十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+20.8%(2017/8/10時点)

ファンダメンタルを分析して投資する身として、
開示される決算の業績を予想して、それが外れると残念な気持ちになります。
ただ、足元の業績を予想するというより、
数年後にどのようになっているかを外部要因、内部要因で分析をして、
その成長性を予想するのが本質ですので、
予想を外したからといってあまりめげないようにしたいと思います。

むしろ予想が当たったか、外れたかというくじ引きのような感覚ではなく、
予想が外れた際に、それがなぜそうなったのか、
数年後を見通している自分の分析に見誤りがないか、
検証することに注力したいと思います。


さて、前置きが長くなりましたが、
2352エイジアの第1四半期決算が開示されました。


<まるのん予想>
売上高  :232-250  (中心値:240)
営業利益 : 24- 27  (中心値:25.5)
当期純利益:12.6-18.2(中心値:15.4)

<実績>
売上高  :222
営業利益 : 14(6.3%)
当期純利益:  9(4.0%)


以上のように、売上、利益共に予想を大きく下回りました。


さて、結論から先に書きますが、
予想を立てるにあたり、大きく3点の見立てがよろしくありませんでした。

1点目は、人件費上積み分が想定超だった点です。
実は予想を立てる時にこの部分は考慮はしたものの、ざっくりしか考慮しておらず、
本来であれば4月入社社員数がわかっていたので、
既存社員数と比較して何%くらい原価が挙がるかを想定して精緻にしておく必要がありました。
今期から新たに新卒採用を開始しているため、ちょっと上積みどころではなく、
当社のように規模の小さい会社はそれなりに大きく効いてくるわけですから、
その点の考慮を見誤っていました。

2点目は、前1Qでは子会社のFUCAが非連結であったため、
比較していた前期は単体であったことを考慮に入れていなかったことです。
こちらも初歩的な間違いでした。
当然前期と今期とでは連結・非連結で違いがあることは認識はしていたものの、
安易に軽微と処理してしまっていました。
実際には、子会社FUCAの行っているビジネスモデルは、
当社の本体が取り組んでいるSaaS型のような高利益率なモデルではない点を考慮する必要がありました。

3点目は、案件特性をきちんと把握した予想になっていなかった点です。
当社はレンジ開示をしており、今期に大型案件が控えているわけです。
そして1Qに相次いで新サービスをリリースしていよいよ、
その大型案件という本丸へいくぞーという環境である点を認識していました。
当然2Q以降にその収支計上があるわけで、
ある程度2Qや下期へ偏重する姿を想像しておくべきでした。
特に大型案件は利益率もよいのです。
今回の実績を見て一番びっくりしたのは利益率の悪化ですが、
それもこの理由によるものと思われます。
売上が若干予想未達だったものも、この案件特性への配慮が足りなかったからということになります。


というようにいずれの見立ても全て売上、利益が良くなる方へのミスリードを
私が勝手に予想していたわけですから、
当然その予想より利益面で悪化するのは仕方ありません。

肝心なのは、これらの諸問題が私が見通している長期の事業価値を毀損するものであるかです。
これがYESなら、残念ならが再評価をした上で、
現在の価格で保有の説明がつかないようであれば、売却となります。


1点目の人件費の増加の件ですが、
こちらは株主総会でも社長が勝負に出ていると宣言していた通り、
ビジネス拡大に対応するための戦略的な先行投資です。
当然ここで投資した人材がきちんと利益に貢献してくるか見極める必要はありますが、
 それを見極めるのはもう少し先です。
 今回は初めての新卒採用へもチャレンジしていますので、
 少なくても2、3年は必要ではないでしょうか。
 この部分は当社の利益率の成長性に若干ながら織り込む必要はあるかもしれませんが、
 長期で見た時には今のところネガティブに捉える必要はないものです。
 従って、現時点では、事業価値を毀損するどころか、
 ビジネス拡大へ寄与するためのエンジンになるかもしれない貴重な原石という判断をします。
 但し、初めての新卒採用人材をきちんと育成していけるのか、
 その点はよく経過観察していく必要がありそうです。

 2点目の子会社連結の件ですが、
 これは本体側の大型案件が計上期の繰延べによって一時的に全体ボリュームが下がると、
 どうしても利益率の低いモデルの影響が顕在化してくるという面はありそうです。
 ただ、全体としてみると、相対的に低い利益率ではありながらも、
 高利益率の本体ビジネスの拡大の種まきのためにも、
 必要な事業でもあるわけですし、そもそもこういったことも織り込んで計画策定しているようです。
 このことが事業価値を毀損するということになれば、
そもそもそんな会社子会社化しなければよいということになり、
その価値があるかないかの結論を出すにしても、
連結後もう少し時間をかけてシナジーがどの程度発揮されるかを見極めてからです。
というわけで、こちらも特に現時点の見立てを崩すものではありません。

3点目の大型案件等の案件特性に関してですが、
こちらは、その案件が取れるか取れないかで少なくても今期の業績には大きく影響を及ぼすと思います。
またストック型要素もあり、当面の事業価値のマイナス要素にもなるでしょう。
従って、今後控えている大型案件の受注可否は注目する必要があります。
少なくても1Qでは新サービスもリリースし準備よしといったところだと思いますので、
引き続き動向に注目です。
ということで、まだ受注可否もはっきりしていないため、
現時点で、だめだこりゃ~にはなりません。
ただ、計上時期の問題で一時的にこうなったと考えるのです。


ということで、いまいちな見立てで持って勝手な予想をして、
ろくに検証もせずだめだこりゃ~って売りとかやっていると、
信念のない投資になってしまいますので、
少なくても上記の見立てに対する見解を大事にしたいと思います。
つまりホールドしますし、暴落すれば買い増しを検討します。


ってここまで書きましたが、
やはり明日は下げるのでしょうかね。。。
ただでさえ、停滞しているパフォーマンスにまた追い打ちをかけるような下げで、
残念ではありますが、気持ちを確かに頑張ります。


最後に、当見解を得るにあたり、
IRで電話対応を頂いた担当の方に感謝申し上げます。
稚拙な質問に丁寧に答えて頂きました。
お手間を取らせて悪いとは思いますが、
疑問や不安な点はきちんと質問をした方が、自分のためですし、
実際、丁寧かつ誠意ある回答を頂けたので大変ありがたかったです。
コメント
この記事へのコメント
エイジアは、残念な結果でした。中長期なら期待できますが、当分買い増しは考えてません。明日は主力のDVx の決算です。どうなる事やら。丸和運輸好調ですね。分割までに4500円は超えそうですね。
2014/07/31(木) 22:49 | URL | ラビオリ #-[ 編集]
>ラビオリさん
ラビオリさん、こんばんは。
コメントを頂きましてありがとうございます。

まずエイジアについては、私も自分の予想レンジより下でしたので、
残念ではありましたが、その後、IR担当者と電話で会話して、
納得出来る部分もありました。
元々長期で見て投資をしているので、
この四半期の結果だけを見て右往左往しないようにしたいと思いました。
ただ、当然この結果を見て、当社のビジネスモデルや収益性、成長性が損なわれたと判断し、
売却する方も相応におられるでしょうから、
明日以降は当面調整するかもしれませんね。
確かにこの時点で積極的な買い増しはリスクも高くなりますね。

DVxは日経に観測記事が出ており、減益予想となっています。
こちらも足元の数値がどうこうより、
将来的に渡るファンダメンタルを毀損するような状況になっていないか、
中身をよく確認するようにしたいと思います。

丸和運輸機関は長期で見ればまだまだ上値が狙えそうですね。
私も別記事の通り、目標株価はだいぶ上にみています。
ただ分割までにどこまでいくのかは正直私もよくわかりません。
公募組から利益確定が出てきているようで、4000円台をまずは定着させる動きになりそうですね。
また、決算を見ていると、食品小売りの各スーパーが増税影響が限定的だった会社が多く、
昨日保有株の中で、食品分野の物流を持つ2384SBSHDが本業部分の好調で
上方修正を出しています。
丸和運輸機関も食品低温物流やネットスーパー事業を持ちますので、
決算も無難に通過してくれるのではないかと期待しています。
2014/08/01(金) 01:03 | URL | まるのん #-[ 編集]
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