投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

アイドママーケティングコミュニケーションの株主総会に行きました。
聞き間違いや、私の主観によるメモとなりますが、
記事にUPしておきます。

※あくまで個人的な見解も含んでおりますので、
ご参考程度としてお読み下さいませ。

※当記事が会社からの指摘も含めて何かしらの不都合が示された場合は、
即座に公開を取りやめます。



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■過去の株主総会
今回が初参加です。
従って、過去の総会のレポート記事はございません。

■当日の流れ
10:00 社長挨拶で開会
10:01 議決権数確認
10:02 監査報告
10:05 報告事項・対処すべき課題(動画ナレーション)
10:14 議案上程
10:18 決議
10:35 議案決議
10:39 取締役の紹介
10:40 閉会

■議決権行使の状況
 株主数    : 927人/2759人(33.6%)
 議決権個数 : 117,070個/135,190個(86.6%)
 ※数値の聞き取り苦手でメモ間違ってるかも。


■前置き
同社は富山地盤の会社ということで、
株主総会も富山開催です。
これまでも足を運びたいと思っていたのですが、
ようやく実現しました。
私は株式投資をするにあたっては、
やはり会社の姿を身近に感じていたいですし、
経営者や社員の方の雰囲気なども知りたかったわけです。
こうやって足を運ぶことそのものが
必ずしも株式投資の『結果』に活かされるものではないですし、
会社へ陶酔してしまうことによる副作用のようなこともありうるわけですが、
自分が楽しむという観点だったり、私が大事にしている
納得感を深めるという意味で、貴重な機会になった
と思います。

それで、道中の旅要素はここに書くのはちょっと遠慮して、
別の記事にAppendixとして上げたいと思います。
(いや、ニーズはないとわかっているんですけどね(笑))。


■全体通しての所感

よく言えば、律儀で真面目な会社。
悪く言えば、やや機械的で型通り
まぁ従来の印象とそんなに大差ない感覚でした。
特に社員さんの対応などをみて、そのように感じました。
特に何があったわけでもなく感覚的なものです。
社長はやはり業界に関する自信のようなものがあるように思いましたが、
それは内に秘めたる熱い想いといった印象を受けました。
他の役員の方は発言の機会がなく、
表情や所作を見ても特徴が薄く、あまり所感がありません。
これが逆に少し残念な気もするんですよね。
ごく限られた時間での相対でしたので仕方ない部分もあるのですけどね。

ビジネス上は顧客に寄り添う既存対応の中での深掘りと、
新たな顧客開拓、同一顧客内でのエリア展開など順調に成長をしています。
小売業、とりわけスーパーはドラックストアやコンビニといった業態との
競争環境の激化がありますから、
より高度な販促が求められるわけです。
これはスーパーに限らず業態が被ってきているドラックストアにもいえることです。
日常のルーチンとしてのニーズは豊富にありますが、
データ活用を含めた高度化への対応はより今後も求められていくと思います。
というわけで、ビジネス環境は良好なのかなと改めて感じました。

また社長自身が述べられていましたが、
業績面で急伸するようなものではなく、着実にというような発言もありました。
成長意欲に貪欲さが乏しいのではないかと
受けとめる方もおられるかもしれませんが、
ここでも堅実さが滲んでおり私は好感も持ちました。

いつもお世話になっておりIR担当の方とも閉会後、ご挨拶出来ました。
こちらも規律正しい対応を頂けて、しっかりしている感が伝わってきました。
ノリでいうと、がちがちの金融関係のような真面目さが全面に出てました。
今後はもう少しフランクにというと語弊がありますが、
肩の力をもう少し抜いてより信頼関係を深めていけるといいなと思いました。



■総会の流れ

会場にはいつも通り9時過ぎに着き、
そこそこ早い到着だと思ってましたが、
既に到着されている方もそれなりにおりました。

受付でお土産を頂けたのですが、
総会会場とは別に株主控室なるものがあり、
そこで会場のホテルの方が飲み物をサーブしてくれます。

受付周辺には相当の数の社員さんが案内に立たれており、
私がトイレに行こうとおもむろに席を立つと、
直ぐに察してご案内にきてくれます。
夢の国のディズニーのホスピタリティーも驚きですが、
逆に恐縮してしまいますね。

シャンデリアが美しい総会会場に移り、
今日の質問事項など頭の整理をしていると
会場の100席余りのうちの半数超位の席が埋まってきました。

役員の方も入場され席に着席されます。
全員男性ですね。少しばかり威圧感もあります。
まぁ女性がいればいいってもんでもないんですけどね。

社長が議長席で開会宣言をして、
監査報告、ナレーター付き動画と粛々と進んでいきます。
動画もそんなに長くなくて、コンパクトに纏まっています。

そして早々に質疑の時間です。
これは事前に準備をしておかないと、「えっ!?もう」となりますね。

質問も少なくて、それなりに参加者がおられる中で、
やや寂しい印象も持ちました。
それから背広族の方々もそれなりにいらっしゃいました。
こちらは仕事で足を運ばざる得なくて来ているといった感じでしょうかね。


■株主からの質問

【Q】
新たなテクノロジーの意欲として、定款にも事業投資も追加されており、
SBIファンドを通してチャレンジングなことに取り組もうとされている。
これは社長が構想されている新たな仕組みを実現する
何か夢のようなものがあってのことと期待している所だが、
どのベンチャー投資へのチャレンジの中で
今後どのように取り組まれていきたいか教えて欲しい。

【A】
当社の扱う販促活動においては、テクノロジーの進化が益々早くなっている。
マーケティングでAIを駆使して、顧客の企画段階で、
その施策がどの程度の効果が期待できるかをシミュレーションする仕組みを
更に深化させようと、現在、システム作りの途中という段階にある。
こういったより高度なニーズを満たそうとしたときに、
当社の内部シーズだけでは対応できない部分が出てくると課題に捉えている。
そういう中で、今後MAを含めた外部シーズをスピード感を持って買収するという
選択肢も当然ながら有効であると考えている。
とりわけ、アプリの開発においてはまた特別なスキルが必要な側面もある。
このスキルというのは現状の当社制作スタッフの範疇では対応が難しいのが
現状である。当然自社のスキルとして死に物狂いで学ぶ必要もあるわけだが、
近い将来に有望な技術を買うというMAも検討して参りたい。


【Q】
成長基軸を保ち顧客の深掘り、あるいは新規の開拓といった際には
それを牽引する人材が必要である。人材の採用や育成について、
タイトな環境で採用をどう取り組むのか、
またその後の育成においてどのように工夫されていくのか教えて欲しい。

【A】
優秀な人材はまだまだ必要な状況であると認識している。
専属の採用部門を設け、新卒・中途を問わずに対応している。
今後、更なる優秀な人材を獲得できるように頑張っていく。
人材育成については、仲間意識を大切にし、
友情あるいは厳しい愛情も含めて醸成していっているところ。
社内の勉強会を開催したりと実務的に対処を取っており、
育成にも注力をしているつもりである。


【Q】
(要望事項)
IR活動全般において、は東証1部に昇格もし、より首都圏を含めた
株主も増えていることと思う。今後より当社価値の向上のためにも、
首都圏などで個人投資家向けのIR活動をより積極的に行って頂くよう、
検討をしてもらいたい。

【A】
機関投資家を回ったり、決算説明会などへの対応はしているものの
指摘の通り、東京ではまだ個人投資家向けのIRは出来ていない。
今後そういったことへも対処を検討していきたい。
東京だけでなく主要顧客のバローの地盤ひとつでもある名古屋なども
検討していきたい。


【Q】
BSをみると現預金がだいぶ積み上がっている。
財務状況がよいともいえるが、当社事業においてここまでの
現預金が必要かという思いもある。
現状を踏まえて現預金をどう扱っていくのかの考えについて教えて欲しい。

【A】
当社は創業39期ということで、今でこそ、東証1部企業となった。
毎年利益を積み上げて現預金を積み上げている途中であるわけだが、
そこに至るまでの創業期を思い返すと、大変苦労もしてきた。
若い頃の悲惨な頃も思い返されると、
どうしても手元の資金を幾分保守的に、慎重さをもっているのは確かである。
とは言いながらも、前の回答でも申し上げた通り、
変化に富んだ現状において、MAを含めた新たな投資を行っていく必要もあり、
ご理解を頂きたい。
なお、本業に関わらないような投資については、より慎重さをもっていきたい。


【Q】
当社100%子会社の大連の会社は連結に含まれていない。
なぜ連結していないのか、
また当該会社はどのような事業を行っている会社なのか教えて欲しい。

【A】
大連の子会社は当社の制作業務の下請け業務を担ってもらっている。
現地では中国の方に働いてもらっており、
専用回線を結び、広告の写真などの加工修正などの
ルーチンワークを中心とした業務を任せている。
日本語が堪能ではないスタッフでもデータを送り、
すぐに加工編集をすぐに対応してもらえるので助かっている。
連結にしていない理由は、当社決算においても軽微な影響であり、
監査法人にも見解を頂き非連結としている。


【Q】
株価について足元で高値更新している。
株価について、社長はどの位が妥当だと捉えられているか。
あるいは株価上昇への対策があれば教えて欲しい。

【A】
株価については、私も毎日気になってはいて、
株価が騰がれば嬉しい。
ただ、当社の受注産業ベースの事業では、
ITの最先端を駆使するような倍々になっていくような性質ではない。
このような観点から見れば、マーケットからきちんと評価をして頂いていると
認識をしているところ。
ただ、我々も単なる受注産業のみでやっていこうとは考えておらず、
メーカーさんを巻き込んだマーケティング等のサービスに渡る部分へも
進出をしてより多様な収益モデルを模索する中で、
今の株価に満足することなく、より価値のある会社を創っていきたいと思っている。


【Q】
CASHBACKアプリについては、メーカー側を巻き込んだアプローチは興味深い一方で、
商材が少なかったり、手続きが煩雑であったり課題も抱えている様に感じる。
会社として現状をどのように捉えて、今後どうしていくつもりか教えて欲しい。

【A】
キャッシュバックのような仕組みは現状3社実施しているが、
どの会社も苦戦をしている。
メーカーのニーズをそもそも読み違えているという面があるのではないかと、
日々の営業報告などから課題を認識しているところである。
このため、B2Cを基軸に一般消費へ広く間口を広げて作り込んできたものの、
もう少し、メーカーサイドの立場に立ったアプリに改造を図っている最中である。
いずれにせよ、今のままであれば大きな成長は望めないというのが、
我々経営陣の統一見解である。
メーカーさんの本当にニーズがあるところを目指して研究開発を進めて、
バージョンアップを図っていきたい。


【Q】
バローHDの月次で開示されているスーパーは、
厳しい競争下で苦戦をしているようにもみえる。
こういう環境にあるからこそ、
当社の販促が求められるという面もあろうかと思いますが、
一方で現状の販促のやり方や効果について、
顧客と課題と認識されていることもあるのではないかと思います。
販促活動の効果をどのように発揮していくのか。

【A】
バローグループはスーパーだけでなく、ドラックストアやホームセンターなど
多角化展開をされている中で、スーパーは確かに苦戦しているが、
一方で食品を含めて扱うドラックストアが成長ドライバになっている。
よく見ると、そもそもグループ内でスーパーの顧客をドラックストアが取るという、
自社競合の様相にもなっている。
スーパー単体では悪戦苦闘というのが実情であるものの、
ドラックストアを含めた新たな収益モデルの対応をバローグループとして
進められており、大事なことは当社はそれを下支えすることに専念することである。
如何に消費者へわかりやすく訴求するかが問われるし、
単にセールでチラシをばら撒くだけではなダメで、
どの商品がどの位の価格で指示されるのかをデータ分析して提供し、
それを元に新たなプロモーションへ活かすという裏方のお手伝いは今後も続く。
加えて、SNSなどデジタル販促も注目されつつあり、
当社としてそのような新たな手法にも徐々にチャレンジを進めているところである。


■最後に

社長は小売における販促という領域、
あるいはその先にあるメーカーを巻き込んだ
マーケティングといったところには並々ならぬ熱い想いがあるように感じます。
ただ、答弁の時の様子などから、雰囲気としてだけでしか伺えず、
本音を言えばお話としてもっとアウトプットして頂きたかったのです。
これが内なる熱い想いという表現になりました。
社長さんのキャラクターとして恥ずかしがり屋なのか、
あるいは口下手なのか、あるいはドライな方なのか、
まだよくわかりませんけどね・・・。

それから、全ての答弁を社長自身がなされていましたが、
他の取締役の方のお話もぜひ聞いてみたかったです。

今回は少し正面突破の真面目な質問をしたのですが、
もう少しアイスブレークとかしてみたらよかったかもしれません。
なんか少し柔らかい雰囲気になってから、
本音とか実情をもっと感情的な中で聞いてみたいなと思いました。


実はこの後、アイドマ本社に遊びに行くのですが、
そこで某役員の方と出くわし言葉を交わすのですが、
その辺の事後談も含めて、
またAppendixの旅行編ででも触れたいと思います。
コメント
この記事へのコメント
グリーンズ
ビーグリー
2018/06/30(土) 23:24 | URL | 株の達人 #-[ 編集]
>株の達人さん
こんにちは、株の達人さん。

推奨銘柄のご紹介ありがとうございます。
グリーンズはホテルを展開する会社でしたよね。
ピーグリーは電子書籍関連ですかね。

いずれの会社も私はあまり理解をしていませんが、
両社ともよく銘柄の名前を聞くので、
話題の会社なのでしょうか。

推奨頂きましてありがとうございます。
2018/07/01(日) 03:59 | URL | まるのん #-[ 編集]
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