Author:まるのん |
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2018年の振り返りとなります。
今年最後の記事になるかと思います。
改めて、今年1年間、ブログをお読み頂いたり、
共感や異論をお寄せ頂いた全ての皆さんに御礼申し上げます。
来年もまたいい年になるといいなと思いつつ、
いい年にするかどうかは、自分がどう受け止めるか次第ですから、
あまり背伸びをせずに投資も投資でないことも、
楽しく過ごせるようにありたいと思います。
なお、いつものことでありますが、
当記事も超長文になりまして、
毎度毎度読者の方へ配慮が足りず申し訳ありません。
あまり推敲もせず思いついたままに書き下ろして、
ろくに読み返しもせずにUPする不精をお許し下さいませ。
■2018年の総括
2018年の株式投資を振り返ってみると、
平凡な言葉にはなりますが、試練の1年だったという事になります。
しかしながら、その試練に対して、自らのスタンスに一貫性をもって
対応が出来た点はよかったなと自分を評価している部分もあります。
株式投資の外形的な評価は結果論で語られる事が多く、
数あるファンドも理念やスタンスの遵守といった定性的な部分より
パフォーマンスという定量的な結果で優劣の評価がなされます。
その点からすると、決して今年の私の結果は満足いくものではありません。
満足いかないどころか、客観的には落ちぶれたものだという見え方になろうかと思います。
しかしながら、この結果というのはプロセスから生まれるものであり、
このプロセスを紡いでいく上では、信念がなければなりません。
私自身にはまだ「信念」と呼べる程の確立したものはないわけですが、
それを手探りで探しながら、自分にとっての投資とはという理解を得る思考を深めつつ、
また時に肩の力を抜きつつ、自らの生活スタイルにマッチした投資家として、
よく頑張ったなと思うところです。
こんな悠長なことを言ってられるのも、また個人の強みでもあると思っていますし、
それくらいの温度感で向き合っていきたいと思っています。
一方で、反省すべきことやそれを踏まえて今後に何か活かせることはないか、
という発想で省みることも大切なことだと思っています。
今年は中小型株や新興銘柄を中心として軟調な動きとなり、
特に年後半は厳しさがより増したわけですが、
その時々での、「たられば」のような表面的な反省ではなく、
自分が取ってきたスタンスの中で考えを調整すべきことはないかという視点で、
振り返りをしていきたいものです。
私は中長期スパンでの投資家でありたいと思っていますから、
拙速に今年がうまくいかなかったから、
何か意識だけを高くして改善!改善!と唱えて改めるという短絡的な反省ではなく、
じっくり考えて調整すべきことは調整していきたいなと思っています。
以後、いくつかのセクションに分けて、
徒然なるままに振り返りをしていきたいと思います。
■定量的結果
今年の年間パフォーマンスは▲11.5%となり、
2014年にスタートしたブログ口座で初めての年間マイナスとなりました。

今年の年間目標はあくまで目安ではありますが、+10%としておりました。
また2014年当初に策定した長期資産シミュレーション上の要請では、
過去4年の貯金があることから、
2018年単年としては▲20%までを許容できるというものでした。
→ 2018年投資方針 参照
以上のことから、2018年単年としての+10%の目標は残念ながら下回りましたが、
節目の当初5年間という期間で見ると、概ね資産が2倍となり、
長期資産シミュレーションの計画上も順調な走り出しとなりました。


とはいえ、過去4年の貯金を大きく食いつぶした尻すぼみの2018年ということで、
気持ち的には今後への変わらぬ期待と共に、
多少なりとも不安がないといえば嘘になります。
しかしながら、その不安への対処については如何ともし難いわけですので、
これからも単年というより、長い視点で見て少しずつ育てられるように、
そのためにどうあるべきかを考えられるようにありたいと思います。
変化にうまく対応していけた敏腕投資家と比較して自らを卑下することもなく、
指数に勝っていると奢ることもなく、粛々と自らの目指す言動を貫き、
結果としてそこそこのものがついてくれば御の字です。
(そこそこの結果を得るのがとても難しいのですけどね・・・)
定量結果としては最後にメモを残しておきます。
過去の年毎のパフォーマンスは以下の通り推移しています。
()内は同期間のTOPIXです。
2014年 +24.6%(+ 8.1%)
2015年 +19.7%(+ 9.9%)
2016年 + 8.3%(▲ 1.9%)
2017年 +41.5%(+19.7%)
2018年 ▲11.5%(▲17.8%)
運用来 +102.4%(+14.7%)
また2018年期中の月間推移配下の通りです。
まぁ結果論ですが、前半に貯金が出来ていなくて、
12月の下落を普通に受けたのは残念ですね。
私のやり方では最後の下落も防げなかったものなので、
結局、目先の振る舞いの反省は、特にありません。
1月 +4.0%
2月 +0.0%
3月 ▲2.0%
4月 +0.6%
5月 +0.9%
6月 +2.1%
7月 ▲0.4%
8月 ▲3.0%
9月 +0.6%
10月 ▲4.9%
11月 ▲0.3%
12月 ▲9.1%
■2018年を象徴する「変」
2018年の投資活動においては様々な変化がありました。
2018年を象徴する漢字1字となると「変」となります。
(別に漢字1文字で表現しなくてもいいんですけどね)
第一の変、は目標設定の変更です。
2018年単年のパフォーマンス目標については、
従来の年利回り+15%から変更し、
年利回り+10%に抑制してのスタートとなりました。
これは一定のサイクルも意識して、
2014年のブログ口座運用当初からの元々の計画として策定していました。
そしてこれは単なる定量的な目標の変化ということではなく、
この5%抑制するという発想が、
私の投資行動・判断にも多少なりとも「変化」を与えたわけです。
以下は、今年1年の間で私がブログ用口座で
新規組入銘柄/買い増し銘柄は以下の通りです。
・東鉄工業 (新規)
・トーカイ (新規)
・エイジア (新規※買戻し)
・コンドーテック (新規)
・翻訳センター (新規)
・Hamee (新規※買戻し)
・イオンディライト(新規※買戻し)
・ステップ(買い増し)
・アイドマMC(買い増し)

上記の銘柄を見渡してみると、
もちろんグロース期待のものもあります。
しかし、全体としてはやはり安定性をより重視する発想に
基づいているものが多かったなと感じています。
なお、ここで言う安定性は長期的な目線であり、
足元の業績はいずれも様々な要因で凹凸がみられます。
実際、足元では下方修正も余儀なくされそうな銘柄もありますしね。
過去4年に渡り、バリュー重視からグロース重視にシフトしながら模索してきた中にあって、
今年に入り、グロースを意識しつつも事業環境が安定的という視点をより重視しました。
例えば、東鉄工業やトーカイは足元では業績の凹凸がみられるものの(理由は明確)、
長期的な事業環境としては安定的だと捉えています。
またイオンディライトの買戻しはこの安定性という発想が強く作用しましたし、
ステップをここまで比率を上げたのもまた同様に、
私自身の目標設定の変化とそれを踏まえたスタンスの調整によるものです。
そして常に機会をはかってはいるのですが、
より安定性を重視するために良さそうな銘柄も監視はしていますが、
残念ながら水準感で迷いもありなかなか手が出ずにおります。
結果としてバリュエーション上も許容出来る上記銘柄への
配分という判断になっています。
このように自分の銘柄選択の判断の際に、保守的というか、
安定性重視(それもどちらかというと足元というより長期スパン視点で)に
重みを置くような変化が見られたという点が今年の変化だったと感じています。
なお、この変化への対応はこの1年の株価騰落という目線でみてみると、
決して株価騰落としては相対的に安定性に優れているわけでもなく、
むしろ指数を大きく下回っている銘柄も散見されます。
つまり、株価の騰落はやはり予見が難しいということなのだと思います。
(考察が浅い表記ですみません・・・)
2019年の目標設定も当初の設定通り年利回り+10%とする見込みですが、
2018年にこれまでの貯金をたくさん使ってしまったこともあり、
下限目標も押し上がることになるので、より慎重さが求められることになります。
慎重さを求められるといっても、ではどう行動するかというのは実際には、
最適解があるわけでもないので、感覚として事業環境面の安定さを重視する
ことを引き続き意識していきたいと思っています。
第二の変は、市場環境の変化です。
(定義こそ曖昧ですが)アベノミクス相場といわれるものがあるとして、
この期間、株価は総じて堅調に推移してきました。
もちろんEPSは右肩上がりに伸長し、今期もまだなんとか増える見込みのようですが、
それだけでなく期待度が先行することで大きくPERが伸長してきました。
もっとも指数全体のPERは足元ではレンジを下抜けており、
今後の減益を織り込みにいっているようにもみえます。
私のポートフォリオのPERも年初では15倍を超えてスタートしましたが、
これは私の利回り目安の10%に対しては割安性は低下していたわけです。
しかし、広く個別銘柄を見渡してみるとやはりPER水準は
だいぶ切りあがったという実感があります。
2014年の運用当初時の四季報を開いて個社の当時のPER水準と、
直近のPER水準とを見比べたりもしていますが、
かつてはPER10倍程度だった銘柄でも普通に20倍超をつけていたりして、
驚きと共に警戒感を抱いていたわけです。
このような背景もあり、現金比率は年間を通して30%を超える厚みを維持して
対応することとなりました。
しかしながら、EPSの伸長継続に変化が生じ、
またPERの水準訂正とも思える動きが年後半に顕著に相場に影を落とすようになりました。
これがいわゆる相場トレンドの転換なのか、単なる調整なのか、
意見は分かれますし、そんな予見は結局後から結果論でなんとでもいえるため、
正確に予見しようとするべきものではないわけです。
ただ、明らかに変化が生じているというのは間違いがないのではないかと思います。
そしてその変化に対してどう対応したかというのも、今年の明暗を分けています。
ここでも結果の明暗に捉われず、
自分が自分のスタンスの中でその変化にどう対応したか、
そのプロセスをまずは大切にしたいと考えているところです。
第三の変化は、個人投資家のスタンスの変化です。
前述の通り、相場は様々な要素がある中で、
投資家側の対応力が試された1年だったようにも思います。
多くの投資家が自らのスタンスに固執せず、
ボラティリティの高い相場であるならば、
それに適した挑み方があると、ファンダメンタルズ一辺倒から
テクニカルを織り交ぜた機敏性のあるスタンスに変化を与えた方が多かった気がします。
実際、それによって相場下落の影響をマイルドにしたり、
あるいはそれを好機として大きく資産を伸ばされている方もおりました。
(とはいえ、短期になるとよりゼロサム色が強くなるため、
実はその裏にはマイナスを広げた方もいるだろうと想像しますが)
変化に富んだ環境下であれば、変化に対応するためのやり方がある、
というのはそういう面はあるのだろうとは理解はしています。
しかしながら、まず私は自らのスタンスを維持し(決して意固地になってるわけではない)、
その変化を甘んじて受け入れる覚悟をもってやっているつもりなので、
その変化への対応は不器用だったなと思う一方で、
冒頭に記載の通り、自らの目指す投資家には半歩は近づいたかなとも思っています。
変化に対応するというのはかっこいいですし、
それによってヒーローになることも出来ますが、
決して私はヒーローを目指しているわけではないということを、
改めて自覚して、凡人ならではの変わらない勇気を持つことが大切なのだと
振り返っているところです。
変わらずにいることで変化に対応出来ない、成長しないという見方もあります。
自らのスタンスに固執していても結局結果が伴わなければ
意味がない、というご指摘もあります。
その通りだと思います。
ただ、それは私にとって二の次だと思えることもまた確かな実感です。
変わる中で変わらない、しかしそれが合理的に不変でなければならない、
ということでなかなか難しいことだと感じているところです。
巷ではビックチェンジの流れをいち早く察知し、テクニカルと融合する手法が
積極的に取り入れられるようになりました。
今後の業績に大きなサプライズを秘めた材料をいち早く察知し、
あるいは、その変化の兆しを相場の声、
つまりはチャートや出来高などテクニカル要素から聞き取り(読み解き)、
そこへの期待へベットしていくやり方だと捉えています。
その時には顕在化していない「変化」も後から振り返るとそれが大きな
ビックチェンジの流れに乗ったものだったと捉えられるものもありますが、
その一方でその変化がネガティブな方向へ転がり、
結果的にその投資は報われないなんてことも相応に起こり得るとも思います。
ただ、テクニカルを考慮されている場合、
その判断の過りは比較的早期に相場から教えてもらえるもののようで、
そこで機械的な対処が出来るのならば、致命傷にはならないわけです。
このような優秀な方々の教えに従い運用していれば、
特に今年のようなボラの大きな中ではより上手く運用できたのかもしれません。
それで私はというと、当然個人投資家のスタンスの変化を目の当たりにする中で、
激動した相場の2018年にあって、スタンスを崩さずやってきましたが、
これに懲りずに2019年も現状の姿勢を継続していきたいと考えています。
私が今後奮わない結果を踏まえて、テクニカルとかトレンドとか言い始めたら、
ぜひやさしくご指摘くださいませ(笑)。
※為念ですが、テクニカルとかトレンドが悪いといっているわけではありません。
(むしろ使いこなせるなら素晴らしいツールだと思っています)
第四の変化は、企業側の変化です。
2018年が特別ということではないと思うのですが、
今年は企業側の姿勢に変化を感じる機会が多かったように感じています。
その背景には企業側の危機感が台頭しているということと理解しています。
例えば、先行投資期に入るために足元の成長が止まるとか、
もしくは焦りからなのか急に違和感と唐突感のある資金調達に走ったりということです。
保有株でも絶対的に安定実績を誇ってきたステップですが、
これまでの安定利益成長を背景として安定感抜群だったわけですが、
事業戦略上重要な施策を展開するとして、急に利益目標を非開示にして
コスト投下を恐れずに実施していくと宣言がありました。
あるいは優待銘柄と化した日本BS放送でもシェア率向上への集中投資期として、
減益予想を開示しています。年後半に大幅に売り込まれたHameeも、
高い成長性に急ブレーキをかけてまでパッケージシステムの導入投資を続けています。
監視銘柄も含めて俯瞰してみると、
こういう類で投資家側に迷いが生じうる機会も多かったように感じます。
変化をするというのはもちろんIRの発信側からは、ポジティブに表現されます。
この道の先にはとても美しいお花畑が広がっているから、
今この足元の悪路を耐えてくれとなるわけですね。
しかし、安定的な業績を続けながら緩やかに投資をしていけばよく、
そのバランスをみながら安定成長していけることが望ましいと考える投資家もおり、
そのような変化を受け入れないと未来が拓けないと危機と感じられる事もあるようです。
私もサラリーマンをやっていると社内で、変化がなければ飛躍はない、なんて
常にチャレンジを求められるわけではありますが、
安定性を重視する投資家が期待することは、必ずしもそうではない面もあります。
変化を追うと益々一寸先は闇となりわからないことが増えます。
そしてわからないものはリスクとなり投資家側は敏感になりますからね。
とりわけ安定性を重視する中においては、どうしても敬遠の流れが出てしまうのも、
やむ得ないことだと思いますし、ある種その行動は合理的とも思えます。
一方でその変化に起因するリスクについて、
自分の尺度で量や質共に十分に精査した上で、
その企業の方向性に期待を寄せられると思えば、
それは自分にとっては絶好な投資機会にもなります。
もちろんそれの成否は将来にしかわかりませんし、
そこに至る各プロセスの中で市場が評価をつけて醸成されることになるわけなので、
我流を貫く覚悟がないと対峙が困難とはなりますが。
ですから企業側の先行投資の様子はよく観察して、
その背景や取り組みなどへ共感が出来ると思えば期待を寄せればいいですし、
そうでないなら対処をしていくことになるので、
このあたりは来年も企業の変化に対して敏感となり、
それを請けた株価の動きにはいい意味で鈍感でありたいと考えています。
話が戻りますが、企業側の変化という点いうと、
資金調達面でも態度の変化が見られました。
私の保有株でも日本管理センターがMSワラントを使った
調達を行うこととなりました。
この背景も結局のところ、企業側の危機感の影響だと捉えています。
とりわけ不動産関連を扱う会社にとっては、
資金需要は常に伴うわけですが、
不動産市況に様々な変化が生じている中で潮目が変わる中では
機会損失への焦りなどもあり、このような対応が目につきました。
そもそも株価が高いうちに調達を急ぐというのは、
直接金融としては当然選択肢としてとられるべきものであって、
(株主としては少なくても短期的には希薄化懸念がどうしても気掛かりですが)
このこと自体が絶対悪とは思っていませんが、
しかし、こういった態度の変化というのが散見されてきたということは、
やはり投資家としては気に掛かるものだと感じています。
ただ、こればかりは予見も出来ませんし、
MSワラントという手法は絶対的にいただけないのですが、
株価が高い時に調達をして、
長期的な視点で報いるというのはむしろ良い事でもあります。
(繰り返しますが、MSワラントは絶対的に受け入れられないですけどね)
そしてこれはあまり自らの言動で注意できるものではないかなとも思います。
財務が強いところが相対的に調達リスクが低いといいますが、
コムチュアのように明らかに財務的に必要とは思えない中で
一種の事故の様に引き当ててしまうこともありますからね。
この当たりは調達=希薄化とただ非難するというより、
その姿勢やその後の企業価値のことを考えて評価をするように
今後も努めていきたいと思っています。
いくつかの変化の観点で記載しましたが、
特に2017年は株価の動きも含めて変化が少ないおとなしい年でしたから、
余計に2018年の変化が大きく感じた面もあります。
変化にうまく対応できた、対応できなかったという点で、
優劣をつけて評価をするのは、外から自分が評価される分には、
お好きなように評価をして頂ければよいのですが、
あくまで自分の内向的な振り返りとしては、
変化対応の優劣というより、自分のスタンス上、
その時々で自分が合理的な対応を取れたかについて着眼してみると、
まぁ多少はブレたりもありましたが、
総じて見れば満足できる対応がとれたと考えています。
また今後も市場、企業、投資家それぞれにおいて、
様々な変化にさらされていくことになりますが、
その時々において、引き続き自らの納得感を大切にしながら、
今後も運用していきたいと思います。
■投資先への思い入れ
株式投資において、銘柄へ惚れることは厳禁だといわれています。
これの言わんとする事は、銘柄に惚れることによって状況の変化に対して、
売買判断を歪めてしまう恐れがあるためだと理解をしています。
確かに投資判断を歪めてしまうのはよくないことではありますが、
私は銘柄に惚れ込むのはどちらかというと良い事だと思っていますし、
それがひとつの私の投資スタンス上の重要な要素にすらなっており、
そのような実感を深めた1年でもありました。
そもそも私は物事への執着が強い方で、
依存性もどちらかというと高い部類なので、
その性格的にも何かに対して思い入れを抱くということで
安心できる部分があるのです。
それは時に害になることも多いのですが、それが性格なので仕方ありません(笑)。
ですから、会社のことを知り、経営者や従業員の方と接する中で、
自ずとその銘柄のことが好きになり、会社の成長を見届けたい、
応援したいという気持ちが生じるのは、必然とさえいえるのです。
企業を応援したければ、サービスや商品の利用者になればいいという声もありますが、
必ずしもB2Cでない部分もありますし、投資先としてそういう思い入れのある会社と、
ご縁を頂けることは光栄なことだと感じます。
この1年、株主総会やIRフェアなどでごく限られた機会ではありますが、
様々なご縁を頂くことが出来ました。
もちろん、相手の社長さんだったり、IR担当の方だったり、
あるいは従業員の方は、社交辞令の範疇で接して下さっていることと思いますし、
実際、多くのケースが私の勝手に思い入れで、一種の片想いのような形かもしれません。
客観的にみればそんなことで?と思うことであっても、
私にとってはとても大切な投資先会社との接点を持つことが出来ました。
個々の話については、相手方のご迷惑になってもよくありませんから、
具体的な言及は控えますが、株主総会やIRフェアなどの場に留まらず、
様々な接点の中でより繋がりの意識を深め、思い入れを深く出来た点は嬉しい機会でした。
特にこの1年はそういう機会に恵まれたので、ひとつのトピックスとして、
ここに振り返りとして記しておこうと思いました。
今後もそういう思い入れが裏切られることもあると思うのですが、
それを恐れずに、温かくそんな思い入れを育てていければと思っています。
ただ、冒頭に記載の通り、やはり思い入れがある会社であっても、
投資判断は出来るだけニュートラルでなければなりません。
今年はMSワラントという形式での調達にはがっかりさせられた
日本管理センターは相当に思い入れのある会社ではありましたが、
即座に保有比率を下げて後退させる判断を実行しました。
当日のPTSでの対処をしたので、相当に早い見切りを行ったわけですが、
この部分も引き当ててしまったものは事故として、
対処としてはよく決断できたと今でも思っています。
(なにせ、相当に思い入れのある会社でしたからね)
こういうことがあるとそんな片想いもとても儚いもののようにも感じますが、
そんな淡く温かな思い入れを育んでいく中で投資を楽しめればと思っています。
この発想自体は、頭の中、お花畑状態で、
実は会社側はもっともっとドライだよというツッコミもあろうと思いますが、
こういう思い入れが私によい意味で鈍感力をもたらしてくれていることは事実で、
自分の性格にも合致しているのかなと自認しているところです。
来年もまた、様々なご縁に恵まれるといいなと思います。
■メンタルについて
今年は1年を通して我慢の展開が続きました。
年初からずっと年初来プラス圏は維持していたものの、
年後半では相場が崩れるのに呼応して私の資産も大きく減少し、
終わってみれば目標未達どころか資産を減らしてしまう事になりました。
一度減らすと増やすのがそれ以上のエネルギーが必要という講釈も散々目にしましたし、
減らさない運用が大切だという示唆もよく耳にしてきました。
実際これらの主張は同意するところでもあり、私も現金を相対的に厚くしていたわけです。
しかしながら、当然私の現金比率や減らしたくないという事情など関係なく、
容赦なく相場は牙をむくものでもあり、
そんな講釈や示唆も結局のところ具体的行動の判断を求められる中では無力であるわけです。
それは誰だって大切なお金なので減らしたくないと思っていますよ。
ただ、そんな理想論というか結果論だけでたらればしても意味合いは薄いと思います。、
結局のところ、一寸先は闇の中で、それぞれの断面では対処のしようがないので、
減らさないというケースの場合、極端な話、
全額、定期預金にぶち込んでおけばよいということにもなりかねません。
私も含めて、多くの方にとってはお金の増減はやはり関心事ですし、
それによってメンタルも触らされるものでもあります。
今年のこのような定量結果となり、さぞかし凹んでいるだろうと
ご心配して頂いている方もおられるかもしれませんが、
実のところ、非常に残念だなーとは思っていますが、
そこまでメンタルはやられていません。
それは減り方がまだまだぬるいからともいえるのでしょう。
ただ、実際のところ、パフォーマンスの低下そのことより、
もっとメンタルをやられるのは、やはり裏切られたと感じた時です。
業績が思うように出ないとか、それに失望して株価が売られるとかは、
自分が想定しうる停滞であればそこまでメンタルにはきません。
ただ、受けていた説明と現実の状況が大きく乖離していたり、
株主の方を向かない意思決定がなされたり、
あるいはそれをきちんと開示する姿勢がみられなかったりと、
不誠実な姿勢が前面に実感されてしまう場合には、
片想い投資家としては無念なわけです。
逆に、想定範囲内の失敗が続いているものの、
自分の中で裏切られたという実感が薄ければ、
つまり誠実に会社が説明を行ったりするプロセスが続いていれば、
株安なんてそこまでメンタルにはきません。
2018年を振り返ってみると、もちろん様々な部分で不誠実だと感じたり、
あるいは残念だと失望したこともあります。
しかしながら総じてみれば、前述の通り、
いくつかの会社とはより深いご縁を実感できましたし、
自分が見つめるべきものがより明確になった
(というより見なくてよい部分が明確になった、ですかね)ので、
結果としては残念な部分は否めませんが、
自分のメンタルという点においても、
投資活動全般を通して学びもありつつ、温かなご縁も頂いたことで、
よきメンタルを保てた1年だったと感じています。
年初来大幅マイナスなのにこんな感想って不思議に思われるかもしれませんけどね。
■投資活動への時間の振り分け
私は株式投資には実際のところ、そこまで時間をかけていません。
定型的に時間を使っているのは、毎週末のブログ記事の更新と
決算精査及び記事のUPくらいなものです。
週末の記事更新なんて長短あれど概ね30分くらいでしょうか。
決算精査はその内容によりますが、
集中日などはやや負荷がかかりますが、それだってたかが知れています。
定型的なもの以外には、年に1回の総会に何社かお邪魔したり、
年に数回のIRフェアに行くというお出掛け系ですが、
まぁこれも半分は余暇というか趣味というか、
いずれにしてもあまり投資のためにあくせくと
時間をかけているという感覚のものではありません。
そして本来一番時間を割り当てるべきなのは、
銘柄の発掘や分析、定点チェックなどです。
企業を知るための活動こそ、生命線だと思っています。
ですから、四季報を血眼になって通読したり、
ホームページや業界ニュースをサーチしたり、
競合会社の状況にまで細かく精査をして比較したりということが
必要なのでしょう。
あるいは、投資スタイルによっては、
日々のチャートに補助線を引いたりしながら
フラッシュカードの如くインプットする、
あるいは毎日の適時開示の全件チェックとか、
まぁ色々当然のたしなみとしてやっておくべきことがあるのでしょう。
時間をかけようと思えばいくらでもかけられるということです。
そして投資家としてはやはり相応の時間をかけて臨むべきだろうと思っています。
しかしですよ。
しかしながら、ここ最近はとみにこの銘柄発掘と分析に繋がることを怠けています。
四季報も血眼になって読みましたが、
最近ではそこまで熱量を注いでいないということは、
自分だからよくわかります。
この努力への怠りが成績を落としている根源だ、なんて思ってはいませんが、
ただ、いくつかの機会を逸しているなとは感じているところです。
もちろん、際限なく時間を投資に投下するつもりなど毛頭ありません。
家族がおりますし、窓際とはいえサラリーマンです。
ただ、2018年は特に日々の銘柄の発掘や分析への時間が薄かったというのは、
反省しているところです。
なおざりになった言い訳として思い当たるとしたら、
株価水準の高さかなと思います。
端的にいえば、どうせどの銘柄も高値水準にある中で、
そこに精を注いでも見返りは少ないと勝手に悟ってしまったということです。
確かに今年は一貫して中小型株が弱く、特に新興銘柄は特に下落が大きかったですが、
それでも目が留まる銘柄は軒並み高かったという感覚でした。
これは情けない話なのですが、株価が高いから銘柄分析をしなくていいわけではなく、
常に銘柄発掘は進めるべきなのです。
監視銘柄のリストの量や質がなかなか広がらず、深まらずで、
結果的にその時々でとり得る選択肢を自らの怠慢で狭めてしまった点は、
猛省する必要があります。
本来は市場原理は横に置いておいて、楽しんで銘柄発掘を進めるべきだし、
その鮮度を高く保ち、その時々でより広い視点や選択肢から
取りうる行動を選択出来るようにもう少しここには時間をかけられるように
2019年は改善していきたいと思います。
どういう形で改善するのか、今のフレームワークの中でなすべきか、
新たな仕組みを入れて規律を設けるかはもう少し考えますが、
なにやら2019年の相場も楽観できないような様相のようなので?
余計にきちんと準備を怠らないようにしたいですし、
何よりこういうプロセスを楽しんでやれるようにありたいと思います。
投資活動への時間というのは、いくらでもかけられます。
自分のライフスタイルにあった程度、
そして自分が楽しめる程度に投下するべきが基本であり、
あとは外部要因に責任転嫁をせず、なすべきことはきちんとやるとして、
自分の可能性を自ら狭めないようにしていきたいと思います。
この辺りは、来年の投資方針の策定にも何かしらの形で反映したいと思います。
■さいごに
相変わらず纏まりのない振り返りとなりました。
来年は厳しさが増しそうだ、なんて声もありますが、
私にとっては常に難しいというか、相場の躁鬱に出来るだけ影響を受けず、
自分のやり方を貫けるといいなと考えています。
もちろん、私のやり方はとても平凡というか特段目を引くものではなく、
そもそも貫こうとしているやり方そのものが間違っているかもしれません。
その場合には甘んじてその結果を受け入れるしかありません。
大きく退場するようなことにならぬように、
一方で少しずつでも前へ進めるように、頑張っていきたいと思います。
来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
※週末と月末が重なっているため、週間記事と重複している内容があります。
※年末とも重なっているため、改めて年間振り返りの記事も後ほどUPします。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲11.5% となりました。
前月比は ▲9.1% で推移しました。

2.全体所感
月間の記事なので、月間に着目してみると、
2014年の運用来で月次のパフォーマンスとしては
一番大きな下落率となりました。
各指数も大きく下落していますが、
とりわけこれまで圧倒的な下落率だったマザーズ指数は、
更に16%程度の月間マイナスということで、
トドメがさされた感じがしますね。
記録的な外国人の売りが観測されているわけですが、
株式以外には原油とかも大きく動いており、
ヘッジファンドはリスクパリティ運用のために、
機械的に売らざる得ないみたいなところもあるようです。
そもそもオイルマネーそのものが抜けているとも言われていますが、
まぁ結局この辺の背景とか今後がリスクオンなのか、リスクオフなのか、
結局よくわかりません。
需給とかをきちんと研究されている方にとっては、
過去の歴史からの学びから統計的に判断出来る材料があるのでしょう。
しかし、私はそれを持ち合わせていないため、
やはりこの動向を読んでというのは自分の投資行動を決める際の
メインシナリオではないということになります。
年末でもありますので、
月次の記事としてはこの程度の記載に留めておきます。
3.銘柄に対する所感
各銘柄の月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

いやー真っ青です(笑)。
これを見ているとマザーズ指数の月間▲16%なんて序の口に感じます。
サンセイランディックやエイジアとかシュッピンとか散々たる有様です。
サンセイランディックは決算が嫌気されている部分もあるでしょうし、
そもそも「不動産」のキーワードで売られているようにも思います。
私は不動産運用をしたこともないので、実感がないのですが、
そんなに不動産やばい感じなんでしょうかね。
確かに地価の高止まりから下落への懸念はあるものの、
少なくても実需については、増税問題とかはあれど、そんなに悲観するんですか、
という感じはしています。
アパートや投資用不動産の売買や仲介なんかは、
もう悪評が色々聞かれてしまい、構造的にも無理があるところもあり、
今後が懸念されるのはわかるのですがね。
エイジアなんかは2Qで計画線に戻して決算もポジティブ要素こそないものの、
会社側の成長シナリオに則って今の所、順調に推移しているように思えます。
個々にみると色々懸念点や増税の小売への影響が
エイジアにどう影響するかは以前の増税後のシュリンクをみていますから、
慎重にはなるわけですが、こんなに下がるもんですかね。
市場のPERレンジが切り下がっているのでその影響といえばそれまでなんですけどね。
Hameeについては、先行投資期で懸念が台頭している中にレンジの切り下げがあり、
ダブルパンチ状態なんですね。
確かにHameeが先行投資が実り、花開くかどうかは未知数なわけなので、
何もこんなに不安定な相場の中で同社に関心が向かわないというのは理解出来ます。
私も改めて精査をしないといけないと思っています。
ただ、値動きに惑わされて判断を勝手にネガティブに曲げてしまわぬように、
切り離して精査しないとなりません。
シュッピンもやはり弱いですね。
こちらは12月のpaypay祭りとかが響いたでしょうか。
この下落ぶりはやはり下方修正を織り込みにいったと思いますが、
どうでしょうかね・・・。
4.運用来パフォーマンスについて

まるのんPFは運用来(2014年1月基点)で+202.4%となりました。
同期間のTOPIXが+114.7%となっています。
なんとか200%台を維持しました。
ちょうど5年期間で2倍になったということになります。
昨年よりは減らしましたが、概ねこれで年CAGRは15%程度ということになります。
5.ポートフォリオ構成について
前月末と今月末のポートフォリオ構成の変化です。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

なんというか、これだけ月間で下落しているのに、
投入した現金はわずか3%です。
これではなんのためにキャッシュ持っているの?と
ご批判頂いても仕方ありませんね。
私なりに色々な事を考えてもっと多く注文は出していたのですが、
やはり市場の不安心理にはある程度影響を受けて、
保守的になってしまうのでしょう。
これは素直に自分の未熟さだと認めるしかありません。
もちろん、でも守りのために慎重に伸長を期している部分もあるため、
完全自己否定するほど、愚行ではないとも思っています。
自分なりに熟考しているので、どう転んでも受け入れられる納得感は備えているので、
それを大切に今後も考えて行動するようにしたいと思います。
12月月間の売買は以下の通りです。
■買い
3277 サンセイランディック 買い増し
9466 アイドマMC 買い増し
9795 ステップ 買い増し
2352 エイジア 買い増し
2483 翻訳センター 新規買付
3134 Hamee 買い増し
■売り
なし
各銘柄の下落に応じて比率調整の意味合いもあり、
事前に決めたラインで薄く買い増しをしています。
また翻訳センターを新規で購入しています。
なお、資産の状況及びポートフォリオの各指標については、
それぞれ以下の通りです。


さて、この次はいよいよ超長文の年間振り返りの記事をupします。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲11.5% となりました。
前週比は +1.5% で推移しました。

波乱の2018年が終わりましたね。
きっちりマイナスとなりました。
この程度で済んでよかったな~と思います(笑)。
2.全体所感
マザーズ指数は年初来で▲34%となっており、
2018年はとりわけ新興市場にとっては厳しい状況となりました。
とはいえ、そんな中でも株価が躍進した銘柄はいくつもありますから、
自分の不甲斐ないマイナスパフォーマンスを
市場が軟調だからとしてはいけないのでしょう。
あまえの実力がないからだよ、とどこかから聞こえる気がします(笑)。
幻聴が聞こえるようになったらヤバイですね。。。
こんな中で、意識が高い投資家であれば、どうして自分が負けたのかを徹底分析し、
成功者のノウハウを研究して、リカバリできるのかを考えるのかもしれません。
これだと思う銘柄を探し、底を見出して集中投資でINして
一気にパフォーマンスをあげていく、そのためには日々勉強だと。
もちろんそれが出来るのであればそれはそれで素晴らしいことだと思います。
ただ、私はそこまで意識が高くない投資家ですし、
ない頭を捻ってもイノベーティブな妙案が出てくるとは思えませんから、
やはり身の丈にあった振り返りをしっかりやって、
来年も無理せずマイペースでどう続けていくのか考えたいと思います。
なお、振り返りは年末までに別記事で、超長文の記事をUPしたいと思います。
もしお付き合い頂ける奇特な方がおられれば、
またお読み頂ければ嬉しく思います。
足元の状況はとても不安定な相場になっています。
元々、米中の懸念や原油の不安定な動き、あるいは為替の動向、
欧州地域でのイギリスをはじめとした慢性的な不確実性と、
どれも新しく出てきたリスクではないとは思うのですが、
なにやら大きくお金が引いて行っているような状況のようです。
これが何かこの先の懸念を先読みした動きなのか、
単なる一時的な調整に終わるのかはわかりませんが、
どうなったとしても耐えうるような運用をしていかねばなりません。
このあたりのことも踏まえて、投資方針も年初にUPDATEしたいと思います。
ただ大きく変える必要性は今のところないかなと考えています。
振り返りを整理しつつ、微調整していく感じで
焦らずに、楽しんでやっていきたいと思います。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

エイジアが保有比率5%前後で推移していましたが、
最終日の値下がりで下回ってしまいました。
しかし、5%以上の銘柄を眺めてみると、
主観的には長期的視点である程度見通せていると感じているものの、
客観的にみてみると、先行きが不安と受けとめられてやむ得ないな、と
改めて思います。
市場参加者の気持ちに立つことが大事らしいので、
その見地に立ってみると、来年もそんなに期待はできないかもしれません。
私自身も来年どうなるかなんてわかりませんが、
長期的にいいなと思えるのであれば、
ゆっくりとみていければいいかなと思います。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

先週の笑ってしまうくらいの暴落を受けてのこの状況は、
まさに焼かれた後の静寂といった感じでしょうか(笑)。
完全に燃え尽きた状況なのか、年初に再度延焼が続くのか、
よくわかりませんが、含み損も大きくなっている銘柄もあり、
わくわくしてきます。
含み損が大きい場合、メンタルに悪いので損切りすべきなのでしょうが、
そのあたりも企業の状況をみながら必要な対処をとっていきたいと思います。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

ポートフォリオPERは11.5倍となりました。
これは投資方針上では割安圏となるのですが、
当然、雰囲気に流されてしまう部分もあり、
そんなに割安だ~とどんどん買っていく感じではありません。
焦って投下しなくても、それが機会損失になったらなったで、
それはそれでいいんです。
ただ可能性を広げる意味で、もう少しまじめに監視銘柄群を
管理しないとなりません。これは今年の反省にも盛り込み、
来年の改善に繋げていきたいと思っています。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。
■翻訳センター
筆頭株主のエムスリーが1%程度の株式を売却し、
その他の関係会社の該当ではなくなったというリリースがありました。
エムスリーとは資本業務提携を締結して、
主に医療分野のお仕事で連携しているわけですが、
株を一部売るとなると、その提携に陰りがあるのかと読めなくもないです。
というわけで、エムスリーにお電話しましたが、
IR担当者不在で年明けリベンジとなりました。
翻訳センター側にも一応電話しましたが、特段エムスリーからのお仕事が減っているとか
変調はみられないということでしたので、あまりビジネスアライアンス上の問題ではない
気がしています。実際エムスリーは翻訳センター以外の会社の株式も
一部売却しているようですしね。
■イオンディライト
執行役員人事が出ており、中国の現地法人から、
本社の執行役員に昇格させる人事です。
中国本腰が人事でも表れてきた感じですね。
単純に執行役員が増員された感じでしょうかね。
■コンドーテック
IRサイトの賞を受賞したようです。
銅賞らしいですが、どうせなら金賞がよかったですね。
動画も毎回UPしており頑張っていると思います。
■ソーシャルワイヤー
矢田社長が大好きだと仰っていたaiboを導入したようです。
ご丁寧にリリースまで出ていますね(笑)。
社長メッセージは来年はスケールを狙っていくということですが、
変化への対応など率直に書かれている印象があります。
さらっと読んだだけになっているので、改めて読み解きたいと思います。
それからKPIの開示を改善するようです。
受注単価を開示するということで、
これで益々わかりやすくなりますね。とてもいいことだと思います。
願わくば、また個人投資家向けのミーティングをやってほしいですが、
東証1部準備中とかだと色々やれない事情でもあるんですかね。
だいぶ前から間が空いているんですよね。
■全国保証
ずいぶんと株価が下がりましたね。
とりあえず個人投資家向けの直近の音声がUPされているようですので、
あとで聴講したいと思います。
■日本管理センター
適時開示が出ていませんが、
新執行体制についてのリリースが出ています。
ちょっと過去と比べられていないのですが、
東西に分けた感じなんですかね。
プレジデントっだそうです。
■シュッピン
機関投資家が更に保有比率を縮小させているようですね。
株価もだいぶ下がり、下方修正どんとこい、的な感じになってきました(笑)。
■ひらまつ
下方修正後の上方修正ということで、なんか遊ばれていますかね(笑)。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

年後半までは増えもせずで耐えていましたが、
11月以降に大きく減らしてしまいましたね。
6.雑記
改めて振り返りの記事などは上げる予定ですが、
まずは1年間お疲れ様でした。
こうやって平常心で振り返りができることがまずはありがたいです。
退場もせず年末年始を家族と楽しく過ごしつつ、
振り返りや新たな年の豊富を整理していきたいと思います。
コメント欄やツイッター、あるいは某スレなどで
様々なご意見や激励を頂いたことを改めて感謝申し上げます。
個別銘柄のチェックや最後の雑記などをUPDATEしました。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲12.9% となりました。
前週比は ▲6.2% で推移しました。

大幅マイナスとなりました。
体感としてはもっとマイナスなのですが、
いずれにせよ相当な被害を被っています。
2.全体所感
今週の週間▲6.2%というのは今年の最大の下落率です。
2月と11月にそれぞれ週間▲4.9%というのが今年最大率でしたが、
それを一気に更新する下落となっています。
ちなみに2017年の週間下落は▲2.8%が最大下落率でした。
2016年まで戻ると、忌まわしき2月の▲7.6%というのが最大下落率でした。
→ その時の記事は こちら
なお、その翌週には+8.3%と一気に戻したわけですが、
今回はそうはいかなそうな根拠なき自信があります(笑)。
ただ、2016年は6月にも週間▲6.0%というのがありましたから、
2017年が平穏だっただけで、
この程度は割とあることと受けとめなければならないのかもしれません。
え?こんな辛いのが割とあること?って感じなのですが、
でも実際ここ数年だけみても起こり得ていることなので、
受け入れられなければならないということなのでしょう。
それで、なんでこんなに株価が下がるのかということなのですが、
やはり、わかりません(笑)。
米国のFRBの政策のことなども含めて様々な解説がなされていますが、
複合要因があり過ぎですし、合理的な説明が出来るならば、
こんなにボラティリティは大きくならないと思います。
わからないというリスクが高まるから、海外からの売りも含めて膨らみ、
現状のような悲惨、でも割とよくあるMr.マーケットのご乱心ということと思います。
そういう変化にどう対応するのかは、
元々その人それぞれのスタンスがあるはずで、
機敏に対応するでも、ただ静観するでも、その人の元々のスタンスに沿った対応が
なされるべきだと思っています。
外部環境が変わったのだからと急に自分のやり方を変えるのではなく、
こういう時だからこそ、自分がどうあるべきか、どうありたいと思って投資をしているのか、
その原点に返って対応するべきなのだろうと思います。
もちろん、私もなかなか出来ていない部分もあるのですが、
肝に銘じて荒れ狂う相場と向き合っていきたいと思います。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

全面安ですが、いくつかの指値注文が約定したことで、
順位も多少変化があります。
エイジアがギリギリで5%以上となり、
準主力の位置づけにランクインしてきました。
別に特にこの区分けに意味があるわけではないんですけどね。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

笑ってしまう位、暴落していますね。
ずっと下落し続けてきたステップはまだマイルドですが、
軒並み10%程度のマイナスになっています。
こりゃ、萎えるわけですねー(笑)。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

ポートフォリオ内のPERは11倍台に急降下です。
この水準も2016年2月の時の10.7倍に次いで低下している水準です。
ちなみにこの時の現金比率は11%とこれまた過去最大の現金比率の低さです。
現在は29%と依然として高い水準をキープしています。
キープしているというか、投入出来ずに慎重になっているといった方がいいかもしれません。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。
※今週は騰落が大きいこともあり、
トピックスの有無にかかわらず、言及しておきたいと思います。
■サンセイランディック
同社の足元の企業活動は特段変調がみられません。
仕入環境もチャネルが徐々にではありますが太くなり、
規模も大きくなりまだまだ凹凸はみられるものの大きな懸念は持っていません。
今後も相続の兼ね合いもあり一定の需要は続くものと思います。
一方で、売却側はハウスメーカーをはじめとした土地仕入業者の業績は、
昨今の不動産関連の不安台頭により軟調な状況が顕在化しつつあるものの、
サンセイランディックが扱う主に都市部については、
一定の底堅い需要があるようです。
ここ最近の何でも買ってくれるという、一種の特需的な要素こそなくなり、
同社の粗利率は一定程度のところへ収束するとは思います。
今期にやや貯金を作ってしまったこともあり、
場合によっては来期は減益ということもあろうかと思います。
中計の開示内容をみるともし四季報予想が今期に本当にこの水準にくると、
来期はさすがに・・・と思うわけです。
この辺の見た目というところで確かに懸念はあるのですが、
ただ、長いスパンで見た時に業績は拡大してきていますし、
なにより、社員のノウハウの標準化や定着、
あるいは支店の拡大によるスケールも徐々にではありますが、
着実に進めているところです。このような観点で改めて俯瞰してみると、
PERはまもなく5倍台というところですが、
減益を織り込んだとしても企業の質的側面で私が見えている部分も加味すると、
十分魅力的な株価水準かなとみえています。
あとは資金需要がタイトなため、最近はやりのMSワラントの調達は
圧倒的な証券会社の営業力に屈せず、株主への不信を招くようなことは、
ぜひ避けて頂きたいと切に願うところです。
どうしても資金調達が必要なら、証券会社にとってメリットがあるような道ではなく、
普通に公募増資をして頂きたいです。この水準での希薄化は厳しいですが、
フェアにやってもらいたいものです。
■アイドマMC
ニューフォリオアのMAとかがだいぶ前のことのようですが、
同社も着実に新規顧客の開拓や既存顧客の深堀をされています。
上場来で株価は安値をつけたわけですが、
この2年余りの活動が全否定されている感じですね。
元々同社はIPOの際にも決して期待は高くなく、
初値も公募割れしていました。その公募割れすらを現状下回ることになり、
期待は小さく、むしろ目先はネガティブな状況とみられていることになります。
足元の業績部分では確かに決して楽観はできない状況になっています。
主要顧客の販促機会の調整など、風向きは変わりつつあり、
それが一過性なのか、長く続くことになるのか不透明があることは事実です。
一方で同社は販促外注業者という立場ではありますが、
顧客先へ常駐し、マーケティング企画など上流部分にも積極的に関与しています。
そのポテンシャルがどこまであるのか私はわかりませんが、
株価はPER1桁台に突入しており、今期業績未達があったとしても、
依然として低い評価だなという印象です。
■ステップ
株主総会にて洗脳されてきました(笑)。
すでに個人投資家の皆さんが記事を書かれています。
勝手にいくつか紹介をさせて頂きます。
(もし掲載に際して、不都合などあれば即座に表記を修正いたします。)
・かもめさん
:kenmoさん
・立川さん
私も機会があれば忘れた頃に記事を書ければと思っていますが、
様々なリスクは当然ながらあるわけですが、
総じてみればこれからも株式保有を通して応援したいと思わされました。
とにかく目先注目は来春の合格実績ですね。
頑張るのは生徒さん自身ですし、
各生徒さんの人生ですからその成否だけで、
その生徒皆さんの人生が決まるわけでもありませんが、
志望校に一人でも多く合格して期待を膨らませてもらえればと思います。
またそれを通してステップが横浜戦略攻略にまい進できるような環境が
整うと、株主としても大変夢が広がる話になりますね。
株価の動きとしては、やはり目先の利益目標を開示せず、
先行きが不透明であることに加え、会社も真摯に対応すると明言されている
労災問題への心配が効いているのかなと推測しています。
とりわけ株価騰落が非常に不安定な中で、先行きにわからないことが控えていることで、
過剰に回避されている流れが続いているという理解です。
私は事業戦略としてはむしろわかりやすく失敗リスクもないとはいえませんが、
比較的楽観的にみていることもありそんなに回避する必要性を感じません。
従って株価の下落に伴い慎重に買い増しを決行しているし、
今後もそれを継続していきたいと今は思っているところです。
■ルネサンス
熊本県合志市というところで、健康都市実現に向けた提携を発表しています。
国策でこういう健康増進ネタは地方自治体とのタイアップ機会は今後も増えそうに思います。
また、昨年に続き、スポーツエールカンパニーに認定されたそうです。
それにしてもこの業界、こういう認定もの多いですね。
株価の方はこちらも市場の混乱の影響もあり下落しています。
業績面でいうと、大阪の閉店をはじめ、自然災害の影響を受けた面はありますが、
既存店は堅調を維持しており、かつ新店もなかなか走り出しはよいと
ヒアリングができているところです。
このあたりが行ってこいになり、今期は計画線ですいいするものと考えています。
来期も新店の効果などもあり小さく成長が続くものと思いますが、
新業態への対抗やリハビリ向けFC展開など成長エンジン持つ中で、
ここへの投資などの兼ね合いもありその時々の断面では見た目に多少
凹凸が見られることも出てくるかもしれません。
ただ、同社の事業は国策やマクロなニーズに支えられているところもあり、
そんなに下押し懸念はないのではないかと考えています。
ただ、私の中での目標株価とのGAPは依然として相対的に小さい部分もあるため、
今のまま静観をしていくこととなります。
■東鉄工業
役員の人事も出ていますが、特段大きなポイントになるものではなさそうです。
株価は相対的に持ちこたえていました、今週は大きく下落することになりました。
業績面では、1Qで建築事業で採算低下がみられたものがあり、
既にその対応は完了しているもののそのリカバリ中で、
なんとか計画線に合わせようと努力されている最中です。
大きく下押しするような懸念も今のところもっていませんし、
線路保線などJR工事については今後も堅調に推移するものと思いますから、
当然労務費や資材費などの影響で収益は凹凸があるかもしれませんが、
比較的安定した需要に支えられるとの見通しは変えていません。
株価水準もPERは10倍割れがみえてきつつありますが、
まぁゼネコン業種はもともと指標も低くなるので、
特段割安とは思ってもいませんが、
長期スパンで見据えている目標株価には一定の妙味があると
算出しています。
今後については、同社はより長い目線でみているという面もあり、
全体の先行き不透明感が台頭している中で、ここからさらに比率を増やしていくには、
もうひとつ何か自分の中で根拠が必要な状況だと感じています。
というわけで、現状ではそれを探しながら、無理せず今の状況を維持することを
考えているといった感じです。
■エイジア
エイジアの販促パッケージWEBCASはリニュアル開発もほぼ終え、
今後リリースされていくことになります。
既に次期のバージョンアップの要件定義工程に着手しているとのことで、
当面はストック型が高いといわれているサービス提供が続いていくことになります。
決済手段が多様化してきており、これがECにどのような変革をもたらすのか、
漠然と考えているところなのですが、
ビックデータの収集、蓄積、活用といったシーンで、
これまで以上に決済データからの収集が取り上げられていくと思うのですが、
それが同社の販促パッケージとどう親和性をもち、
あるいはどう競合化していくのかもう少しまじめに考えたいなというところで、
思考が止まっています(笑)。
業績面でみると1Qで出遅れたものを2Qでリカバリして計画線に乗せてきてます。
特に可もなく不可もなくというところですが、
株価水準はPER20倍をも割れ16倍まで下がってきました。
この辺りは業績懸念というより、
PERレンジが下がってきているという表れかなと思いますが、
今の成長が続く限りはレンジが下がるとはいえ、
PERは少なくても10倍台前半位で落ち着くのではないかと思っています。
もちろん、本格的な不況がきて業績面でも陰りが出れば、
PER1桁だってありうるのでしょうけどね。
今のところ、そこまでを警戒する材料もないため、
一旦置いておいた指値が今週は約定しました。
今後もあまり焦らず期間での分散も意識しながら買い下がることを想定して、
ただ、絶対的なPER水準は高いですからそのことも念頭に置きながら、
対処していきたいと考えています。
■トーカイ
トーカイの株価は相対的に私のポートフォリオ内では優等生です。
あくまで私のPFの中ではということで、普通に今週も7%弱下落してますけどねw
そして株価水準もPERは20倍弱となんとグロース期待のエイジアやHameeより上です。
え?嘘でしょ、と思うのですが、これが現実なのです。
というわけで、まだまだ下落余地が大きそうな爆弾な感じがします。
しかも、同社の業績は、調剤の報酬改定の影響があって、
大幅減益で、かつ計画に対してもまだまだ不足感が台頭している感覚です。
規制の対応に加えて、天候の影響などで処方箋受付が伸びないなど、
一過性の問題もあったわけですが、決して業績面では楽観はできません。
市場はこのあたりのことはわかって今の値付けをしているのかと、
不安になるのですけどね。
一方で健康生活サービスの事業は堅調に推移していますし、
ウェアラブル医療機器もいよいよローンチしています。
このあたりの期待は持っていますが、それにしても期待が高いと感じています。
投資方針としては、相対的に割安感は薄いこともありますが、
だからといって、保有比率も5%にも届いていないので、
当面はこのまま様子見でいいかなと思います。
おとなしくカレーをもらうこととします(笑)。
■翻訳センター
新規銘柄の組み入れです。
監視銘柄に入れて久しかったのですが、
直近で見据えていた水準に近づいてきたので、
打診買いが約定し始めたところです。
やや調査不足の箇所があるのですが、
大きな流れとしてボーダレス化による企業活動における
翻訳機会の増大が続くとみています。
もちろん機会翻訳などのテクノロジーにより、
言語そのものの壁が低くなっていることがあり、
翻訳市場そのものは収縮していくとみる方もおられると思います。
しかしながら、専門業界や特許、リーガルに係る翻訳は、
責任問題など複雑だという背景があるものと理解しています。
このような背景に沿って、一番の懸念である人材獲得、定着の部分も、
IR照会を経てとりあえず一定の評価を下せたこともあり、
一旦投資行動に移してみました。
もちろん、この部分の懸念はまだ完全に解消できたわけでもないので、
そんなに楽観視はしていないのですけどね。
株価水準も年初比でみるとそこまで下がっているわけでもないのですが、
中計策定で評価をされた部分はまるっとなくなってきていることもあり、
まぁ打診としてはいいかなということで買付しました。
今後調査を進めるにつれてやっぱり懸念が先に立つということになれば、
撤退もいとわずに、もし行けると思えば、
こちらもゆっくりと買い増し機会をみていきたいです。
■Hamee
レコメンドメール自動配信機能がネクストエンジンに公式リリースされました。
これまでβ版として実証実験されていたものですね。
こういう付加価値を実装して競争力の高いパッケージシステムを育成して欲しいです。
また、ふるさと納税支援として地元地域の支援サービスの拡充がリリースされています。
色々物議を醸している同制度ですが、
Hameeが行う支援事業が既存プレイヤーの中でどう差別化されているのか、
あまり中身を見ていないので改めて調べてみようと思います。
それからスマホケースの新商品がリリースされています。
今の私にそっくりです。iPhoneユーザーでないですけどねw。
ぜーんぶどうでもよくなっちゃうだって。マシュマロボディ、うふふなキモチになれる。
— まるのん (@marunon_invest) 2018年12月21日
今の私にぴったりだ。https://t.co/dTmgdVPHHF
冗談はさておき、同社の業績は概ね想定通りに推移しています。
ネクストエンジンの事業が頭打ちなんていわれますが、
実際には拡販のための投資に加えて、ユーザ数の増加に対応するための
サーバー費など計画通りに支出コストを投下している状況のようです。
IR照会もしていますが、特段の懸念はありませんので、
決して上振れ期待などはできませんが、株価水準もだいぶ下がってきており、
今週は慎重さをもっておいた最初の指値が約定しましたね。
■コンドーテック
ラジオ日経の番組に社長が出演されたそうです。 →リンク
特段目新しい材料はありませんが、まだあまり接点がないので、
こういう機会に耳に入れて洗脳されていこうと思います(笑)。
またフィスコからリサーチメモが出ています。
こちらは網羅的なレポートになっていますが、
中央技研の買収など最新ネタにも言及があります。
国内の業態の拡大、海外の拡販、そしてMAという成長シナリオを着々と進めており、
今後の設備投資の動向が鈍化した上での成長を目指すため、
効率化なども余念がないようですね。
同社は商社という面と向上という面を持ち合わせており、
PER水準の業界妥当性の評価は難しいですが、
とりあえずPER10倍程度で打診買いをしたので、
今後ここから明確に10倍を割れてくるようであれば、
徐々に買い増しを検討してもよいかなと思っている所です。
商社という側面から配当利回りも比較的高めなのもいいです。
(といっても最近では軒並み配当利回り高いですけどね)
株価面では部材提供商社くらいにしか評価されていないのだと思いますが、
実際には災害時の物流を考慮した緻密な拠点展開や、
短納期やオーダメイドにも対応できるといったあたりに特徴もあります。
ネガティブな点としては、やはり景況感の影響は受けやすいということはあるため、
その点は大きく割り引かないといけないのかもしれません。
■イオンディライト
インドネシア現地清掃事業社の取得認可が当局から下りたようです。
既に頭出しのリリースが出ていましたが、このニュース全く市場は反応してなくて、
株価は動いていないように思えるのですが、そんなもんなんですかね。
ASEAN地域においてビルメンテナンスや清掃といったFM事業について、
現地法人を取得できたというのは結構大きな変化だと思うのですよね。
前々から同社は色々と社長が変わったあたりから、
変化がみられるのですが、この攻めの一手もなかなかアグレッシブだと感じます。
私はこの業界についても全く明るくないのですが、
日本以上にASEAN地域のFM事業はまだ事業として成立するか微妙なところで、
今後経済成長がみられるとニーズは出てくるはずだという理解をしています。
そんな時に日本流のFMオペレーションを輸出出来れば面白いのではないかと思います。
とりわけ、イオンのモール型の実績がありますから、余計に楽しみです。
株価については、さすがに今週は下がりましたね。
同社はブログ外でも保有していないため、
2月の権利取得までにもう一単元位欲しいなと思っているのですが、
一応買い基準を設定しておりまだもう少しギャップがあるのですが、
来週以降もどう対応するか考えていきたいところです。
■ソーシャルワイヤー
イベント集約サイトを以前にMA取得しましたが、
サイトリニューアルということで、初動として動きが出て来ました。
創業5年未満の会社のみに無料キャンペーンですが、
もう少し裾野を広げるようソーシャルワイヤーにとっての
既存ユーザーにも使ってもらえるようにしたらいいのにとは
素人ながらに思いました。
むしろ一定の創業から機が熟した位の会社の方が、
イベント創出機会も多いのではないかなと思うわけです。
まぁ私なんかより優秀な経営が色々考えていることでしょう(笑)。
また、クロスコープ新橋の新設は一定のインパクトがあると思います。
新橋はオフィス街としてもちろん需要はばっちりあると思います。
私はオフィス賃料のことはよくわかりませんが、
まあペイできる利鞘を抜いて運営すると思うので、
一定の底上げ効果がみられると思います。
また反社チェックツールのリスクアイズに、記事数表示APIを提供するそうです。
記事数を表示するってこの事でどの程度
既存の顧客の事務が効率化できるんでしょうか。
記事の有無がAPIで自社基幹システムでわかること自体に価値があるのかもしれませんが、
早い所、第二弾のリリースを待ちたいですね。
一気通貫で基幹システムへ連携可能となり、
記事数だけでない連携項目が増えるとより使い勝手がよくなりそうです。
いずれにせよ、ここにきて色々新しいネタが出て来ました。
株価はなぜか強いですね。もちろん足元は残念な展開になっていますが、
ちょっと前まで800円台まで落ちていましたからね。
今後の方針としては、やはり800円台から下で買い戻しに動いていこうということで、
その第一弾だけが約定したわけですが、満足いくまで買い戻せていません。
しかしながら、追いかけるようにジャンピングキャッチはしないので、
当面は静観し、また800円台より下がみえてきたら、きちんと考えて対応したいと思います。
■全国保証
審査時の効率化のためのAI開発の協業や、
回収業者のMAなど一応色々と今後のための動きは出てきています。
保証債務の積み上がりも多少伸長が鈍くなっている面はあれど、
代位弁済の水準も含めて特段懸念はみえません。
ただ、どういうわけか株価はだいぶ下がりました。
同社の業績はそこまでブレないと思いますし、
配当もそれなりに出ているので、どうしてこんなに株価下がるんだろう、
なんて思っています。
まさか不動産関連だからとかじゃないですよね(笑)。
同社の保証債務はほぼ住宅ローンで実需ですからね。
アパートローンとか関係ないんですが、さすがにそんなミスリードはしてないですかね。
JPX400採用銘柄ですが、PER10倍を切りそうということで、
もしかして、最弱なんじゃないでしょうか、単純なPER指標という面で。
(いや、ちゃんと調べてないんでわからないですけど)
■丸和運輸機関
物流会社としては評価がとても高かったのでやむ得ないですが、
株価もだいぶ下がっています。
東京に加えて地方都市圏にも進出していくようですが、
証券会社の見通しではこれを採算悪化とみて売り推奨らしいです。
目標株価は2500円とのことで、私の3000円より下ですね。
個人的には都内で一気に投資をかけていながら、
よく足元の数値出せているな~と感心するばかりなのですが、
市場はあまり評価しないというか、既に評価されていた所に対して、
冷静な判断にシフトしてきたということでしょう。
■日本管理センター
MSワラント発表で株価が下がり、更に市況の影響を受けてまさに暴落ですね。
年初比でほぼ半分(▲47%)となり瀕死ですね。
しかも保有上位でこうなってますからね、よく今生きているなと思うわけです(笑)。
管理戸数の積み上げの原点回帰へということで
方針展開をしているわけですが、
ちょうどタイミングとしてオーナーサイドが弱気に転ずる環境にもなっている気がしており、
今後本当に機会があるのかが明らかになってくると思います。
もちろん、MSワラント発行ということもあり、
もう買い戻しがしにくい状況となってしまいましたが、さて、今後どうしましょうかね・・・。
■WDBホールディングス
こちらも結構売られていますね。ちょっと前まで4000円近くにありましたかね。
PERも15倍台まで落ちてきています。
もちろん、CRO事業の件など懸念が台頭していると思われますが、
そんなに悲観的になりますかね。。。
まぁ1000億企業への目標道筋がCROが本格的にこけると
先延ばしになってしまいますからね。
私はもう保有下位なので、傍観していますが、
目先この辺りの不確実性が見通せないと再度買い戻しは難しいですね。
■日本BS放送
はい、もうストレートに減益を嫌気して以来、株価は軟調です。
このあたりはもう会社方針なので仕方ないですね。
もうこのままビックカメラ商品券を頂く先ということで、
放置を決め込みます。
■シュッピン
下方修正リスクが高まる中ではありますが、
予想PERは14倍台ということでちょっと信じられないのですが、
でもそれが現実です。
というかアベノミクス始まりの頃は、この程度の下押しなんて大して驚かないのです。
ただこの数年でBPSは積み上がり確実に財務面では良質化しているはずなんですけどね。
株価は軟調ですが下方修正リスクがどの程度市場に織り込まれているか、
ちょっと見通せないということで慎重になっています。
あくまで下方修正リスクはあくまで私の私見ではあるんですけどね~。
■ホクリヨウ
鶏卵相場、1年で一番高値になるはずの時期なんですが、
需給バランスの兼ね合いなどもあり軟調ですね。
今後も放置です。
■ひらまつ
優待のためだけになぜかこのPFに残っているんですよね・・・。
ホテル事業とか好調なようですが、
如何せん、主軸の飲食が弱く、かつ婚札需要など前々からわかっている変化に、
全く対応出来ていないということですね。。。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

いやいや、減りましたね~
6.雑記
クリスマスの浮かれた街並みの影響を受けたわけではないのですが、
純愛がしたいなと思います。
ツイッターではたまに表明していますが、
自宅の書斎を離れて、カフェで物思いに耽ることがあります。
カフェにいると色々な人生模様と出くわすわけですが、
先日は、友達以上恋人未満の男女が隣のソファ席でうふふな時間を過ごされており、
その様子がほほえましく、あぁ私もこんなドキドキをもう一度味わいたい、
なんて思ったわけです(笑)。
株価が暴落して、いじけながらさてどうしたものかと、
四季報のページをただ往ったり来たりでろくに頭に入らないで悶々としているより、
よっぽども感情的な時間を過ごされており、
羨ましく思うと共に、株がいくら暴落しても、なんかこういう純愛を感じられれば、
また心も満たされるのかなと思います。
というわけで、また四季報開く時間を減らし、アマゾンビデオで純愛物の映画でも、
と思うのですが、今度は何を見ていいのかわからないと・・・。
私には身近に純愛で心を満たされることすらハードルが高いとは、
とても情けないな、と。
なんかすさんだ心を癒す映画ってないですかね・・・。
なんか遂に頭、おかしくなってしまったかと思われるかもしれませんが、
元々投資家としてストイックでありたいと演じつつ、
結局いつもこんなもんなんで、今に始まったことではないのですよ(笑)。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲6.7% となりました。
前週比は ▲2.3% で推移しました。

今週もマイナスですね。
マイナスが続く慣れっこになりつつありますよ(笑)。
2.全体所感
全体は反発するかなと思いきや、
相変わらず弱い動きが続いていますね。
相場のことはよくわかりませんが、
投資家にとっては雰囲気はよくないのでしょうね。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

Hameeが決算を受けて大きく下落し、
順位が下がりました。それ以外も細かな順位の入れ替えがありますね。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

ステップはまだ下がりますか。
当面変化の時を迎えることもあり不確実性も高まるので、
仕方ないといえば仕方ないのですが、
そんなに大きく事業基盤が毀損するとは思えないんですけどね。
しかも配当をコミットしていますしね。
投資家にとって先のことがわからないというのがもっとも嫌がられますし、
わざわざそんな会社を選択しなくてもということでしょうかね。
Hameeはまぁ予想はしていましたが、
ストップ安1回分くらいの反応ですかね。
これまでの株価の動きが足元で強かったのもありますからね。
大きく買い増したい所ですが、どうしても水準訂正が全体に波及しており、
躊躇はしてしまいますね。。。まだまだです。
シュッピンは足元の決算もネガティブでしたし、
paypayによる商戦への影響が懸念されているような印象ですね。
実際影響も受けそうで、益々下方修正リスクが高まっているな、とみています。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

ポートフォリオ内のPERは13倍を割り込みましたね。
その割に現金が厚いですが、まぁゆっくりやります。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。
~今週は記載をお休みします~
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

特にコメントはありません。
6.雑記
実はpaypayのキャンペーンが始まったと聞くや、
15年余り使っていた腕時計が壊れて止まってしまいました。
というわけで、今週末に家族にも見てもらいながら、
時計の新調をしようとしていたのですが、
なんと終わってしまいましたね、キャンペーン。
私はあまり時計への拘りはなく、
海外のブランドメーカーのものはまずメンテナンス性等も考慮して
検討していなくて、やはり国内メーカーのものがいいかと、
セイコーとシチズンの時計を探しています。
海外に行くことはあまりないこともあり、
GPSとかは不要ですし、そもそもクロノグラフもなくてもよく、
となるとグランドセイコーはシンプルでいいなと思うのです。
ただ保証が3年だったりするのに対し、
Theシチズンは10年保証と安心です。
どちらも20、30万の時計ですが、
長く使う事を考えると検討してもいいかなと思っていました。
でももうちょっと下位のシリーズでも身の丈かなとか思って堂々巡りになっています(笑)。
相変わらずお金を使うことばかりに熱心で、
投資のことをなおざりにしているので、
こんな体たらくになっているのかもしれませんので、
今回こそは、四季報ちゃんと読もうと心に誓っています。
なお、明日は総会、明後日は量販店に時計を見に行く予定です(笑)。
ダメじゃん(笑)。
【決算精査】 3134_Hamee(19年4月期_2Q決算)
■銘柄分析シート
PDFファイルリンク
(リンク)決算説明資料
1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング
この記事で決算精査しようとしていたら、
色々質問したいことが浮かんできて、
IRへの質問メモを書き出していたら、だいぶ満足してしまいました(笑)。
軽くいきます。
コマース事業は1Qで買い控えが見られた一方で、
2Qでは欠品による受注残で収支の積み残しということで、
需要と供給の対応がうまくいかなかったような印象です。
とはいえ、セグメントでは増収を維持しているのですね。
セグメント利益は減益となっていますが、
同セグメントは3Qが勝負ということなので、
現時点の状況はこの欠品対応の状況を注視といったことでしょうか。
まぁiPhone商戦盛り上がってないみたいですけどね。
ただpaypay盛り上がってますからね、これで行って来いですかね。
プラットフォーム事業は先行投資期間が継続しています。
加盟店の伸長は5000社に向けて邁進中ということですが、
足元の数値はやや鈍化している印象も受けます。
ただ、この辺りは先行投資の凹凸で今後も当面は不安定になると思います。
バックの部分での対応のアウトソースもそうですし、
フロントのAP開発の部分、あるいは販促の営業部門など、
どれもリスクが高い状況で難しいかじ取りが続きますが頑張って欲しいですね。
進捗率も機能しませんから今期予想比に対しての評価は難しく、
結局短信表紙の営業減益を見てダメポと評価されそうな決算ですね。
私の見立てとしては、まぁこんなもんでしょう、
というか足元の数値面はあまり関心をもっていません。
コマースでベースを築きつつ、プラットフォームで規模拡大と
付加価値をあげるための各種投資をしていくというシナリオに変化はありません。
総合評価は「3」(想定通り)です。
2.定量数値の確認
(1)売上・利益の状況
■売上-粗利率

売上は1Qに比べるとやや伸長率が伸びて、
2桁伸長になっています。
また粗利率も1Qに比べると向上していますが、
前期に比べるとやや低下しています。
元々1Qが閑散期、2Qと4Qが通常期、3Qが繁忙期ということなので、
この程度かなと思います。
■販管費

販管費率は上がっています。
人件費の上昇やのれん償却開始もありますので1Qに比べても上昇しています。
この辺りは細かく決算説明資料にも記載があります。
先行投資期間ということもありコントローラブルならいいと思っています。
■営業利益

粗利率はほぼ横ばい(微減)ながら、販管費率が上昇しており、
これにより営業利益率は3%程度下がっています。
これが営業減益の理由です。
この先行投資の動向によって報われるかどうか決まるので、
やはり(私が保有するには)リスクが高い銘柄だと認識はしているところです。
(2)今期予想について
進捗率とか意味ないので、皮算用やめておきます。
3.定性情報の確認
今回決算説明資料に「Hamic BEAR」が登場しています。
これは2017年秋にリリースがあってから確か音沙汰がなかったやつでしたかね。
コマースのフローをストックに変えていくというのは面白いですが、
キャリアからの見守り系サービスも既に投入されている中で、
なかなか厳しい船出となるのではと思うのですが、どうやっていくんでしょうかね。
この他、ネクストエンジンに様々な機能やサービスを展開していますが、
これは見えない部分の方が多く、現時点でとやかく言わず見守りたいと思います。
4.その他情報の確認
(1)株価推移の状況

株価は足元でだいぶ強いんですよね。
まぁこの決算を受けて失望されるのかもしれませんけどね。
普段は見ないのですが、信用取組とかみると、
なんでこんなに売り残が多いんですかね。
ずっとモニタリングしているわけではないので、
これがずっと続いているということなのかもしれませんけど、
需給はなんか特殊な事情があるんですかね。
需給のことは全くわからないのですが・・・。
(2)IR照会の状況
これから照会します。
何かあればここに追記したいと思います。
(3)セグメント別状況
各セグメントのことは既にダラダラと前述したいので、割愛します。
(4)ネクストエンジン契約数
10月末時点で3440社です。
7月末時点で3259社でしたから順調に増えています。
過去四半期末時点の推移です。
2797→2896→2969→3095→3259→3440
こちらも会社開示の決算説明資料にわかりやすくグラフ化されています。

※会社開示の決算説明資料から抜粋させて頂いております。
(何か問題が生じるようであれば画像引用は取り下げます)
5.さいごに
長期投資とは難しいですね。
こういうボラが大きい銘柄だと余計にそのように感じます。
自分が何を期待し、そのプロセスにおいて
重要だと思うことと、そうではないことというのがあります。
もちそん重要だと思わないことでも
足元の業績には影響が出ますし、
それは年間の予算比でも超過、未達という事を招きます。
もちろん、それを見据えて、
あるいはそこへの思惑のギャップに投資をしているのであれば、
機動的な対応は必須ですが、私の場合そうではありません。
ということで、市場が失望しても私が許容できるリスク量に見合った
比率に注視しながらやっていくことになります。
いずれにせよ、私にとってはとてもリスクの高い銘柄のひとつです。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲4.3% となりました。
前週比は ▲1.9% で推移しました。

再び今週もやられましたね~。
マイナスが定着したまま、今年が終わっていきそうです・・・。
2.全体所感
ファーウェイのCFOが米国主導で逮捕というニュースで、
再び米中摩擦の新たな火種が台頭したとかで、
今週も不安定な株式市場の動きになりました。
私の保有株は内需がメインなのですが、
だいたいいつもこういったニュースを発端とした
株式市場のセンチメンタルとやらの右往左往に付き合わされます。
それも陽転した時にも同じようにお付き合いしてくれればまだいいものの、
陰転している時だけガッツリお付き合いするんですよね。
まぁ皆さんも同じような体感なのでしょうし、
そういうイメージがより強く印象に残っているだけなのかもしれませんけどね。
日経平均PERは12倍を割り込みそうな所で、
水準的には10月末頃の直近の底と同水準にきているようです。
まぁPERなんて移ろいやすく儚いものなので、
その瞬間それぞれではいくらでも動くものでもありますので、
絶対的に底なんだ、なんて判断は私は出来ないものと捉えていますし、
そんなものが捉えられれば苦労しないよね、ということです。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

値上がり値下がりで多少順位に変化はありますが、
特に構成は変わりません。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

上位銘柄が軒並み弱いんですよね。
保有比率5%以上の5銘柄が全て週間マイナスです。
だからといって5%未満の下位銘柄が強いわけでもなく、
総じて軟調なわけです。
よく本当に魅力的な銘柄であれば、
下落は限定的なんて言われますので、
私の保有銘柄は世間からの評価は
決して魅力的とは思われてないということなのでしょうか。
いや、そもそも魅力的な銘柄は下落が限定的、なんて本当なんですかね。
監視銘柄の中でも魅力的な銘柄は多数あると思っているのですが、
やっぱり弱い時は弱いですけどね。。。
どちらかというと瞬間風速で強い動きをする銘柄というのは、
ポテンシャルが高い面ももちろんあるとは思いますが、
それより、SNSやテーマ性が取り上げられているような面もあるのかと思います。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

ポートフォリオ内のPERは13倍を割り込みそうです。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。
■ステップ
自己株の取得の終了がアナウンスされています。
ちょうど私の取得単価より少し安い所で買われたことと思います。
それからオリコンの満足度調査で全ての項目で1位ということです。
質は高いものを保っているのだろうと思います。
その分が労働環境にしわ寄せがいっているのでしょうね。
■ルネサンス
東京都スポーツ推進企業に応募し認定されたようです。
といってもこれは毎年のことなので、そうですか、という感じですね。
株主通信が届いているので、週末に読もうと思います。
■東鉄工業
立花証券から目標株価3850円で
強気継続という評価が継続しているそうです。
ふ~ん、今年に限ってみると対TOPIXでは決して楽観できない
側面を持ち合わせていると思っているんですけどね・・・。
■Hamee
ネクストエンジンの拡販において、
カスタマサービスの一部をアウトソースするなど、
拡販に向けた体制整備を進めてますが、
それより足元の業績はコマース事業のiPhoneの動向の影響を受けそうです。
どうやら新商品もあまり売れ行きがよろしくないようで、
保守的に見込んでいる予想を下回るまではいかないと思いますが、
株価の動きは何かを期待している向きもあり、
なんだかなーという感じであります。
■トーカイ
こちらも株主通信が届いていますから、週末に読もうと思います。
■イオンディライト
イオンからディスカウントの上、自己株取得をするようです。
概ね5%程度のEPS向上が見込まれることになるでしょうか。
それにしても新中計にしても資本施策にしても色々変化が見られますね。
■コンドーテック
決算説明会の動画がUPされています。
特に目新しい内容はありませんが、
やはり防災、減災による業績の下支えは顕著ですね。
プレゼンはもう少しバリエーションをもってもらえるといいですね(笑)。
■全国保証
こちらも安定の株主通信が届ていますので、週末に読もうと思います。
■ソーシャルワイヤー
KPIが更新されていますが、
プレスリリースの数がだいぶ強い印象です。
インキュベーションも安定して推移しており、
海外もまだ決して楽観はできませんが
徐々に定常モードになってきているでしょうか。
■丸和運輸機関
なにやらNHKの番組に社長が出たようですね。
色々誤解もありそうな内容だった模様ですが、
私もどこかで動画を探して視聴しようと思います。
■WDBホールディングス
WDB 環境バイオ研究所の譲渡及びWDB機能化学を解散するようです。
後者は足元で業績も停滞しており、
とはいえ、数値もごく少ない中で選択と集中の判断ですね。
それよりなによりCROを心配しているのですが、
さて、どこまでネガティブなものを掘るのか注視です。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

特にコメントはありません。
6.雑記
今週も表記の通り株ではお金が減ったわけですが、
巷で話題になっているpaypay決済で当選をしました。
まさか自分が…。
— まるのん (@marunon_invest) 2018年12月6日
足が震えております。
なお、今日の含み損の拡大幅を全く補填できず。 pic.twitter.com/4F6jCpWWZW
Surfaceを購入 13.7万
ビックポイント(11%) 1.5万 ※+3%クーポン使用
マイクロソフトキャッシュバック 3.2万
paypayポイントバック 10.0万
というわけで、収支はちょうど1万のプラスとなりました。
当選したことはすぐに端末でわかるわけですが、
暫く足ががたがたしてしまいました(笑)。
ただ、やはりpaypayはその使い勝手の面倒さもあり、利用者側の立場に立つと、
なかなか普及が難しいのではないかと思います。
事業社側としては、導入コストが安くて手軽というのがウリですが、
最近では端末も多様化して安く導入出来るケースもありますから、
そこまで障壁にならない気もします。
確かに中小飲食店などに広がれば、
シーンとしては使える環境は整いますが、
今はキャンペンによるインセンティブがあるので使いますが、
それが薄まるとさてどうなんでしょうかね。。。
当面は付与されたポイントの消化という点からも
使うと思うのですが、積極的にチャージして使うかは、
自分自身は懐疑的に捉えています。
※週末と月末が重なっているため、週末記事と重複している内容があります。
1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲2.4% となりました。
前月比は ▲0.3% で推移しました。

2.全体所感
11月も中旬にかけて再度市場も荒れることもありましたが、
終わってみれば、各指数の月間はプラスとなっています。
私のPFはほぼ横ばいながら微減と冴えませんが、
まぁ上位銘柄が色々とどうしょうもない状況が相次いでいる中で、
よく耐えているなという印象でもあります(笑)。
先行きがどうなるかもわかりません。
強い銘柄をどう引き当てて、
それをどのようにゲットするために行動すべきだったかとか、
自分が選択している銘柄や基本的な放置を決め込んでいる現状の姿勢が
現状の冴えない状況を招いているのだと「反省」もする気はありません。
むしろもっと投資家として自分が何を大切にして、
それを踏まえて何を貫き、何を捨てるのか、その辺りに悩んでいます。
市況のボラが大きい中で
その変化にうまく対処していくことが肝要だと指摘されれば、
確かにそうなのかもな、とは思います。
実際にそうした方がパフォーマンスもまだマシだったのかもとも思います。
今でもこの先、市場からの反応に懸念が台頭している保有銘柄もあります。
もちろん、保有比率等である程度コントロールしているわけですが、
本来であれば、そういう懸念があればより大胆に対処し、
より魅力的な銘柄へ入れ替えていくことが大切だとも思っています。
一方で、ではそれぞれの懸念が自分が投資前提として見据えたシナリオ崩れになっているか、
と冷静に照らしてみるとそうではなかったりもするわけです。
長期投資を志す中で、その対処の取り方ひとつとっても、
悩ましいわけです。
長期投資という看板を背負い、盲目的にただ放置するのは論外です。
とはいえ、ひとつひとつの懸念にいちいち大胆に対処していくと、
それは長期投資としてどうなんだという思いもあるわけです。
(そういう前提のスタンスであれば結果、短期になるやり方だった立派な戦い方だと思います)
長期投資であれば、そもそもそんなに懸念が台頭するなんてことはないはずとも
思われるかもしれません。
確かに安定して成長していける企業を選ぶプロセスで、
懸念が次々に台頭してくることが相対的に低いものを選んでいるつもりではありますが、
それだった色々あるわけです。(今の私の保有株達のように)
これが自分の見据えるシナリオに影響を及ぼすものであれば、
直ちに対処するところですが、そうではないといった時に、
ではどうするのかということです。
まぁあまり悩み込まないで前向きに対応をしていきたいなと思います。
3.銘柄に対する所感
各銘柄の月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

サンセイランディックは3Q決算も一転計画未達となり、
不動産全体へ波及している警戒感も相まって軟調ですね。
確かに4Qで十分リカバリは出来る水準であり、
ここに特段の懸念はしていないのですが、今期にこれだけ売上が伸びたところから、
来期の予想がマイルドになること、場合によっては減収減益になることだって
十分ありえることだと思っています。
そういったあたりであまり株価への思惑を考えると、
うーんという感じなのですが、ではそれを踏まえて、
自分はどう行動すべきなんだっけ?と問いただしているわけです。
アイドマMCはまぁ仕方ありませんね。
バローの状況を踏まえても販促費はそんなに多くは望めない点から、
今期は厳しいのではないかというのがコンセンサスになっているように思います。
株価はピーク時からみればもう半額ですからね(笑)。
東鉄工業やトーカイも同様に決算の進捗などがよくないわけですが、
こちらはどういうわけか強かったようですね。
(証券会社のレーティングってそんなに影響力があるんですかね・・・)
どちらも改めて中身を色々見てみると、いい会社だなと思います。
なかなか急伸やカタリストなんてのもないのですけどね。
日本管理センターはもういいですね(笑)。
いまだにどっと残念無念という気持ちが残りますが、
既に対処は済ませているので、残りのことは
ゆっくり考えられるようになっています。
ネガティブな動向に対してまずは即座に判断を下して
対処できたことはよかったと思います。
WDBホールディングスは試練の時です。
株価のことではなく、事業のことです。
詳細は割愛というか自粛します。
シュッピンも下落が大きいですね。
こちらも決算の内容を見ればやむ得ないのですが、
にしても、少し過剰反応ではないかなとは思うのですけどね。。。
4.運用来パフォーマンスについて

まるのんPFは運用来(2014年1月基点)で+223.1%となりました。
同期間のTOPIXが+128.0%となっています。
5.ポートフォリオ構成について
前月末と今月末のポートフォリオ構成の変化です。
◆月初のポートフォリオ

◆月末のポートフォリオ

大きく動いたところですと、
日本管理センターが保有比率5%以上の準主力から陥落してPF中下位まで下落しています。
同じくトーカイの比率の調整によってこちらも準主力から陥落していますが、
こちらはまだ中上位をキープしています。
一方でコンドーテックを下位から中位まで向上してきました。
ここまでは初回の打診レベルですが、ここから先はもう少し時間を置いて
よく検証したいところです。
11月月間の売買は以下の通りです。
■買い
9466 アイドマMC 買い増し
7438 コンドーテック 買い増し
■売り
9795 ステップ 一部売却
9729 トーカイ 一部売却
3276 日本管理センター 一部売却
アイドマMCの買い増しは既に宣言した通り、
決算翌日の暴落時に残っていた注文がそのまま約定するという事態で、
買い増しをしてしまったものです。
一応注文票に従った売買という意味ではよかったのですが、
何もこんな決算が出た時にそのままにしておくというのもまた・・・(笑)。
即座に売却をして調整してもよかったのですが、
バリュエーション面からみても、下方修正を織り込んで照らしても、
そこまで違和感もなかったのでそのままにしてあります。
ただ、来年度以降のメイン事業のことや、
現在進めている新技術のための各種対応の状況やスピード感によっては、
やはり少し調整をしていかないとならない局面がくるかもしれません。
なお、資産の状況及びポートフォリオの各指標については、
それぞれ以下の通りです。


1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で ▲2.4% となりました。
前週比は +2.8% で推移しました。

先週から少し回復しましたが、以前として水面下となっています。
2.全体所感
今週は各指数とも反発していますが、
週末の米中の交渉の状況など不確実性も高いとかで、
楽観一色というわけでもないような印象です。
とはいえ、個別にみると、物色されているものが跳ねたりもしていて、
四季報情報やSNSなど様々な情報の中で、
物色が物色を呼んでおり、明暗が大きく分かれているものと思います。
まぁ今に始まったことではないのですが。
これまでも周囲や自分のパフォーマンスに対して、
一喜一憂をしないようにと自制してきたわけですが、
最近ではありがたくも自然とその優劣にそこまで気が向かなくなりました。
ただ、このことは一歩前進出来たのですが、
私個人としては、パフォーマンスの云々とは違う所で
悩んでいることがあるわけです。
それは長くなるのでここでは割愛します。
3.ポートフォリオ
本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

ステップを一部売却したものの保有比率は5%以上を維持しています。
また、コンドーテックを買い増ししたことで、順位があがっていますが、
まだ5%未満の比率のままです。
保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。

ポートフォリオ中位のものが比較的強かったでしょうか。
東鉄工業とトーカイはいずれも証券会社のレーティング情報がきっかけで
一時高騰しましたが、その後は落ち着きました。
こういうのは長続きしないですね。
しかし、両社共に足元の業績は下方修正懸念が台頭しているわけで、
よくそんな状況で仮にも証券会社が目標株価を上昇させるとかやるなとは思います。
エイジアとHameeも強かったですが、このあたりもITにある程度お金が戻ってきた感じでしょうか。
こういった資金は多くが需要や短期的なモメンタムで動くところもありそうで、
うーん、そうですか、という感じです。
Hameeとか、12月に決算発表を控えていますが、
iPhoneの売れ行きが不調らしいですが、大丈夫ですかね(笑)。
少なくても足元の業績という面ではコマース事業は無視出来ませんからね・・・。
ソーシャルワイヤーは場中でもなんだかやたらと強いのですが、
どうしたんでしょうね(笑)。
そろそろ1部昇格を意識し始めている感じなんでしょうか。
どう転んでも、業績も急伸するような形態ではないはずなので、
良くも悪くもサプライズ、なんてないと思いますが。
保有銘柄の各指標は以下の通りです。

ポートフォリオ内のPERは13倍台中盤です。
4.個別銘柄トピックス
保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。
なお、株価の動きを踏まえた率直な思いも適宜メモしていきます。
■ステップ
元社員が過重労働による労災認定というニュースが出ています。
このニュースは非常に残念ですし、コンプライアンスの問題が顕在化したことで、
投資家からの印象は悪くなるのはやむ得ません。
そして印象だけではなく、例えばこれが過度な不払い残業が常態化していたとなれば、
その清算、そして今後の労務費の上昇などで恒常的にコスト増の要員になる可能性もあります。
労基署の案件となると、これを発端として様々な調査が走り、
全社に渡って影響を及ぼすことも多々あります。
事実がどうであるか、その影響範囲がどの程度に及ぶのかはわかりませんが、
注視が必要な状況であると受け止めています。
一方で昨年の総会後の懇談会においても、
私もこの従業員の過重労働への対処の件は話題にしてました。
そしてやはり教育産業だから許されるというものではないのですが、
どうしても生徒のためにという思いが強ければ強いほど、
言葉を変えればステップらしくあればあるほど、
労働環境としては輻輳し、講師自身へそのしわ寄せがいく部分がある事は認識していました。
公務員としての学校の先生もこの大きな問題に直面していますからね。
講師は純粋に教えることが大好きで、
そこに手応えを感じて、自らが率先してやってしまう面があるようです。
一方で、あくまで従業員として日本の労働基準に照らして働く身分でもあり、
法律は守られなければなりません。
昨今の働き方改革はとにかくやりたくでも出来ないという弊害がある中で、
画一的なキャップをはめたものであり、
それが何を守るものなのか、
何を失っているのかという根源的なテーマがあると思います。
やりたいものがやりたいだけやればいいというのは、
結局のところモーレツ世代の押し付けだとも捉えられるわけです。
今回の事例でも神奈川県では特殊なのですが、
どうしても12月は繁忙期になることで、
特に通年の中でも大変な時期なようです。
だから1ヶ月以上に渡り休暇がない状態が許されるわけではないのですが、
ではどうあるべきだったのか、というと難しいです。
単に法に則って上限時間に達しないように、
強制帰宅を促せばよかったとかいうのはやや短絡的だと思うのです。
一方、会社としては、やはり安全衛生上の義務を怠ったということは事実なので、
何かしらの対処が必要なことは間違いないのですが、
本質的な解決をどうしていくのか見守っていきたいなと思います。
ステップの従業員の口コミは総じてよく、
他社から本当に教えることが大好きな講師が流入してきています。
ですから、慢性的にブラック気質があるとは思っていないのですが、
業界的にはそうなりやすいのは事実なので、
その中で本人の意思に基づき、代替をどう機能させるのか、
そのあたりから改革をしていく必要がありそうです。
この件がどう影響したかはわかりませんが、
今期はこういった部分への投資も惜しみなくやっていくようです。
このような投資をしないと立ち行かないという視点でみれば、
この業界に投資をすること自体が誤りだったと完全撤退も考える所ですが、
リーダー企業として、また優秀な人材が集う会社として、
一度立ち止まって内部を再点検するにはいいきっかけなのかもしれません。
私たち投資家の立場からみれば、
こういうネガティブな要素は実態としては存在しつつも表面化していなかったのが、
今回の件で顕在化したことは残念ではありますが、
会社側の説明や対策についても目を配らせ、
これではダメだと思えば撤退しますし、
そうでなければ少し長い改革にはなるかもしれませんが、見守っていきたいと思います。
■ルネサンス
中高年者に対して、シナプソロジーが健常者に対してより短期で効果発現が認められる旨、
リリースが出されています。アクティブシニアや認知症をはじめとした症状を
より早期に改善していく取り組みとして付加価値があると思いますので、
今後もこういった実証検証を続け、多くのマス層へリーチできるタイミングが増えていくといいですね。
■東鉄工業
足元の株価は証券会社の目標株価更新とやらで
やや強含んで推移していますが、
そんなことより決算説明資料が開示されています。 →こちら
そしてQAの様子もこんなにも丁寧に自社側から開示されているのも珍しいですね。
やり取りが良く伝わり、課題や成果もわかりやすいです。
先日のIR照会した時にも認識していたのですが、
建築事業で1Qで課題のあるプロジェクトがあり、
全体を押し下げたものの、2Qで回復基調にあることはわかります。
但し、建築事業は民間会社との競争もある中で、
採算性には凹凸があって、昨今は厳しさが増しているような印象もあります。
この部分は課題認識や生産性向上といった対策も打たれており、
それがどの程度効果を発現するかは不透明ながらも
会社としては一歩ずつ歩みを進めている印象です。
QAの中で短期的な関心事として安全性確保が謳われていますが、
さすが元はJR東の副社長にまでなった方なので、
そのあたりの意識は非常に強いですね。
長期的課題は現在充電期間とされている中で、
人材確保・育成に照準があっていることもよいと思います。
全般的に工事進捗や個々の案件の状況でその時々の経営成績の定量結果は
不安定さもあるものの、今後の設備投資動向やなすべきお仕事が沢山あるという点で、
東鉄工業にとっては超長期でみるととても面白い会社だなということを
改めて実感しています。
いかんせん、今期は進捗遅れということもあり、
下方修正リスクも孕んでいるところが厄介ですが、
視点をより長くもって楽しく見守れるようになりたいと思っています。
■Hamee
ネクストエンジンのカスタマサポート業務の一部をBPOプロのコムテックへ
アウトソースするということです。
一言でいえば選択と集中のようなもので、
リソースをより攻めの領域へ傾注させていく意向ということだと受け止めました。
後方支援が疎かとなると新規の拡販にも躊躇してしまうわけですし、
既存顧客の満足度があがらないと継続的なスケールが難しくなり、
ボトルネックになってしまうことからも、カスタマサポート業務を厚くして、
各種対応を取れる事が大事なわけです。
一方で、その顧客サポートの中から新たな潜在要求が出てくる面もあり、
ある意味でそういった機会を損失してまうのではないかという副作用も気になるところです。
とはいえ、ボトルネックをまずは解消して、
その後にオペレーションを改善していくということなのでしょうね。
■コンドーテック
決算説明会の音声データが開示されています。 →こちら
各セグメントで好調に推移しているようですね。
■ソーシャルワイヤー
社長の月次コメントが公開されています。
タイトルが意味深ですよね(笑)。
って単に私がナイーブになっているだけですけどね・・・。
オフィスリソースの需要が高いというのは本当にその通りですね。
私もサラリーマンで仕事をする中で、
たまに出先で仕事をする機会があるのですが、
リージャスの会議室等を使っていますもんね。
働き方改革の一環にもなるそうで推進して活用しています。
■日本管理センター
なんだか強引に株価を上げている印象もありますね(苦笑)。
MSワラントでの資金調達については、やはりどう捉えても残念でなりません。
IRリリースとしては販売用不動産の売却についてが開示されています。
■WDBホールディングス
本日決算説明会がありました。
良い部分、課題の部分などは様々です。
CROは本当に難しい業態だなと感じます。
プラットフォーマーの暗躍がこんなところでも変化をもたらしているわけで、
同社としての対応も今後が見物だなと思います。
試練もありながらですので、よいタイミングがくればいいなと思っています。
■シュッピン
臨時株主総会で追加の社外取締役の選任等が承認されました。
期中にわざわざ臨時総会を招集してまでやるというのは、
ガバナンス面でなにかしらのプレッシャーがより強かったということなんでしょうか。
今回は事業説明会もなく、質問するにも事業報告の項もないわけですから、
あまり露骨に議題以外のことを質問するのも失礼かなと思い、
他予定の兼ね合いで欠席いたしました。
どんな様子だったでしょうか。
■ホクリヨウ
卵の一部商品に賞味期限の印字を誤り、自主回収に至っているようです。
賞味期限が実際より5日長く印字されているようです。
全く健康被害はないわけですが、まぁ仕方ないですね。
数量も限られますし、実際に送料着払いで送り返す方も少ないと思うので、
このこと自体で影響はないと思いますが、続くと色々当局からご指導を受けたり、
それによって小売が売りづらくなるなどの事情もありますからね。
でもなんで印字間違えるんでしょうかね。。。
5.資産状況
資産の状況は以下の通りです。

特にコメントはありません。
6.雑記
株式投資の活動においては、悩みもあるわけですが、
それと良い意味で真正面から向き合わなくて済むように、
サラリーマンの仕事も少し忙しくなったり、
あるいは、家族でのイベントなどもあって投資以外の事に時間を割かねばならない
状況に置かれています。
そんな中、ずっと一貫して同じ姿勢で向き合ってきたものを
少し変えてみようかと考え始めているところもあります。
もちろん、株式投資におけるスタンスや行動規範は、
毎年微調整していく投資方針に従うわけですから、
その範疇でやっていくものでここを大きく変えるつもりはありません。
自分が精神的に自律していくために、
今の時流に捉われずに我流を貫くために、
例えそれが非効率的であっても、それが今の結果に直結しなくても、
あるいは自分に言い訳をしなくていいように、
色々な事を考えて、時に変化があってもいいかなとも考えているところです。
情緒不安定なわけではなく、至って正気である自覚はあります。
今はまだ抽象的ではありますが、
でもそういう抽象的な中でどうあるべきかを見定めていきたいなと思います。