投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


株式投資において求められるのは、
柔軟性でしょうか。それとも堅持的な姿勢でしょうか。

どちらか一方ではなく、
これを融合してバランスを取るべきだという意見が支配的かもしれませんが、、
いずれにせよバランスを取る中でもどちらにより重きを置くかという話です。

私は意識的に堅持的姿勢を持つように心掛けています。
予め決めた投資方針に照らした上で、
投資判断のための型を意識して、それにはめた判断に拘っています。

もちろん、様々な業態のことを学び、ビジネスモデルを分析したり、
その先の将来を妄想したりと視野を広げることは、
十分とは思っていませんが、日ごろ意識していますが、
その思考の発散をした後の収束フェーズでは
一定の型にはめこもうとする傾向は顕著ですし、
意識的にそのようにしています。

読者の方の中には、私の株式投資のやり方をみると、
その型に固執し過ぎだし、もう少し肩の力を抜いて、
楽にやったらいいのでは、難しく考えすぎではないかと思われている方も、
多数いらっしゃることと思います。

私もそう思っています。
むしろもう少し柔軟性を持った方が、
その場その場での適切な手当てが出来る分、
よい結果に繋がることもあるとも思っています。

私は、株式投資以外のことでは、むしろ行き当たりばったりです。
物事を判断するのも優柔不断でよく嫁にも怒られるわけです。
そんな私ではありますが、こと、株式投資に関しては、
「意識的に」日常とは違うスタンスを取っています。


それはなぜか。

このブログのタイトルにもあるとおり、
あくまで私は投資家としては駆け出し5年目の練習中の身です。
投資スタンスもようやく方向性が見定まりつつありながらも、
暴落局面も知らない素人に毛の生えたようなものです。
そのような状態ですから、今のやり方を検証し手応えを得て、
自分の基礎を固めるためには、
これと決めたやり方をまずは追求してみることが必要だと思っています。
もちろん、その力の入れ具合や軽微な調整は毎年入れていくわけですが、
年に1度棚卸しをしたら、基本はその型にはめてやってみることに、
投資家として成長するための重要な価値を感じています。

この考え方はリスクも伴います。
つまりその型に大きな誤りがあった時に、それに気がつくのが遅れ、
時間的なロスをするということです。
ただ、長期的に企業価値が向上し、資本市場の中では、
誤差はあれどこれを適正に評価していくものだという
歴史的な解釈を考えると、合理的なやり方だと思っています。
万が一この資本主義の基本が覆るようなことまで生じてしまえば、
それは諦めざるえない、つまりリスクを受容するしかないと思っています。


投資家としての基礎の確立とか型から入らず、
目の前の株に対してもっと柔軟性を持って、
様々なやり方を試行錯誤しながらやる。
一種のアジャイル開発のようにすればいいという考え方。
この意見もその通りだと思います。
前述の時間的ロスを少なくできますし。
しかし、私はそんなに器用ではないと自覚しています。
つまり、ある時にテクニカルや需給などを見て中短期でやってみる、
いやその裏ではファンダで長期のポジションも持つ、
時には相場を読み、レバレッジやインバースを仕掛けたり、
オプションをやってみたりする。
そのような複合的なやり方をなす中で、
各状況に適切に対処ができないということと、
その個々のやり方を切り分けて検証できない、
つまりアジャイル開発のように自己流の確立に繋げられない点が
柔軟性をもてない背景にあります。


世の中が「型にはめること」を否定しています。
型にはまることはAIがやる。
人間はもっと柔軟性と創造性をもった判断をするべきだというのが、
今後の大きな方向性になると思います。

株式投資の世界でも、
ひとつのやり方に固執しているだけではならない。
もっと多角的に、その時々に適切に対処できる
重厚なナレッジをもって取り組めるようになることが、
求められているのかもしれません。

事実、様々な手法を駆使して、柔軟性をもって、
ハイ・パフォーマンスに繋げれている方も沢山おります。

そういう姿をツイッターを含めたSNSでみていると、
焦りや自分でも出来るかもしれないという慢心で、
柔軟性を許容してやってみたくなるものです。

ただ型にはまらない柔軟性をもってやれるのは、
それぞれの型について十分な理解がなされている方が、
応用としてやるから見事なのだと思います。
そういう意味では型を沢山もち、
それを複合できる敏腕さんは、本当に尊敬します。

私はどうするか。
まずは自分の型をひとつ作るのです。
そのために、自分の決めた枠組みの中で、
その判断は、その行動は納得感があるものかということを
常に意識していくつもりです。
損得はネタで公開もしていますが、
それは本質的なことではないと捉えています。

型にはめることは問題を平準化し、
機械化するという点で、AIに取って替わられるかもしれません。
ただ、やっていて実感するのは、
自分の型をただひたすらに、退屈なまでに、飽きずに、
やり続けることはとても難しいことだということもあります。


読者の方の中には、私のこのような堅持した姿勢に対して、
呆れる方、好きにすればと見放す方などおられると思います。
そういった方もぜひ私に対して批判があれば、
批判をして頂きたいと思います。
柔軟性を持ってやるメリットなどもそういった批判の中から、
学ばせて頂ければ嬉しいです。

コメント
この記事へのコメント
私は投資は趣味のような部分もあるので、自分の型通りに進めるだけでなく、遊びに使える枠(金額)を少し作っています。
フィーリングで買ったり、ブログを見てよく考えずに買ってみたり、ぼろ株買ってみたり。何でも自由に使える枠です。

適当な考えで買うので、損することもありますが、たくさん儲かるときもあります。
別に堅苦しく考えないで気軽に買えるので、純粋に楽しんでいるだけかもしれません。
でも損得は別として、普段と違う差アプローチをするので、新しい気づきもあります。
きっとこの枠で大損したら、そういう思いはなくなるかもしれませんけど。(笑)
2018/03/08(木) 19:06 | URL | るな #-[ 編集]
>るなさん
こんにちは、るなさん。
コメントを頂きましてありがとうございます!

「枠を分ける」のはいいですよね。
私もポートフォリオの何%かについて、
よりリスクを取った銘柄を許容するとか、
スイングも想定(許容)した枠を設けることも検討しました。

ただ、記事にも書いた通り、
一部を許容することが真面目に考えた時に、
合理的に説明もつかず、
意識的にその欲求を押し込めた感じです(笑)。

従って、少なくてもこのSNSで公開しているポートフォリオについては、
今年の投資方針に従ってやっていくことになると思います。
その分、公開していないポートフォリオは、
結構遊んでしまっているので、
結局はその欲求はある程度は発散もできていますが・・・。


優待枠やトレード枠とかを決めて、
その中で遊びたい欲求を満たすことで、
肩の力も抜けて良い効果もあるかもしれませんね。

そもそも、純粋に楽しんで堅苦しく考えないというのは、
長く飽きずに取り組む上でも有益かもしれません。

私はこのSNS公開している運用については、
意識的に型にはめているのが現状ですが、
年数を重ねて経験を積む中で、
少しずつでも肩の力を抜ける要素はないかも
考えつつ、締まりのある運用をしていきたいと思います。

違った立場からの率直な感想と
そこから実際に取り組まれているやり方も
踏まえてのコメントありがとうございます。


今後も、よろしくお願いいたします。








2018/03/09(金) 01:31 | URL | まるのん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tryinvesting.blog.fc2.com/tb.php/1013-cf22104f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
◆最近のお気に入り