかもしれないと考えています。
 その際に、過去の実績というものをもっと重視してもよいのではないかということです。
 そういった謙虚な姿勢が欠けた状態で、単に未来志向で夢物語を描き、
 これまでのトレンドとは異なる、新たなトレンドが始まるはずだと目論んで、
 人を出し抜いた投資とはこうあるべきだ~なんて思うのは、思い上がりだと思うわけです。

 経験もスキルもない私が過去のトレンドから転換したその時を察知して、
 投資するなんて芸当がそうそう簡単に出来るわけがないと思っていた方がよいのです。
 もちろんそういう芸当が出来るように鍛錬する姿勢は大事ですが、
 投資初心者である私が未来志向で考えた将来シナリオの確からしさと、
 過去の実績の積み上がりからみえることとどちらがより確からしいのか、
 冷静になって見極める姿勢も大事なのだと思うわけです。
 将来を自分なりに想像することそのものは大事なことですが、
 自分のロジックに酔い視野が狭くなることを避け、
 客観視する意味でも過去実績へ目を向けることは重要です。
 
 こんなことを考えながら、
 実際に、その他の保有銘柄の業績推移を見ると、う~んイマイチですね(笑)
 そしてイマイチな銘柄がより今回の決算でも苦戦を強いられている印象です。

 改めて、何度も繰り返しますが(自分に対して)、
 過去の実績トレンドを棚上げにして、新たなロジックを想定することは悪いことではないですが、
 過去の実績トレンドを軽視したままで将来の夢物語を描き、
 人を出し抜いた利益を夢見る行為は思い上がりだと自分を律していきたいと思います。

 このことを肝に銘じつつ、一攫千金を狙うのではなく、
 少しずつでも資産を増やしていく戦略をぶれずに愚直にやり続けることに注力したいと思います。

 なお、私の投資スタンスに近しい方々を中心とした個人投資家に人気のある銘柄の
 PLの状況を見てみると、ほんとんどがDVxのように右肩上がりの過去業績となっているのです。
 これはたまたまなのではなく、
 やはりそういう強い銘柄を発掘され皆さんが投資されているということなのだと思います。
 当たり前のように感じることを、当たり前に評価して愚直に取り組まれていることは、
 自分にも生かしていきたいと思います。

 1951.png
2352.png
2384.png



4750.png
7743.png
8940.png
9090.png




コメント
この記事へのコメント
分析が秀逸でいつも参考にさせて頂いているまるのんさんの気持ちが揺れているようなので、思わずコメントしました。
今回の第一四半期の決算は消費税という特殊事情が影響しているためとても決算が読みにくく、私の持ち株もだいぶ被弾しています。決算後の値動きを見ていると過剰反応の株が多すぎると感じるので、まるのんさんが深く悩むほど株価が合理的に動いていない気がします。
アベノミクス前はこんな感じではたかった(好決算でもピクリともしなかった)ので、それだせ市場参加者が増えたということでしょう。
まるのんさんの分析は一流なのでもっと自信持ってもよいですよ。
2014/08/14(木) 20:33 | URL | ぺんぎん #-[ 編集]
DVx は好調で安心感ありますね。シンプルメンテ安く仕込め増した。管理人さんは撤退したんですよね?私は良いタイミングで仕込めたと思います
2014/08/14(木) 22:09 | URL | ラビオリ #-[ 編集]
>ぺんぎんさん
ご無沙汰しております、コメントを頂きましてありがとうございます。

考え過ぎではないですかとのことですが、
確かに考え過ぎだと思います(笑)。

ただこれは意識的にそのようにしているところもあります。
というのも、今は自分自身の置かれている状況や自分自身の心理面の葛藤などを
出来るだけ忠実に表現しておきたいと考えているからです。
忠実に表現するためには、深堀りも必要で、それが記事にも支離滅裂な形になって(笑)、
表れているのだと思います。

決算で私もそれなりに被弾し、
まだまだ心理面が弱いので、いちいち感情が乱されて気持ちが揺らいでいることは事実です。
そして結果論で自分は間違っていたのかもしれない、
やはりこうしておけばよかったと違うことも考えてみたりしているのです。

しかしこういう記事を書きながら、
一方でそれがいかに自分のスタンスからみて非合理的であるかを感じているわけです。

こういった葛藤している自分をブログという記事を通して
皆さんに晒し、そして自分と向き合うことで、本当に頭で理解しているあるべき像へ
心身共に近づけるのだと思います。


今回の決算はご指摘の通り、増税後という特殊事情があり、
それを読むのも大変なことです。
そしてそもそもそんな四半期毎の業績までをトレースしきれません。
あくまで自分の想定通り、数年後にターゲットを置いて、
その時に自分の思った成長を遂げていればよいわけです。
そういう視点でもう少し長い視点で見渡せるようになりたいものですね。

私の分析に対してお褒めを頂いていることは、
率直に大変嬉しく思いますが、
一方でまだまだ伸びしろはいくらでもあると考えていますので、
これからも皆さんと色々交流させて頂きながら、
自分を高め、皆さんへも少しでも有益な情報をご提供出来るように、
精進していきたいと思います。

また今後とも、よろしくお願いいたします。
2014/08/14(木) 22:55 | URL | まるのん #-[ 編集]
>ラビオリさん
こんばんは、いつもコメントを頂きましてありがとうございます。

DVxは900円を割れたところで仕込みたかったですが、
すぐに戻ってしまいました。
また「たられば」になりますが、まだチャンスはあると思いますので、
諦めずにお付き合いしていきたいと思います。

シンプロメンテは一旦買い増したが、すぐに手放してしまいました。
買付はIRデータから分析して購入を決断したものですが、
一方で1Q決算内容の中で何点か懸念した点があって、
それを直接IR担当へ電話で照会したのですが、
その回答を受けて自信が低下したため手放しています。
実はこの経緯も記事に書いたのですが、途中でなぜか消えてしまい、
そのままお蔵入りになってしまいました。

照会内容はいくつかありましたが、
1点目として、人件費の高騰による収益性低下の長期化です。
人件費の高騰は当社のような労働集約型ではボディブローのように効いてきますが、
その対策として、他の会社から人材調達をすることで、
人件費高騰のリスクをヘッジするという回答でした。
これは素人の私には理解できない考え方でした。
そもそも、専門的なメンテナンスノウハウを持った人材がいるからこそ、
当社の付加価値が活きて、そしてその人材を持つ会社とのアライアンスの中で、
最終顧客から信頼と安心感を得てビジネスをしているのに、
新たな調達先を発掘すればその人材レベルも不透明でサービスレベルへの懸念も気になりますし、
何より、長期的に安定した調達を行うアライアンスがあるからこそ、
単価交渉もやりやすくリスクヘッジになるのではと思い、
新規先の調達ではむしろ調達コストがあがるのではないかと思ったのです。
私の考え方が間違っている可能性も十分ありますが、
自分が明らかに違和感を感じたということは、自信が持てないわけで、
手放す理由として十分なものでした。

2点目として夏場の佳境時期を想定して
体制だけ先に先行投資して確保しているということで、
1Qの採算性が低下しているという回答でした。
これは確かにそういった部分があることは確かであり、
8月を中心に佳境になり、残暑が長引けば10月位までは多忙期になるとのことでした。
当社は2月決算ですので、2Qにある程度佳境となった時点での採算性の実績が出てきます。
それを見てきちんと先行投資が活かされているか、
それを確認したい(確認できないと自信をもって、2Q以降大丈夫だなと私は判断できませんでした)との思いで、
やはり少なくても2Q決算を見てみないとPER15倍超の銘柄を買い付けるには、
少し怖いと思った次第です。

ただ、当社のビジネスモデルそのものは魅力的であることは変わりありませんし、
採算性がきちんと向上してくれば私も再び保有することもあるかもしれません。
一応今も日次で値動きや状況はモニタリングは継続しています。
きっとラビオリさんはご自身の分析の中で魅力的な価格で買えたということですので、
それはそれで私も尊重しますし、むしろその方が正しい判断かもしれません。

私はたまたまお話をしたIR担当の方の対応だけで、
このような重要な意思決定を下しているので、
そこまで自信があるわけではありません。
ひとつ言えることは自信満々で保有継続してよいという状況ではなくなったということで、
それであれば、現時点で私が受容可能なリスク状況を鑑みると、
保有継続が難しいとの判断に至ったというだけのことです。

すみません、長くなりましたが、
シンプロメンテも2Q以降回復するとよいですね。
2014/08/14(木) 23:24 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/233-4b3d2e82
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り