十分な教育資金と老後資金のために
 ひとつのバスケットに卵を入れない方がいいと思っていました。

 これは分散投資の正当性を示唆するよく聞く言葉で、
 私も実際には分散投資は当然なされるべきだし、
 それが当たり前だと認識していました。
 何の疑いもなく、分散投資を実践しています。

 書籍の中では、
 ファンダメンタルズ投資におけるリスクは価格のボラティリティ(変動率)で、
 そのリスクコントロールのために分散投資があるという考え方は、
 現代金融論として多くの市場関係者に受け入れられてるということです。
 しかし、リーマンやテロなど相場が崩壊した過去の歴史を振り返ってみると、
 結局分散による効果などなく、共倒れになったそうで、
 分散投資が必ずしも有効ではないのではないかということに言及されています。

 当たり前だと思っていた分散投資の優位性は、
 実はそうではない(かもしれない)というのはこれまで考えるきっかけがありませんでした。

 冒頭の文言に対して、
 卵はひとつのバスケットに入れ、
 そのバスケットを注意深く見張るべきだというもうひとつの考え方です。

 私は特定の銘柄や業種に陰りや想定外のことが降りかかった際にも、
 ポートフォリオ全体への影響度を平準化する意味において、
 分散投資はよい役割を果たすもので、
 むしろ集中投資はデメリットの方が大きいと考えています。

 一言で集中投資と分散投資といっても、
 資産規模などによって全く変わってくるのですが、
 今の私が保有銘柄という枠組みの中で、
 日常的にファンダメンタルズを追いかけていけるのは、
 思考にさける時間や労力を考えても、
 せいぜい10銘柄がよいところかもしれません。

 そしてその程度の銘柄数に分散させることが、
 日常的なトレース可能という意味においても、
 ポートフォリオ全体を守るという意味においても、
 程よい頃合いだと感じています。

 ですから、現在の水準は銘柄数という意味においては、
 そこそこ分散がなされているようにも思います。

 しかし、書籍によると、それは現代金融論に毒された、
 空想かもしれないというわけです。

 なるほど、確かにより自信度が高い銘柄に集中させた方が、
 資金効率もよくなるわけですから、ある意味合理性が高いかもしれません。

 ただ、現実問題として、いくら自信があったとしても、
 やはり見誤ることがあるわけですから、
 そういったリスクに対しての準備はしておくべきだと考えていますので、
 当面は今の考えを踏襲していきたいと思います。
 そして、それまで当たり前と思っていた、
 現在のスタンスも徐々に自分の投資法に自信が持てるようになってきたときに、
 改めて、集中投資にシフトしていくべきかを考えてみたいと思います。

 選りすぐりの銘柄を選ぼうとするバイアスもかかりやすくなりますしね。

 いずれにせよ、バフェットらのように本当に自信と信念を持ち合わせておられる方と、
 今の自分wの状況を比較出来ないわけですから、
 そういった先日達の考え方にこのように触れた上で、
 自分がどうするのかを自分自身でしっかりドライブしていけるように、
 今後も他者の考えに触れる中で、
 自分流をその時その時でよりよい選択ができるようにしていきたいと思います。


 ※引き続き昨日の記事の文末記載のように、投資本全般においてお勧めを募集しています。
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