投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

※(2019/7/30 23:00) IR照会結果を追記しました。

【決算精査】 2378_ルネサンス(20年3月期_1Q決算)

■分析PPT資料 (PDF) ※画像をクリックしてもPDFが表示されます。
リンク
SnapCrab_NoName_2019-7-30_1-5-31_No-00.png




■補足エクセル資料(PDF)
分析シート表紙
分析シートグラフ


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

減収減益決算ということで、
株価的には失望となるでしょうかね。
同社はだいたい日経新聞にリーク記事が出るのですが、
こういうケースだと出ないのですね(笑)。

中身については、会員数の状況が一番気になる所ですが、
会員数はプラスに伸長していますから、大きな懸念はないとも感じます。

減収の要因もある程度はっきりしていますし、
減益の要因のうちエネルギーコストの増加は気になるところですが、
デジタル投資の効果がどう出るかはまだ時間を要するでしょうから、
こちらは概ね会社見通しからすれば想定通りなのかなと思います。
新規施設の進捗も計画通りのようですし、
この他、新業態やFC化の動きも特段ネガティブな要素は見当たりません。

今期の業績達成可否という視点でいくと、
不確実性は色々ありますからよくわからないですが、
長期的な方向性としては特に見立てを変化させるものではありません。

まぁそもそも1Qは収益の閑散期となりますから、
ここで%で減収減益におののいでもあまり意味ないかなと思います。

事業全体としては概ねうまく進捗しているようですから、
総合評価としては「3」(想定通り)です。


2.詳細

四半期決算ですので、PPTの更新箇所のみここでキャプチャ張っておきます。


SnapCrab_NoName_2019-7-30_1-6-5_No-00.png

→決算のサマリです。
短信表紙の定量結果をみると減収減益ということですが、
中身はそこまで悪いものではないかなと思います。
今期の業績達成可否に注目する立場だとしても2Qを見ないとわかりませんし、
その観点では楽観視はできないとも思いますが、
まぁ私はいいんじゃないですかね、という評価です。


SnapCrab_NoName_2019-7-30_1-6-15_No-00.png


→売上と粗利の状況です。
千里中央の閉店影響とエステ等の純額表示へ変更の影響がそれぞれどれだけあって、
補正した際の売上を把握してもよいのですが、現時点ではIR電話はしていません。
減益要素についても投資とエネルギーコストの各項目の影響をもう少し知りたいですが、
そもそも同社は従業員の還元も行っており、その比重が高いことからも、
給与改定等の影響も大きく、これが粗利率向上に限度が見えていることを示唆しているともみえます。


SnapCrab_NoName_2019-7-30_1-6-35_No-00.png

→新規施設のオープンもありますし、時期的にも年度切り替え時の販促を投下しています。
減収の影響で販管費率もやや高い状況となっていますが、
過去の1Qと比較しても特に大きな変化はありません。



SnapCrab_NoName_2019-7-30_1-6-53_No-00.png


→営業利益は粗利と販管費の状況で説明がつきますが、
粗利の低下がより大きな要因となっていますかね。


SnapCrab_NoName_2019-7-30_1-8-38_No-00.png


→株価は現状のEPS予想ベースでみるとPER11倍程度で、
ここから決算失望で売られていくようですと、PER10倍割れくらいまでいきますかね。
この程度まで来ると、利益横ばいまで下方修正がきても、
ある程度下値は見える気がします。
特に現状では会員数が低下しているわけでもないですから、
今のように緩やかながら会員が純増していればいいんじゃないか、くらいに思っています。




3.さいごに

オリンピック関連とかいわれなくなって、
株価も過疎というかだいぶ減益懸念を先取りして株価も軟調に推移しています。
現金比率の状況次第では、PER10倍付近まで安くなってくれれば、
買い戻しを検討してもいいかなと思うのですが、
まぁゆっくり考えます~。


※2019/7/30 23:00追記

IR照会の結果をメモしておきます。
あくまで私の主観で記載していますので、
事実と異なる可能性がありますので、その点ご了承ください。


Q
会員数は+1.5%と順調のようにみえるが、
新規積み上げを除いた既存店ベースで見た時の状況は?

A
既存店ベースでもプラスの状況。

Q
千里中央の閉鎖の影響での純減分を考慮してもプラスということか。

A
千里中央の閉鎖により、近隣施設へ移転して下さったお客様もいる。
しかしながら残念ながら解約されたお客様もいらっしゃった。
そんな中で他施設の掘り起こしを着実に進めてプラスとなっている。

Q
元氣ジムジュニアが4か月で早々に黒字化したとのことだが、
事業開始時の投資回収計画と比べての状況はどのような状況か?

A
想定以上の需要があり我々も驚いている。
開所と同時にほぼ定員が埋まってしまい、需要の強さに驚いている。
立ち上がりとして順調に事業を開始する事が出来ていると認識している。

Q
現時点ではまだ全体収益にはほぼ影響がないレベルの小さなものだと思うが、
今後の展開についてはどう考えているか。
これだけ需要が強いとわかると拡大戦略を取るのか。

A
もちろん、計画上、このコンセプトで展開は進めていく。
一方でリソースの問題もある。
当事業では大きく理学療法士と保育経験者の2者の従業員が必要である。
理学療法士については、既存の施設に配置もしており、
比較的調達はしやすい状況と認識しているが、
保育経験者は5年以上の現場経験が求められ、
外部からの採用も含めて一朝一夕にはいかない面もあるため、
着実にやっていく。

Q
売上の減収は千里中央の閉鎖影響や
会計上の計上基準の変更の影響とされており、
これらは織り込み済みと思われるがその認識でよいか。
またこの要因を除いた際にも減収となるのか。

A
指摘の通り、これらの要因はいずれも計画織り込み済みである。
また、これらの要因を除いた場合、当然、増収トレンドとなっている。

Q
コストについて原油高騰によるコスト増とデジタル投資の増が嵩み
減益となっているが、これは当初の想定と比してどのような状況か。

A
原油動向を踏まえたエネルギーコストについては、
細かにみると強弱はあれど、総じてみれば想定の範疇内で推移している。
一方でデジタル投資は、主に1Qという状況もあり会員獲得のための
販促投資も含まれており、特に今期はIT活用した販促をかけており、
このような表現となっている。
当初計画より若干強めに販管予算を投下しており、
1Qでは減益要素が強く出ているものの、
その効果(会員数増)も出ており2Q以降も
利益を計画通りに進捗させていけると認識している。


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/1240-5b05552e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り