投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


【決算精査】 9090_丸和運輸機関(19年3月期_4Q決算)


■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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■決算補足資料
まもなく開示予定


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

前期実績も会社ガイダンスを上回り着地しています。
営業利益で3%程度で売上は1%未満の上振れです。

前期の始まった頃の四季報で、会社予想は過大と涙マークの弱気が示されていましたが、
その後、3Qの繁忙期も堅調でこれはいけると思ったわけですが、
堅調な業績を出して下さり、驚くと共にその苦労に頭が下がります。

今期予想も強い増収増益が続き、人財や物流センターなど旺盛な投資をこなしながら、
これだけの数値を作ってくるのはやはり只者ではないなと感じます。
そしてついに売上高1000億へリーチです。
同社はアマゾン物流関連などともてはやされており、
実際そこへの投資は大きいわけですが、生協などスーパーの物流網構築など
新規顧客の獲得なども含めてすべてのセグメントで順調な様子が伺えます。
文書管理だけは歴史的な経緯もあってちょっと違う趣旨で受託しており、
ここは凹凸があって今期は減益ですが全体の影響はほぼありません。

個人事業主としての企業家支援や、教育面での財団立ち上げなど、
人財獲得への野心もとても高く、この業界の課題をよく理解されているのだろうなと感じています。
新たな開示された中期経営計画の定性的な取り組みのトピックスも、
人財面への対処がかなり前面に出ています。

決算としては、強い数値、定性的な中身、人財手当など全体的に素晴らしい決算だと思います。
ただ、株価水準も相応に高いとも感じており、総合評価は「3」(想定通り)となります。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


■売上高-粗利推移

9090_丸和運輸機関(19年3月期_4Q単計)売上-粗利推移


2桁の増収増益を持続しています。
粗利率の前期通期の実績は11.2%となっており、
特に繁忙期の3Qが好調だったことがわかります。


■販管費推移

9090_丸和運輸機関(19年3月期_4Q単計)販管費推移


販管費も増額トレンドですが、販管費率は安定して推移しています。
とりわけ人財面の手当てを進めていることもありますので、額は増えていますが問題ないでしょう。


■営業利益

9090_丸和運輸機関(19年3月期_4Q単計)営業利益推移


営業利益率は前期通期実績で6.8%となっており、
これは過去最高です。特に3Qの実績がよかったようですね。
ちなみに経常利益率は7.1%で、これも過去最高です。
中長期的な目標は8.0%を目指していますが、
徐々にゆっくりではありますが、新中計期間においても向上していくことになりそうです。


(2)今期予想について

1000億がんばってもらいたいですね。
経常利益率は今期実績より0.2ポイント向上の7.3%で73億です。
四季報予想は売上950億、経常利益67億ですからいずれも四季報予想比では強い予想です。


3.定性情報の確認

前期はまだ消費動向の落ち込みの影響は見られていませんが、
今期期間では景況感の停滞が顕在化しつつあり、景気が折り返しっぽい報道もあります。
従って、特に小売りのおける消費動向が荷量の落ち込みによる影響は気になるところです。
特に今の所増税もやる方向になっていますから、
これを受けた消費の更なる落ち込みなどをアマゾンなどECの拡大で賄えるかどうかですね。
スーパーや医薬品などの荷量や業績にも注意が必要かなと思います。


4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

9090_丸和運輸機関(19年3月期_4Q単計)株価推移


株価は堅調ですね。
そろそろしばらくやられていなかった分割が求められるところですかね。



(2)IR照会の状況

特にIR照会は実施していません。


5.さいごに

今年は総会が何社も被ってしまいました。
ですが昨年は出席できなかったので、今年は出来れば参加したいなと思っています。
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