十分な教育資金と老後資金のために
 投資活動において、「たられば」は誰しもが経験することではないかと思います。

 ○○してたら・・・、とか△△していればという悔しい経験のことです。

 しかしそんな風に嘆いていても、後の祭りなわけです。

 あの時買おうと思っていたのだけど(結局買わなかった)、
 今では株価は2倍になってしまったとか、
 あの時売ってしまったけれど(売るかどうか悩んでいた)、
 その後株価は大きく戻して損切りどころか利益が出ていたとか・・・

 そして、不思議なものでいつもこの「たられば」に悩まされているように感じ、
 だったら実際に自分が思うのと逆のことをすれば
 勝てるのではないかとか考えちゃったりします。(ここまでいくと病気かもしれません(笑))
 (実際には悔しい思いをした時の印象が強く残るため、「いつも」と感じるのですよね)

 つまり、いつも買おうと思っても買わないという選択をして、
 結果買ってたら・・・となるのであれば、
 買おうと思って買わないという選択をする際に、
 買ってしまえばいいのだ、となるわけです。

 そうすると、そういう時に限って高値掴みになって・・・

 益々迷走してしまうなんていうことが、
 恥ずかしい話、私はこれまで何度も経験してきました(笑)。

 こういう心理面に踊らされ、恥ずかしい投資行動をしてしまう自分に、
 忸怩たる思いに駆られることは、
 「たられば」がよくあることのように、よくある話なわけです。


 具体的な話をすると、最近では、3682エンカレッジテクノロジを買いたいと思っていて、
 実際に分析記事も書いて、買い注文まで入れています。
 この時に自分の分析でこの値段で買いたいという思いから指値をしていたわけですが、
 あと3円足りずに切り返していきました。そして、ここ数日で50%もの上昇を見せているわけです。
 私の現時点の投資において、週間で50%上昇など夢のような話です。
 これはまさに「たられば」の際たるもので、悔しい気持ちがあることは否めません。

 ただ、悔しい思いをしているだけではそこから何も生まれませんし、
 そういった単なる「たられば」の悔しさの蓄積は、
 自分自身や投資活動そのものに対して卑屈にさせる悪影響さえもたらすと考えます。
 やはりこのような結果になったことは悔しいと思いつつ、
 これは結果論である点を十分自分に言い聞かせたうえで、
 その機会損失をしてしまった原因分析にきちんと目を傾けるべきだと思います。

 今回の例でいうと、なぜそこまで指値に拘ったのか。
 実はえいやーの計算でざっくり出した買い目標値ではなかったのか。
 それであれば、その3円の価格差以上に機会損失の可能性は考えなかったのか。
 もちろん3円というのは一時的な下値であるので、
 実際には10円とか20円とかだったかもしれませんが、
 いずれにしても話は同じことです。

 自分の分析を忠実に守るという信念を大事にしつつ、
 ではその信念は本当に守るべき根拠を持ったものだったのか、
 その誤差の範囲の価格差までをびびってしまって買えなかったということは、
 やはり自分の分析のどこかに自信を持てていなかった証拠なのです。
 ただ、そもそも「いつか」上昇するだろうという、
 その「いつか」がすぐにやってきたというだけのことです。
 ですから、このように直ちに苦汁をなめる「たられば」議論になるのですが、
 そもそも自分が買い付けられるだけの自信が持てていなかった点を省みる必要がありそうです。

 それから、今回は特にベネッセの件で、ちょうどセクターとしても注目され、
 短期的な資金も入るだろうということも視野に入れていてもよかったように思います。
 確かに中長期視点で投資をしているので、こういった短期的な材料をみて売買するのは無意味とも言えますが、
 銘柄が注目されるきっかけにはなりえるため、
 よいタイミングとしてこういった材料も積極的に活用すべきだなと改めて思いました。

 いずれにせよ、投資活動をしていく中で、
 今後も多かれ少なかれ「たられば」で心理面で振り回されることが出てくると思います。
 そんなとき、現実ではない仮想の世界の話で大きな利益を夢見るより、
 次にリアルな世界で利益を積み上げられるように常に試行錯誤を積み重ねていくしか
 道はないと思いますので、今後も鍛練していきたいと思います。
コメント
この記事へのコメント
まるのんさん、こんばんは。

エンカレッジでは悔しい思いをされたんですね・・・。
とはいえ、「この価格以上ではさすがに買わない」という線引きを、
どこかでしておかなくてはならないことは事実ですから、
3円差で指値に届かないということも、低い確率で起こり得る話です。

ただ、今回の場合は銘柄への自信度がもう少し大きければ、
買い水準をもっと上に設定できた(買い逃しは防げた)のではなかろうか?
ということですよね。

まるのんさんの記事を読ませていただく中でいつも思いますが、
些細なことでも徹底追及されるところが、本当に素晴らしいと思います。
(DVxを成行で買われたのも、過去の反省が活きている証拠ですね)
2014/07/23(水) 22:00 | URL | ゆうゆー #-[ 編集]
>ゆうゆーさん
こんばんは、貴重なお時間の中、コメントを頂きましてありがとうございます。

エンカレッジはまさにご指摘の通り、
自分の分析への自信をもっときちんと持てていれば
買えたわけですし、逆にそこまで自信がなかったと断言できるのであれば、
まだあきらめがつくのですが、一番いけない中途半端な分析で終わっていた点です。

結局自分の分析がどのレベルでの自信で構成されているのか、
自分自身が一番客観視出来ていなくて、
相場への対応が遅れてしまったということに尽きます。

私はまだ修行中の身でありまして、
かつ誰か師匠がいて手とり足とり指導してくれるわけでもありませんので、
(個人投資家であれば皆さんそうだと思いますが・・・)
自分自信で細かな部分まできちんと追求していく「姿勢」だけでも
崩したくないと考えています。
その積み重ねによって少しずつでもスキルを身に着けていければと考えています。

DVxの件も、これまで私はほとんど成行での注文はされませんでしたが、
以前のゆうゆーさんの記事も思い出し、かつエンカレッジの件の反省も踏まえて、
対応してみました。購入出来ているのが1単元だけというのはご愛嬌です。
今後の買い増しのスタンスもきちんと軸をぶらさぬように対応していきたいと思います。
2014/07/23(水) 22:37 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/204-b7db3f6e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り