投資方針に忠実に退屈な投資で資産形成


【決算精査】 2352_エイジア(19年3月期_1Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
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■銘柄分析シート(詳細)
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1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング


まずは、決算説明資料が会社から開示されています。 → PDF

1Qの決算で説明資料が開示されたのは初めてではないでしょうか。
(違っていたらすみません。。。)
しかも中身がかなり丁寧な解説になっています。
こちらを見ておくだけでいい気がしますね(笑)。
少なくても見た目は悪い決算と感じる所ですから、そういう面をケアする意味もあるのでしょうか。
そんな中でもきちんと中身を伝えようとする姿勢がまずはよいですね。
とはいえ、中身が大事なので、中身をみていくわけです。


内容としては、微増収の減益決算です。

成長企業としてまずは増収増益が当たり前、
先行投資とかある時に減益になっても増収であれば許されるというのが
グロース株の投資家にとっては定説のようです。

ということは今回の決算のように、減益でかつ増収も辛うじてということになると、
もう明日の株価は目を覆いたくなるという感じです。

もう明日寄り付きで売ってしまおうか、
なんかコムチュアとかの方がよさそうだしね。。。
実際にこんな具合で売られる方も多いと思いますし、
別にそれが悪い判断だとも思いませんけどね。
私はもちろんそのまま放置ですが、一応どういう判断をしたかを連ねておきます。


まず、売上の増収規模がマイルドという点は、
前期比でみると主軸となっているアプリケーション事業が
前期の特殊案件の剥落などの影響を受けたようです。
リリース直後など特殊な保守体制を組んだりすることはよくあることで、
そういった時に一時的な保守売上があがることはこの世界ではよくあることです。
リリースのタイミングやその規模、お客様の特性などで、
保守体制の増減は案外上下するものですから、説明もそんなに不思議ではありません。

前期のクラウドで特需案件があってその剥落により、
結果的に伸びが緩やかになったともあります。
同社の場合どうしても規模がまだ小さいですから、
ちょっとした入り繰りでどうしてもある断面だけで見ていくとこういうことは起こりえます。

こういった構造にありがながら長期的に増収トレンドが継続出来ていればよく、
市場から価格交渉の厳しさが増しているとか、
競合製品とのコンペ等の影響に晒されている等の影響がないかが気になるところです。

売上に関しては手ばして喜べる状況ではもちろんありませんし、
今後も顧客の入り繰りなども注視しながら監視していくことになります。
ただ、進捗率も特段悪いわけでもなく、例年通りです。
そもそも会社計画の増収規模もそこまで高い予想ではないんですね。
この辺りは前期の特殊案件の剥落も織り込んでいたものと思いますし、
会社の見解通り、計画通りに進捗しているという事に尽きるのだと思います。


利益については、とにかく新卒採用を中心とした人材投資の影響です。
新卒採用は4月から一気に人数分の労務費が計上されますが、
特に入社後しばらくは戦力化しませんからね。
コスト先行になるわけです。

最近人材不足で採用が予定通り進捗せず、
結果、コストが先送りになり利益が上振れたという話はよくありますが、
その逆というのはまた珍しい気もします。
「採用が好調でコスト先行で利益は微減」なんてなかなかレアだと思います。

長期的な目線としては、新卒採用は定着や育成といった点で
様々な難しさもあるでしょうから、
その辺りのケアをして、きちんと戦力化されていくかが一番大事なポイントかなと思います。
ぜひ人材は大事という言葉を行動でも平仄を取ってもらいたいですね。


総合評価としては、別に会社見通し通りでしょうということです。
前期に解約があったとか、特殊案件が剥落したとか様々な
案件の動きはありますから、その中でビジネス上の競争力が低下していないか、
その辺りをポイントにみていけばいいことです。
そしてコスト先行になっている背景も元々、長期的目線で新卒採用を新たに行うことになり、
当然こういう結果になるし、それは会社も認識している通りなのです。

市場からの期待とかを忖度するとサプライズでも期待されていたような印象もあり、
株価面ではネガティブなのですが、ただ私は目先の株価動向で評価はしていません。

今後ビジネス上の競争力優位性や人材投資の行方など
不確実性はありますが、現時点で何かリスクが大きくなったとも思えませんので、
総合評価は想定通り「3」です。



2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況

■売上-粗利
2352_エイジア(19年3月期_1Q単計)売上-粗利推移



利益率が大きく落ち込んでいます。
これが新卒採用等の人材投資による影響が主なのか、
実はビジネス上の課題があるのかといった所が気になります。

原価側で将来のための人材コストだけであれば、
あとはそれがきちんと実になるかをみていけばいいわけですが、
売値を下げなければならない状況に陥っているとか、
競合製品にコンペで負けて思った通り拡販出来ていないとか、
そういう要素があるとすると注意が必要ですね。



■販管費
2352_エイジア(19年3月期_1Q単計)販管費推移

販管費率は38.7%と前期の43.2%より低下しています。
販管費は結構凸凹ありますが、ここ最近は40%前後に安定していますね。
こちらは特に変調がありません。



■純利益-EPS
2352_エイジア(19年3月期_1Q単計)純利益-EPS推移

有価証券評価損が抑制されたり、
税金の兼ね合いもあり純利益は増益ですが、
まぁ営業利益、経常利益は減益ですから、私の感覚はあくまで減益です。



(2)今期予想について

進捗率でみるとそこまでネガティブでもありませんね。

2Q単で必要となるハードルは以下の通りです。

売上     :412百万円
営業利益  :97百万円(23.7%)
経常利益  :97百万円(23.7%)

前期は以下の通りでした。

売上     :361百万円
営業利益  :82百万円(22.7%)
経常利益  :85百万円(23.6%)


従って+14.1%の増収、+18.3%の増益が必要です。

まぁそんなに無理そうではありませんが、
新卒採用のコスト先行は引き続きでしょうから、
利益率の観点で、少し利益はビハインドになるかもしれませんね。



3.定性情報の確認


まず製品強化についてはV3が秋リリースに向けて
順調に推移しているようです。
リリース前後は品質問題などが生じやすいですから
この点は留意が必要ですが、より優位性のある製品力をつけてもらいたいです。
V4はLINEなどのSNSとの連携がより強くなることもありその仕様検討にも着手されているようです。

それから営業販促に関わるチームの改組で、
オンラインでのフォローをする部隊を結成し、2Qから戦力になるようです。
より細かく、効率的な対応が取れると思いますので、
顧客との接点強化や受注活動へ邁進してもらいたいですね。


人材コストへの投資は順調のようですね。
こちらも繰り返しになりますが、育成や定着頑張ってもらいたいです。



4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

2352_エイジア(19年3月期_1Q単計)株価推移


また株価は下向きになりそうですが、どこまでいくでしょうかね。



(2)IR照会の状況


まぁ見た目も悪いですから一応電話します。
私の主観ですがメモを残しておきます。
(あくまで私の印象で脚色されていますのでご容赦下さい)






Q
売上も微増収で利益は減益ということで、
それぞれ背景は理由が明記されているので大枠は把握した。
しかし率直に言ってこのトレンドが続くと業績予想達成にも陰りが出てくるとも思えるが、
その辺りはどのように考えているか。

A
進捗率を見て頂いてもわかる通り、会社としては見通し通り堅調に推移している。
新卒採用に傾注していることと、たまたま前期の特殊案件の剥落とも相まって、
減益という事で心配かけて申し訳ない。
当期は特に手持ち案件が下期、とりわけ4Qに偏重気味ということもあり、
当然、業績予想は達成できると考えている。

Q
その下期偏重の案件については、どの程度の確度なのか。
例えば、受注(契約)の締結割合などがあるとわかりやすいのだけど。

A
概ね6割程度が既に受注済(契約締結済)であるが、4割は厳密にはまだ未契約。
現在その手続きを順次進めているが、
顧客側の予算取りも確保されており、要件も固まりつつあるため、
そこまで不確実性があるものとは認識していない。
(話ぶりからするとそんなに計画が破断するイメージはなかったけど、どうかな)

Q
売上の減少の背景に特殊案件の剥落などの理由が述べられているが、
製品の優位性として何か変調があるようなことはないか。
競合関係や価格交渉力が厳しさを増しているなどの背景が、
利益率にも影響しているということはないのか。

A
製品の優位性はバージョンアップも順調に推移しており問題はない。
また価格交渉の激化や競合環境でもネガティブな変化は特段みられない。
単純に案件のタイミングによるものと、
新卒採用等の人件費増の影響によるものだと捉えてもらってよい。

Q
では、利益率の減少も人件費や佳境を迎えている製品開発に
係るコスト優位ということで、値下げ要請に対応しているとか、
想定外のコストを輩出しているというわけではないということでよいか。

A
はい、その通りの認識でよい。
心配をおかけして申し訳ない。


だいぶIR担当の方とニュートラルに話が出来るようになってきた手応えがあります。
本当は今年の総会に行って挨拶したかったのですがね。。。

今後はまずは売上がきちんと確保できているかと、
人材が戦力化していくプロセスがみえているかという点が
特に気になります。利益は後からついてくるでしょう(笑)。

話しぶりからしても特にイケイケドンドンというわけでもありませんし、
何か問題を抱えているという感じでもなく、
ニュートラルな印象を受けましたし、実際私もニュートラルな評価として
受けとめることが出来ました。


5.さいごに


ストック比率が81%と謳われていますし、
最近では同社に限らず、「ストック」というのが流行りですが、
私はそこまでストックに拘っていません。

ストックと一言で言っても本当に岩盤なものから、
実は容易に崩壊するものだってありますからね。

エイジアの顧客のEコマース事業者は入れ替わりがそもそも激しいため、
月額課金だったとしても、離脱はいくらでも起こりえるし、
実際、今回も起こりえているわけですからね。

あまり過信せずに、だからといって悲観し過ぎずに
ニュートラルに見ていきたいと思います。

なんか薄い考察ですが、
色々な事を考えたのですが、そこまでややこしいもんでもないですし、
特段見立てを変えるようなこともないので、結局浅い感じになりました(笑)。


1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +5.2% となりました。
前月比は ▲0.4% で推移しました。


20180731_パフォーマンス推移表(月間)





2.全体所感

決算シーズンが突入して個別企業の業績を見ていますが、
だいぶ明暗が分かれてきている印象があります。
例えばITと一言で言ってもRPAとかIoTなどを先端でうまく取り入れている会社と、
そうでない会社とで少なくても足元ではだいぶ強弱が強いようです。
また、これまで安定的に成長を継続していた会社でも、
ちらほらと減益となっている会社もあり、
もちろん先行投資とか様々な背景はありますが、
全体として踊り場になっている印象があります。
その後に再び成長加速の軌跡をたどるのか、
天井となって停滞するのかはよくわかりません。

全体相場のことはわりませんが、
ちょうど、今日、日銀の金融緩和もひとつの区切りになるような
ゼロ金利誘導を緩やかにするとのことで、
このことがどのような影響を及ぼすのかと、
それを受けても影響を受けないビジネスモデルを有している会社を
きちんと見極めていかないといけないなと思います。

というわけで、とっとと、決算精査をします。。。


3.銘柄に対する所感

各銘柄の月間パフォーマンスは以下の表の通りです。

20180731_保有銘柄一覧(月間騰落)


先月急騰をしたアイドマMCですが、今月は大きく反落しています。
半値位ですかね。そして、私は今月急な高騰もあり一部を売却しています。

この他はWDBHDがやや値動きが大きいものの、
全体としてはあまり強弱がない月になったようです。


4.運用来パフォーマンスについて

20180731_運用来推移




まるのんPFは運用来(2014年1月基点)で+240.5%となりました。
同期間のTOPIXが+134.6%となっています。

特にコメントはありません。


◆月初のポートフォリオ
20180629_ポートフォリオ内訳


◆月末のポートフォリオ
20180731_ポートフォリオ内訳





7月月間の売買は以下の通りです。


■買い
2352 エイジア 買い増し


■売り
9466 アイドマMC 一部売却
2378 ルネサンス 一部売却


エイジアは少しずつ買い増していこうと思って買いました。
今日の決算を受けて、明日以降また長いトンネルに入りそうですね。
決算の精査としては、別記事できちんと精査しておこうと思います。

アイドマMCとルネサンスはどうしても高騰していたところで、
比率調整を余儀なくされました。


なお、資産の状況及びポートフォリオの各指標については、
それぞれ以下の通りです。


20180731_資産残高推移表



20180731_保有銘柄一覧(指標)




WDBホールディングスの事業説明会、懇親会に参加しました。

陶酔は投資判断にはよろしくないことを理解した上で、
陶酔した記事となります(笑)。
バイアスがかかっていますからご留意下さい。



姫路開催の株主総会を補完する事を主目的として、
東京で初めての開催となりました。
(昨年の総会での宣言が有言実行され嬉しいです)

実は私は昨年同様、姫路での株主総会へ赴くつもりで切符も確保してました。
しかしながら、総会3日前に大阪北部での地震が発生し、
余震警戒が呼び掛けられていた中で、
家族からの心配の声もあり、忸怩たる思いで旅程をキャンセルしました。
従いまして、東京開催の当会へ出席する運びとなりました。

この記事では従来通り、
長文にてその様子や主観に基づく私の印象をメモにしておきます。
長文で読みにくい上、私の主観が多分に含まれている事から、
事実や実態と異なる事も多く存在する可能性があります。
最初にこの事をお断り申し上げて、あとは、好き勝手書きます(笑)。






話は昨年の総会に遡ります。

昨年の株主総会は こちらの記事 でレポートしています。
その際に、来年は東京でもこのような株主との接点の機会を持ちたいという話で、
中野社長と盛り上がったのですが、それが有言実行された形になります。
関東での株主も今や全体の4割程度にまで高まっているともいわれる中で、
株主との対話の機会を大切にしている姿勢の表れでもありありがたいことです。

■事業説明会ならびに株主懇談会に関するお知らせ


こちらの案内に記載されている通り、皇居を望むパレスホテルが会場です。
ホテルに一歩踏み入れるだけで、なんかセレブになった気がします。
普段こんな高級ホテルには出入りすることはあまりないですからね。
入口にあしらわれた花にもいちいち感動します(笑)。

DSC_0235.jpg


受付開始の少し前に余裕を持って到着しますが、
既に受付がオープンされております。総会と同様に案内のハガキを提出し、
資料を頂き会場に入ります。
机上に並べられている飲み物もペットボトルとかではなく、
きちんと蓋が被せられたグラスに入った氷入りの水です。

DSC_0226.jpg


会場には130人程度の席が設けられています。
スクリーンも大きく会場としては申し分ありません。
そういえば、数年前に親戚の結婚式会場としても訪れたことがありました。

DSC_0227.jpg


冒頭の1時間は中野社長が淡々とプレゼンをされます。
パソコンの画面が小さいこともあり、時々見づらそうにしていました。
昨年の総会でもそうでしたが、通常のプレゼンはあっさりです。
真骨頂はQAなどフリーの場であり、そこで情熱や想いを感じる事が出来るのです。
(もちろんプレゼン中も粛々と語られるというだけで、不満があるわけではありません。)

冒頭に直近の株価が軟調で不安を与えている点へ言及があり、
会社としての分析を説明すると宣言がありました。
個人的には軟調な推移だという認識はないのですが、
途中でも株価への言及もあってだいぶ気にされている印象を受けました。
会社として株価は相場が決めるものとあまり言及しないのが通例ですが、
このようにきちんと自分達への評価に対して敏感であるというのは、
私は良い事だと思います。
(株価対策を小手先で対処するようではいけませんけどね)

質問時間は30分用意されていました。


主な説明事項や質問は以下のようなものでした。
改めて申し上げますが、あくまで私の主観での捉え方で脚色しています。
※出来るだけ趣旨に沿うように配慮はしているつもりです。


■前期4Qでは業績上振れ分を派遣スタッフや正社員へ特別賞与を支給した。
この結果、4Q単では利益を押し下げているが、実質増益。
今期も保守的な予想ではあるものの、そこを上回る結果が出れば、
業績予想ラインを割り込まない範囲で従業員らに還元するつもり。


■RAPやAIの活用は同社でもホットトピックスである。
NHKでのRPA活用の映像を使って概要を説明されており、
同社でも事務作業をRPAで省力・効率化を図り既に一部効果が出ている。
ただ、RPA活用だけでは競合会社も模倣出来てしまうこともあり、
更にAIを複合的に扱うことが出来るように高度化までを頑張ってやっていって、
競争優位性に意識を置いて対処を進めているところとのこと。
ただ、研究開発現場などでは結局人手が必要なものは絶対になくならなず、
現行の20%は人手が必須であるため、ここに人手をかけてよりサービスの
高度化や収益化を目指す方針。


■増収増益を維持し、純資産を増やすことに注力していく。
純資産が増えれば増配継続でき、株価も堅調に推移する。
そのことが企業価値向上することでもあり、
この好循環を維持していけるように頑張るという結びの言葉で終了。


Q(人材サービス)
高シェアでありかつ自社養成による人材確保を進めており
今後も期待をしている所である。
Web上の社長のメッセージを拝見していると、

・理学工学を中心としつつ、更に高度な領域へチャレンジしたい
・改めて人材サービス事業として原点回帰のような既存の深掘りに注力

といった論調となっているようである。

高度な領域として新マーケットへの挑み方、
あるいは原点回帰のような考えに至ったプロセスについて
補足の説明を頂きたい。


A
我々は、2年位前に人材サービスを全て
CRO事業へ全てシフトしていくべきではないかという議論があった
その背景は、労働派遣法における『同一労働、同一賃金』の考えが
大きな懸念として台頭
していた。
この影響は人材サービス事業へどのような影響があるのかと
脅威を感じた事に起因して議論となった。
現時点ではまだこの流れによる影響は出ても居ないが、
いずれやってくると考えている。

日本の産業における労働市場をみると、
人口が減っていく中で労働力人口は年々減っており
少子高齢化の影響もあり、日本の労働力は益々不足をしていく構造となる。
現時点で派遣労働者はまだ働く環境が残されており、
実態として4割弱程度が非正規の派遣労働者(パート等も含む)が
日本の労働力を支えているといっても過言ではない。
そしてなぜ労働力を非正規が多く支えている部分が大きいかといえば、
日本は賃金が高くそこまで競争力がないのが実態の中で、
比較的低賃金で確保できるという意味合いで非正規が浸透している面もある。
そういう低賃金の労働力を確保することで、日本の産業はなんとか国際市場の中で、
生き続けているという構造になっていると理解している。

こういった構造の中で同一労働同一賃金が本当が本当に浸透するとなると、
この構造が崩れて日本の産業が立ち行かなくなり、
我々の派遣事業も成り立たなくなってしまうのではないかという懸念を強く抱いた。

しかしながら、政府がいくら働き方改革と叫びこの考え方を導入しようとしても、
日本の産業が立ち行かなくなる側面を孕んでおり、
実態として経団連などの組織体が政府と調整を図っているという現実もあり、
早々にこの理念が浸透するなんてことは起きないのではないか、少なくても10年スパンでは、
という考えに至った。
もし本当にこれを浸透させると政府が押し切れば、日本企業は多くが労働コストの低い
海外へ進出することになり、日本国内の空洞化が起きるのも必至であり、
結局そのような構造課題があるわけでありそうはならないとも思っている。

それであれば、まだ我々の一番の得意分野であるこの人材サービス事業を
とことん深掘りしていくことが肝要である
のではないかと考えるに至った。

また、理学・工学以外の高度領域の進出余地については、
スマホを活用した人材サービス事業の新たなスキームを造っていきたいと思っている。
説明の中でもあったRPAやAIを駆使できる人材として、
既存の研究職分野を扱えることにプラスした付加価値をつける形で
人材育成を図りたい。
特にAIは裾野が広く、どのようなレイヤーでの事業化が望ましいかまでは
具体化出来ていない
ものの、新たな職種を設定できるようなポテンシャルがある分野のため、
今後チャレンジできる余地があると考えている。



Q(米国CRO事業)
米国の状況として足踏みがみられるということで、
これは前期から課題があるものと認識をしている。
説明の中では、現地の事業会社をMAするという方向性が述べられているが、
そもそも現状の足踏みがどのような要因で発生していて、
その分析の結果として現地MAが有効と判断されたのだと思うが、
その要因分析や判断のプロセスについて合理的と考えられる説明をお願いしたい。

A
米国には1社CRO会社を設立しているものの、日本からの進出というのは
米国現地では差別される(いわゆる新参者のような扱いで相手にしてもらえないという事でしょう)ので、
なかなか事業展開がうまくいっていないのが実情である。
やはりCROの先進国の米国と、後進国の日本とでは、
米国現地では存在感という面からも全く太刀打ちできない。
(阻害されるような環境下でやらざる得ない状況が続いている)
従って、どれだけ小さくてもいいので現地法人で実績のある会社をまず買収し合併することで、
まずは米国市場で真っ当に事業が出来る(阻害されずに)環境を構築することが大事だと思っている。
その際に、ひとつの攻め手として、案外米国でもRPAやAIといったものが
このCRO業界には浸透していない面がある。フィンランド買収時でもそうであったが、
米国でも同じような状況のため、先手を打ってこの武器を身に着け、
うまくご縁があって現地法人を買収していくことで領域を広めていきたい。

その際には存在感を増すために、ただ大きな会社を買収するということではなく、
むしろ小さな会社(事業継承などを狙い)でいいので、実績のある会社を買収し、
IT活用を含めた同社の武器(メドファイルズ社での実績も転用し)で競争力を高め
ていきたい。



Q(工学系人材サービス)
工学系人材サービスについて、既にエンジニアを派遣する競合会社にも
強い会社は存在している状況であると認識している。
こういった環境下で、WDBは後発企業として取り組んで追われるわけであるが、
どのような優位性を持って差別化を狙っていき、
このマーケットに挑んでいくのかについて教えて欲しい。


A
我々はこの領域ではまだ5年程度と歴史も浅く、まだ規模も小さい。
一方でMテック、A技研、Tプロと競合が多く存在している状況である。

これら競合会社の戦略はかねてより変わっておらず、
新卒採用時に工学系大学の学生を採用し、自社で要請を行い、
顧客企業へ輩出していくやり方である。
学生もエンジニアとして大手顧客企業へ内定する学生がいる一方で、
その選考から漏れて、とはいえエンジニアとして仕事をしていきたいという学生への
第二の門を用意しているというようなイメージである。
学生を仕入れ、多少の教育を施し、あとは派遣先でよろしくやってくれということで、
そのマージンを取るというビジネスモデルである。

我々も基本的にはこのような戦略を取っているものの、
今後はより専門的な高度な研究現場での教育が差別化要素になると考えている。

例えば、深圳は工業用ドローンの世界シェアTOPであるが、
そこでは超高層からの制御技術などの研究がなされている。
こういった会社と合弁を作って人材育成を図ることが大事だと考えている。
他にもシリコンバレーに派遣して短期留学で先進的な研究開発現場で勉強をさせることで、
これまで対応出来なかったスキルに対しても対応していける専門性が
必要であると思う。単に仕入→基礎教育→派遣という既存の枠組みのビジネスモデルではなく、
教育のバリエーションや深掘りをすることによる付加価値こそが大事であると考えている。

これは競合が対応出来ないということだけでなく、
単価上昇も望めるため、優位な戦略であると考えており実際に取り組んでいきたいと思っている。
もちろん、一朝一夕にうまくいくものではないと思うので、
チャレンジしていきたいなと思っている。



Q(工学系人材の海外展望)
工学系には韓国にも営業所を置いており、今後は海外でのマーケットも展望されているのか。


A
まずあくまで日本の中で採用し、日本の中で派遣をすることを考えている。
先ほどの深圳やシリコンバレーもあくまで日本の中で採用した人材に対して、
現地に短期で職業訓練などのために渡航してもらう事を考えている。

なお、韓国については、まず失業率が日本に比べても高く(3.9%の失業率)、
大卒でみると10%超の人材が仕事がないというのが実情である。
優秀な工学系人材が韓国ではなかなか採用されないという環境で、
我々後発企業としてこういった人材に注目をしたいとの思いで営業所を置いた。
彼らは兵役がありその後専門性を磨く期間があり、市場には27歳位で出てくるのだが、
WDBは彼らに対して日本語教育を詰め込み即戦力としての人材を確保したいと考えている。
私(中野社長)も先週韓国に行って感じたのは、彼らがだいぶ成長していて驚いた。
日本国内でタイトな労働力も韓国で育て、また日本へ渡航してもらったのちに、
WDBでの教育をして昨年から取り組んでいる。
この第一期生はいよいよ11月位から30人程度がまず展開できる予定である。



Q(インタラクション事業)
結構前から立ち上げしているがなかなか難しい面があるように感じている。
今の検討状況などを教えて欲しい。


A
インタラクション事業は昨年11月に人材紹介事業をスマホやインターネットを使って、
プラットフォームを提供すると始めたものである。
ワンストップでWebで完結できるシステムとして作り込んだものの失敗した。
全く市場に評価されず、3ヶ月でそのサービスを閉じた。
これではいけないと、人材紹介ではなく、人材派遣をターゲットとして改めて
チャレンジをしている最中である。
(ここからは詳細話せないが)早ければ来年の2月メド、遅くても春には
再オープンできると思っている。
私はその成功があれば・・・(大ボラ(自称)が出たので自主規制w)・・・。
一度失敗したので、今度こそはと頑張っている。


Q(海外のMAについて)
海外のMAはとりわけシナジーを発揮していかないと、
なかなかPayしないというのが実情であると考えている。
現状では、海外の経営者はそこまで厚いわけではないという中で、
どのようにシナジーを発揮し、このMA戦略を成功裏に進めていくかについて、
戦略を教えて欲しい。


A
メドファイルズの買収は初年度からのれん償却後でも
1億以上の黒字体質で運営出来ている。今後も5年の償却で十分
利益化継続出来ると考えている。

一般論として、MAの成功率は10%程度であり、90%は失敗すると言われている。
失敗は減損を余儀なくされるケースで、
実際には10%の成功の中には、なんとか延命して減損を回避している例もあるため、
実態はもっと成功は少ないものと捉えている(3%程度?)。
成功をさせるためには、買収後も償却後で毎期増収増益基調を維持することが
大前提
であり、そのために慎重な見立ても必要である。

メドファイルズがなぜうまくいっているかというとまず買収の経緯がある。
同社は創業者が高齢となり事業継承を考えていた。
そういった中で、我々が縁あって買収に応じたということであるが、
そのボードメンバーの一人はまだ50歳台と比較的若い方がおり、
その方に経営の権限を委譲してモチベーションをもって働いてもらっている。
もちろん、事業化意欲は高いが会社としての経験も浅いため、
日本からWDBのノウハウを注入し、
またこれまで権限や年収といったインセンティブも少なかったものを
大きくインセンティブも与えた。結果、会社が良い方向に向かっている。
(このような細部のケアもまた大事ということなんですね)

米国のMAについては、
まず先ほどの話の通り、我々は人種的にも事業家としても差別を受けているのが実情である。
だからこそ、現地の企業を買収する、また事業継承のニーズに対して対応していくことが大事で、
その際には、実際の経営は現地米国人に任せ、WDBがボードメンバーとなっていくことで、
この差別環境からも脱せられるともくろんでいる。



Q(正社員化への流れについて)
人材派遣で優秀な人材を派遣した後に、顧客企業から直接雇用したいということになると、
WDBとしては人材紹介という形にもなると思うが、その売上規模は全体のどの程度なのか。


A
人材紹介をメインにしているわけではないが、本人や顧客先企業の意向によって、
紹介という形をとることはある。
なお、紹介の割合は概ね6.5億くらいなので、全体からみれば微々たるものと理解して欲しい。
人数にすると540人程度となる。

本音をいれば、ずっと当社からの派遣という形でやってもらった方が、
収益面からは有利なのであるが、意向を踏まえれば固執出来ない面もある。
ただここにブレーキをかけると新しい人材が入ってこないという問題や、
顧客企業との関係性という意味でもよろしくなく、
本人の意向を無視すれば結局はやめられてしまうだけになる。

それであれば、正社員になる道があるということが労働者へも訴求力になるし、
顧客先企業においてもWDBから優秀な人材が派遣され、
その後紹介してもらえるとなるとありがたいという要望にもお応えできることになり、
よいスパイラルが形成できるものと捉えて臨むべきことだと考えている。



Q(CROの領域について)
CROというと臨床試験の工程がまず頭に浮かぶが、
WDBではこのPh.2~Ph.3の領域というより、
Ph.4の領域を中心に扱われているように思える。
どのような領域を扱いCRO事業を展開していくのか。


A
WDBではPh.4における、安全性情報管理をメインで扱っている。
既に承認を経たものに対して、様々な患者さんへ投与をして、
その安全性情報を管理する領域である。
そのプロセスでは、いつ投与をしたとかその後の時系列での症状状況などの
トレース管理が煩雑で大変な部分へのソリューションである。

この領域で強みを更に高めて成長していきたい。
何故この領域かというと、単純にニッチで参入がしやすかったという点がある。
元々WDBは製薬会社へこのような対応を行う人材を多数派遣していた。
製薬会社の中で安全性情報管理の収集といった業務を行ってきていたのだが、
顧客企業(外資)から、WDBで受託してやってもらいたいという声掛けも頂き、
当社の事業としてやることとなった経緯があった。
当初はよくわからない側面もあり手探りであったが、
顧客企業側から色々教えてもらいながら進めることで手法を身につけた。
その意味からも参入もしやすく、またノウハウも多数あったことから、
強みを生かせる分野であるし、今後もそこをニッチャーとして深めていきたい。
(顧客との良好な関係性が育んだものだったのですね。)

CRO事業は広く深いわけであるが、
我々は今後もこの得意分野に特化して、日本、欧米に限定して深めていきたい。
そのため、シミックや総合メディカルのような創薬分野も取り組むような企業とは、
一線を画してニッチャーとしてやっていく。
彼らのように設備を持つ領域や創薬など、全く興味をもっていない。



Q(18.3期3Q→4Q比較について)
売上高が四半期単位でみるとやや減収となっているようにみえる。
利益は業績賞与という説明である程度説明がつくが、
売上面は説明が出来ないと思うのだが、どのような構造であるか。

A
稼働日によって多少売上高が増減する。
詳細は改めて必要であれば経営企画室から回答申し上げる。



さて、一通り質疑応答の時間も終わり、予定の時間も過ぎた事から、
すぐ隣の会場で、引き続き立食パーティです。
パレスホテルのお料理はどれも素晴らしい内容です。

DSC_0229.jpg

このローストビーフはこの後、一口大に切り分けてサーブされます。
グレービーソースがよくマッチしている王道の一皿です。


DSC_0231.jpg


鮪は湯通しした上で漬けによる一仕事が加えられています。
また穴子も上品に盛り付けされておりこちらも美味です。


DSC_0233.jpg

DSC_0234.jpg

全部の写真は撮れませんでしたが、このような前菜は他にも多彩で、
他に魚、肉料理等が複数ホットサーブされておりました。



DSC_0228.jpg

デザートも出来合いの解凍したケーキというわけでなく、
グラスデザートなどフルーツも使って立地にもてなされていました。
随時様々なケーキが入れ替えて提供されておりました。



昨年の姫路での総会後の懇親会の食堂のものとは全く異なりますが、
やはり私は社員の方が用意くださる手作り感満載の方がいいですね。
社員さんとお話をするきっかけにもなりますしね。
そしてこの姫路の時にはそもそも料理やデザートの量が半端なく多くて、
食べ物の取り合いなんてことにならないのですが、
このパレスホテルのパーティーでも十分な量が
提供されていたということもあるのでしょうが、
食べ物の争奪戦みたいなことは一切起こりません

よく食べ物提供系の懇親会とかあると、
奪い合いのような地獄絵状態になるという噂も聞きますが、
そんなことにはならず平穏にパーティーは進みます。


会場には中野社長の他、大塚専務、中岡取締役、黒田社外取締役が
それぞれラウンドして懇親を深められていましたし、
一部東京拠点の社員の方も参加されておりました。
気さくにお話が出来るのはとてもありがたいです。

お話をさせて頂く上で一貫しているのは、
やはり地に足の着いた感覚が強いということです。
こういう時には肉食系で大きな成長やネタをぶちまけて、
アピールされるケースもあるのではないかと思うのですが、
地方の会社ということもありますし、
会社の実直さという面もあるのでしょうが、
大きな夢とか妄想を掻き立てられるようなネタなんてあまりありません。
(実は少しあったのですけどね。。。)

それからもうひとつ特筆すべきは、
社員さんもこの懇親会で親睦を深められていたのですが、
その社員さん同士はもちろんなのですが、
中野社長らとも隔たりなくとても仲良さそうに盛り上がられていたことです。
私も興味があって、敢えてその輪に入って、
少しばかり社員さんと社長の懇談の場の仲間に入れてもらったのですが、
いい意味で社長と社員の距離感がとても近いということです。
姫路でもこれは感じたことなのですが、
普段、東京拠点の社員とはそこまで普段は接する機会が
ないのではないかと思ったのですが、
そんな中でも一人一人を目にかけて社長が声をかけられていました。
この光景が見られたのは、懇親会の中締めも終わり、
株主の多くが会場を後にした時だったので、
こういう会社の素の内情が見られた気がします。

懇親会の中でお話させて頂いた中で記憶に残ったのは以下のような会話です。


■RPAやAIの活用はやはり自社内リソースだけでは対応できないため、
外注先をうまく活用して取り組んでいる。


■派遣スタッフが顧客先へ正社員化していく流れは止めることは出来ない。
当社が積極的に『紹介』を推し進めることはしていないが、
スタッフ本人や顧客側のご要望があれば対応している。
(WDBが拒んだ所で、結局辞められるので結果は同じ)
このようなよいスパイラルが、求人サイドにおけるWDBの訴求力向上になるだけでなく、
顧客企業から更なる派遣依頼へと結果的に繋がることとなる。
WDB側の経済合理性だけを考えれば、一括で紹介料を頂くより、
息長く派遣スタッフとして従事してもらう方がいいのだが、
このよきスパイラル形成が継続されていけば、
経済合理性以外での効果が当然ながら存在していて、
労働者や顧客側から評価が高まるスキームを構築出来ていると考えている。
※これがWDBの強みのモデルのひとつだと思います


■インタラクション事業は、人材紹介をインタネット上やスマホ上で参照して、
斡旋するようなプラットフォームを作ったが失敗した。(概ね50百万程度の損失)
現状のスキームで事足りると思われてしまう。
そのため現在、戦略を練り直しをしてるが、
人材派遣をターゲットに現在取り組んでいる。
失敗の経験はプロモーションとそもそものニーズの見誤りもあったと考えており、
それを踏まえての戦略練り直しを進めている。
※現時点では言えない話もあったようなので、抽象論でお話をしました。


■決算開示後の株価の軟調な推移はかなり社長が気にしていた。
社長の性格上、その株価動向の原因究明を徹底する姿勢を打ち出され、
特にどういった点に失望されるのか、
機関投資家に徹底的にヒアリングをしていった(社長ここでも熱心な分析肌が・・・)。
その結果は様々であったものの、成長鈍化と見られているとの見立て。
※どんな次元かと聞いてみると、MAによる前期押上げや不動産売買による影響を
十分に踏まえてなくて、短信表紙だけで捉えられているとのことで驚愕しました。。。
(機関投資家のレベルでも表面的な数値しか本当に追ってないんですかね)


■株価については社長は軟調だと思われているようだが、
直近で4000円に迫る動きは過去の推移を見てもそんなに軟調に見えない。
なんで社長はそんなに気にしているのか。
やはり短期的とはいえ、株価が急落すると市場が混乱するので、
きちんと分析して対処を図っていきたい。
個人的にはこの株価形成を見ていると、とても軟調にはみえないので、
認識に相違があって色々話を持ち掛けてみた。

2475_WDB上場来株価動向
自社Webサイトにから抜粋

社長はやはり短期的にも相応に下落率が大きかったので、
株主(まぁ自分も含むという事かと思いますが)への配慮として
かなり敏感に株価を捉えられているようである。


■スキルが低い労働者を自社養成していることがうまく
人材確保に繋がっているが、一方で派遣できる層のスキル不足が
顧客への満足度低下になるようなことがないかという議論。
もちろん、そういうことがないように研修所のオペレーションも重視し、
育成には力を入れているけど、経営としてもだいぶ意識はしているようだった。


■MAしたフィンランドのメドファイルズ社から新年度明けに現地の社長が来日され、
色々公私共に懇親を深められた写真が株主通信に掲載されていて、
関係性構築は順調ですね、という話をした。
六甲山にも登山したり、OFFも含めて一体感醸成も順調で、
今後も頑張っていきますよ~と目をキラキラさせて大塚専務が語られていた。
社内イベントも夏には大山登山とかあって楽しみなんです~と。
やはり社内の風通しはよいのかなと感じた。


■時価総額で姫路TOPを目指したいということで、
まずは昨年の総会でも西松屋が次のターゲットと言われてた。
昨年の時価総額が400億台で西松屋は当時で800億超でしたから、
約2倍の差があった。ところが足元ではWDBが800億弱まで価値が上がり、
西松屋の850億を射程に捉える事が出来たこととなる。
これに祝意をお伝えして次はグローリーですね、とお伝えしておいた(笑)。
※グローリーは時価総額2200億くらいですね。


■22.3期までの配当額と配当性向をコミットしていますが、
これだと概ねのEPS推移も予見できるわけですが、
CAGRは15%水準となりますが、
これまでの10%水準からみると強気だけどという話をした。
もちろん配当性向は目安なのであくまで額をコミットしていると認識してもらいたいが、
でもそれ位の成長できるポテンシャルはあるし目指して頑張りたいと思うとのこと。



最後に大塚専務がご挨拶されていましたが、
これが個人的にはとても感動的でした。
冷静に受け止めれば、別に普通のことなんですけどね・・・。
なんか情に弱くていかんです。歳のせいなんですかね。
大塚専務はその語り口やお話のされ方にとても芯を感じる、
しかし堅くなく親近感を抱かせるようで、
それが杓子定規なものではなく、自分の言葉でお話されているので、
聞いている私が感極まって泣きそうになったくらいです(笑)。
趣旨としては以下のような事を仰っていたように思います。

「創業から中野社長と共に、姫路という地方のボロ屋の一室で、
一般派遣という何の特徴もない事業を創業した。
その時から時に苦労もしつつ、楽しみながらもなんとか会社を成長させてきた。
その当時は、まさか東京でTOPクラスのこのパレスホテルで、
皇居を望むこんな素敵な会場において、
株主の皆さんに集ってもらい、こんな風に食事を共に出来るなんて夢にも思わなかった。
だから本当に今日は嬉しい気持ちで一杯で感慨深い。
WDBは姫路の小さな会社で中小企業のような存在だし、
何か大きな事をアピールしてトレンドに乗るような芸当を頻出し続ける会社でないかもしれない。
しかし、このように多くの激励を頂いていることに改めて触れて、
お客様がおられるわけなので、そこに対して地道に自分達のなすべきことを
着実に一歩ずつ進めて今後も経営として会社を成長させていきたいと思いを新たに邁進したい。
今後も期待に応えられるよう、頑張っていきたいと思うので、
期待をして頂くと共に応援をお願いできればありがたい。」







さて、だいぶバイアスの効いた内容で、
冷静さが損なわれている様に自覚をしていますが、
投資判断やそもそも同社への投資についても考えを書いておきたいと思います。

まずニュートラルに考えると、やはり同社の株価は高いと思います。
PERは27倍前後です。シクリカルともいえる中で、非常に高い評価が付いていると思います。

元々割安さを考慮している投資家としては、
この水準ではなかなか買えないというのが当たり前の評価です。
自らの設定している2-3年後の目標株価も肉薄していますしね。

ただ、『投資』をするとは自分にとってどういうことなのかを
改めて見つめる機会にもなりました。

投資家としては、安く買ってあとは会社の価値向上を享受するという立場で
基本はその価値向上シナリオが崩れない限りお付き合いをするというのが、
あるべき行動であると考えています。これは投資方針にも掲げていることです。

一方で今年からは組織としての魅力という観点を取り込み、
経営者や従業員の言動や、会社としての理念などをより重視しています。

WDBホールディングスは労働環境に対して対処をする会社であり、
議論の中でもあったように今後変化が激しい中で事業をしていくことになります。
その中では失敗もあるでしょうし、景況感の悪化によって、
収益に影響を及ぼすことがあるかもしれません。

しかしながら、この理念や組織力の面で非常に魅力が高く、
そしてユニークな会社だと思います。
今回、改めてそれを実感しました。

同社に派手さもありませんし、大きな夢やカタリストといったものもありません。
需給面でも特筆すべきこともなく、外形的な特徴なんてないと思います。
だからこそ、株価形成だってたいしたものは望めないかもしれません。

しかし、株価形成で儲けを求めるその色をどこまで強く出していくのか、
これは今後の投資行動を考える上でも大切なスタンスの問題です。

ビジネスモデルに注目する人もあれば、
時間軸を意識した株価上昇を監視する人もいます。
私は何に重きを置いて、何を目指すのか、
そのために適切な目標設定と投資行動がとられているか、
よく考えねばなりません。

もちろん儲けを出すために投資をしているわけですから、
それを放棄するなんてことはありえません。
ただ、株価が騰がりそうという視点がメインになった時に、
それは本来目的達成のためには近道かもしれませんが、
それでいいのか。

多くの人がなぜそんな特徴のない平凡な株を?と思われたとしても、
自分がそこに強烈な会社組織としての魅力があって、
ゆっくりとであっても価値向上が期待できると思えば、
突っ込んでもいいのではないかとも思います。

綺麗ごとだけではない、でも大事にしたい思いもあるという狭間で、
自分が納得できる行動を取っていきたいと思います。


(2018/7/30 IR照会追記)


【決算精査】 9795_ステップ(18年9月期_3Q決算)

■銘柄分析シート(表紙)
PDFファイルリンク

■銘柄分析シート(詳細)
PDFファイルリンク


1.サマリ
総合評価:「3」 (☆☆★★★)
※総合評価は5がポジティブ、3がニュートラル(想定通り)、1がネガティブの5段階レーティング

伸長率は低くグロース株ばかりをみていると、
魅力が低く感じられるかもしれませんが、
こんなにも安定的で安心できるのもまた希有だと思います。
もちろん、風評被害や合格実績などで生徒募集が減ることや、
何より授業の質が下がる事がそのブランドが崩れることが最大のリスクなので、
この点さえしっかりしていれば、多少のブレはどうでもいいと思っています。

同社の短信は、いわゆる「わが国の経済情勢は・・・」とか割愛してあって、
必要十分な情報量で読みやすいですが、
文章中に合格者数やTOP校の記載があるため、
前期の文章を横に並べて読み比べしないとならないのが少し大変ですね。
(前述の安心感からそこまでしなくてもいいんですけどね・・・)

今回の記載を見て前期の書き方と変わった点は、
まずネイティブ講師が6人から4人に減員していることです。
英語教育への本格対応が必要の中で講師が減っているというのは、
なんでだろうと思いましたが、そもそも正社員化している可能性もありますね。

それから前期には夏季講習の生徒募集が順調という文言がありましたが、
今期はそこへの言及はされていません

うがった見方をすると前期に比べて生徒募集に落ち込みがあるのかもしれませんが、
さてどうなんでしょうかね。

4Qは新年度の生徒募集も目途が経ち、
利益面でも最後通期予想に向けて尻上がりになる季節要因があります。
従って、新年度の募集状況は一応業績予想達成可否に影響するので、
強いていえばこの状況は確認しておいてもいいかなと思います。

こちらの満席情報が随時更新されています。 →こちら
こちらをチェックはしているんですが、
昨年比って見た時に増勢なのか劣勢なのかよくわかりません(笑)。
感覚では確かに少し満席が少ないような気がしないでもないですが、
でもこんなもんだったような気もします。

結局、生徒募集もたまたまその地域のリーダー格の動向などで、
比較的浮き沈みがあるとも聞きますし、
それが長期的な成長シナリオに影響があるとするのは
あまりにも拙速ですから、まぁ見守るだけな気もしています。

いずれにしても、決算上は数値も特に違和感があることもなく、
基本的なシナリオに沿って順調に推移していると思われます。
総合評価は「3」となります。


2.定量数値の確認


(1)売上・利益の状況


9795_ステップ(18年9月期_3Q)売上-粗利推移


3Qは新年度明けの4-6月期となります。
従って1年の中では比較的売上そのものが凹凸しやすいのですが、
今期も3Q単でも+4.2%増収となっており、特段問題はなさそうです。

粗利率も3Q単でも17.0%で、3Q累でも28.1%となり、前期の28.3%とほぼ同一です。
本当は開校のタイミングなども考慮して、この粗利率の評価のチューニングも必要かもしれませんが、
そこまで深掘りは必要ないと認識していますのでやりません。
別に何も見ていないわけではありません。
過去11期の同期間の粗利率は27-29%の範疇に綺麗に収まっており、
開校タイミング等で多少ブレてもこの程度です。
今期もこの範疇に収まっており、順調であると評価してよいと思われます。


9795_ステップ(18年9月期_3Q)販管費推移



生徒募集は新年度前に投下されるため、
販管費も2Qが山となり、当3Qも例年通りの傾向です。
販管比率も6.5%で前期の6.1%と同等、累計でも7.1%(前期7.2%)となっています。
こちらも特段問題はなさそうです。
冒頭に記載の通り、仮に夏季講習の生徒募集が芳しくないとなると、
4Qにも販管費投下が必要にもなりそうですし、
更にその効果が限定的ですとトップラインが落ちて業績予想達成が難しくなるかもしれません。
ただ、仮にそうなったとしても同社の根幹のシナリオが変わるわけではありませんので、
特段問題とはならないと思います。
但し、その要因が授業の質の低下などによるものだとしたら、注意が必要です。

全てネガティブな事を想定した仮想の話なので、
結果、何の心配もありませんでしたとなるものだとは思っていますがね。



9795_ステップ(18年9月期_3Q)純利益-EPS推移


当期純利益の動向も特に過去のトレンドから見て変調は認められません。



(2)進捗状況の確認

半期の決算説明資料上で、4月末時点の生徒数は、
伸長がやや弱いという側面が見えています。
特に高等部ではぎりぎりプラスという状況です。
前述の通り仮にネガティブな状況が顕在化すれば未達になると思います。
ただ、繰り返しになりますが、それがステップブランドの毀損でないのであれば、
長期的にスルーすればいいかなとも思います。
一方で、市場からはやはり疑心暗鬼が拭えていないのか、
株価の形成も足元でやや弱さもみられます。
チャートは正直だといわれますが、まぁそうなのかもしれませんね。

ちなみに業績予想達成のハードルとして4Q単に必要なのは、
売上3119百万円、経常利益1025百万円(利益率32.9%)です。

前期4Q単実績は、売上2973百万円、経常利益988百万円(利益率33.2%)となっており、
+4.9%増収、+3.7%増益となります。

通常モードであればまぁハードル超えられると思いますが、
やはり、生徒募集の状況次第ですね。



3.定性情報の確認

合格実績ですが、高校受験のTOP校は前期11校で今期が10校となり1校減です。
まぁ重箱ですね(笑)。



4.その他情報の確認


(1)株価推移の状況

9795_ステップ(18年9月期_3Q)株価推移


私はそこまで気にしていないのですが、
前述の通り、生徒募集の状況や今期業績達成可否など、
疑心暗鬼なのでしょうか。
あるいは、テーマ性もない地味過ぎる会社だから、
物色が強まっている市場から置いてかれているだけなのか、
まぁどちらでもいいです(笑)。



(2)IR照会の状況

現時点で照会していませんが、
ネイティブ講師や生徒募集(夏季講習含めて)の状況について、
気が向いたら照会をしてみようかなとも思っています。
ただ、どんな回答だったとしても特に投資判断は変わらないはずなんですけどね。


(2018/7/30追加)
※私の主観に基づいて記載していますので、
投資判断の際にはご参考程度としてください。


2Qの決算説明資料において、
特に高等部の生徒数の伸長率が伸び悩んでいるようにも思え、
今回の短信の記載においても前期に記載のあった、
「夏季講習の生徒獲得も堅調」という文言が見られなかったが、
生徒募集の状況に何か変化が生じているということはないか。
単なる記載上の都合なのか、何か現場で変化があるのか、
教えてもらいたい。


(記載を割愛してしまったことについて)申し訳ない。
結論から申し上げれば特段の現場での変化はなく、
夏季講習の生徒募集についても例年通り堅調に推移している。
全体として概ね想定通りに推移しており、特段の問題はないのでご安心頂きたい。



ネイティブの講師が減員しているようだが、
特に高等部では本格的な英語試験への備えを進めていく中で、
講師が減員というのはどういう状況なのか。
もしくは教師全体で見れば減員していないということなのか。
昨年の株主総会の場でも積極的に取り組む指針だったため、
英語試験への対策という点について状況を教えて欲しい。


確かに派遣講師の中でネイティブの方は記載の通り純減となっているが、
ステップ全体でみればむしろ増員している状況である。
講師数だけでなく、英語対策の本格化検討はより注力して進めている。


色々ご指摘を頂きありがたいとのコメントが最後にありました。
こういう視点できちんと読まれている投資家がおられることを改めて心に留め、
記載上もより配慮をもって開示するようにする旨のお話もありました。
もちろん、私も細かな確認となった旨の恐縮の想いと共に、
今後も引き続き応援する旨、お伝えしました。

ステップは超絶安定の会社ですからいつもやり過ごしてしまうのですが、
せっかくなので質問をさせて頂き、
IRのご担当の方とお話できたことは良い機会となりました。






5.さいごに

同社は学習塾でなすべきことを堅実にやり、
品質をどこまでも深掘りしています。
そこには龍井社長の類まれなる飽くなき拘りがあります。
それは昨年の株主総会に出席させて頂きよく理解しました。 →レポート記事

このように理念がある会社というのは私は大好きです。
それが大きな構想であったり、
何か世の中を根本から変えるようなものである必要はないと思っていますし、
むしろ地に足の付いた歩みであることの方が好ましいと思っています。
その方が私のような素人でも状況を把握しやすいですからね。

これまでにないイノベーションやそこから生まれる夢のようなものは、
それはそれで投資妙味があるとは思います。
ですが、自分にあった投資先という点で、
ステップのような会社は地味過ぎますが、自分の目指す利回り目標等を鑑みても、
十分魅力があると感じているところです。

※決して煽りとかではなく、むしろこんな相場であれば、
もっとモメンタムが強い株を買った方が、多くの人にとってはいいと思っていますので、
ステップを推したい気持ちなど微塵もありません(笑)。




1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +5.8% となりました。
前週比は +2.1% で推移しました。

20180727_パフォーマンス推移表


今年のマイアノマリー的には、そろそろ反落する所ですが、
今回はどうでしょうかね。
決算を迎えますが、足元で不安がある会社もありますからね・・・。
またアノマリー通りになる気がします。
というか、アノマリーってなんですかね、自分で言っていてよくわかっていません。



2.全体所感

トランプ大統領がEUと仲直りした((かのように見えるだけ?)ようで、
雰囲気がよくなったんですかね。今週は各指数も横ばい水準とはいえ、
総じて堅調だったように感じます。
そして、個別銘柄によって強弱が相変わらず明暗が分かれていて、
歓喜や悲観の声が聞こえてきますが、
多くが株価の動向、需給などに対するものであるように感じます。
これから決算が本格化してきます。
四半期単位の決算にどれだけの意味があるかは議論がありますが、
やはりきちんと確認して色々妄想を広げていくことを楽しめればと思います。



3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20180727_ポートフォリオ内訳


特に変化はありません。



保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20180727_保有銘柄一覧(週間騰落)


サンセイランディックやアイドマMCが直近で株価がやや下落していましたから、
その反転なのか上昇しています。
ソーシャルワイヤーも上昇が大きいですが、
こちらも含めて特に何か見立てが変わるようなものは認識していません。
気まぐれの範疇だと思います。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20180727_保有銘柄一覧(指標)

WDBホールディングスについて、目標株価を上方修正しました。
元々、21.3期EPSをベースにPER18倍で評価をしていましたが、
本日出席した事業説明会の説明を受けて、
将来見通しの取り込みを保留していたものを一部反映させました。

まず、同社の中計は22.3期で1000億企業を標榜していますが、
そのうち700億までは既に既存事業で見えているという確信を改めて抱いたことと、
+αはまだ織り込むには尚早という判断で現状の420億から700億で65%位の成長とみます。
利益率は10%と現状よりやや下がるわけですが、概ねEPSは146→240となります。
現時点では約10%程度を安全率をかけておき、EPS220でPERを20倍に評価します。
評価PERを20倍まであげたのは、ひとつは人材派遣というシクリカルと言われる中で、
当面は人材タイトな状況が続くと考えているのと、
そもそもそのような範疇で経営を小さく考えていないということが、
改めて実感されたからです。
今後、事業説明会の内容のサマリを改めて記事にUPすると共に、
もう少し冷静になってから評価も適宜つけていきたいと思います。


4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。


■ステップ
3Q決算が開示されています。
パッと見で何も問題ありませんが、
改めて精査していきたいと思います。


■東鉄工業
暑熱対策として緑のトンネルを試験したというリリースです。
本当に暑い日々が続いていますが、あまりに地味過ぎますね(笑)。
こんなのもリリース出すのが面白いです。


■Hamee
モバイルアクセサリ―の会社の譲渡MAがリリースされています。
これまでiFaceは女性向けが主流でしたが、
新たに男性向けも意識されるようですね。
取得価額も取得後の業績推移での+αを支払うというスキームで、
リスクを低減させているようです。
iPhone商戦盛り上がるといいですね~。


■全国保証
西日本地域の豪雨災害に対して、義援金を払うそうです。
いかにも同社らしい対応ですね。


■エイジア
駅すぱーとを展開するヴァル研究所と業務提携だそうです。
駅すぱーとからどの程度の粒度の情報が取得できるのか、
そのAPIを知らないのですが、相応に販促活動などのビックデータ取得に
貢献してくれそうな気がします。
それから、同社が2016年に業務提携しているディーエムエス社が、
好調な決算を開示しています。
ディーエムエス社にはエイジアはWEBCASをOEM提供しています。
ディーエムエス社が好調だからエイジアも好調というわけでもないですし、
エイジア全社から見れば影響は限定的ですが、
販促活動全般が好調な環境があるとすると嬉しいですね。


■WDBホールディングス
本日、東京で事業説明会と懇親会が行われました。
これは別途、レポート記事にUPする予定ですが、
一言で申し上げれば洗脳されてきました(笑)






5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。

20180727_資産残高推移表


特にコメントはありません。



6.雑記

子供との接し方にはとても留意をしていますが、
夏休みに入り、親心としては色々充実した日を過ごしてもらいたいと思っています。

ついつい、先回りして早く宿題を終わらせてーとか
あそこにいってこういう経験をさせて、あっちにいってまた違う経験をさせて・・・と
色々詰め込んでしまいたくなる気持ちを抑えるのが大変です(笑)。

ただ、今年は子供にちょっとした変化があって、
自ら積極的に色々な物事に取り組めるようになってきました。
親がいちいち先回りしなくても早々に夏休みの宿題ドリルも終われせていて、
親のこちらがびっくりしたくらいです。

自分で考えて、自分がどうありたいかというのを考えさせる癖をつけさせるような
声掛けをしてきたのですが、それが少しずつ伝わっているようで、
本当に嬉しいなと思っています。

これからの子供達は、敷かれたレールに沿って、
あれをやって、これをやって・・・では通用しないと思うので、
自ら課題をみつけたり、自分の興味がある事を見つけたりして、
また自分でそれを実現させるためにどう行動したらいいか、
自分で考えられるように育って欲しいなと強く意識して
これからも子供と接していきたいと思います。


さて、これから、ステップの決算精査と
メインディッシュのWDBホールディングスのレポート纏めをしたいと思います。
特にレポート纏めはだいぶ感情的なものになりそうです。
まぁまたいつものやつだと受け流してくださいませ(笑)。



とある所で、私がIR担当の方の仰っていることを鵜呑みにし過ぎだし、
そこから導いた私の見立てと会社の実態とが乖離しており、
閉口ものだというご指摘を頂きました。
本当にありがたいご指摘だと思います。
IR担当の方との付き合い方として私が考えている事を、
改めて連ねてみたいと思います。
(たいしたことはなくて、改めて自分の思考の整理です・・・)


私は自分が投資判断下す際に、
IR担当の方と様々なお話をさせて頂く中で、
その内容や感じたことを判断の一助としています。
対面、電話、総会など様々なシーンで
IRの方(役員含む)とお話出来る機会はあります。

これは、より正確な情報を収集し、
今後の展望の精度を上げたいという気持ちもありますが、
それよりは、自分の思考プロセスを回す時に
自分自身が納得感を高めたい
あるいは、自分の立てた仮説をひとつの側面から検証してみたいという
欲求の方が強いように思います。

そもそも、IR担当の方からの情報収集からでは真実なんてわかりませんし、
IR担当の方ですら真実なんてわからないこともあるでしょう。
あまり見境なく行動をすればインサイダー情報に触れてしまうリスクだってあります。
従って、IR担当の方へ照会する際には、
真実を知ってやろうという気持ちでガツガツするというより、
現状や先行きに対しての捉え方について、どんな方向を向いているのかとか、
その語り口などから雰囲気を悟る程度が心地よいと考えています。

とはいえ、当然、決算を受けたIR担当の方への照会であれば、
その内容についての見解についても質問しますし、
事業に関するリリースが出ればその狙いや展望についても質問します。
ついつい色々掘り下げて質問もしてしまうのですが、
ただどんな照会であっても、
冒頭のご指摘の通り、鵜呑みにするべきではないと思います。
私も鵜呑みにはしているつもりはないのですが、
改めてご指摘頂いた事を踏まえて気をつけようと思います。

IR照会に関して、いくつか実例を挙げたいと思います。

まずは、最近のこととして、日本管理センターへの照会の件です。






同社は月次の不動産管理戸数の純減が続いており、
ついに前年割れをしたことで益々悲観シナリオが台頭しています。
この部分については、地方を中心に再度基本に立ち返って回復させる
専属チームを立ち上げる事で対処し、
業績予想の堅守も崩しておられませんでした。
しかし、私の見立てとしては、そのチームが本当に今のようなオーナーサイドが強い環境で、
回復させられるほどの活動が出来るかは不透明であり楽観はできないと捉えてますし、
少なくても中間期は大幅な未達、
場合によっては開示基準で修正を余儀なくされる可能性もあるかな位に捉えています。

ただ、IR担当の方とのお電話でのやり取りだけであれば、
聞こえが良いネタが多いわけで、盲信してしまうと足元をすくわれかねません。

私は(社長の)武藤教に入信していますが(笑)、
一方で投資判断としては聞こえのよいことだけを集めてきて、
ホールドする論拠を探すようなことになっては本末転倒ですから、
見聞きした情報をニュートラルに処理していく必要があると思います。
そのように心掛けていても、入信の影響で洗脳されてる部分があることも事実で、
客観的に見ると冒頭のような批判に当たるのだろうと思います。
こういった冷や水的なご批判は甘んじてそうなっている部分もあるよな、と
自分の中で受け止めていきたいと思います。
投資家玄人の方にとっては、そんなの当たり前だろ、と思われることでも、
ついついバイアスがかかってしまったり、
それが過度に自分の投資行動に安直に出てしまうこともありますから、
自制を心掛けていかねばなりません。

丸和運輸機関にもIR照会をすることもあります、
同社は株主総会でも和佐見社長とお会いする機会もあります。
(今年は残念ながら欠席となりました・・・)
過去には消費増税時の対応で未達懸念を押し返したり、
急遽、計画外のアマゾン対応を行うことで先行投資が大きく立ち、
実際に業績予想未達となったりと色々変化がある会社です。
消費増税時のビハインドは私はIR照会ではリカバリ可能と説明を受けましたが、
いやいや無理でしょーと自分の判断を堅持していました。
結果的に無理ではなく、有言実行で業績予想達成を成し遂げてくれました。
あるいは、前期のアマゾン対応では前期の未達はさることながら、
今期予想の強さには度肝を抜かされました。
このあたりもIR照会の結果を踏まえてもサプライズとなったわけですが、
やはりIR照会した所で、正確なことなど予測は難しいということなのだと思います。
私がIR照会で感じたのは、大きな野望のようなものでした。
こういった大きなチャレンジをしているといった実感などを
共感することは、鵜呑みにするとかしないとかのレイヤーではないところで、
自分が投資家としてその企業へ投資しようと思える納得感を与えてくれます
今後も期待を裏切られることも、あるいは期待を超えることもあるかもしれません。
それを正確に読んで対処するなんて元々難しいわけで、
IR照会でその精度を高めるのも難しい側面があり、
むしろどんな時でも自分が応援したいと思えるうちが続く限り、
お付き合いをするために人と人とのコミュニケーションとして
そこにあるべきものなのかなと考えています。
もちろん、投資で利回りを出すことを想定しているわけですから、
自分が目指している利回りを見据えて、
業績的にあるいは株価水準的に自分の保有状況が
一定の合理性があるかは、冷静に受け止めなければなりませんけどね。

それから同社については、やはり配送サービスに関しての口コミが悪いのも
気掛かりではあります。
IRや経営としては教育を重視して対処していると説明がありますが、
一方で実態としては地域や人に依存してサービス品質には
まだ課題もあるのだと捉えています。このあたりも会社の言い分だけで、
全ての課題は解決したと鵜呑みにしないように留意しています。
ただ、一方で課題認識や現状の改善で向いている方向は同じですし、
ミクロで見ればこのような課題がない会社などないですから、
時間はかかるかもしれませんが、組織力を高めていく方向に、
一緒に応援していければいいと考えています。

一方で判断が遅れて失敗した例としてはジーフットですかね。
かねてから店舗のオペレーションに課題があったり、
イオンへ腰かけ体質が抜けずに社長など経営者に総会の時にも
噛みついてきましたが、一向に変わることが出来ませんでした。
IRへの照会で現場の方は頑張って改善していますと
主張されていて個人的には応援をしたいと思っていましたが、
いかんせん経営が無策で、損失は出しませんでしたが、
自分の思い描くような会社に変われなかったという点で失敗投資となりました。
IRや経営の主張を鵜呑みにしているつもりはありませんでしたが、
会社として強い理念や意義といった応援したいと感じる姿勢が認められなかったのに、
判断が遅れたことは自分の中では反省材料となっています。
この理念や意義といった応援したいと思える姿勢を認識することが、
私が長期投資へ取り組むにあたり大事な要素になる
んだと実感したのです。
IRへの照会はこういった姿勢を感じて認識するきっかけになるので、
その意味で私にとっては大事な営みなのです。

もうひとつの失敗事例はアルファポリスでしょうか。
今でこそ株価は堅調に推移していますが、
私が保有していたのは、ゲートのブームの前くらいで株価も乱高下していた頃です。
ゲートの放映によって株価は一度高騰し、ここで私は半分を利益確定しました。
既に2倍株となっていたため、いわゆるただ株化したわけですが、
その後のゲートの返本などでの反動減が醜く株価も大きく下落しました。
この時に、絶好調の頃のIRはその後の反動減への対処は万全という説明で、
絶好調のためにIR活動も積極的でした。
まあ悪くいえば煽っていたわけですが、私はここに懐疑的な気持ちはあれど、
(鵜呑みにしたわけではないのですが)、結果的に様子見をしてしまいました。
その後、業績が一気に冷え込み、IRも一転して閑散としてしまいました。
私は業績の落ち込みやその後の回復云々をヨミ切れなかった事というより、
その会社の姿勢に幻滅して残りを売却し、
結果的にトータルの損益は微益ということになりました。
損得という次元ではなく、やはりIRの姿勢というのは自分の納得感に
多大な影響を与える
とこの時にも実感をしたのです。



具体例をいくつか挙げましたが、
IRとの付き合いというのは、何か情報を得ようという事の前に、
自分がその会社のある一面を知るために有用だと思っています。

もちろん、それはIR担当の方のキャラクターにも依存しますし、
表面的に装われている面もあるかもしれません。
そもそも電話一本で会社の何を知れるのかという指摘もあると思います。

かつてシンプロメンテという会社に電話をして、
たまたま電話に出たIR担当者が何も名乗らず
「もしもし~」と電話応対し、
その後のやり取りも全くビジネスマンとして体をなしていないことで、
数日で株式を売却したということもありました。
もちろん、その後、同社株は大きく上昇しました。
ただ、自分がこういうプロセスで判断をしたことは、
今でも誤まりではなかったと思っています。
儲けの機会を逸したことは残念ではあるんですけどね。

IR照会をしたってどうせ都合のいい事しか言わないから、
意味ないというご指摘は確かにその通りですが、
そこでどういったことを感じるのかも興味深いです。
また、照会をするということは会社と向き合う事であり、
怠慢な自分を調査しようと喚起する意味でも良い面もあります。
更に、株主総会などでお会いしてご挨拶をしたりする機会もありますが、
こういう人との出会いというのも新鮮です。
私はコミュ障なので人と話をするのは苦手なのですが、
それでもお声掛け頂いてお話をさせて頂く、
各会社のIR担当者の方や経営者の方とのちょっとした会話は貴重な機会だと感じています。

それから、そういった情報収集を心掛けていても、
会社の実態とかけ離れた見立てをすることもあると思います。
これも正確性を担保することは究極的には不可能であると割り切っています。

どの会社に対してもごく限られた材料から自分が想像する会社のイメージと、
実態がかけ離れていることなんて当然ありうると思います。
ただ、見誤る可能性があるとしても、自分の投資先ですから、
何かキラリと輝くポテンシャルを感じていたい
と思うわけです。


こんなことを考えながら、IRとの付き合いの中で、
自分の納得するイメージを抱きながら、
時に見誤ることがあったとしても、
それも含めて受け止められる自分でありたいと思います。


なお、IRへの照会が一般論として優位であると言いたいわけではなく、
別に人によっては不要だったり、害悪に感じられることもあろうかと思います。
あくまで私のスタンスの中での認識を書き連ねてみました。


1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +3.8% となりました。
前週比は ▲0.3% で推移しました。

20180720_パフォーマンス推移表


今週は微減となりました。
指数が騰がろうが下がろうがどこ吹く風で、
うだつの上がらない様相は、まるでサラリーマンの私にそっくりです(笑)。
まぁこの陰陽に何かを見出そうとも思っていなので、
ただただ見届けるだけです。


2.全体所感

為替がやや円安にシフトしたようで、
日経平均など大型株はなんとなく底堅い印象がありました。
一方で、中小型は相変わらずあまり雰囲気はよくないものの、
一部の材料が出たり、出てなくてもポツポツと騰がるものもありました。
もちろん、その反動が来ているものもあり、
私のポートフォリオでもアイドマMCなどが標的のごとく売られてました。

とはいえ、やはり業績がよいものは乱高下しながらも
きちんと評価されているようにも思います。
全体相場は今年は特に迷走している感覚もあり、
結局そういう業績がよく、株価形成の勢いがあるものが、
モメンタムが強いと更に買われという循環で、
明暗が分かれているように思います。

もちろん、私は明暗の、暗の方にいるわけですし、
日本管理センターやトーカイ等、目先では実際に落ち込むリスクを孕んだものを、
敢えて組み入れています。
もちろん、そういうことは念頭には常にあって、それが顕在化した時の、
ポートフォリオ管理の観点からも、
自分の気持ちの観点からもある程度想定はしているところです。

全体相場は結局読めないですし、
自分のポートフォリオの今後も長い目で期待はしていても、
短期的に何が起こるかなんてわかりませんから、
わからないという前提で、自分がいかに納得出来るかを
自分に問いながらやっていきたいと思います。


3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20180720_ポートフォリオ内訳


特に変化はありません。



保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20180720_保有銘柄一覧(週間騰落)


先週、調子がよかったHameeは当然ながら反動が出て
往って来いになっています。
この辺りが現状での市場評価としては妥当ということなんでしょうかね。

アイドマMCは直近でだいぶ上昇していましたから、
その反動で今週も大きく反落しています。
チャートを見ている方や、短期投資の方かと思いますが、
そういうスタンスの方からみると、
株価の勢いもなくなり出来高も減ってきたし、
そろそろ終わったかなというコメントも散見されるようになりました。
まぁ確かに終わったのかもしれませんね。
ただ、私の感覚では、そもそも直近でいきなり1000円オーバーまで高騰したのも、
何かが始まったという感覚もなく、
何も始まっていないし、何も終わっていない、
この期間の高騰はちょっとした夢だった、くらいに思っています。

WDBホールディングスは先週に続き強い推移となっていて、
再び3000円台後半にやってきましたね。
間もなく1Q決算となりますが、前期に不動産売却益を計上していますから、
純利益ベースでは大幅な減益となり、少なくてもEPS上は見た目が悪くなります。
この辺りも含めてそんなに急伸する会社ではないですし、
やはり米国のCROは不透明感もありますので、
その辺りも冷静に受け止めてもらえればいいのですがね。
その意味からいうと、あまり高騰しない方がいいのではないかと。。。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20180720_保有銘柄一覧(指標)


目標株価への上値ギャップから考えると、
日本管理センターやHamee、エイジア辺りがもっと
主力級にあがってきてもいいのです。

ただ、日本管理センターは現在外部環境が悪化しており、
目標株価こそ据え置いているものの、
目先についてはネガティブに捉えていることもあり、
定量状況と対処が同期しづらい状況となっています。

Hameeとエイジアについては、共にIT活用を導入していく側の企業を
ポートフォリオに入れておきたくそれぞれ準主力手前まで
ここ最近で買い増してきました。
PF全体でみると、Hameeの保有比率は4.1%、エイジアは3.2%です。
合わせると7.3%となっています。
Hameeはネクストエンジンの導入を先行投資で導入を図る過渡期であり、
その成果にはやや不確実性が高い面もあることと、
iPhone商材に影響を受けるコマース事業のことももう少し様子を見たいところもあり、
指標面からもなかなかどんどん買っていく水準としては、
やや躊躇をしてしまうわけでもあり、結局様子見となっています。

エイジアは、中計のガイドもだいぶ強くあまり心配はしていませんが、
こちらも指標面では私にとっては、決してそんなに買いやすい水準でもなく、
それでも先日思い切って買い増しを図っている位の認識なのです。
今後も慎重に対処していきたいなと思います。



4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。


■サンセイランディック
7/14に沖縄で個人投資家向けのIR活動を実施しています。
写真を拝見した所、松崎社長自ら赴いたようですね。
くそ暑いだろう沖縄でもきちんとスーツでお話されてたようです。
沖縄は案外カラッとしていて、逆に本島よりまだマシかもしれませんが、
ここは、かりゆしでも召して行って頂きたいところですね。
案外、親近感を持って下さり、逆によかったかもしれませんけどね。
まぁ余計なお世話ですね(笑)。


■ステップ
あまりここに書くようなネタがない同社ですが、
今週は特色検査対策を全スクールで対応する旨のリリースが出ています。
神奈川県の現中2生から必須になるようで、
この対策にはある程度特別な訓練が必要です。
そうなると、この特色試験対策に全スクールで即座に対応することで、
ステップの存在意義というかブランドは高まります。
もちろん、この対策講座がきちんと機能するように開発されていることは
大前提ですから、現中2生の実績には特に注目ですね。
ちなににこの特色試験導入の正式リリースも最近のことでしたから、
ステップの対応も迅速であると認識しています。
足元では来週3Q決算ですが、今期の進捗は細かくみると
やや出遅れている感もあり、どうなっているかにも一応気にしています。
トレンドが変わるとは思いませんけどね。


■ルネサンス
住友生命が新商品としてVitalityを導入することとなり、
そのパートナーとしてルネサンスのサービスも提携することになったそうです。
健康増進型の保険商品で、健康活動や実際に健康になると保険料が割り引かれるという
仕組み(Vitality)の中で、ルネサンスのサービスを提供することとなります。
この保険商品はWBSでも特集されており、
住友生命の社長は、健康作りを志すような保険商品を導入したいと、
敢えて外資の仕組みの導入にチャレンジすると仰っていました。
この健康作りを志すという理念は、ルネサンスの理念とも合致しており
いいんじゃないですかね。
ただコナミスポーツも同じパートナー契約となっており、
そもそもフィットネスクラブはどこも同じような理念でやられているわけで、
ルネサンスだけが特別というわけでもないのですけどね。


■トーカイ
トーカイとはだいぶ毛色が違いますが、
CSセットと称して、病院や介護施設等に入院・入所する方向けに、
身の回りのタオルや着替えなどの品を貸し出すサービスで
業績も急伸しています。
私も同社への投資も検討したことがありましたが、
参入障壁の低さと伸長率と市場評価のバランスに不安も残り見合わせました。
もちろん、その判断を嘲笑うように業績は急伸し、株価も伸びていますけどね(笑)、
この辺りの事業はトーカイではあまりメインでは取り扱っておらず、
トーカイはもう少しハード系が中心の印象です。
車いすとか在宅でのリハビリ用機器、ベッドとかですね。
ただ、こういう身の回りの品には案外毎日用意する家族側の負担もありますし、
リネンサービスとのシナジーもありそうなので、
トーカイが参画してもいいのかなと思いました。
ただ、工場も現状のリネンだけでも手一杯なのかもしれないんですかね。


■東鉄工業
1Q期間の主な新規受注案件についてのリリースが出ています。
全体の印象としては、顧客幅が前1Qよりも広がっている印象を受けます。
またJR東からの工事も品川駅改良や中央線12量化対応、郡山土木管理センターなど
工期が長い(つまり工数が長い)案件があります。
建築では特に顧客の幅出しが出ており、
工期は小さいものの自治体やマンション等もあります。
空調新設なんてのもありますね(スキル大丈夫なんですかね。。。)。
いずれにせよ、受注活動も数値はさておき、
内容はよいように思います。


■Hamee
株価は冴えないですが、特に見立ては変えていません。
ネクストエンジンの5000社の実現は先行投資もあって、
それがストレートにうまくいくかはわかりませんが、
頑張って欲しいです。
アナリストレポートが出ています。  → こちら
ネクストエンジンについて、一定の解約があるとか、冷静な分析もなされており、
やはり5000社実現というのはそんなに容易くはないということを示唆しているようです。
それでも私は期待をしていますが、さてどうでしょうかね。


5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。

20180720_資産残高推移表



特にコメントはありません。



6.雑記


いよいよ子供が夏休みに突入しました。
どんな経験をさせてあげたいとか、こんな勉強をさせてあげたいと、
お節介ばかり焼く親ばかですが、でも子供との会話を楽しみながら、
一緒に色々なことを体験するということは、貴重な時間となります。
妻からも、特に父とは疎遠になりがちなので、
今のうちによく信頼関係を作っておくようにとアドバイスをもらっています。
そういうこともあり、二人で青春18切符を握りしめて、
ごとごと電車に揺られてどこかに出掛けるのも悪くないかなと思っています。
といっても関東発で低学年の子と二人で出掛ける、
しかも青春18切符を出来るだけ元を取り有効に使おうと思うと(せこい!?)、
どこに行くのがいいのか・・・。
一番負担が少ないのは普通車グリーン車がある路線を
ひたすら下るのがよさそうですね。
最悪帰りはグリーン車で帰れば楽ですしね。

青春18切符を活用されている方で子二人で出掛けるのに、
適した活用方法があれば教えてもらえると嬉しいです。



1.パフォーマンス
まるのんPFは年初来で +4.1% となりました。
前週比は +1.3% で推移しました。

20180713_パフォーマンス推移表


今週は反発していますが、
相変わらず変動が大きい上に、
各指数の上昇に比べると私のPFはマイルドな上昇となりました。


2.全体所感

日経平均が週間で800円程度上昇しており、
比率にすると+3.6%の上昇となっています。
経済ニュースなどで様々な指標などをみていても、
むしろ先行きはそんなに明るくない感覚があります。
また、指数への影響は限定的だと認識していますが、
外食セクターなどなかなか根が深い問題に業績苦戦が
顕在化してきています。
吉野家HDの赤字には驚きましたが、
その後出てくる外食企業の決算は同様の背景で、
総じて軟調な業績推移となっていることが
足元の決算で認められます。

当然、日本株の主軸は外需であり、
こういった状況とはまた違ったシナリオで
トレンドが作られていくのでしょう。
なので、そんな外食など特定の事象や、
一時期の経済指標でもって、
不安を煽られる必要なんてないのかもしれません。

そもそも私は別に不安を煽っているわけでも、
自分自身がこのことで不安に苛まれているわけでもないのですが、
今の状況を客観的にみると、かなりの歪を感じています。

この歪は、相場全体だけではなく、個別株でも同じ印象です。
人材不足というもう周知の事実が改めて日経新聞の記事に取り上げられると、
人材派遣業の会社が軒並み買われたりというわかりやすいものもあれば、
理由がなく(わからず)株価が乱高下したりということが、
あちらこちらで繰り広げられています。

株式相場はいつでもそうですが、
買いたい人と売りたい人がそれぞれ違う思惑を抱いておりますが、
株価は必ず上か下かに動きますので、
損得という観点だけでみれば必ずどちらかが正解になるのだと思いますが、
その正解を得るために、その判断が合理的なものかどうかは、
時間軸が短くなればなるほど、曖昧なものなのかなと思っています。
もちろん、私のスタンスにはない、チャート等を根拠にしている方にとっては、
短期でも十分に合理的だと主張するのだと思いますし、
それを否定するつもりもありませんが、
ただ、そういうスタンスの違いも含めて、株式投資には歪があるのだなと
改めて実感しているところです。

この歪にも様々な種類があるのだと思います。
短期的な視点に基づくものや長期的視点に基づくものなどです。
自分がどのような歪を認識しやすく、あるいはそこに投資をしようと思うかを
大事にしながら、自分のスタンスをブラさずにやっていくことが、
私にとっては大事な事かなと捉えています。


3.ポートフォリオ

本日時点のポートフォリオ内訳は以下の通りです。

20180713_ポートフォリオ内訳

週初にいくつか注文を入れていたのですが、
結局週末まで約定はしませんでした。
従って、ポートフォリオも変わり映えしていません。


保有銘柄の週間騰落は以下の通りです。
20180713_保有銘柄一覧(週間騰落)


Hameeの上昇がやや強いでしょうか。
6月に一貫して下落していた所から、何がきっかけかわかりませんが、
とりあえず半値戻しをしたといった感じでしょうか。
そういえば、レーティングも出ていたようですね。

WDNホールディングスは冒頭にも書きましたが、
人材不足がまた叫ばれたことによる反応のようですね。
ただ、どうなんでしょうかね。
人材派遣業の会社も決算を見ていくと、
同社も含めて期待がだいぶ先行している印象があります。


下落側でみると、日本管理センターの月次によって、
一時大きく下落しましたが、なんだかんだでとりあえず戻ってきました。
といってもだいぶ足元で売られていますけどね。。。
同社にはIRへ紹介もしました。





アイドママーケティングコミュニケーションは、
日中帯の中でも値動きが大きくなっているようです。
誰か、遊んでいる人でもいるんですかね(笑)。



保有銘柄の各指標は以下の通りです。

20180713_保有銘柄一覧(指標)


ポートフォリオPERは15倍前後で推移しています。
私の求める利回りからすると引き続き、
割安ではない状況が続いており、
出来ればより割安な状況にしたいものの、
なかなかマッチする出会いがないので仕方ありません。



4.個別銘柄トピックス

保有銘柄の中で、
個別にトピックスがある銘柄について、コメントを残しています。


■ルネサンス
会員向け健康アプリで、食事の写真を撮影することで、
食材やその量を自動認識する機能が実装されたようです。
こういうアプリが一度生活に密着すると手放しにくくなりますから、
サービスの付加価値としてどんどん展開をしていってもらいたいと思います。
それから、暗闇ワークアウトというなぜか暗闇にして
ディスコのようなスタジオプログラムを開発したというリリースがありました。
まぁこれはどうでもいいですね(笑)、

先週のリリースですが、介護分野の元氣ジムのFC展開については、
頑張ってもらいたいですね。品質維持が一番大事だと思っています。

それから、学校のプールがなくなっていく中で、
フィットネスクラブのプールやスタッフの活用なんてことが
思惑されているようですが、
まぁ施設数もそんなに多くないですし、
業績への影響はほぼない、むしろ本業にも影響を与えるため、
もし本当に対応するとしてもよく考えてもらいたいと思います。


■トーカイ
大雨の影響による影響が1店舗出ているようですが、
影響は軽微のようです。
といっても、リリースとしてはこれだけですが、
実際には各店舗、営業所で様々な対応をされていると思います。
私は寄付をする位しか出来ることがないわけですが、
地域の健康にも貢献出来るような活動を応援したいと思います。
ちなみにヤフーファイナンスの掲示板では、
早くカレーを送ってこいとか、株価が軟調でどうしてくれるんだ!
といった書き込みがあって、そっと閉じました(笑)。


■シュッピン
譲渡制限付き株式を発行ということで、
経営者の皆さんには改めて成長に邁進して頂きたいと思います。


■ソーシャルワイヤー
渋谷のクロスコープでキャンペーンです。
そういえば、肌感覚かもしれませんし、時期的な問題かもしれませんが、
キャンペーンが少し減りましたかね。
需要が強いのではないかなと思うのですが、どうでしょうか。


5.資産状況

資産の状況は以下の通りです。

20180713_資産残高推移表



特にコメントはありません。



6.雑記


四季報の読み進めは相変わらず進んでいませんが、
自分なりに興味のある会社を少しずつ分析を進めています。

世間からすれば今更?という会社も含まれますが、
色々想像を膨らませて将来を考えるんは面白いです。
そういったことばかりに時間を使っていることもあり、
最近は益々相場との距離も広がってしまっていて、
どうしたもんかなーと思っています。
まぁ、どうもしないんですけどねー。

ところで子供の夏休みが近づいていて、
子供をあそこに連れて行きたいとか、
こういう経験をさせたいと親が一生懸命に企画しています(笑)。
皆さんはどんな夏休みを過ごされますかね。
やはりただ、旅行に行くとかではなく、
何か目的やテーマを持っていきたいと思うんですよね。

益々、四季報精読も株探検索も、
バフェットコードさんのサイトも眺める時間が減ってしまいそうです(笑)。

でも、まぁこれ位の距離感で末永く株式投資の世界にも
身を置き続けることで、長期的に自分の目標とする資産形成が
実現出来ればいいなーと思っています。


株式市場は騰落が激しくなってきている今日この頃ですが、
こういった時の対処には様々なやり方がありますが、
改めて自分がどういう姿勢でこういった状況を受け止めるのかについて、
整理しておくと、より自分の投資スタンスも明確になると思います。

どうせ上に下に資産も振らされて(私の場合、一貫して下ですがw)
気持ち的には多少なりとも残念な気持ちにはなるわけですし、
どうせそんな思いをするのであれば、
こういった状況をどう自分の中で受け止めていくのか、
自分の姿勢を見つめ直すよい機会だと思って過ごしたいと思います。

以下は、私自身のスタンスの再確認や自分への訓戒の戯言になります。


投資スタンスによって、株価の変動に対する対処は大きく変わります。

株価というものはMr.マーケットのご機嫌によって
相応の上下幅を持って推移するもので、
こういった幅の変化も「儲かるための」材料とするのだと捉える立場があります。

一方で、株価というものはその時々で時に不合理なボラティリティを
伴って推移するものの、長期的にみれば企業価値に収斂して形成され、
その長期的に形成された価値向上を享受するものだと捉える立場もあります。


前者の立場の場合、やはりその時々の株価の勢い(モメンタム)の変化に応じて、
ポートフォリオの構成もフレキシブルにその変化に対応していくやり方となります。
そのため、今日の花丸銘柄は、明日は花丸ではなくなることもざらです。
あるいは決算跨ぎなどで思惑がどのように作用し需給を動かしているかに、
興味関心が注がれます。
そして、そういった株価の変化に割り切って機敏に対応していくからこそ、
短期的に利益を積み上げるチャンスも沢山享受できるわけです。
この波乗りのような手法は、経験や変化を見極める特殊なスキルが求められ、
それがうまく嵌れば、そのチャンスを自分の利益として得ることになります。
(もっとも本当にそれが必然なのかは私は懐疑的な思いも持っていますが・・・)

短期で効率的に増やせるわけですから、
往々にして近視眼的になりがちな人間の心理面からも、
この手法での成功は羨望の眼差しで崇められ、
その成功者は神格化されていく印象があります。
一方で、その変化を見極めることが出来るのは、
特殊なスキルと書いたように、そう簡単なものではないと思います。
それは、当たることもあるかもしれませんが、
外れることだってあります。この世界で神様が増え続けないことからも、
そんなに甘い世界ではないということなのだと解釈しています。
どうしても、人様の短期的な爆益報告の印象が強く残るので、
こういったスイングの芝生が青くみえたりもするわけですけどね。

もし自分が神様にはなれなくても、相応にその変化をヨム能力があるなと
自覚できれば、当然効率的でもありますから私もこの手法をとると思います。
ただ、やはり私は凡人ですからそんな自覚もありませんし、
合理的に変化を読んで資金を投じられるような先見性は持ち合わせていません。
ですから、後者の立場の手法を取ることになります。


後者の立場は、日々の騰落は時に激しくても、
結局のところ、自分の長期的展望に立ったときには誤差の範疇であり、
ただ日々の動きに対しては(買いも売りも)耐え忍んでやり過ごすという、
修行僧のようなやり方です。
時には、1日に数%、時には10%以上の騰落を伴うわけですが、
私はまだ煩悩の塊なので、こんな状況に心を乱されることもありますが、
それを笑ってやり過ごし、その先にある価値向上へ期待していく方針なのです。
価値向上への期待がメインなので、当然決算には注目をするわけですが、
それ以外にもそこにいらっしゃる「人」であったり、
事業活動の内容や方向性、あるいは経営理念といった細部の事に関して、
関心がありますし、そこへ共感をしていけることが大前提となります。

会社に惚れてはならぬ、などというアドバイスがありますが、
価値向上を期待し、多面的に会社のことへ関心を持ち、
この会社のことを好きにならないと、
私はたやすく長く期待を抱き続けることなど出来ませんから、
私は大いに会社のことを好きになることにしています。
一方通行かもしれませんが、絆のようなものを感じられるような
投資先であって欲しいと思っています。
そのことが株価変化に対して、いい意味での鈍感力を与えてくれますし、
自分のスタンスを堅持していく上での拠り所ともなります。
もちろん、価値向上への期待に疑義が伴う状況があるにも関わらず、
盲目的に惚れ続けるなんてのは論外なわけですけどね。

この手法の場合、いくつもの弱点もあります。
まず第一にはそもそも長期的な展望など予測できない面があるということです。
東京電力の安定的な長期展望はあの被災によって一変しましたし、
インバウンド需要の拡大で快進撃を続けてきたラオックスはその後失速しました。
あるいは外食でもマクドナルドも一時期本当に苦戦を強いられました。
どの業界でも長期的に期待されていたり、
いつまでもその好調は続くと評されていても、
その勢いが止まることなんてざらです。
長期的な成長展望など実際のところ、経営者ですら見通せないわけで、
外部のしがない個人投資家が見通せるものではないというのは、
私もその通りだと思います。
ですから、多くの読み違えをしますし、価値向上どこか、
大きく価値を毀損してしまうなんてことは保有株にだっていつも起こりうるわけです。

第二の弱点としては、確かに価値は向上するかもしれないですが、
そもそもその価値を市場がきちんと評価するかはまた別の話であるということです。
価値が2倍になった(わかりやすくEPSが2倍になった)としても、
市場評価が下がってしまうと(PERが下がると)株価は想定通りに伸びないかもしれません。
つまり、価値向上したという自己満足の世界に陥ってしまう可能性が常にあるということです。
そしてそれはマーケットが決める要素もあるわけで、
その将来にどういった評価をつけるかは、自分も会社もコントロールできない領域なわけです。
いずれも時間軸を長く取ることで、
価値向上の実現や市場評価の移ろいのリスクが見通ししづらくなるということです。

こんな弱点を認識しながらも、私がこの手法を採用しているのは、
やはり一定の納得感が伴いやすいと考えているからです。

長期的に価値を拡大し続けられるかはわかりませんが、
ビジネスモデルを深堀して自分なりに考えることで、
読み違えたとしても、その投資結果には納得はできます。
そして市場評価がどうつくかはアンコトローラブルなものではありますが、
その会社の価値向上がどう果たされていくのは、
それはビジネス面での財務面での価値はちろんですが、人・組織の財産という面、
あるいは非財務における事業価値だったりということに対して、
自分が妄想したり、思いを寄せていく中で、
それが価値として向上していくという実感が伴うと納得感は増します。
会社へ投資するということは、私の中ではこういう思いを共感していくものであり、
その結果としてリターンを享受できるものなのだと考えています。
この点からすると、やはり短期的な株価の変化、
そしてそれを儲けに結び付けていこうとする考えは、
私の投資への考えとは相性が合わないわけです。


なんでこんなことを改めて書いているのか。

やはり私も日々の騰落はやはり怖かったり残念に思ったりするわけです。
不安が押し寄せてきて、一度手放した方がいいのではないか、
あるいはそろそろイイトコロなので買い増したらいいのではないかという
株価変化主導の考えが脳裏に浮かんできてしまうわけです。
ただ、単純な株価変動を拠り所とした発想での行動は、
自分には相容れない発想だよということを自分自身へ警鐘を鳴らすためです。


株価が動くとどうしても対処療法的な発想で、
どう自分の損得をマネジメントするかという視点で行動を決めがちです。

これは多くの人にとっては合理的で当然のことだと思うのですが、
私が見つめるべきはまずは企業の状況やそこに対する自分の思いへの変化です。
ですから、株価変動への対処療法という姿勢は私にとっては合理的ではありません。
もちろん、最低限の資金管理のために現金比率をモニタリング指標にしているわけで、
その調整のために機械的に取引をすることもありますが、
これも投資方針に則って合理性をもっているつもりです。


最近では、前者と後者の立場をMIXさせた手法が流行のようです。
いいとこどりをするという発想ですから当然の動きだと思います。

ファンダメンタルズが良好で価値向上が見込める会社に対して、
テクニカルでチャート需給を見極めて機動的に売買をする手法です。

これが出来たら、確かに大金持ちです。
ただ「手法」は人を選びます。

この「手法」を真に自分のものとするためには、
相応のキャラクターが必要だと思います。
確かに機械的なソリューションによって一定の効果は発揮できると思いますが、
自分の納得感を大事にする私の立場ではなかなか扱えません。

変化を機敏に捉えていく最初に挙げた手法は、
決断力や自分が注げる時間の配分が弱いと話になりません。
一方で価値向上を長く待つという後者の手法は、
退屈さへの我慢強さと自分を貫く一貫性への拘りがないと続きません。


改めて思うのは、「儲けたい」という発想から、
それを効率的に推し進めようということで色々なやり方を試すというのは、
意識高い系の立場からみると自己成長ということでよいことなのかもしれません。
実際、儲けてなんぼという立場があることも承知してますし、
それはある意味では正しくそれを否定するつもりもありません。
ただ、私個人としては、まず自分がどういうキャラクターなのかを知り、
その上で、どういう手法で相場と付き合うのがもっとも合理的かつ納得性があるのか、
それを踏まえて対応していくことが望ましいのだと思います。
自分のキャラクターはそんなに変わるものではないため、
当然手法もそんなに簡単に変わるものでもありません。


こういった考えの下、私の個性も踏まえて投資方針を掲げて取り組んでいるわけなので、
そこから大きく外れるような浮気をせずに、
投資ライフを自分なりに楽しんでいきたいなと思います。



当記事は株主総会出席のため、
地方遠征をした際の旅行記のAppendixとなります。
投資には関連しないため、興味がない方は、
スルー頂ければ幸いです。

前回は富山から高山本線を渡り岐阜に到着したまでのお話でした。





ホテルの朝食は敢えてつけず、
素泊まりとして予約していました。

愛知や岐阜界隈では喫茶店のモーニングサービスが盛んで、
ご当地のモーニングサービスを満喫したいなと思ってのことです。

私はビジネスホテルに宿泊する機会も少なく、
あのビジネスホテルのモーニングビュッフェは、
それはそれで新鮮でなぜか心躍るわけですが、
やはり本場のモーニングサービスでしょうと心に決めていました。

ところが、いざ朝を迎えると、
前日の長距離移動もあってか体も重く、
外も今にも雨が降り出しそうな曇天です。
さて、体に鞭を打ってとっととチェックアウトして、
喫茶店を求めて彷徨うか、
あるいは、もうホテルのビュッフェに甘んじて、
もう少しゆっくりと出発をすることにするか、
朝から葛藤の時間が始まります。

トーカイの株主総会に行く道すがら、
純喫茶にでも入って、そこで本場の?モーニングサービスを満喫する
というシナリオを抱いていたのですが、
そもそもその道中に特徴的なモーニングサービスを提供するお店もなく、
トーストとゆで卵とサラダくらいのもんで、
(いや、これでも十分なんですけどね)
特段気を引くお店もありませんでした。

一方でホテルビュッフェの案内に改めて目を向けてみると、
地産地消を全面に打ち出したご当地感が満載です。
明豊ハムという地元産のハムとか飛騨牛カレーとか、
なんか魅力的なメニューが並んでいます。
もちろん、価格もそれなりなわけで、
モーニングサービスのお得感からすると割高です。

やはりバリューを起源としている投資家としては、
割安なモーニングに行くべきだと頭ではわかってはいても、
体がついてこないのと、
なにより、もう胃の中は明豊ハムと飛騨牛カレーモードになっています。
というわけで、結局ホテルで朝食もお世話になることになりました。

モーニングビュッフェのあの独特の雰囲気が好きです。
いつもはなぜか沢山とってしまうベーコンとウィンナーも我慢です。
その後に、明豊ハムさまが控えていますからね。
スクランブルエッグのあの絶妙とした半熟具合にケチャップを落とし、
これらと全く相性が悪いと思われる飛騨牛カレーも盛り付けます。
白米を控え目にしてカレールーを大盛りにして、
飛騨牛を存分に満喫します。


gifu_morning.jpg



そんなこんなで大満足をして客室で出発の準備をします。
窓から街を一望すると、岐阜の町は駅から離れた方向には
高層物はなく、唯一の高いビル、それがトーカイのビルのようです。
今からあそこに向かうぞ、と思いながら部屋を後にします。

窓から眺めた印象では歩いていってもたどり着けそうですが、
ただ高所から見下ろした場合には、目で見る距離よりずっと長いものですし、
外もムシムシしていたこともあり、案内の通り、バスで向かいます。

大学行きのバスには沢山のお客さんが乗っていますが、
便数も多いようで、全員がちょうど着席するくらいのところで発車します。

最寄のバス停からトーカイの高いビルはすぐに望めます。
多くの係員の方が案内に出ておられ、丁重な挨拶と共に迎え入れられます。


株主総会の様子は レポート記事 に纏めております。



株主総会が終わり、
岐阜を観光するために岐阜城のほうへ行き、
山に登ってみようかとも思いましたが、
引き続き、曇天となっており空気もモヤっていたので、
諦めることにします。
そしてもうひとつの行きたかった、
金神社(こがねじんじゃ)を詣でることにします。

gifu_kogane01.jpg



金神社は名前の通り、金運UPに縁起がよさそうで、
鳥居も金色のいでたちです。
その歴史は西暦135年まで遡るそうで、
とても歴史のある神社なのです。
そして、財宝金運の御神徳としており、
やはり投資家としてこの岐阜の地にあって
参拝しないわけにはいかないというわけです。


gifu_kogane02.jpg



金運があがりそうなその社屋を前に参拝を済ませて、
御朱印帳をこの金運UP用にと新調し、
そこへ御朱印を頂きます。
御朱印帳も金色に輝いており、今後の金運UPの詣での際には、
手持ちの御朱印帳ではなくこちらを使わせてもらおうと思います。


さて、岐阜では目的を果たしましたが、
もうひとつ果たさねばならない責務があります。
コスモス薬品の優待券をお米券に変えるのを忘れており、
関西にしかない現地で買い物をせねばならないのです。
(関東には店舗がなくECでも使用不可のため)
一週前のWDBホールディングスの総会の時に、
姫路の店舗に行こうと思っていたのですが、
残念ながら地震の影響を懸念して旅行を中止したため、
この旅で買ってかえらねばなりません。

最寄り駅は更に下って大垣か名古屋市中です。
駅前の立地ということもあり、大垣まで2駅程下ることにします。


大垣駅から直線距離では短いのですが、
道路の形成上、回り道をしなければならず、
暑さも相まってへとへとになって店舗に着きました。
歩いてくる客など想定されていないので、車の入り口から
徒歩で入場です。


gifu_kosumosu.jpg


買い物はもちろん、嫁さんに頼まれている化粧品です。
汗でダラダラのおじさんが、
優待券を握り締めて化粧品売り場をウロウロ。
しかしそんな私にやさしく声をかけてくれる店員さん。
それだけで、コスモス薬品の(私の中での)株があがりました(笑)。

結局、欲しい商品は在庫がなく、
愕然としたのですが、
関東から来た汗ダラダラの客が奇異だったのか、
店長さんはじめとした社員の方が集まり何とか仕入れられないか、
調べてくれました。
結果として、後日、自宅へ配送してくれることになり、
ようやく決済です。これで優待券を消費することが出来てほっと胸をなで下ろします。

ところが、その買い物が終わると、
2000円弱分のクーポンが発行されたとのことで、
再びその消費をどうするか頭を悩ますことになります。

結局常備薬として正露丸とかを買い込み店舗を後にします。
(そういえば、正露丸のアニサキスの特許の件、凄いですね~)

結局昼食も取らず名古屋まで新快速を直通で出て、
もはや名古屋観光をする元気もなくて、
エキナカのあんかけスパを初体験しました。

nagoya_lunch.jpg


いわゆるB級グルメっぽさがなんともいえないわけですが、
でもそこまで大きな感動もありませんでした。
ボリュームも多くてその点は空腹を満たすことが出来てよかったです。

その後、非青春18シーズンではありますが、
東海道線で普通電車を乗り継いでいく事も考えましたが、
流石に疲れたので、金券で新幹線チケットを購入し、帰京しました。
ホームで待っていると、なんと次世代N700系の試運転中の車両が入ってきました。

nagoya_nextnozomi.jpg


恐らくまだレアなんじゃないでしょうか。
ただ、外見は全く見た目にも変わりがなくてロゴがないと違いがわかりませんね。


帰りは泥のように眠りにつき、ここでもやっぱり四季報を開くことはありませんでした(笑)。
もう旅行中に四季報持っていくのやめようかなと思います。
結局読まないんですよね・・・。

おわり。

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