投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成
※一部誤記がありましたので修正しました(3/21 22:15)

1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲24.2% となりました。
前週比は▲0.2% で推移しました。


SnapCrab_NoName_2020-3-19_22-24-19_No-00.png



リートがストップ安続出らしいのですが、
リートがないのに、まるのんPFは今日もストップ安まみれになってました(笑)。


2.全体所感


先週までの2桁%の連続続落からみれば
今週はやや下げ止まった感もありますが、
それでもまともな回復兆しもなく、控え目にいっても瀕死ですね。

欧米のマーケットは引き続き新型コロナ感染拡大をメインシナリオにして、
経済や金融への不安が一気に増長したこともあり大きく乱れていますね。

しかし、今週は日本のマーケットは相対的にやや落ち着きつつある気もします。
夜間帯に欧米市場がパニックになっていても
日経先物や翌日の日本株指数は底堅さも垣間見れます。
これは日本の新型コロナの拡大が相対的にうまく対処されていることも一因かもしれません。
(実際には日銀の買付の恩恵もあるでしょうけどね)
ただ、日本でも新型コロナの簡易検査キットなるものが使われ始めるようで、
今後発表される新規感染者数も増大していく事も考えられ、
逆に日本も遂にダメか、みたいな見られ方をすると、
また日本株への売り圧力が高まってくるのではないかと漠然とした不安があります。
日本の対応はパニックにならず上手く対処出来ていると認識していますが、
くれぐれも簡易検査キットがきっかけになってパニックを招かない事を祈念しております。

指数ですが、日経平均が年初来で▲30%と大台に到達しています。
一方でTOPIXは▲25.5%と相対的に堅調です。
今週は日銀の効果なのかTOPIXが買い支えられてるような印象で、
特に金曜日は2000億を購入していますが、TOPIXは上昇ながら
マザーズや東証2部、JQ指数は大きく下落しています。
日経平均はSB他シクリカル要素も高い寄与度高い銘柄が崩れており、
NT倍率が収縮しているようですね。
私のような投資スタンスですとJQ辺りと体感が似ていますが、
まぁ私ももれなくそんな感じだと思っています。


改めて大変勉強になっていますが、
こういう時というのは過去の指標などから反転予測が機能しないわけですね。
そして、「さすがにそろそろ論」が一切通じないくらいの不安からくる
先行き不透明感に支配されます。
こういう時には、「今を守る」という防衛本能と「自己を貫く」という自尊本能と、
「将来を期待する」という欲求本能とが入り乱れ、
自分がどうあるべきかの葛藤に苛まります。

もちろん、自分をきちんと持たれた投資家さんにおいては、
こんなことで葛藤になんて苛まれない、わが道をまい進するのみという
ツワモノもおられますが、私は弱小メンタル投資家ですし、
凡人サラリーマンでもありますから、
こんな暴落相場で葛藤に苛まれないはずがないわけです。

資産を増やしたいとか、守りたいということは当然念頭にあるのですが、
一方で投資家としての自分がどうあるべきか、
リスクに晒し続けるべきなのか、リタイヤするべきなのか、
こういう自分との対話は大切にしていきたいなと思います。
騰落予測に基づきデイトレみたいなことをやって
回復出来てもそれは自分にとっては本質的なものではないわけです。
(デイトレを否定しているわけではありません、私の場合の話です)

せっかくこういう場に出くわしたので、
個別銘柄も違った視点で見るようにしています。

全銘柄のチャートチェックをしてこの相場の下落の耐性や
その後の反発力などを元にピックアップしたうえで四季報を眺めてみたり、
圧倒的にPBRが低下している銘柄をスクリーニングしてみたりと。
普段見ていない銘柄との出会いがあって楽しいですね。

そういえばリーマンショックの時にPBR0.8倍近辺になった際、
海外の機関投資家は低PBRをがさっと買って、
その後にスクリーニングしてセレクションしたとある機会に見聞きした事があります。
自分の投資方針を崩さない範疇で違って視点も取り入れながら
色々な視点で機会を得られるようにしたいと思います。

これだけ資産を毀損させると本当に戻ってくるのが難しくなるわけですが、
資産減ばかりに着目せず、こういう時こそいい投資機会だと思って、
今の状況もまた楽しめるようにありたいと思います。


さて、改めて今後の想定をメモしておきます。
経済に疎い私ですから、誤認などあればぜひご指摘頂けると嬉しいです。


・原油価格の下落について
 中東ひいては米露の緊張へ発展しないか
 
・債券市場の変化について
  米国;金利持ち直しも歴史的低金利
   →現金はいずこへ?
  欧米:一部で金利高騰兆候
   →欧州信用懸念台頭で金融混乱発端にならないか
    デフォルト懸念、ドイツ銀行等金融機関破綻リスク
  日本:長期金利が上昇転換兆候
   →不動産関連への影響は。日銀低金利政策と逆行時の想定リスクは?

・日銀購入増勢
  購入ペースを一気に高めてきていますが、前々から言われる出口懸念。
  そもそも中銀が異次元の含み損を膨らませる事のリスク程度は?
 
 
 
・新型コロナ
  世界的な経済収縮がより深刻化。この辺りは相場に織り込まれつつあるか。
  失業率の高まりが一時的な変化で抑えられるか。
  ウィルスとしての脅威レベルが正しく理解され冷静さを取り戻せるか。それはいつか。
  医療崩壊による新たな死亡者数の増加時のパニックの想起、顕在化リスクは?
  各国首脳級の感染、重症時の恐怖先行のマインド影響はないか?
  
・国内政治混乱
  コロナ対策、経済対策起因での安倍政権失脚リスクはないか?
  もりかけで騒がしいが新たな事実で一発退場にならないか?
  (自身が関わってたら辞めると明言してしまっているのがなー)

・米中懸念
  米中摩擦は一旦棚上げでよいのか?
  チャイナウィルス表現でまた揉めるのか、プロレスで済むのか。

・国内景気対策
  まさか1.2マンバラマキとかで終わらないよね?
  消費税の減額や還元方針まで踏み込んで実施されるか。
  中小から連鎖的な破綻広がりによる経済混乱が顕在化しないか。

・信用リスク
  銀行、とりわけ地銀は体力が弱まっている中で、
  地域経済を支えるだけの政策がとれるのか。
  地域金融が止まると経済が本当に終わってしまう。どうするか?


別に私は不安論主張者でもないのですが、
頭にあるモヤモヤとした不安を誤認していたとしても
出してみると案外大したことなかったり、
勝手に脳内でリスクを大きくしていたりしがちなので、
自分の考えが及ぶ範囲で何が起こっているのか、理解をしようと思っています。
間違っていたら元も子もなくなるわけですけどね(笑)。


3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

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今週も引き続き指値が約定しています。
絶賛暴落中のオリコンHDを購入しています。
これを受けて、現金の確保のため、システム情報を売却しました。

これで保有比率5%以上の準主力以上は以下の通りです。

イオンディライト
ヤオコー
東日本旅客鉄道
東鉄工業
オリコンHD
ステップ

ヤオコー以外は足元の業績に影響がありそうで、
このうち、イオンディライト、東日本旅客鉄道、ステップは比較的大きめの
下方修正が出るものと認識しています。
オリコンHDと東鉄工業は工事進捗次第なので足元読み切れませんが、
下方修正までには至らないかなという感触です。
ヤオコーは安定堅調だと思っています。

適正な現金比率がどの程度なのかわからないでいますが、
不安の中にあると、もっともっと不安が台頭してくる気しかしないため、
色々な事を考えてしまいますが、自分の主体的な考えしか拠り所はないため、
引き続きできることをやっていこうと思います。



保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。


SnapCrab_NoName_2020-3-19_22-30-15_No-00.png


オリコンHDの下落が大きくなっています。
強靭化でもてはやされた高値から半額以下となってしまいましたね。
ツイッターでも資金繰りの懸念をご質問頂く機会もありましたが、
今後手持ち工事のキャンセルや完全滞留がみられると大きな懸念が生じるという事で、
大きく不安が台頭する事態なのでしょうかね。

この他、アイドマMCやソーシャルワイヤー、Hamee、ゼンリン辺りが下落が大きいです。
まぁどの会社も景況感の落ち込みに比較的影響を受けやすいですかね。
本日ストップ安となったシュッピンはその前に急騰もあり往って来い程度ですね。

一方で上昇は東鉄工業、JR東日本、ヤオコー、イオンディライトと
準主力が軒並み反発しています。
ヤオコーは景況感の影響は少なそうですが、
それ以外は一見ディフェンシブ要素もありますが、
今回は相応に影響を受けそうですからあまり傾向もない気もします。


売買については、オリコンHDを更に買いましています。
本当に落ちるナイフですね。一応目安としていた700株まで買ったのですが、
今後はより慎重にとは思っていますが、それでも買ってしまうのかな(笑)。
また、これに伴い、残念ながらシステム情報を売却しました。
会社への見立ても変わらないのですが、如何せん現金比率の確保と、
IT投資の抑制による短期的な影響は無視できないとも考えています。残念です。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

SnapCrab_NoName_2020-3-19_22-30-51_No-00.png


ポートフォリオPER10.0倍といよいよ10倍割れが見えてきました。
ただ、まもなく決算期を跨ぐとEPSも下がらざるえないわけです。
そうなると、見た目の割には割安水準とはいえないわけです。
安定成長を志す自分自身が置かれている状況としては
短期的に減益を受け入れることになるので、対応も悩ましいですが、
それが現実だと思います。

従って、現水準を投資方針上に当てはめると
現金比率の目安は5-12%程度となりますが、実態は17%あります。
気持ち的にはこれでもかなり低いなという感覚はあります。
不安からくるものですね。




4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。


■ステップ
来年度のオリエンテーションなどを含めて、分散登校を行い、
最大限の配慮を伴って運営開始をされるようです。
もちろん、今後の政府からの自粛強化などの動きを見ながらになるようですが。

4月からなんとか運営がスタートできるメドがつけば、
一旦3月の返金分と運営を変えることによるコスト増を見積り、
業績の下方修正が出てくるものと思います。(個人的見解です)

この辺りの業績影響の皮算用も含めて記事にしておりますので再掲しておきます。




■オリコンHD
世界的な経済活動の停滞は建設業にも波及するのでしょうか、
まぁ無傷では済まされないと思っていますが、以下のような記事もあり、
IR照会からもそこまで深刻な状況になるとは思えないのですがどうでしょうかね。




■JR東日本
いくつかリリースが出ていますね。
JR東日本は鉄道以外の事業にも積極的で、
特に先進IT技術活用のため、スタートアップとの提携も多いですね。







■全国保証
今期の業績修正並びに増配、更に新中計の発表をしています。
改めてこのリスク台頭局面で新中計を粛々と出されてきたことに驚きです。
一方で、この新中計はこのコロナショックの影響による失業率の状況等は
余り織り込んでおらず、この点は総会でもきちんと確認しておきたいです。
合わせて、増配が配当性向と配当額共にコミットされていますが、
代位弁済等の費用先行によるEPS未達の場合の
配当についての考え方についても確認しておきたいです。
もちろん約束はできないと思うのですが、どの程度積極化へ意欲があるのか、
そう判断した温度感を共有したいなと思っています。






■丸和運輸機関
株価が強いですね。
自己株買い発表もありその効果かと思いましたが、
新型コロナに起因する巣ごもり消費の期待とされているようです。
いやーそんなの分かった上でパニック売り浴びせていたでしょという感じですが、
高PERでもこういう銘柄があるんですね。

また、採用面でもよいニュースが出ています。





5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。


SnapCrab_NoName_2020-3-19_22-24-0_No-00.png


減っていますね。


6.雑記


東京では桜が開花したようです。
新型コロナの影響で宴会は自粛が呼びかけられていますが、
散策しながらの花見は問題ないようです。

私は写真家でもありますから、ぜひ綺麗な桜を写真を撮りに行きたいなと思っています。
なかなか撮影スポットが見当たらないのですが、
どこか関東圏でお勧めのところはないですかね・・・。

コメント
この記事へのコメント
リタイアは冗談だと思いますが、
今回は、とてもいい経験をされていると思います。

有難いという気持ちを持つくらいが丁度良いのかもしれませんね。



こんな状況です。
是非、花屋さんで奥さんにお花を買ってあげて下さい。
2020/03/21(土) 09:18 | URL | MEANING #BTpCRXMw[ 編集]
>MEANING さん
こんにちは、MEANINGさん。
先週に続き、コメントを頂けて嬉しく思います。
大変ありがとうございます。

気持ち的にも資産的にもリタイヤする事はないと思いますが、
自分の想像の及ばない更なる恐怖がこの先にあって、
それが顕在化した時に、自分を保っていられるのかというのは、
本当に良い試練を与えて頂いたものと捉えています。

私はこれまでも客観的にみれば倍々ゲームのように
いわゆる敏腕投資家にはなれていません。
もっともそうなろうとも思っていないのですが。
従って、パフォーマンスという点では見劣りしますし、
これまでの拙い貯金を吐き出すことになった時、
自分が拠り所にしていた投資とはなんだろうというところに
立ち返り、自分が改めてまた一歩を歩めるといいのかなと思っています。

パフォーマンスというのは客観的に優劣を競うみたいな、
ある意味不毛な争いの元になりますが、
自分が大切にしているパフォーマンスというもの以外にも目を向けて、
これからもどう企業と寄り添い、しかしながら、
適切なリターンを得るのかというのをよく考えていきたいと思います。

奥さんにはケーキを買って、家族でおいしくいただきました。
花より団子ですね(笑)。

今後も、また励ましのコメントを頂けましたら嬉しく思います。
こういう状況ですからより嬉しく思います。

今後とも、よろしくお願いいたします。






2020/03/21(土) 22:15 | URL | まるのん #-[ 編集]
質問なんですが、つなぎ売りを検討されたことはなかったでしょうか?僕はパニックになって検討することも出来ず、結果優待群は大ダメージ食らいましたが、まるのんさんは検討自体はされたんじゃないかなと。

最近マイルールではやらないとしていた指数取引を始めました。生兵法ケガのもとですが、やってみないと分からない発見もあります。まあ、でもやっぱり四季報から発掘して、調べてというのが好きなのは変わりませんね(笑)

三連休はいい写真撮れましたでしょうか?走ってるとき桜が咲き始めてるを見ると、コロナだ暴落だと騒いでるのは人間だけだなと思わずにはいられません。
2020/03/22(日) 08:49 | URL | コー #-[ 編集]
>コーさん
こんにちは、コーさん。
いつもコメントを頂きましてありがとうございます。

ご質問頂いた件ですが、つなぎ売りとは、一時的な下落を想定し、
現物を保有したままヘッジのために信用売りを入れることで、
その期間の騰落影響をイーブンにするという意味でしょうか。

それであれば、検討したことはありますが、
現時点で必要と判断してなくてやっていません。
賛否はあるかもしれませんが、権利跨ぎなどの際に、
1営業日跨ぎのつなぎ売りであれば、投資方針でも許容していますので、
今後その時々の状況次第によっては対応するかもしれません。


一方、取得単価を下げる意味から損出しという点では、
既に何度か対応しています。
(だって、買ってすぐに大きな含み損になるんですもん(笑))

いずれにせよ本質的な内容ではないと思いますし、
これの有無で大きく自分のパフォーマンスは変わらないでしょうし、
寄り添う自分の投資スタンスからもあまりエネルギーを注ぐ意義もなく、
あまり真剣に検討はしていません。
その時の思い付き程度で、投資方針に許容されている範囲で
赴くままに対応するくらいだと思います(笑)。


新しいことをやることも、これまでのことにしがみつくのも、
何が正解かはわかりませんね。
パフォーマンスという観点から、いずれ優劣がつくわけですが、
それを当てよう当てようというところばかりに意識が向くと、
投資を楽しめなくなってしまいそうです。
そもそもわからない中で手探りでやっていることでもあり、
当たったとしても自惚れるべきものではないと思いますし、
外れたとしても嘆く事もないと思っています。
ですから、色々やってみる事も正義だと思いますし、
一貫性を貫くこともまた正義だと思います。

外野はやれ、外れたとか当たったと卑下したり神格化したり忙しいですが、
そういう点をあまり気にせずに取り組んでいきたいですね。

三連休は桜はやや早かったものの、癒される景色も見られましたし、
いい週末を過ごしました。
また明日から株で悶々とする日々が続きそうですが、
希望を失わず、楽しめる要素を見出しながらやっていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう!

2020/03/22(日) 22:32 | URL | まるのん #-[ 編集]
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