Author:まるのん |
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1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +5.6% となりました。
前週比は ▲0.7% で推移しました。

今週はユニゾ祭りの中、反落となりました。
2.全体所感
米国の景気後退の台頭を受けた利下げ期待で
NYダウは高値更新というよくわからない状況ですね。
一方で、為替の影響などもあってか日本株は頭打ちの状況にみえます。
3月期決算として安川電機辺りの決算も減速感出ているようです。
とはいえ、株式市場は冷静でそこまで売り込まれるような状況でもないようです。
皆が不安に思っていると案外下がらないというのは定説ですし、
そもそも騰がる、下がるの予測に精を出しても私はノーセンスなので、
ただただ眺めているだけです。
決算シーズンが始まっており、
また一喜一憂の応戦がSNSでもみられると思います。
私も人間なのでどうしても足元の状況に一喜一憂してしまいますが、
自分のスタンスに照らして、出来るだけ達観していたいなと思います。
私のパフォーマンスは相変わらず個人投資家界隈で低調な推移となっており、
益々独り言のブログと化していますが、
変わらずに自分の見据えているものを見失わないように努めていきたいと思います。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

引き続き、現金比率は投資方針上の目安からみると
やや低い状態が続いています。
この他、銘柄の騰落で多少順位も変動がありますが、大きく変わりません。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

特に大きな動きはありませんが、丸和運輸機関の下落が大きいでしょうか。
同社は株価もだいぶ評価が高くなっている事は事実ですし、
イランの情勢を受けて原油の動向が不透明なのでこの辺りの嫌気でしょうか。、
あるいは、アマゾンフレックスのサービスが表に露出してくることで、
同社の業務が抑制されることへの懸念でしょうか。
同社の原価構造上、燃料費はそこまで大きな比率ではありません。
そもそもこれまでも原油高騰時に価格転嫁にも成功しています。
今回、直ちにそのような事態になるとは思えませんが、
この点のリスクは軽視しています。
一方でアマゾンの件は総会でもあったように、
アマゾンとの関係性については、異変はないようですし、
アマゾンフレックスの名を挙げて質問もしていますが、
同社の業務が抑制されるようなイメージは持ちませんでした。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

高PERはソーシャルワイヤーと丸和運輸機関で30倍超えです。
ソーシャルワイヤーは投資期にあたるため高くなっていますが、
EPSを着実に押し上げてもらって指標上からも
割高と見えないように頑張ってもらいたいです。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。
■ソーシャルワイヤー
機関投資家からの大量保有報告書が
前週についで慌ただしくなっていますね。
鈍感なので、ふーんとしか思わないのですが・・・。
7月から自社広報の専属担当の方が着任されると聞いていましたが、
早速ツイッターで発見したので、ここで(勝手に)ご紹介させて頂きます。
差し支えがあるようであれば消しますが、
ご自身で入社を発信されているのでいいかなと。
はじめまして。突然のリプ失礼します。ソーシャルワイヤーの個人株主(超弱小ですが)です。新たな広報ご担当の方が着任される旨、株主総会でもお伺いしておりました。良さそうな職場との事ですし、中計では自社認知度向上に向けた広報は肝と思いますので、ご活躍を期待しております!
— まるのん (@marunon_invest) 2019年7月12日
■サンセイランディック
ラジオ日経のアサザイに出演するようです。
井上氏は需給分析に長けた方で、
私は全く理解できない領域ですが、よくお話を伺わせて頂いています。
このアサザイに出演している会社は結構面白い会社も多くて、
結構銘柄調査の助けにさせてもらっています。
それから優待のお知らせが出ていますね。
といっても届くのはだいぶ先ですけどね。
■翻訳センター
フィスコレポートがUPDATEされています。 →PDF
・近年、特許事務所からの受注だけでなく、企業の知的財産部門からの受注も増えていて、
4割に達しているそうです。
→特許事務所を介さずの受注となると利益率もよさそうですが、どうでしょうかね。
・製薬業界の翻訳外注は外注先を絞る傾向があり、同社は実績と歴史から囲い込み出来ている。
また、顧客常駐型での展開となっている。
→この辺が専業翻訳ならではの差別化要素になっていると思います。
また顧客常駐型というのも、総会でも社長が話されていた通り、
いくらNMTが主導していっても人間の目が肝になるということの表れかと思います。
全体として、みらい翻訳の今後の活用がより肝になってきそうですね。
様々なチャネルで拡販されていくわけですが、
一方で人手を要する部分をどうパッケージ化して個別のニーズに応えていけるか、
その品質がより差別化要素として強く意識されてくることになりそうです。
まぁ皆さん、ロゼッタの方がいいでしょうからね・・・(笑)。
■エイジア
システムインテグレータ社が毎年やっているPG BATTLE 2019というものがありますが、
これにエイジアがスポンサーについたようです。
元々、SI社からスポンサーも増えているという内容が開示されていて、
そこにエイジアの名前もあったので、おっと思いましたが、
改めて開示されましたね。
両社はコンソーシアムを組んでいる事もありますから、
その辺のお付き合いという事もあるかもですね。
■日本管理センター
2Qの管理戸数、滞納保証件数の情報が開示されています。
明確に反転してきたようですね。
総会でもこの辺りの方針転換は明確にメッセージされていましたから、
これが収益にみえてくるのは3Qくらいでしょう。
あとは、入居率がどの程度になっているかあたりが注目ですね。


■WDBホールディングス
同社と直接関係ありませんが、ディップやパソナなど人材派遣に係る会社は絶好調ですね。
決算見ていても安心感があります。
一方で同社はITプラットフォームへの投資があり、
今後の決算ではコスト優位になると思います。
株価はその辺織り込んでいるのかな・・・。
PER水準からみると1Qでだいぶ売られそうですけどね。
■トーカイ
主に高齢者や在宅看護・介護をされている方向けの
リストバンド型端末について、医療機器認証を取得したそうです。 →PDF
バージョンアップがなされて体表温度の連続測定など、
機能も増えて、遠隔モニタリングとして有望な製品だと思っています。
東京の病院にも導入され始めているようですね。
■システムインテグレータ
決算が出ていますね。
大幅減益、修正なしってことで、PTSでも投げ売りが出ていますね。
なんか、私の頭がおかしいのか、全く理解できません(笑)。
むしろ好調、計画超過って書いてありますよ。
まぁ下期にどれだけ不確実性があるかわかりませんけどね。
2020年2月期 第1四半期 システムインテグレータ 営業利益 大幅減益 57.4%減、通期会社予想 計画修正なし https://t.co/rhzLnAK4n3
— AI決算レポート (@XenoReport) 2019年7月12日
ちなみにIRに照会していますが、
下期のリスクとして特段の項目はないものの、
とはいえ、下期受注で収支計上という案件も一定量はある以上、
未受注部分に対する保全という意味合いで現時点では保守的にみていると感じました。
また細かいですが、7/1の修正文書の中と比較して
利益が5百万円ほど下に触れているのは、その後の会計上の処理の問題で、
何か想定外の事象があってコストが生じたわけではないようですね。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

ほぼトピックス並みの水準です。
しがない投資家として、悶絶チャートや粉飾決算を引き当てながら、
今の状況であれば、まぁ十分でしょう(笑)。
6.雑記
我が家の夏休みの予定もほぼほぼ決まってきました。
もちろん決算や四季報を読み進めなければなりませんが、
同時に家族と過ごす時間も大切です。
私は基本的に怠け者なので、
ありたい自分にはギャップがありますが、
でもあきらめずにマイペースで続けていきたいと思います。
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