投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

Hameeの株主総会に行きました。


※聞き間違いや主観に基づく誤認を含む可能性が多分にあり、
個人的見解も介入しておりますので、ご参考程度としてお読み下さいませ。

※記載内容には配慮をしているつもりですが、当記事が会社からの指摘も含めて何かしらの不都合が生じた際には、
即座に公開を取りやめます。



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■参考
・今年が初参加となります。


■当日の流れ
10:00 開会
10:02 議決権個数確認
10:03 監査報告
10:04 事業報告(社長説明 ※基本は読み上げ)
10:31 議案上程
10:35 質疑応答
11:27 議案決議
※手元の時計による概算ですので多少ズレはあるかもしれません。

開会直前まで隣の控え室で過ごします。
新型iFace等のコマース商材のコーナー(撮影禁止)とネクストエンジンのコーナーがあります。
社員の方と色々話をさせてもらいましたが、気さくでいいですね。
会場には小田原のお菓子やご当地サイダーなどが用意されています。
キウイの羊羹とかおいしかったですよ。
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■議決権行使の状況
 議決権行使株主数 : 1,154人/4,537人(25.4%)
 議決権個数 : 119,216個/159,256個(74.9%)


■全体所感

質疑の中でもコメントをしたのですが、全体的にお堅い感じの総会でした。
株主総会という場なので、こういう堅さが大事というのも当然ではありますが、
創業社長としてベンチャー企業のマインドで運営されている会社ですから、
運営ももう少し緩さがあってもいいかなと思いました。
具体的には、事業報告も読み上げ形式でしたが、
もう少し自由に語ってもいいと思いますし、
野心や展望で我々株主に期待感を持たせてくれる要素があっていいかと思います。
少し緊張をされていたのか、途中で読み上げが詰まったり、
数値が飛んでしまったりしていたので、
創業者のイケイケぶりに圧倒されにいった私としては少し肩すかしでもありました。

しかしながら、経営判断への拘りやコアな部分での答弁などの
方向性はしっかりしたものと受け止められましたし、
特段ネガティブな印象というわけでもありませんでした。

いずれにせよ、このような会社であれば、総会はお堅くシャンシャンで終わらせて、
事業説明会としてもっと事業の様々な事で意見を交わされるような場を
切り分けた方がよいかなと思いました。

総会の中でのやり取りでは、
HamicBearの動向について計画を下振れている点に言及がありました。
すんなりここを認めるとは思っていなかったのですが、
やはり真面目で実直なのかもしれません。
ちなみにこの件で私は減損するなり、状況を開示すべきではとやり取りしたのですが、
もう少し長い目で見ているようですね。
個人的にはこの件で不安の一要素があると思っていたので、
構造的に課題は解決はしていませんが、逆に少し安心する材料となりました。
(要するに問題は認識してて、見ている視点がぶれていないという点で)

この他はQAを見てもらえばいいのですが、
全体的に初めて総会に参加させてもらったのですが、
質問も少なくて少し残念ではありました。
その分、私は色々質問が出来たのでよかったのですけどね・・・。

事業説明の内容も招集通知や決算短信などに記載されている内容に終始しており、
特にここに取り上げたいと思ったネタはありません。
ただ丁寧に説明はされていたと思います。
一読している私は少し退屈でした。

なお、総会以外で色々ネタが多かったです。
総会が終わると、そのまま神社で祈祷を受けるのですが、
株主も任意で参加するのです。
総会が終わるとそのまま祈祷するため御前に役員の方と共に移動します。
総会の後にそのまま祈祷を受けるって相当レアな体験かと思います。


また、総会後にランチの後にせっかくだからと酷暑の中、
Hamee本社社屋を拝みにいったのですが、
そこに総会で対応されていた社員の方がたまたま通りかかり、
なんとそのまま社内をご案内して頂けることになりました。
これで社風は色々わかりました。
Webページにも出ていますが、執務室にはキッチンカウンターがあったり、
至る所にデザインされたフリースペースがありますし、
どういうわけかエントランスに入ると卓球台があって、
インド人の社員が卓球にはまっててここに置いちゃったんですとか仰ってました。
そもそもこの案内をされている社員さんは役員さんではなかったのですが、
特に誰の承認を受ける様子もなく、私を招きいれて下さいました。
私の会社では絶対にありえないんですよね。

総会外のネタの方が多くなりましたが、以下、つらつらと書いていきます。


■質疑応答の様子

※繰り返しになりますが、聞き間違いや主観に基づく誤認などが介在している可能性が高いため、
あくまで個人的なメモとして参考にして頂ければと思います。
※★印は私が質問させて頂いた質問です。



Q コマース事業における商材の生産・物流への課題認識
 ・当社のコマース事業の商材は独創性も高く面白いと思う。
 ・一方でトレンドの転換も早く、前期に生じた船便物流の影響などで欠品は痛手となる。
 ・主に米国がカバーしてきた中で、国内向け商品の生産・在庫の管理体制の課題と対処は。
 ・また、韓国との政治的・感情的なイザコザの影響や今後のリスクをどのように捉えているか。

A
生産から物流に至る最適化に際して、まず重要なのは需要のヨミをどうつけるかである。
需要が正確に把握出来れば、企画から物流までのバリューチェーンに対して、
リソースを配置して最適化を図れるということになる。
毎年需要のヨミに向けては新iPhoneの秋商戦に向けた対応が中心となっている。
従前は新型iPhoneが発売されるとそこに需要が集中し、その需要が長続きしていた。
しかしながら、ここ数年はこのトレンドが変わってきている。
新商品が発売された直後は一時的に売れるが、それが長続きせず、
むしろ旧型機種への需要が多いことが卸売りの棚構成や自社小売りの状況からわかってきた。
これらの状況から今年くらいには新たなトレンドがわかってきたので、
それに合わせたバリューチェーンの構成をとって対応していきたい。(樋口社長)

韓国では主にiFaceは企画製造を行い輸出している。
韓国での製造は本社および他グローバル拠点の状況を踏まえて判断している。
今年8月にHameeコリアの倉庫を移転する予定としている。
現在はコリアオフィス内の600坪程度の地下倉庫に在庫貯蓄していたが、
より在庫管理体制を取るために別の900坪程度の専用倉庫を確保する。
ここで先に取得したパッチワークスなどの他商材も含めて適正な在庫管理、
また物流管理に努めていきたい。
なお、新iPhone向けの商品も既に陳列されていた※ように用意を進めている。
※総会前の控室で商材の紹介の一環で陳列されていました。発売前なので写真NGでした。
(光野取締役)

韓国リスクについては、雑貨・軽工業品というカテゴリで、
現状の各種問題においてこれらの商材の輸出規制等も含めた影響はないと考えている。
万が一を備えてリスク分散の観点で他拠点での可能性については常に念頭で考え、
情報収集も行っている。
(樋口社長)



Q HamicBearの状況と今後の展望について
 ・競合製品で多くのスピーカーが出ているが位置づけはどういうものか。
 ・現状を踏まえた上での今後の営業戦略をどう描いているのか。

A
HamicBearの具体的な売上や利益の状況については申し上げられないが、
当初想定比で売上は下回っているという状況である。
我々はIoTを初めてリリースしたが、想定していたよりだいぶ時間を要してしまった。
実のところ、1年半程度計画より遅れてのリリースとなってしまった。
その間に各社からスマートスピーカーがリリースされたことで、
我々は結果として後発のようにエンドユーザーから受け止められてしまっている。
エンドユーザーからはスマートスピーカーの劣化版のように見られてしまっている面もある。
しかし、HamicBearはスマートスピーカーではなく、
子供を主体とした子供同士、あるいは家族間でのコミュニケーションツールである。
似ているがコンセプトや実現出来ることが異なるものである。
HamicBearはあくまで当社の考えるIoTプラットフォームに乗るひとつの商材という
位置付けであり、これだけで収益を成すという性格のものではない。
HamicBearを作る上でクラウド側を構築し、そこで交わされる様々なデータなど
ナレッジが多く得られており、これを他商材やビジネスモデルへ展開し、
当社が考えるIoT事業へと進化させていきたいと考えている。
次に出すIoT商材もこのプラットフォームに乗せる方向で現在検討を進めている。
またHamicBearそのものはフロー型の売り切りサービスになっていることもあり、
ほぼプロモーションの費用をかけていない。
次に出していく製品はストック型収益モデルを意識していることもあり、
プロモーションコストもかけて大々的に売っていきたいと思っている。
子ども向けの商材としてより社会的意義のある製品としていく所存なので、
楽しみにしてほしい。



Q プラットフォーム事業におけるサポートのアウトソース戦略について
 ・新規ユーザーが効果を最大限享受できるようサポートするコールセンターは非常に重要と認識。
 ・アウトソース先と一体となり常駐対応してもらうなど工夫もされている事と思う。
 ・足元での外注先への移管の状況や当社とのコミュニケーション面に課題は生じていないか。
 ・顧客の立ち上がりや新たな機能改善要素を見出すこの領域は中長期的にアウトソースのままでよいのか。

A
サポート業務が重要なところであるというのはその通りである。
その上で、サポート業務の幅は大変広い。
操作の基本的な部分や定型的な質問もあれば、より高度な問い合わせもある。
前者のような質問をこれまでは自社社員が受け、
それをUIに活かしていくなどの活動をずっとやってきた。
しかしながら契約件数が増えてくる中で、
どうしても自社社員だけで対応が出来なくなっている。
加えて、ユーザー様が本当に大切にしていることは、
ネクストエンジンを活用することで収益を上げることであり、
その部分により特化したサポートを自社でコンサルする必要性がある。
先ほどの操作方法などを通して実現できることは、
エンドユーザー様の運営上の管理コストの低減などであり、
本質的な部分所なる領域のこともある。
従って基本的なサポートをアウトソース先に手伝って頂き、
本体のサポートは今後展開するAI機能の活用など
エンドユーザーが最も大切とするコンサルに充てていきたいと考えている。
この取り組みが顧客満足の向上にも資するものと捉えている。
またアウトソースに外だしするといっても、小田原の地で発祥し30年近く
このような事業に取り組まれていた会社さんと縁あって地元で巡り合えたので、
こういう形態をとることになった。
実際この会社の拠点の一つはHamee本社との間は徒歩3分程度と至近で
社員同士の行き来や常駐も含めて一体として取り組めており、
製品開発への取り込みなどにも悪影響は出ない体制で取り組ませてもらっている。
(樋口社長)



Q 研究開発費の状況
 ・研究開発費をかなり積極投資していると認識している。
 ・売上比でどの程度の研究開発を想定しているか。

A
研究開発費については、投下した投資に対して、
どれだけのリターンがあるかという考えに則っている。
将来的にどれだけのキャッシュフローを生むのか、
利回りの観点で判断していることから、
売上比で何%という指標は特段持ち合わせていない。
また、将来的にスピードを買うという意味で
大型のMAを判断するタイミングも来るかと思うが、
その際も売上比という概念で見て制約を設けることは考えていない。
(冨山CFO)



Q 高度な人材確保の課題について
・IoTなど高度な人材が必要だと認識している。
・小田原という立地が採用に影響することはないか。

A
ご指摘の通り人材確保は難しい。
これは東京であっても変わらないと認識している。
世界中でITの高度人材は難しいと聞いている。
東京にも事務所もあり採用はしている。
しかしながら、小田原の立地そのものはそこまで不利ではないと認識している。
上り電車は混雑もありきついという声もあったり、
下り電車であったり小田原であれば電車通勤が楽という声も多い。
東証1部昇格の影響もあってか当社の採用は
以前より採用しやすくなっている実感がある。
とはいえ、全ての技術を網羅した人材が揃っているというわけでもないため、
引き続き会社のブランディングをしたり働きやすさにも配慮して、
小田原にも優秀な方に来て頂けるように頑張りたい。
(樋口社長)



Q 社外取締役の方はどういう経歴か

A
高木氏はAI×マーケティングの専門家で大学教授をされている。
当社は様々なデータを保有しており、
これを活用してユーザーに対してより付加価値の高いビジネスをしていく上で、
様々な助言を頂いている。
関野氏は会計経理畑でキャリアを務められている。ある程度の規模感の
IT会社で監査役を務められ、当社においてもその役割を担って頂いている。
(樋口社長)


Q ネクストエンジン5000社に向けて
 ・ネクストエンジンの5000社目標達成は中計達成の前提であると認識。
 ・足元は投資が続く中で、株主としてこれを期待をもって見守りたい。
 ・社長の中でどういう点が目標達成可否を分ける重要な事項であると考えられているか。
 ・すでにイメージがあれば達成に向けたロードマップイメージを共有して頂きたい。

A
私の中ではもう見えている。
中計は必達目標と思っている。
中計の終了年度は5000社は達成できていると考えている。
達成に向けては様々な施策の合わせ技になるのだが、
一番重要なのはサポート事業で約20人の社員がアウト―ソースの意思決定により、
より積極的なサポート(売上向上寄与に資する活動)に注力できる、
あるいは拡販に向けた本腰を入れられるといった所が大きい要素と考えている。
(樋口社長)


Q iPhoneシェア率の低減における影響
 ・スマホの国内シェアはiPhoneが一時は7割程度まであったが、現状では4割程度と逆転している
 ・前期はXシリーズが不振の中、旧機種に一定の需要があったものの、今後は不透明と認識。
 ・Iphoneと親和性の高いiFaceへの依存度が高いと認識している。
 ・このシェア変化や買い替えタームの長期化による中長期的な影響をどう捉えて戦略を立てていくのか。


A
iPhoneのシェアは下がっている事は認識している。
若い世代にはまだ相応のブランド力があるとは考えているが、
iPhoneそのものの形状が大きく変わる、あるいはアンドロイド機も含めた形状の多様化が進むと、
ケースとしての大量生産、大量販売モデルは通じなくなると考えている。
そのため、機種依存のない商材を展開するなどに取り組んでいる。
コマース市場も今後も堅調に推移していくことが責務とは考えているが、
万が一大きくこの事業が縮小したとしても、
Hameeとして成長持続するために、プラットフォーム事業を大きく育てないとならないと認識している。
(樋口社長)



Q 資金需要への対応について
 ・積極的な投資戦略を持たれているし、MAも含めて選択肢とのお話があった。
 ・当然資金需要が出てくると思うが、資金調達の手段はどう考えるか。
 ・具体的に営業CFで賄うのか、借入、あるいは調達とどういうポリシーか。

A
可能な限り営業CFから賄いたいしそうあるべきと考えている。
しかし、大型のMAなどを意思決定し、それだけで賄えないといったケースでは、
今の金利情勢であれば銀行借り入れだと思う。
金利市況が変わっていれば、その時に最適な調達コストを選択する。
(樋口社長)



コメント 事業説明会の開催
 ・夢のある会社でビジョンをもってもっと語っているのを聞きたい。
 ・総会という位置づけ上、堅くなるのもやむ得ないと理解している。
 ・総会と切り離して、事業説明会などでもう少しゆるりとやってみてはどうか。


A
来期に向けて検討させて頂く。(樋口社長)


Q 今期の業績予想数値と株価について
・資料に記載はあるようだが、社長の思いを教えて欲しい。
・期末の決算が出る度に株価が下がっている。サプライズがない。
・サプライズもなく株価が下がっているがその責任をどう考えているか

A
開示している数値は必達目標だと考えている。
前期に下方修正を出してしまった。
今期同じようなことにならぬように予算を必達としたい。
第3四半期落ち込みが大きく下方修正を出したが、
第4四半期に中身を見直して回復していると思う。
この回復の勢いを維持しながら予算達成をしたいと思っている。

株価については大変申し訳なく責任を痛感している。
サプライズが出せていない点も申し訳なく感じている。
我々の事業の先行きが不安定になっている、
あるいは毀損しているということではない。
まずは今期の予想を必達として、中計を着実に進捗していくことで、
少なくても1年前の株価水準には回復をさせたいと考えている。
長期的にはより成長させていきたい。
(樋口社長)



Q 主要株主のAOI株式会社について
・社長の資産管理会社ということでよいか。

A
その通りである。


Q 樋口社長のワンマンなのか

A
私自身は全くそのように思っていない。
そういう形に憧れたりもするが、決してワンマンではないと思う。
(樋口社長)

ワンマンではないと思う。
私自身が新卒でHameeには入社し、取締役になっているが、
取締役同士で時には激しい議論を交わすこともある。
言う事は言うということは徹底している。
(光野取締役)



Q 株価の挽回について
・社員の方は一生懸命頑張っていると理解している。
・株価は一気にどうこうなるものではないとも承知している。
・しかしながら株主としては株価はのっぴきならないものでもある。
・今後の株価対策としてどのような事を考えているか

A
株価については申し訳ない。
まだはっきり決まっていないが、3年後くらいには、
時価総額250億での足切りがある可能性もあるという話もきいている。
株価を騰げる対策というものはなかなか直結したものがないわけだが、
まずは中計を実現させることが重要だと捉えている。
株価面でいうと当社のセクターは小売りということになっている。
どうしてもこのセクターでスマホのアクセサリー屋と思われてしまい、
iPhoneの売れ行き懸念から失望を読んでいると分析している。
(もちろんコマース事業は今後も本気で頑張っていくのだが)
ITの会社だということも認知してもらい、
小売りをやりつつ、それをIT活用していけるという実績を作っていきたい。
そのためのIRもやっていきたいと内部で話している。
私としては、3年後に足切りに合うという心配はあまりしていない。
(つまり3年後までに時価総額250億程度までは回復できるという手応えがある)
いつまでにいくらという話は出来ないのだが、
足元では申し訳なく思っているところだが、長い目線ではあまり心配をしていない。



コメント 株価の低迷について
・中計は野心的な計画を開示して必達と仰っているが、市場に信任されていないのでは。
・iPhoneの不調による懸念は既に前年の株価下落で反映されているのでは。
・加えてHamicBear(その後のIoTの立ち上がりの遅さ)の動向が懸念されているのでは。
・従って、中計はより数値に繋がるアクションとセットでIRしコンセンサスを高める必要がある。
・そして、HamicBearの状況を早々に開示し、その後のIoTの取組みをアナウンスすべき。
・必要に応じてHamicBearの減損もやるべき。

A
・中計については、究極的には毎四半期に着地に成長を続けていくことでしか、
ご納得を頂けないのかもしれないので一歩ずつ頑張る。
HamicBearは大きなIoT事業の構想のごく一部部分である。
従って、HamicBearが売れなかったとしても裏側のプラットフォームを作り込んでいて、
別の商材を乗せられるようにしてあるため、
出来るだけ早く次の商材を公表して期待を持って頂くのが良いと思っている。
とはいえあまり早くに見切り発車で開示してしまうと、
開発遅延の影響もあるし、競合の目もあるため注意しながらやっていきたい。
減損については、そんなに大量に作っているわけでもないので必要ない。
次のアイテムがIoTでネットワークでつながる際に、
HamicBearもプロモーションの中で登場することになるので、
そこまでじわりゆっくり売れていけばいいかなという感覚である。
(樋口社長)



■最後に

総会が終わり、そのまま祈祷を受けます。
そしてお土産を頂きます。

なんとHamicBearでした!
一部の方が、在庫処・・・とか仰ってました(笑)。


DSC_0544.jpg

子供に見せたら興味津々でした。
まだリビングに飾ってあって空けていません(笑)。

小田原丼というものがあるらしく、
要するに、ご当地の食材を使っていれば何でもありらしいのですが、
一応海鮮ものを選択しました。
地物の魚で普段はあまり聞かない魚もありましたが美味しかったです。

DSC_0540.jpgDSC_0541.jpg

梅雨明け後、とにかく暑かったのですが、
駅から徒歩5分程度というHamee本社も一応足を運んでおこうと、
汗ダラダラで辿り着きました。

DSC_0543.jpg

外からみるとちょっとお洒落な建物という感じですね。
とはいえ、特に見る所もないですし、とにかく暑いので、
一目見たのに満足して帰ろうとすると、
反対側の歩道を歩く社員さん3人にお声掛け頂きました。
先ほど、総会の会場にいらっしゃった社員さんです。

せっかく起こし頂いたので時間よければぜひ中をご案内しますよ~と
気さくに声をかけて下さります。
いや、そういうつもりでもなかったですし、ご迷惑になってもと一度は
遠慮(するフリw)をしたのですが、
すんなりとご案内していただきました(笑)。
こんなことあるんですね~。

エントランスに入ると、いきなり広いスペースに卓球台が置かれています。
というか卓球台しかないですね(笑)。
そして床には世界の都市名が書かれてそこから各部屋に矢印が描かれています。
この都市名が各会議室の名前になっているようで、
それぞれの都市にちなんだ内装になっています。

すると社員の方が自腹で自販機で冷たいお水を買ってくれました。
流石に悪いですよといいつつ、汗ダラダラの私は素直にそれを受け入れました。

普通部外者を入れる時って色々関係各所に承諾得ないとだと思うのですが、
そもそも受付すらありません。

執務室には中央にキッチンカウンターがあって、
そこにはコーヒーミルとかもあって会社支給のコーヒー豆を使って、
皆さんコミュニケーション取りながらコーヒー飲むんだそうです。
ちなみにお米も会社が支給してくれていて、
ここでお米も炊いたりして皆さん食べるんだそうです。

執務エリアは案外ガチャガチャとモノに溢れていますが、
吹き抜けでオシャレですし、至る所にフリースペースがあって
コミュニケーションというところに重きが置かれていると感じました。

社員さんの私服も結構楽そうな感じで仕事されていますし、
写真スタジオ部屋なんかもあって素敵でした。

何より、案内をして下さった社員の方が終始こちらに気さくに配慮してくれて、
色々会社の事を知ってもらいたいとあれやこれやと紹介してくれて、
会社のことを愛しているんだなというのが伝わってきました。

色々お話も伺いましたが、まぁ細かい内容はここでは割愛します。
こういう機会に巡り合えたご縁に感謝です。

会社としてまだまだ苦境もありそうですし、
置かれている環境は決して楽観視出来るものではありませんが、
寄り添っていきたいと思える内容ではありましたから、
細々と保有を継続していきたいなと今は思っています。
ただ、ポートフォリオ全体の構成や、今後の決算などを踏まえて、
撤退するときはきちんと判断できるようにありたいとも思います。

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