十分な教育資金と老後資金のために

Author:まるのん
30代イクメンサラリーマンです。
将来の教育資金と老後資金を形成するため、中長期視点で現物日本株へ投資しています。投資初心者の日々の状況を公表していきますので、叱咤激励のコメントを頂ければ幸いです。
年初来:+20.8%(2017/8/10時点)

 ストックボイスやラジオ日経等の、
 投資家向けの番組がありますが、
 私も気が向いた時に聴くようにしています。
 (といっても昼間は仕事なのでほぼ聴けませんが)

 そのストックボイスで有名(?)な、
 岩本秀雄氏も登壇する投資セミナーがあるとのことで、
 今日はこちらのセミナーに参加してみました。

 主催は「ザイナスアセットマネジメント」という会社で、
 相場の女神とかいうチャート分析ソフトを掲げて、
 会員向け投資アドバイザー業務の会社です。
 セミナーの後半は、
 この会社の女社長の田丸氏の講演です。
 いやー第一印象、かなり怪しそうなセミナーです(笑)。

 というわけで、得るものはあまりないですが、
 簡単に振り返っておきたいと思います。

 大雨の中、東京駅八重洲側から徒歩1分。
 それでも少々雨に濡れて会場に着きました。
 会場に入ってまず感じたのは年齢層が高い。
 60歳代と70歳代と思しき方々が多数を占め、
 50歳代がそこそこ、40歳代以下はレアキャラです。

 それから、女性である田丸氏の講演が目当てなのか、
 ご婦人が多いです。半数位は女性だったようにも思います。

 そんな中、30歳代の私は躊躇することなく受付に進みます。
 少々怪訝そうな視点を感じたような気もしますが、
 気にせず席に着きました。
 
 周囲を見渡すと、田丸氏のチャート分析の著書が並んでおり、
 「絶対儲かる」系のタイトルに老人方々が吸い込まれています。
 まずはそこで著書を販売しています。
 これだけでも無料セミナーとはいいつつも、
 それなりの資金は回収しているのでしょう。

 そんなどうでもいいことを考えながら、
 100人程度の席が埋まるまで手元の資料を確認します。

 岩本氏の資料は昨年のアベノミクスの始点まで遡り、
 需給面を中心に振り返る内容です。
 2013年は海外勢が買い越し、個人が売り越しだったものが、
 2014年に入ると海外勢が売り越し、個人が買い越しと
 逆転している点を数値で説明されています。
 その中でも米国ではなく、欧州の売り越しが際立っている点が
 述べられています。
 先日の井上哲男氏のセミナーで、
 これはフランス系ファンドと聴いた記憶があり、
 私にとっては新たな発見はありませんでした。

 実際の講演の中では、
 冒頭に米国雇用統計の振り返りから始まります。

 親しくしているアナリストとの会話で、
 少なくても8月位までは米国株は
 上昇基調を継続するとの見通しだそうです。
 需給やチャートなど様々な根拠を添えられていましたが、
 結局予想は予想に過ぎず、聞き流していました(笑)。

 需給の話は前述の通り、新鮮な話はありません。
 ただ、今後の期待株として東芝などを挙げられていましたが、
 その銘柄情報はどうでもよく、
 抽出の観点で以下のような持論を展開されていました。

  ROEに注目が集まっているのは周知の事実であるが、
  ROEが平均値の8%を超えて10%を超えてくると、
  PBRが1倍割れから評価が見直される傾向がある。


 当然ROEが上昇すれば、株価は評価され、
 結果PBRも上昇するため、当たり前のことなのですが、
 ROEが10%を超えてくると、
 アナリストなど一部の相場関係者が少なからず、
 該当銘柄への見方が変わるという風潮があるという点は、
 勉強になりました。

 10%を閾値に評価が見直されやすくなるというのは
 感覚としてはしっくりこない部分もありますが、
 実績ROEと予想ROEの比較の際に、
 10%を超えてくるという際には、
 一部の相場関係者からそのような視点で見られるということは、
 念頭に置いておきたいと思います。

 時間を少々超過した後にトイレ休憩があり、
 そこでもまた例の著書に何人か吸い込まれています(笑)。

 そして会場の多数の方の本命であると思われる、
 田丸氏の登場です。

 自社で開発、提供している「スーパー相場の女神」を使えば、
 売り転換/買い転換を自動で教えてくれて、
 それに従い売買すれば儲かるよ、というお話です(笑)。

 その現実味をより訴求するために、
 これまでの武勇伝も熱意を以て展開されます。
 なんでも過去に132連勝したらしいです(笑)。

 そして最後には後日開催される特別セミナーへの
 特別ご招待のご案内と共に、
 参加をすれば保有株の銘柄診断をしてくれるという特典付です。
 盛大な拍手のなか、講演は終わりました。

 私は完全に冷めておりますが、
 周りの方は特別セミナーへの申込書をカキカキ。

 ちなみに当社の会員は年間30万で、
 このソフトは当初1年は無料で使えるそうです。
 年額利用料は20万位で、
 その他に会員は年間更新で毎年30万です。

 過去のチャート分析のノウハウが結集したソフトを
 クリックひとつで使えるという点で、
 そもそもこの値付けが安いのか高いのか、
 よくわかりませんが、私は絶対に会員にはならないし、
 その分析ソフトもいりません。

 ただ、チャート分析の手法そのものについては、
 自分の投資行動に直接的に活用することはなくとも、
 どういった手法なのかを知ることも必要かもしれません。

 自分のポリシーと異なる手法について、
 その内容を知らないで否定するのと、
 知った上で否定するのは全く違うことだと思うからです。

 それにファンダメンタル重視とはいえ、
 特に買い時と売り時でいつも悩まされていることもあり、
 チャート分析が全く不要と言い切るのも、
 ちょっと無理があるようにも思います。

 結局、女神というソフトには全く興味は湧きませんでしたが、
 自分と異なる手法を一度は受け入れて知る努力はする。
 その上で、自分のポリシーをブラッシュアップしていくことが、
 重要だと再認識する機会にはなりました。

 本来の主催者側の目的とは異なるのかもしれませんが、
 個人的にはそれなりに有益な機会になりました。
 
 ところで、最後にこの「絶対儲かる」系の投資アドバイザーについて、
 素朴な疑問なのですが、絶対儲かるなら、
 情報開示せず自身で投資をする方がより儲かると思うのです。
 それなりに高額ではあるものの会員料を徴収するのは、
 宣伝したり、アフタフォーローもしたりと大変ですよね。

 結局この「絶対」ということに対して自信がなく、
 そのリスクを会員へ分散(ヘッジ)しているのだと思います。
 そういったことを考えるとこういった手の話には、
 やはり冷めてしまうのです。

 言葉の響きはいいんですけどね。
 なにせ、「絶対儲かる」わけですからね。
コメント
この記事へのコメント
まるのんさんお久しぶりぶりです。

132連勝の相場の女神ですが、平日昼間にmxテレビでストックボイスの中継を聞いている時にしつこくCMをしているので、頭からこびりついて離れません(笑)

132連勝したら、私なら投資の世界から足を洗ってハワイで悠々自適な生活をしてそうです。

ちなみにゲストで出てきた岩本秀夫氏ですが、前述のストックボイスの司会に登場するのですが、とても知識があるようには見えませんでした(情報感度が遅くて何も知らない感じです)
2014/06/08(日) 12:01 | URL | ぺんぎん #-[ 編集]
>ぺんぎんさん
コメント頂きましてありがとうございます。

また当ブログへも再びお越し頂けまして、
光栄に思います。

最近急激に仕事が忙しくなり、
毎日日が変わってからの帰宅で、
なかなか思うように記事が書けませんが、
今後ともよろしくお願いいたします。


さて、私も仕事が休みで相場を見ていられる時には、
ストックボイスなど視聴していますので、
岩本氏も田丸氏も存じ上げておりました。

岩本氏はまだしも、
田丸氏の女神の話などは、
個人的には閉口せざる得ませんでした。

こういった武勇伝と共に語られる、
「絶対」もののツールや助言ビジネスは、
冷静になって考えるとありえないと思うのですが、
億万長者になるという妄想が手伝い、
信者になる方々もおられるのでしょうね。

岩本氏も記事の通り、
基本的に有益なる情報はありませんでした。
アナリストの多くは当たり前のことを、
それっぽく話すことで称えられていると思います。

本当に芯のあるアナリストが、
業界や業種などを掘り下げて、
独自の仮説を織り交ぜて議論を展望してくれると、
自分の思考のトリガにもなりますし、
大変勉強になるのですが、
残念ながらそのような機会は大変少ないですね。

今回も全く期待しておらず、
むしろ全く自分と真逆のスタンスの方と触れ合うことで、
自分の思考がどのように変化するかなど、
違った意味での意義を見出したくて参加しましたが、
やはり自分のファンダメンタルを重視した、
現在の手法は少なくても方向性としては
間違っていないと改めて確信するに至りました。
それだけでも有意義だったと思っています。


2014/06/08(日) 13:13 | URL | まるのん #-[ 編集]
こんなこと言っては身も蓋もないですが、年間30万をこの機械に費やすより、インデックスファンド買ってた方が勝てそうですね。
1度入らせたら年間30万が入り続けるザイナスアセットは我々が欲しているストックビジネスですね。
2014/06/08(日) 18:02 | URL | ぺんぎん #-[ 編集]
>ぺんぎんさん
確かにストックビジネスですね。

しかも経費面も固定費が大半でしょうし、
利益率も高そうですよね。
ストック型で安定的かと思いきや、
そもそも相場のご機嫌次第でパフォーマンスも大きく左右し、
解約リスクも高く不安定ですね。

自分の分析手法に必要となる経費であれば、
投資として支払います。
例えば四季報とかですかね。
ただ、こういった他者の分析情報そのものを、
お金を払ってまで買おうとは思いませんね。
2014/06/08(日) 20:14 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/151-6a30de08
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り