投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成

日経BP社から発売された「日本の億万投資家名鑑(必勝編)」の中で、
以前に日経マネー誌に掲載頂いた内容をベースとした記事を掲載して頂きました。

今回は、以下の事について少し整理をしておきたいと思います。

0)前置き
1)メディア露出について
2)投資行動のあり方について
3)多様性の中での自分について
4)記事作成までの内情


0)前置き

今回掲載頂いた雑誌は以下のものです。
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■過去の日経マネー誌掲載時の記事
2018年4月号
2018年1月号

それぞれの記事において、私の自己紹介投資方針に関して
言及していますので、改めてここでの記載は割愛いたします。


1)メディア露出について

メディアに露出するということについては、賛否両論あると思います。
特に私のように特段なスキルを有しているわけでもなければ、
特筆すべき努力をしているわけでもない者が
このような形でメディアに登場することに対しては、
客観的にみると調子に乗っているとか、
眉唾もんだと揶揄されることもあるかもしれません。

もちろん、私も自分の能力やポテンシャルをそれなりに自覚していますから、
億り人でもないのに、このような雑誌に登場することに、
遠慮する気持ちは誰よりも実感しているつもりです。

しかし、それでも敢えて露出しているのは、
いくつかの思いがあってのことです。

第一に、編集部の方々が、こんな私のような素人にも日を当ててくれようと、
お声掛け頂いた事に対して、
無下に遠慮を盾に固持することに躊躇いを感じたということです。
場違いであろうと、ありのままの自分を知って頂いて、
それでも掲載頂けるのであれば、恥を忍んで露出しようと思ったのです。

第二に、きっと私のような一般的なサラリーマンで、
良くも悪くも平均的な家庭、貯蓄水準を持つ者が、
特段のスキルや能力がなくても、
ゆっくりと資産形成に取り組めることを示していきたいという思いがあってのことです。
私がSNSでありのままを発信しているのは、
このような思いがあることと、自分が自分を見失ってしまわぬようにという
自己牽制の意味合いがあるわけですが、
それを自己発信だけでなく違うカタチでより第三者の目から見てもらうことは、
私のこのような思いと合致していると考えたのです。
メディア露出といえば、億り人が当たり前ですし、
常人からはかけ離れた努力やどん欲さに満ちた方が多いように思います。
そういう中で、私のような怠慢な凡人が登場することは、
マス層(と勝手に私が思っている)の方は少しばかりの親近感をもってもらえるかもしれません。

第三に、メディアに露出することで記者の方々から
様々な観点で質問を受けたりするプロセスで思考が深まる機会を頂けることです。
そのプロセスでは改めて自分の投資に対する細部の部分を省みたり、
質問に答えるために改めて調べることを通して気が付けることがあります。
質問を受けないと思考が回らないのかなんて呆れられるかもしれませんが、
私にとっては記者の方々とのやり取りは新鮮そのものであります。

多くの優秀な個人投資家がひしめく中で、
益々私は埋没していくわけではあり、
今後はそんなにお声掛け頂くことはないかもしれませんが、
ただ、こういう機会がまたあれば、それを大切にしていきたいなと思います。
凡人投資家代表みたいな(笑)。



2)投資行動のあり方について

メディアに露出することの弊害のひとつに
プライドやプレッシャーによる行動のブレが挙げられると思います。
特に私のような駆け出しの投資家の場合、
少しメディアに露出することで、調子に乗ってしまうと、
よりそのリスクは高まるように思います。

私も人間ですから、多くの方の目に触れるようになると、
少しでも実績をあげたいとか、新しい挑戦で注目を浴びたいとか、
そんな人並みの煩悩に苛まれることもあります。

誰も気が付いていない妙味の高い新鮮な銘柄を組み入れたり、
変化に富んだ手法を常に模索していつでも実績を積み上げて、
プライドやプレッシャーへ応えていきたいとですね。

ただ、私は絶対に絶対に自分の投資方針を曲げないようにして、
この退屈な投資方針を遵守したいと思っています。

変化に機敏なこと、常にフレッシュなポートフォリオで相場に対峙していること、
これは並大抵のことではないですし、万人に出来ることでもないと思います。
その中で、自分が少し有名になったと勘違いして、
自分の能力や器にそぐわない虚勢を張ることこそ、愚弄なことだと思っています。

私のような駆け出しの投資家こそ、
色々チャレンジすべきというご意見も大いに理解しますが、
私の投資方針には色々チャレンジして早急に億り人になる、
なんてどこにも掲げていないのです。
であるならば、自分のペース、自分の性格、自分が置かれた家庭環境、
あるいは自分の趣味など自分のアイデンティティの中で、
どう投資というものが位置付けられ、
自分を知る中で自分のペースでやっていくべきことなので、
メディアに出ようが、自分の投資行動は絶対にブレないようにしていきたいのです。
投資家としてメディアに露出しても、
カメラ片手に週末は出掛けますし、家族との時間も大切にしますし、
投資に充てる時間も楽しいですが、全てを注ぎ込む程、頑張りません。


3)多様性の中での自分について

編集部の方から献本を頂きまして、
私も改めて他の方の記事も少し目を通し始めているのですが、
どれも勉強になるなんて人並みの感想を言うつもりはありません。
やはり共感する内容もあれば、異論を唱えたい考えもあります。
投資に限らずですが、人それぞれ価値観も異なり多様性がありますし、
答えは数学の世界のようにひとつではありません。

例えば冒頭の対談記事では、初心者(資産が少ないうち)から、
集中投資でリスクをとって資産を増やしていくことが肝要であるという
趣旨の論調の箇所がありますが、私はここは多いに疑問を持っています。

有効な議論を進める上では相手の立場を論破しないようにすることが
重要だと言われるわけで、私も全面的に反対をして
議論をしたいとも思わないのですが、
ただなぜ集中投資を推す立場があるのか、
それが自分の考える投資方針や求めるスピード感や規模と比して、
どこに差異があって生じるものなのかの考えを巡らすと、
なるほど、そういう考えもあるのか、
でも自分は違うと、より自分を知ることのきっかけになります。

こういう小さな気付きというか自分との対話の積み重ねが、
自己確立へ繋がっていき、投資家として独り立ちすることになるのではないかと思います。

書かれていること、とりわけスキル的なことを、
真似ようという発想で書籍に当たると、多様性の中で自分を知らないことにより、
何をしたいのか見失ってしまいそうになります。

ですから、多様性を認める中で、自分についてよく考えて、
自分なりの言動を確立させることが大事だなと思うのです。
当たり前の事をただ書いているわけですけどね。



4)記事作成までの内情

2018年4月号の記事で目標株価の作り方という内容で、
取材を受けまして、その内容をベースにしたもので、
今回の誌面として掲載頂きました。

目標株価を超えた際の対処という箇所で、
日経マネー誌では日本管理センターを取り上げて頂いておりました。
ただ、実は同社は目標株価を超えたというケースには該当せず、
今回は明確に目標株価を超えている丸和運輸機関に差し替えをいたしました。
別に日本管理センターの株価や先行きが不安だったからというわけではありません(笑)。

記者の方には、前回の記事をそのままでも良い所を、
敢えて手間をかけて対応下さり、ありがたいわけです。
こんなに多くの記事を一手に受け入れ、再校正する手間を考えると、
本当に大変なお仕事だなと思います。

私は日経BP社の回し者でもなければ、
何か宣伝を頼まれているわけでもないのですが、
そういう内情を知っているからこそ、
自分の宣伝というより、誌面をより多くの方に知って頂きたいと、
発売時期には些細ながら告知もさせて頂いています。

回し者のようで、嫌な気持ちにされている方がおられれば
それは申し訳ないのですが、そういう内情もあってのことですので、
ご理解頂ければ幸いです。

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