十分な教育資金と老後資金のために
8940インテリックスの14.5期の決算発表がありました。

結論から言うと想定外の悪いものでした。
全く予見出来ていなかった自分を恥じると共に、
きちんと反省する題材のためにも敢えて記事にします。

それにしても、自分の分析力のなさを露呈させるような記事を、
敢えて書くのはあまりに気が進みませんが、
きちんと向き合わなければならないので、淡々と記載します。

まず14.5期の実績についてですが、
計画対比でみると売上は未達、利益は上ブレです。
売上の未達は短信の中で採算性重視による取り組みのためであるとのことで、
これは以前に社長も仰っていたので、まあ納得です。
実際に利益は上ブレしていますので、結果もそれを物語っています。
EPSの予想は96.7に対して着地は103.9ですから、
7%もの上ブレです。
結果はオーライですが、見通しの甘さは反省が必要です。
元々採算性を重視した取り組み中であることは認識しており、
この話は業績予想の修正後、それなりに時間が経ってからの情報だったので、
このような結果も想定は出来たともいえます。
もちろん他の要素もあって難しいわけですが・・・。

予想からはブレたとはいえ、
結果論として、今期については総論ではまず合格点です。

さて、問題は15.5期の見込みですが、
こちらは増益予想をしていたものの、
増益どころか、大幅な減益予想です。
営業利益で▲18.8%、当期純利益で▲31.4%です。
14.5期に特別利益が計上されていますのでこれを加味すると
当期純利益でも▲17.8%ですから、
まぁ営業利益での減益幅を見ておけばよいでしょう。
増益予想が2ケタ減益となった理由を見ていくことになります。

まず、売上総利益で粗利をみてみます。
するとこの部分は辛うじて増益です。
内容は粗利率は競合による競争激化を想定してより慎重な見通しのため
0.8%悪化をさせているものの、
売上高の向上により粗利ベースでの増益を確保している模様です。
採算性を重視して販売量を抑えていながらも
粗利率を低めに設定せざる得ないのが、
単に保守的な計画としたいからなのか、
マーケットの状況でそのようにせざる得ないのか判断に迷うところです。
当社はこれまでも再三、上方修正を行っているため、
今回の発表数値も冷静に見る必要もあるかもしれません。

いずれにせよ、粗利ベースでは2ケタ減益の理由はなさそうです。
しかし営業利益で2ケタ減益になっているということは、
犯人は販管費です。というわけで、短信を読み進めていくと。。。

「売上高の増加に伴う販売費の増加や事業エリアの拡大等に向けた営業人員の増強等により、
販売費及び一般管理費を前期比13.4%増(3億36百万円増)で見込み・・・」


2ケタ%の販管費増です。
既存事業の売上増による販売費がどれだけ増えるのかが気になりますが、
短信からはその内訳まではわかりません。
仮に既存部分の販売費の大幅増が大きな要素であるということであれば、
残念ながらやはり競争激化の観点でこの程度の成長しか望めないということになります。
一方、事業エリア拡大は名古屋進出などの影響もあるでしょうし、
更なる利益拡大を織り込んでいる可能性もあります。
こちらが支配的であるとすると、まだ見込みもあります。
一種の先行投資であり、翌期以降にトップラインが底上げされることで、
当社の成長に一定の効果をもたらしてくれる意味では悪いものではありません。
悪いのはこれを予見出来ていない私のスタンスなのです(涙)。

この部分はIRに確認してみる必要がありそうですし、
この利益悪化部分の根源が何かが突き止められれば判断が下せると思います。

ちなみに当社は14.5期及び13.5期と概ね売上高販管比率は9%~9.5%程度です。
既存事業部分ではこの率を概ね準拠出来るとして売上高を元に試算すると、
エリア拡大に伴う特殊要因の販管費増は約250百万円となり、
これを割り戻すと、概ね14.5期と同等の利益水準となります。

やはり販管費増の比重が知りたいです。

その他短信を読み進めても、もはや減益要因の根源の
販管費のことしか頭に浮かびません(笑)。

さて、明日どうするかですが、
通常自分の思い描いていた予想が裏切られた場合は、
目を瞑って成売を出すのが正解だと認識しています。

後付けで色々理由をつけて(エリア拡大のための先行投資だとかw)、
一生懸命フォローをしようとするのは、
自分が保有していて自分の過失を認めたくないという、
心理面からくるものなのでしょうが、
それもこれも全て自分が予見出来ていない甘い分析の
洗礼でもあるわけです。
一方反省は反省として、
今後のアクションとしては、
やはり冷静に中立的に状況を見極める必要があると思います。

 競争激化も想定はしていたわけですが、
 当社の保障システムや提案力によって、
 大きく採算性が崩れるということはないと考えていました。
 実際に、今回の短信でも販管費の部分はさておき、
 粗利ベースでは保守的にしているとはいえ、
 大きく利益率が悪くなるようなことはなさそうです。

 販管費の部分は前述の通り、
 どちらの要素で増えているのかが気になりますが、
 仮にエリア拡大だとすると、それが奏功すれば
 利益化されるのは翌期以降となり、
 少なくても慌てて売るような状況ではないかもしれません。

 それに加えて、当銘柄はリスクも大きいと認識していたため、
 既に1単元のみの保有に縮小しています。
 こういったことも総合的に鑑みると、
 やはり販管費の増要素の部分をIRに聞いてから判断でもよいように思います。

 最近やはり自信度が相対的に低い銘柄で、
 悪材料が発表されて追い込まれることが増えているので、
 喫緊で進めようとしているPFの整理も進めなければと改めて思いました。

 悪材料を目の当たりにすると、
 なんともやるせない気持ちになりますが、
 これを包み隠さずブログにも記載していき、
 向き合うことで未来があると思いますので、
 頑張っていこうと思います。

 ※結果論ですが、ポジションを落としていてよかったです・・・

コメント
この記事へのコメント
自分の思い描いたストーリーにならなかった場合、下落している株価の中で売却するのは難しいですよね。

成長株への投資では、それができるかどうかで長期的なパフォーマンスが良くも悪くも大きく変わってきますので注意したいところです。

ただ、信用取引をしていないのであれば、買値を忘れて今現在の時価総額で判断すれば良いのではないかなと思います。

兎にも角にも、経験です。
最初のうちにどちらに進むかで、その後の投資手法が変わってきます。
どちらが正解かという答えはありませんが、自分の正確に合った投資手法を選んだ方が後々ラクだと思います。

無理なく好きなようにやれば良い、と僕は思います。
2014/07/15(火) 09:05 | URL | MEANING #BTpCRXMw[ 編集]
>MEANINGさん
こちらでもコメントを頂いていたようで、ありがとうございます。
(レスが前後してしまいました)
成長株への投資はまだあまり経験がないのですが、
成長性を見誤った時のダメージは大きいですし、
その際の意思決定をきちんと出来ないと、
大幅にパフォーマンスが悪化してしまいますね。

投資初期においては、成長性よりかは割安で
安全性が高いだろうと思う銘柄を保有していました。
ですが、結局悪材料が出れば下がるときは下がりますので、
それであれば自分がきちんと成長性を見出して、
その仮説の下で投資をした方が、
自分の成長のためにもパフォーマンスのためにもよいだろうと考えています。

ですが、どうしても成長性の評価は難しく感覚論になってしまいますし、
その感覚を得るアンテナがどれだけ研ぎ澄まされているかに依存すると思います。

私は自分の投資行動の試行錯誤の中でそれを高めると共に、
ブログでの交流を中心として勉強していきたいと考えています。

無理なくやっていくためにも、今はとても信用には手をつけられません。
しかも現物も情けないながら資金も少ないので、
ポジションなんて全く張れません。

今回の8940インテリックスもそういった意味では100株で救われました(笑)

無理なく好きなようにやれば良いという言葉がとても身に染みました。
ありがとうございます。
2014/07/15(火) 18:51 | URL | まるのん #-[ 編集]
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