投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲17.8% となりました。
前週比は+3.5% で推移しました。


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今週は大幅反発の週だったらしいのですが、
鳴かず飛ばずの我がポートフォリオ。



2.全体所感

緊急事態宣言が宣言されましたが、
私個人としては、既に通勤も見合わせておりましたし、
外出も控えていたこともあり、生活そのものはあまり変わりません。

自粛要請をどの業態に出すのかで揉めているのもなんだかな、と思いますし、
要請が出されないと自分たちどうしていいのかわからない、という
主体性のなさが露呈して混乱しているのもまたなんだかな、と思います。

いずれにせよ、中小事業者を中心に致命的な状況となっており、
あらゆる業界で影響は不可避という中で、
2月期決算も多くがガイダンス未定という開示が出てきています。

日銀のさくらレポートや街角調査などのあらゆる目先の景況感が急速に減速する中、
実際に企業業績も大きく毀損をすることは必至です。

そんな中、株式市場は3/23を底にして反発しています。
この3/23は米国でも同様に底を打っており、
世界的なリスクの高まりに不安が一気に高まったことに加えて、
国内でも一気に街中に人が出た3連休明けでまずいぞ~が広まった時です。
この時に国内での緊急事態宣言にまで至るだろうということも、
米国を始めとした世界的な感染拡大も一気に想定に入っただろう頃合いです。

そして、実際にそんな事態が顕在化した今、市場は反発しています。
市場は何ヶ月か先を織り込むと言われますが、
そもそもそんな織り込むべき状況が日夜変わっており、
感染者〇人とかのあまり意味のないニュースに煽られたりもしています。
実際に市場は賢明なのでこんな一喜一憂に合理的に動いているともいえませんが。

新型コロナの状況は、ウィルスそのものの脅威はさほど高くなく、
このこと自体は今までの見通しと変わりません。
但し、医療崩壊が近いと言われる中で、足元では何とか凌いでいる状況ですが、
今の大衆の状況を見ると取り返しのつかないことに発展するリスクは
相応にあるのではないかとさえ思っています。
ウィルスそのものの脅威というより、
不安が増長された先にある愚行によって起こりうることは
念頭に置いておく必要があるなと思っています。

それから企業業績についてですが、
既に1-2か月の自粛で一気に大幅下方修正に至る企業も多く、
これから出てくる決算は相当醜いものになるのは皆さんわかっている通りです。
だから株安になっていて、皆さんが仰るように激安バーゲンといわれるくらいに、
その企業業績悪化は織り込まれているともいえるかもしれません。

ただ、個別にみてみると、下方修正に驚いて更に売られる銘柄も散見されますし、
印象値としてはそこまで大きく売られないけど、相応に売りがくる、みたいな状況にみえます。
もちろん個々には出尽くしで底打ちとみえるものもありますが。

こんな中で株高をしているという現状を捉えた時に、
そこにはジェットエンジンを積んだ大きな客船が思い浮かびます。
この船は反発トレンドの波に乗る年初プラスへいち早く連れて行ってくれる
豪華客船のいでたちです。
個人投資家はいち早く毀損した資産を回復させるため躍起になっています。
皆がその船に乗ろうとしています。
大衆トレンドに従った方がいいかもしれません。
でも大衆と逆をいくのがいいとも言われます。
さて、どっちだ、などと考えていると、よくわからないゲームになってしまいます。
どっちだという発想はどっちの道を取ればいち早く回復をさせられるかという思考とセットです。
もちろん、負った傷は回復させたいと思うのが本能ですから、
それを完全に排除できないのは仕方ありません。
ただ、このいち早くとか、その回復にどこまでの意味を見出すのか、
そういったことを慎重に判断せねばならないと考えています。

豪華客船に乗らずとも、自分の小さな船で楽しい航海は続けられるかもしれません。
もちろん、小さな船だとジェットエンジンもないのでゆっくりですし、
大きな波にさらわれてしまうかもしれません。
そんな不測事態にある程度対処をしながら、自分がどうしたいのか、
何をしているのかを見失わないようにありたいなと思います。

特に今のように大きな反発が個々で見られたりすると、
〇〇を持っているかいないかで大きく差が出ます。
こういう時に、自分が何をしているか見失わず、
また安易に欲にかられずに身丈の中で寄り添うのがいいのだと思います。

もちろん、うまく対処できる敏腕さんは
どんどん資産を築かれると思いますし、それは尊敬いたします。
自分にはそれが出来ないわけだからしょうがないのです。

自虐的になっているわけでもなく、素直に自分が出来ることを
やっていることを見失わず、心折れずに続けていくことしかできないわけですから。


3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

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今週はいくつか取引をしました。現金比率は24%となっています。
投資方針からはもう少し現金を減らしてよい水準ですが、
これから決算跨ぐことや下方修正を受けて実態のEPSはもう少し下がる事を考慮し、
慎重となっています。



保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。


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前回からの変更点を赤字にしていますが
結構多くなっていますので、個々にメモを残しておきます。

まずJR東日本ですが、相当に悩んだのですが売却としました。
既に保有株で業績影響が甚大となる銘柄をいくつか保有していることと、
原則論としてはこれだけの大型株を
このまるのんPFに迎えるのは異例でもあります。

ここで生まれたキャッシュについての振り向け先を検討していましたが、
まずダイイチをジャンピングキャッチしました(笑)。
ずっと前に監視銘柄登録した時の買い基準をざっくり600円としていました。
ただ、一度500円を割れた時があったわけですが、
この時に現金比率の兼ね合いなどで判断が遅れてしまいました。
上値余地は小さいと思いますが、安定や企業の姿勢などを評価しての買付です。
損得はともなく、なんか嬉しいんですよね、

次に全国保証を買い増ししました。
一度3000円割れの局面があり買付を検討してたのですが、
この時にJR東日本がポートフォリオにおり、
やはり現金比率の兼ね合いやIR照会の結果整理を少し検討している間に、
時間を要してしまいました。今週買付出来てよかったです。
新型コロナの影響は相応にあると思っていますが、
リーマンの時などの失業率などと比較してみても、
住宅ローンが壊滅的に国内でデフォルトするという想定はあまりできません。
ただ、市場からは保証債務の安全性評価でケチがつきそうでもあり、
今週の反発局面でも株価は弱含みです。


既存保有株の状況ですが、まずステップは株価が弱いですね。
これだけ各指数が反発している週間でマイナスですからね。
まぁ業績見通しの警戒感が台頭しやすくやむ得ないのでしょうね。

中下位は結構反発していますね。
Hameeとは週間で40%もあがっているのですから驚きです。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

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ポートフォリオPERは11.0倍となっています。

イオンディライトとシステムインテグレータが共に本決算を通過し、
共にガイダンスを出してくれたので、指標を更新しています。
またEPSが前期未達でPER水準がややあがったこともあり、
割安度をBとしています。

またダイイチは新規追加ということで赤字としています。
成長性は低いとみなされますが、安定性などが抜群かなと思います。


4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。



■ステップ
緊急事態宣言が出されたことに伴い、
全講義を配信形式に変更すると共に、ホームルームもZoomを活用して実施するようです。
当然、コンテンツへのアクセスが急増しサーバー状況が必要となり、
現在も対処療法で対策をしながら運営しているようです。
生徒にとっても学習面でこれ以上の休講は不安でしょうし、
塾側としても収益メドという点でやむ得ない判断かと思います。
ステップはライブ授業に拘っているわけですから、苦渋の決断だったと思います。
今も会社の業績よりもとにかく生徒のフォローに追われていることと思います。
会社を継続させてもらう必要はあると思いますが、
こういう時にこそ、惜しみなく生徒のためにまい進してもらえればいいと思います。
下方修正がどの程度になるかわかりませんが、
3月の休講分で概ね利益影響9億程度と勝手に試算していますが、
加えてサーバー増強など経費も増えているかと思います。
そういった定量結果をみて、利益落としてオワコンとみなされるのどうか知りませんが、
私はむしろ徹底的に生徒のためにやってもらえればいいと思います。
それが更なるステップのブランドを構築することになると思いますから。
頑張って欲しいですし、私も株価に一喜一憂せずそういう経営に委ねる覚悟が求められている
と強く実感しているところです。


■東鉄工業
建設現場は3密に該当するケースも少なく、
着工中の工事は粛々と進んでいる所も多いようですが、
新規受注、とりわけ美化工事など不急の工事や
民間のホテル等でサプライチェーン混乱の影響がある案件など、
抑制的になってくるようです。
足元では繰越高が豊富なので、直ちに業績急減はなさそうですが、
中長期的にはブローのようには効いてきてしまうかもしれません。
この辺りは既に覚悟はしているものですし、
株価水準等をみても成長への期待が乗っているわけではないとも思えます。
また、オリンピックが延伸されたことに伴い、駅やホームなどへの投資継続の恩恵は
ある程度受けそうな印象です。
何より、業界全体で影響を受けるものは受けますし、
建設については今のところはそこまで影響があるものではないようです。




■オリコンHD
海外でコートジボワールの事務所設立やコンゴでの国立生物医学研究所拡充計画の竣工式など
相変わらずリリースを続々と出しています。
既に進行基準の凹凸による期ズレによる収益影響が2Qで出てくるかもというリリースが出ていますが、
その後は特にリリースはありません。
株価は板が薄く乱高下して回復も遅いですね。どうしても懸念が台頭しやすいでしょうかね。
こちらも東鉄工業と同様、豊富な受注残がありますから、これがゆっくりと数値に現れてくるでしょうか。


■ヤオコー
緊急事態宣言に伴い、ようやく総菜の個装対応が取られるようになりました。
レジでも透明なフィルムを張ることで飛沫感染を防止する処置がとられるようになりました。
また広告を遂に自粛するようにしたようです。
この辺りは販管費率低下にも寄与しそうなので利益はむしろ確保できそうですかね。
営業短縮も生活必需ということもあり限定的です。
あとは一部地域でネットスーパーをスタートしていますが、
商品の安定供給の観点からも一旦中止となりましたね。
この辺りは業績面ではあまり影響はないでしょうが、利用したい方には不便になりますね。
早く収束して再開できるといいですね。


■イオンディライト
本決算が出ています。
2月決算のため、実績値における新型コロナ影響は軽微ではありますが、
中国の武漢は早期に影響が広がっていたので、どうかなと思っていましたが、
まぁ元々ビハインドがあった点もありましたから未達での着地はやむ得ないですね。
業績予想前提での配当についても減配もなく、更に今期は見通しが不透明な中で、
5円増配ということでこれは嬉しい内容ではないでしょうか。
それから武漢など中国ではイオングループ全体をあげて
生活インフラを支える活動をしていたようですが、
これは妄想ですが、現地での信頼をより強固にしたのではないでしょうか。
道路清掃など新たな領域でのスケールも展望されるようなトーンも記載があり、
実直にやられていた結果として、同社にも機会が提供されるといいなと思います。
一方で国内の一部では新規受託の拡大に遅れが見られるなど課題もあるようですから、
新型コロナ影響がある中でどういう対策を打っていくのか経営を楽しみに見守りたいと思います。




■全国保証
野村からレーティング更新があったようです。
買い継続ながら、目標株価が5,450円から4,100円に減額されています。
25%程度の下方修正となります。
これを受けてかどうかすらももはやわかりませんが、
3000円を割り込む株価に沈んでいます。
PERが8倍を割れてしまいますね。
日経JPX採用銘柄で最下位ではないですかね(いや、調べてないですが(笑))。

また緊急事態宣言を受けてテレワーク推進などリリースが出ています。
平常時に比べて審査等で時間を要する可能性がある事にも言及されています。
新規獲得のため、対面式のセミナーを各行行脚して普及活動を行ってきていますが、
これも当面は自粛しているのでしょうかね。


■エイジア
全従業員がテレワーク対応を行うようで、
電話受付を中止するようです。代表電話も止めるとありますが、
そのリリースの問い合わせ先がIRの電話番号となっていますが、
ここに架電したらどうなるんだろうとか思っています(笑)。
こういう状況なので、IRへの電話も自粛しているので、
繋がるのかどうかもわかりませんけどね。
メールベースでの応対だとなかなかコミュニケーションロスも生まれそうですが、
サポートだけはCSを落とさず頑張って頂きたいですね。

しかし開発環境をどうリモートワークで確立しているんでしょうね。
開発では外注先含めてどう対応しているのか、その際のセキュリティは大丈夫か、
そのあたりに留意しながら進めて頂きたいです。


■アイドマMC
バローはまだ公式リリースは出ていませんが、
スーパー各社などは相次いでチラシを自粛しています。
アイドマMCについては相当な痛手となる環境下ですが、
自己株買いも入っていて、いったいどうなるんだろうと思っています。
相当醜い数値が出てくると思うのですが、さて、PER7倍の現状から、
EPSがどれだけ減って、そしてどのくらいの株価水準を推移するのでしょうかね。


■丸和運輸機関
本社勤務の役職員1名が新型コロナ陽性となったそうです。
事業には影響はなさそうです。
加えて、テレワーク化に乗り出すそうです。


■サンセイランディック
緊急事態宣言に伴い、支社の業務縮小を行うようです。
テレワーク化の推進などですね。
営業活動も縮小する一方で、不動産仕入強化宣言も出ています。
特に強化する中に底地はないんですね。


■システムインテグレータ
本決算が出ています。
今期はレンジ開示ですが、ミニマムでも増収増益基調は維持という内容です。
前期末の配当について1円増配となっています。
同社は配当性向30%忠実に反映しているので、
逆に言えば利益が減ればその分減配になります。

今後のガイダンスなどさらりと目を通しました。
詳細はまたゆっくり読みたいと思いますが直観としてはツイートしています。




■シュッピン
月次は相応に酷い数値のようにもみえますが、
株価自体はニュートラルだったようです。
保守的とされた業績予想ですが、売上は未達となっています。
利益はどうでしょうかね。




それから緊急事態宣言も踏まえて、実店舗を全てクローズするようです。
この辺りはEC主軸ということもあり影響はまだ軽微でしょうが、
それでも高額時計などは店舗売上も多かったようですし、
そもそも消費マインドが落ちるとも思えるため、
今期は辛い状況になりそうですね。同社に限らずですけどね。



5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。


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今週は増える週だったはずですが、あまり増えてませんね。
1番底、2番底とみればいいのかどうか。。。


6.雑記


小さな飲食店とかでお気に入りの所があるわけですが、
今の状況は本当にきつい状況となっていると思います。
今後バタバタと倒れていくことが危惧されますが、
だからといっても自分が積極的に出かけて消費しているかというとNOなので、
あまり無責任なこともいえません。

本来、経済を回すため、自粛も程々に、正しい理解の下で、
外出もした方が良い面もあると思いますし、
自分で考えて行動した方がいいわけですが、
様々な事情もあり、私は人並みに自粛行動を取っています。

そんな自分が小さな飲食店を案ずることは
大きな矛盾を感じますし、事業当事者の方にも失礼だなとは思うのですが、
それでもなんとかおいしい料理を提供し続けてくれることを願ってしまいます。

緊急事態宣言も出されている中で、
窮屈な生活が続きますが、こんな時だからこそ心身の元気を失わぬよう、
前向きに生活をしていきたいと思います。

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