十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
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 3079 DVx 東証2部 【卸売業】

 個人投資家にも人気のある3079 DVxについて、
 まずは簡易分析してみたいと思います。
 当社の事業をきちんと把握するためには業界の知識が必要で、
 かつ薬事法や診療保険制度など様々な慣習を理解しないとなりませんので、
 まずは、決算説明資料から読み取れる内容に限って、
 簡易分析を行いたいと思います。

 循環器疾病の医療機器の販売がメインです。
 事業は大きく2つに分かれています。

  (1)不整脈事業
  (2)虚血事業

 売上は概ね不整脈8に対して虚血は2ですが、
 利益では不明脈7に対して虚血は3です。

 不整脈は販売代店で、虚血は総販売代理店ですから、
 虚血は国内ではほぼ独占状態ということになります。
 直接輸入したものを販売代理店へ卸しているわけです。
 ということは為替の影響を受けるわけですが、
 1円円安で利益は14百万円減益要素。
 前期は円安の進行があって減益要素があったので、
 実際の利益構造はもう少し虚血が多くなるのだと思われます。

 不整脈事業は心臓ペースメーカーなどの機器販売ですが、
 診療報酬の影響が強いものの、患者数の増加に伴い市場規模は縮小ながら、
 影響は軽減されているようです。
 しかも新商品には相応の報酬も維持されることに加え、
 ICDなど他の商材については、金額ベースでもまだ市場規模は拡大しています。
 これは当社の決算説明資料にも参考資料に反映されています。

 トータルで考えると市場規模全体は概ね10%位は拡大していそうです。
 今後高付加価値の商品が提供される続けることは、
 医療技術の発達と患者数が増えることを考えても必至だと思いますので、
 診療報酬の下落はあるものの、パイは順調に推移しそうです。

 また、当社の決算説明資料の冒頭に営業拠点のスライドが出てきますが、
 これは首都圏に集中しており、
 首都圏以外での成長余力があることをアピールしているようでなりません。
 全国どこでも循環器疾病は起こりえますし、郊外の方がより高齢化が進んでおり、
 医療機器のニーズは高まりやすい傾向もあり、
 この部分は当社の大きな成長の根拠のひとつになりそうです。

 数値面ですが、まず実績は数値どうこうではなく、28期連続増収増益です。
 リーマンショックだって震災だって関係ないわけですね。
 まぁそれはそうです。
 ちょっと景気悪いから心臓ペースメーカー使うのやめるとかないですからね。
 必需品(しかも人命に関わる程)を扱う強みなのだと思います。
 この点は大きなポジティブ要素です。

 それで数値の中身ですが、過去5年位を見ると、
 13%増収、15%増益くらいでしょうが、
 四季報の予想を見ても増益幅は10%割れになりそうです。

 ただ過去の四季報を見ると、結局実績は四季報予想から上ブレもしており、
 あまり当てになりませんね。

 あと私が注目している点は、メーカーとのアライアンス強化の姿勢がみられることです。
 前期でインセンティブ契約締結や、副社長直下の新商品施策のひとつとして、
 メーカー元幹部とのアライアンスを締結し、調査作業にも着手とあります。

 こういった成長に向けた種まきを着実に実践していることで、
 単にエリア拡大でなんとか成長するというだけでなく、
 どのように現場で求められているものを発掘し、
 それを提供するかという卸としての付加価値をつける部分に
 きちんと対策を講じている部分が更なる成長へ結びつくのだと思います。

 現在の株価は903円です。

 時価総額:102億
 PER(14.3期実績):12.9
 PER(15.3期予想):12.1
 PBR:2.42
 ROE(14.3期実績):18.8%
 ROE(15.3期予想):20.0%
 配当利回り:1.7%

 ※優待あり(最近拡充あり)

 さて、分析も表面的にしか実施していないので、
 あくまで概算での目標株価ですが、
 まず成長率は15%と仮定します。

 17.3期の想定EPSは106となります。
 またその時点での成長率も引き続き15%は固いと思います。
 更に、それまでの間に東証1部への指定替えもあるでしょう。
 これにより、市場からの注目度も上がるでしょう。

 さらに実質的な無借金ということや、不況などの外部要因に左右されない点、
 当社のベンチャー精神や人格の「心」を大事にする社風など
 数値以外の部分でも評価出来る要素が多分にありそうです。
 この部分は今後の分析でもう少し掘り下げる必要がありそうです。
 こういった企業の質の部分が今後の企業の成長性に大きく影響してくるでしょうし、
 これまでの安定的な成長もこういった信念のようなものが根底にあるようです。
 一連のことを考慮したとしても、PER20倍位までは評価されるかもしれません。

 但し、当社は一応卸売業となります。
 卸売業は一般的にはPER評価が低くなりがちです。
 概算段階であまり浮足立った?予想をしたくないので、
 簡易分析のこの時点の評価としては18倍としたいと思います。

 すると目標株価は1,908円となります。

 さて、企業価値面からも一応概算だけ計算してみます。

 <財産価値>
  現金:32億
  受取手形:66億
  建物・土地:1億
  有価証券:2億
  借入金:▲2億
 財産価値:99億

 <事業価値>
  営業利益13億 × 0.6(法人税控除) ÷ 7%(成長性と安定性から割引率を7%)
    =事業価値:111億

 <株主価値>
 財産価値99億+事業価値111億 = 株主価値210億

 理論株価:1,861円


 両面からの分析で概ね1,800円後半位が目標となりそうです。

 現時点の株価から見ると2倍超が狙えることとなります。

 さて、この簡易分析で少し買い始めるかどうか、
 ただ他の個人投資家の皆さんが魅力と感じる理由が、
 この簡易分析だけでも十分理解できました。

 なお、当社は個人投資家の方に注目されているほかに、
 BBHフィディリティロープライスストックが大株主にいたことから、
 四季報CD-ROMでのスクリーニングで監視は始めていました。
 当ファンドは前にもご紹介した通り、非常によい銘柄を持っている印象ですので、好印象ですね。



とりあえず、寄り付きで打診買いしました。
これまでの反省から成り行きで買いました。
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コメント
この記事へのコメント
DV X は私も保有してます。ウチヤマについでの保有です。800円台でうろうろしてましたが、やっと900円台です。当面の目標株価は、1000円でしょうか。
2014/07/22(火) 14:39 | URL | ラビオリ #-[ 編集]
>ラビオリさん
昨日に続きまして、コメントを頂きましてありがとうございます。
DVxはまだ簡易的な分析ですが、それでも十分魅力的な会社だと感じています。
これから社長のインタビュー動画や、
有価証券報告書の細部を読み込んでいきたいと思います。

当記事でも記載した通り、
2年から3年を目途に1800円後半を予想しています。
もちろんこれは私のシナリオですが、
1000円回復はそろそろではないかとも思います。
ただ目先の株価は予想出来ないと考えていますので、
あまり当てになりません。
まずは8/1の決算発表が楽しみですね。

最近私は決算の相性が悪く、
悪材料を喰らって暴落ということを繰り返していますので、
今度こそリベンジしたいです。
不吉なことをいって申し訳ありません(笑)。
2014/07/22(火) 23:11 | URL | まるのん #-[ 編集]
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